(3月特集)津波の霊たちーー3・11 死と生の物語(早川書房)/リチャード ロイド パリー (著) 濱野大道 (翻訳)

2020/03/04 (Wed)

誰もが立ちすくんだあの日から9年。
いまだから読みたい本――3.11後の日本


在日20年の英国人ジャーナリストは、東北の地で何を見たのか?2011年3月11日、東日本大震災発生。その直後から被災地に通い続けたロイド・パリー記者は、宮城県石巻市立大川小学校の事故の遺族たちと出会う。74人の児童と10人の教職員は、なぜ津波に呑まれたのか?一方、被災地で相次ぐ「幽霊」の目撃談に興味を持った著者は、被災者のカウンセリングを続ける仏教僧に巡り会う。僧侶は、津波の死者に憑かれた人々の除霊を行なっていた。大川小の悲劇と霊たちの取材はいつしか重なり合い―。傑作ルポ『黒い迷宮』の著者が6年の歳月をかけ、巨大災害が人々の心にもたらした見えざる余波に迫る。
【書評・著者インタビュー多数】
産経新聞(2/18):書評(黒木亮氏)
WEB本の雑誌(2/22):書評(原口結希子氏)
福島民報(2/24):書評(東えりか氏)
クーリエ・ジャポン(2/28):著者インタビュー
HONZ(2/28):書評(鰐部祥平氏)
中央公論(4月号):書評(奥野修司氏)
週刊現代(3/17日号):著者インタビュー
AERA(3/12日号):対談(金菱清氏と)
週刊文春(3/15日号):書評
産経新聞(3/7):著者インタビュー
読売新聞(3/8):著者インタビュー
日経新聞(3/10):書評(最相葉月氏)
朝日新聞(3/11):書評(横尾忠則氏)
読売新聞(3/11):書評(森健氏)
中日・東京新聞(3/11):書評(中野不二男氏)
神戸新聞(3/11):書評(東えりか氏)
STORY BOX(4月号):書評(東えりか氏)
週刊現代(3/24日号):書評(末井昭氏)
北海道新聞(3/23夕刊):コラム(土方正志氏)
Wedge(5月号):書評
週刊ダイヤモンド(5/19日号):書評(平野雅章氏)
文藝春秋(6月号):書評(角幡唯介氏)
- 関連記事
-
- (3月特集)いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(全3巻) (モーニング KC) /竜田 一人(著) (2020/03/19)
- (3月特集)ナインデイズ 岩手県災害対策本部の闘い (幻冬舎文庫)/河原れん(著) (2020/03/18)
- (3月特集)河北新報のいちばん長い日: 震災下の地元紙 (文春文庫) /河北新報社,河北新報=(著) (2020/03/16)
- (3月特集)希望の地図 3・11から始まる物語 (幻冬舎文庫)/重松 清(著) (2020/03/14)
- (3月特集)小説 Fukushima 50 (角川文庫)/周木 律(著) (2020/03/12)
- (3月特集) 暗い夜、星を数えて: 3・11被災鉄道からの脱出 (新潮文庫)/彩瀬 まる(著) (2020/03/10)
- (3月特集)紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている: 再生・日本製紙石巻工場 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)/佐々涼子(著) (2020/03/08)
- (3月特集)魂でもいいから、そばにいて ─3・11後の霊体験を聞く─/奥野修司(著) (2020/03/07)
- (3月特集)復興の書店 (小学館文庫)/稲泉 連(著) (2020/03/06)
- (3月特集)石巻・にゃんこ島の奇跡 :田代島で始まった“猫たちの復興プロジェクト”/石丸 かずみ(著) (2020/03/05)
| HOME |