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《文豪×マンガ3》有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。/ドリヤス工場(著)

kage

2018/11/14 (Wed)

文学の秋の特集:夢のコラボレーション続々。
文豪×マンガa

太宰治、芥川龍之介、谷崎潤一郎……

その作品の芸術性の高さで、”文豪”と呼ばれる偉大なる作家たち。

そんな彼らの作品や、なんと彼ら自身までもが、続々マンガ化されている。

正統派コミカライズ作品から、「その手があったか!」という驚きの文豪マンガまで紹介!


アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

史上、もっとも肩のこらない文学ガイド
 有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。 /ドリヤス工場(著)

有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。 (torch comics)
ドリヤス工場
リイド社
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太宰治、芥川龍之介、夏目漱石、森鴎外、カフカ、トルストイ……
あの名作を今更「読んでない」とは言えないあなたも大丈夫。
史上もっとも肩のこらない、最強&最ゆるの文学ガイド!

……名作の主人公の9割はろくでなしだった!!

【収録作品】
太宰治「人間失格」
中島敦「山月記」
梶井基次郎「檸檬」
森鴎外「舞姫」
坂口安吾「桜の森の満開の下」
フランツ・カフカ「変身」
宮沢賢治「注文の多い料理店」
永井荷風「濹東綺譚」
泉鏡花「高野聖」
夏目漱石「三四郎」
アンデルセン「雪の女王」
芥川龍之介「羅生門」
田山花袋「蒲団」
幸田露伴「五重塔」
新美南吉「ごん狐」
樋口一葉「たけくらべ」
魯迅「阿Q正伝」
伊藤左千夫「野菊の墓」
トルストイ「イワンのばか」
エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人」
菊池寛「恩讐の彼方に」
二葉亭四迷「浮雲」
グリム兄弟「ラプンツェル」
夢野久作「ドグラ・マグラ」
堀辰雄「風立ちぬ」


線
日本テレビ系列「世界一受けたい授業」
又吉直樹先生紹介で累計30万部突破の大反響!!!!

Arikaアイコン(小)1太宰、鴎外、カフカ、トルストイetc…
史上もっとも肩のこらない、最強&最ゆるの文学ガイド!

ストレートなコミカライズで言えば、身も蓋もないタイトルの文学作品のコミカライズ短編集『有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。』。日本テレビ系列「世界一受けたい授業」又吉直樹先生紹介で大反響し、累計30万部突破だそうだΣ(゚Д゚)⁉⁉ 太宰治『人間失格』、芥川龍之介『羅生門』、夏目漱石「三四郎」……有名すぎて今更読んでいないとは言えないあの名作、有名すぎて読んだのかまだだったのか自分でもわからなくなってしまうような傑作を、その名の通り”有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらい”でマンガ化。WEB連載(リンド社『トーチweb』)を書籍化したもので、水木しげると見まごうばかりの画風でも話題を呼んでいるドリヤス工場。森鷗外『舞姫』、梶井基次郎『檸檬』等々、まさに”有名すぎる”作品が、10ページ前後のマンガでさらりと読める。どこかコミカルさを感じさせる絵柄でありつつも、しっかりと原作の雰囲気を匂わせるところが心憎い。レトロな絵柄と、要点のみをしっかりおさえた構成で、文学作品の肝をおさえてしまう、優秀な入門書である。WEBマガジン『トーチweb』での連載作に、書き下ろし『風立ちぬ』(堀 辰雄)を加えた全25編を収録。


もちろん
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史上、もっとも肩のこらない文学ガイド第2弾!
 定番すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。/ドリヤス工場(著)

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「坊っちゃん」「金色夜叉」「斜陽」「蟹工船」「徒然草」「破戒」「人間椅子」……
誰もが知ってる名作の、意外と知らないあらすじが一発でわかる。
今からでも余裕で間に合う、最強&最ゆるの文学ガイド!

〈収録作品〉
夏目漱石「坊っちゃん」
織田作之助「夫婦善哉」
国木田独歩「武蔵野」
芥川龍之介「地獄変」
チェーホフ「桜の園」
尾崎紅葉「金色夜叉」
徳冨蘆花「不如帰」
小林多喜二「蟹工船」
ウィーダ「フランダースの犬」
作者不詳「マザー・グース」
吉田兼好「徒然草」
有島武郎「カインの末裔」
太宰治「斜陽」
スウィフト「ガリバー旅行記」
陳寿「魏志倭人伝」
梶井基次郎「桜の樹の下には」
島崎藤村「破戒」
江戸川乱歩「人間椅子」
アンデルセン「人魚姫」
森鴎外「ヰタ・セクスアリス」
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」



史上、もっとも肩のこらない文学ガイド第3弾!
 必修すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。/ドリヤス工場(著)

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福沢諭吉、谷崎潤一郎、江戸川乱歩、坂口安吾、マルクス、クトゥルフ神話まで……
教科書でもおなじみの古今東西の名作を網羅! 最強にして最ゆるの文学教材!!

<収録作品>
芥川龍之介「蜘蛛の糸/トロッコ」
福沢諭吉「学問のすゝめ」
織田作之助「猿飛佐助」
夢野久作「瓶詰地獄」
夏目漱石「吾輩は猫である」
森鴎外「山椒大夫」
坂口安吾「堕落論」
魯迅「狂人日記」
宮沢賢治「風の又三郎」
ルイーザ・メイ・オルコット「若草物語」
押川春浪「海底軍艦」
葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」
谷崎潤一郎「春琴抄」
田山花袋「田舎教師」
太宰治「富嶽百景」
ツルゲーネフ「初恋」
マルクス/エンゲルス「共産党宣言」
石原莞爾「最終戦争論」
菊池寛「父帰る」
江戸川乱歩「D坂の殺人事件」
ラヴクラフト「クトゥルフの呼び声」
泉鏡花「夜叉ケ池」
中島敦「李陵」
新美南吉「手袋を買いに」
折口信夫「死者の書」


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原 作 本 と そ の 文 豪 の 紹 介

人間失格 (集英社文庫)
集英社 (2013-09-19)
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太宰治「人間失格」

東北の名家に生まれた容姿端麗・成績優秀な青年が自らの“生涯"を語る。「恥の多い生涯を送ってきました」3枚の奇怪な写真と共に渡された睡眠薬中毒者の手記には、その陰惨な半生が克明に描かれていました。無邪気さを装って周囲をあざむいた少年時代。次々と女性に関わり、自殺未遂をくり返しながら薬物におぼれていくその姿。「人間失格」はまさに太宰治の自伝であり遺書であった。作品完成の1か月後、彼は自らの命を断つ。

太宰治(だざい おさむ
┣1909年(明治42年)6月19日 - 1948年(昭和23年)6月13日
┣デビュー作:「列車」
┣主な作品に『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『人間失格』など。





李陵・山月記 (ハルキ文庫 な 8-1 280円文庫)
中島 敦
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中島敦「山月記」

前漢武帝の時代。やむなく匈奴に降った李陵、彼を弁護したために宮刑に処された歴史家・司馬遷、李陵の友人であくまで敵方に屈しなかった蘇武―――権力に翻弄されながら、〈生〉を意味あるものとするためのそれぞれの生き様を描いた「李陵」、己の自尊心のために人喰い虎になってしまった詩人の苦悩を綴った「山月記」ほか、〈自分とは、人間とは〉と問い続けながら、若くして世を去った著者の心の叫びが胸に響く、名作計三篇を収録。

中島敦(なかじま あつし)
┣1909年(明治42年)5月5日 - 1942年(昭和17年)12月4日
┣デビュー作:『古譚』(1942年)
┣主な代表作は『山月記』『光と風と夢』『李陵』





檸檬 (280円文庫)
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梶井基次郎
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梶井基次郎「檸檬」

肺を病み、憂鬱に心を潰されそうになりながら京都 の街を彷徨っていた私は、果物屋で目に留まったレ モンを買う。その冷たさと香りに幸福感を感じて ——。代表作「檸檬」を はじめ、有名なフレーズ、 〝桜の樹の下には屍体が埋まっている〟で始まる 「桜の樹の下には」、月夜の海岸で自分の影に途方 もなくリアリティを感じるあまり、自分と影との境 界が分 からなくなってしまう「Kの昇天」など、著 者独特の世界観と幻想的な美しさが響きあう名短篇 五篇を収録。

梶井基次郎(かじい もとじろう)
┣1901年(明治34年)2月17日 - 1932年(昭和7年)3月24日
┣デビュー作:『奎吉』(1923年)、『檸檬』(1925年)
┣代表作:『檸檬』『城のある町にて』『冬の日』『冬の蠅』『櫻の樹の下には』『闇の絵巻』『のんきな患者』





阿部一族・舞姫 (新潮文庫)
森 鴎外
新潮社
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森鴎外「舞姫」

許されぬ殉死に端を発する阿部一族の悲劇を通して、高揚した人間精神の軌跡をたどり、権威と秩序への反抗と自己救済を主題とする歴史小説の逸品『阿部一族』。ドイツ留学中に知り合った女性への恋情をふりきって官途を選んだ主人公を描いた自伝的色彩の強いロマン『舞姫』ほか『うたかたの記』『鶏』『かのように』『堺事件』『余興』『じいさんばあさん』『寒山拾得』を収録。

森鴎外(もり おうがい)
┣1862年2月17日(文久2年1月19日) - 1922年(大正11年)7月9日
┣石見国津和野(現・島根県津和野町)出身。東京大学医学部卒業。
┣デビュー作:『於母影』(1889年)
┣代表作:『舞姫』『ヰタ・セクスアリス』『青年』『雁』『阿部一族』『山椒大夫』『高瀬舟』『渋江抽斎』





桜の森の満開の下 (岩波現代文庫)
坂口 安吾
岩波書店
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坂口安吾「桜の森の満開の下」
近藤 ようこ (イラスト)

鈴鹿の山に暮らす一人の山賊。怖いものなしの山賊が唯一怖れていたのは満開の桜の森であった。ある日、山賊は旅をする美しい女に出会い、その夫を殺して自分の妻にする。わがままな女の言いなりになる山賊と、涯のない欲望を持つ女はやがて―。

坂口安吾(さかぐち あんご)
┣1906年(明治39年)10月20日 - 1955年(昭和30年)2月17日
┣デビュー作:『木枯の酒倉から』(1931年)
┣代表作:『風博士』『堕落論』『白痴』『桜の森の満開の下』『二流の人』『不連続殺人事件』





変身 (新潮文庫)
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フランツ・カフカ
新潮社
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フランツ・カフカ「変身」

ある朝、気がかりな夢から目をさますと、自分が一匹の巨大な虫に変わっているのを発見する男グレーゴル・ザムザ。なぜ、こんな異常な事態になってしまったのか…。謎は究明されぬまま、ふだんと変わらない、ありふれた日常がすぎていく。事実のみを冷静につたえる、まるでレポートのような文体が読者に与えた衝撃は、様ざまな解釈を呼び起こした。海外文学最高傑作のひとつ。

フランツ・カフカ【Franz Kafka】
┣1883年7月3日 - 1924年6月3日
┣出生地に即せば現在のチェコ出身のドイツ語作家
┣代表作:『変身』、『審判』、『城』





注文の多い料理店 (ハルキ文庫 み 1-4 280円文庫)
宮沢 賢治
角川春樹事務所
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宮沢賢治「注文の多い料理店」

猟に出た二人の紳士が道に迷い、入った山奥の西洋料理店で―――表題作「注文の多い料理店」。下手なセロ弾きが、夜ごと現れる動物たちとの交流を通じて、やがてセロの名手となって喝采をあびる「セロ弾きのゴーシュ」。どっどどどどうと大風の吹いた朝、谷川の岸にある小さな小学校に、謎の転校生三郎が風のように去っていくまでの不思議な十二日間の物語「風の又三郎」。東北の美しい自然のなかで繰り広げられる賢治童話の世界が心に深く響く、代表作3篇を収録

宮沢賢治(みやざわ けんじ)
┣1896年8月27日 - 1933年9月21日
┣詩人、童話作家、短編小説
┣デビュー作:『春と修羅』(1924年)
┣代表作:『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』





濹東綺譚
濹東綺譚
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(2012-09-14)


永井荷風「濹東綺譚」

明治から昭和にかけて長く活躍した文学者、永井荷風の小説。1937(昭和12)年から「東京朝日新聞」で連載が開始された。取材のために訪れた向島・玉の井の私娼窟で小説家大江匡はお雪という女に出会い、やがて足繁く通うようになる。物語は濹東陋巷を舞台に梅雨明けから秋の彼岸までの季節の移り変りとともに、美しくも哀しく展開してゆく。主人公の大江は作者の分身と考えられ、荷風の最高傑作とされる。

永井荷風(ながい かふう)
┣1879年(明治12年)12月3日 - 1959年(昭和34年)4月30日
┣東京生れ。明治-昭和時代の小説家。
┣デビュー作:『おぼろ夜』(1900年)
┣代表作:『あめりか物語』『ふらんす物語』『珊瑚集』『腕くらべ』『濹東綺譚』『断腸亭日乗』





歌行燈・高野聖 (新潮文庫)
泉 鏡花
新潮社
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泉鏡花「高野聖」

飛騨天生(あもう)峠、高野の旅僧は道に迷った薬売りを救おうとあとを追う。蛇や山蛭の棲む山路をやっと切りぬけて辿りついた峠の孤家(ひとつや)で、僧は匂うばかりの妖艶な美女にもてなされるが……彼女は淫心を抱いて近づく男を畜生に変えてしまう妖怪であった。幽谷に非現実境を展開する『高野聖』ほか、豊かな語彙、独特の旋律で綴る浪漫の名作『歌行燈』『女客』『国貞えがく』『売色鴨南蛮』を収める。

泉鏡花(いずみ きょうか)
┣1873年(明治6年)11月4日 - 1939年(昭和14年)9月7日
┣デビュー作:『冠弥左衛門』
┣代表作:『夜行巡査』『外科室』『照葉狂言』『高野聖』『婦系図』『歌行燈』





三四郎 (新潮文庫)
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夏目 漱石
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夏目漱石「三四郎」

熊本の高等学校を卒業して、東京の大学に入学した小川三四郎は、見る物聞く物の総てが目新しい世界の中で、自由気儘な都会の女性里見美禰子に出会い、彼女に強く惹かれてゆく……。青春の一時期において誰もが経験する、学問、友情、恋愛への不安や戸惑いを、三四郎の恋愛から失恋に至る過程の中に描いて『それから』『門』に続く三部作の序曲をなす作品である。

夏目漱石(なつめ そうせき)
┣1867年2月9日(慶応3年1月5日) - 1916年(大正5年)12月9日
┣小説家、評論家、英文学者。
┣デビュー作:『吾輩は猫である』(1905年)
┣代表作:『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『草枕』『三四郎』『それから』『門』『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』『明暗』





雪の女王 アンデルセン童話集(1)
アンデルセン
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アンデルセン「雪の女王」

雪の女王に誘われて、街から姿を消してしまった少年カイを探して、少女ゲルダの冒険の旅がはじまります。
アンデルセンの愛とファンタジーの傑作長篇をデュラックの優しい挿画でおくります。
「雪の女王」のほか「皇帝の新しい服」「豆つぶのうえに寝たお姫さま」「風の話」の四篇を収録。カラー絵12点。

ハンス・クリスチャン・アンデルセン【Hans Christian Andersen】
┣1805年4月2日 - 1875年8月4日
┣デンマークの代表的な童話作家、詩人
┣代表作:「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」「裸の王様」「人魚姫」「親指姫」「即興詩人」





羅生門・鼻 (新潮文庫)
芥川 龍之介
新潮社
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芥川龍之介「羅生門」

その長い髪の毛を一本ずつ抜きはじめた。王朝の説話物語にあらわれる人間の心理に、近代的解釈を試みることによって己れのテーマを生かそうとした〝王朝もの〞第一集。 ワルに生きるか、飢え死にするか、ニキビ面の若者は考えた……。 京の都が、天災や飢饉でさびれすさんでいた頃の話。荒れはてた羅生門に運びこまれた死人の髪の毛を、一本一本とひきぬいている老婆を目撃した男が、生きのびる道を見つける『羅生門』。あごの下までぶらさがる、見苦しいほど立派な鼻をもつ僧侶が、何とか短くしようと悪戦苦闘する『鼻』。ほかに、怖い怖い『芋粥』など、ブラック・ユーモアあふれる作品6編を収録。

芥川龍之介
┣、1892年(明治25年)3月1日 - 1927年(昭和2年)7月24日
┣代表作:『羅生門』『鼻』『戯作三昧』『地獄変』『藪の中』『河童』『歯車』





蒲団
蒲団
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(2012-09-27)


田山花袋「蒲団」

日本の自然主義文学運動の先駆けとなった作家、田山花袋を代表する小説。初出は「新小説」[1907(明治40)年]。客観描写を利用して、教え子に抱いていた竹中時雄の赤裸々な内面感情が告白される。蒲団に残った女の残り香をかぐ最後の場面は余りにも有名。藤村の「破戒」と共にその後の日本近代文学の方向を決定づけた記念碑的作品。

田山花袋(たやま かたい)
┣1872年1月22日(明治4年12月13日) - 1930年(昭和5年)5月13日
┣群馬県(当時は栃木県)生れ。
┣代表作:『蒲団』『生』『妻』『田舎教師』『縁』





五重塔
五重塔
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(2012-09-14)


幸田露伴「五重塔」

小説家。尾崎紅葉、坪内逍遥、森鴎外と並び明治を代表する文豪にして第1回の文化勲章受賞者、幸田露伴の中編小説。初出は「国会新聞」[1891(明治24)年~1892(明治25)年]。技量はありながらも小才の利かぬ性格のため、「のっそり」とあだ名される大工・十兵衛が、義理も人情も捨て、谷中感応寺の五重塔建立に一身を捧げる姿を描いた、著者の代表作。

幸田露伴(こうだ ろはん)
┣1867年8月22日(慶応3年7月23日) - 1947年(昭和22年)7月30日
┣江戸(現東京都)下谷生れ。
┣代表作:『露団々』『風流仏』『五重塔』『天うつ浪』『運命』





講談社の名作絵本 ごんぎつね
新美 南吉 柿本 幸造
講談社
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新美南吉「ごん狐」
柿本 幸造 (絵)

いたずら狐のごんは、兵十が川で捕った魚やウナギを逃してしまいます。しばらくして兵十の母親の葬列を見たごんは、そのとき逃がした魚やウナギは、兵十が病気の母親のためにとっていたのだと気づきます。なんとかおわびをしたいと思う、ごん。けれど、ぬすんだ鰯を兵十の家になげこんで、かえって迷惑をかけてしまいます。ごんは心を入れ替え、自分の力で償いをはじめます。けれど兵十は毎日届けられる栗や松茸の意味がわからず、神様のおかげだと思い込んでしまいます。翌日、ごんが家に忍び込んだことに気づいた兵十は、またいたずらに来たのだと思いこみ銃口をむけます……。「ごん、おまえだったのか。いつも、栗をくれたのは。」というラストは、涙なしには読めません。教科書でもおなじみの新美南吉の名作を、柿本幸造のやわかくあたたかい絵で絵本化。

新美南吉(にいみ なんきち)
┣1913年7月30日 - 1943年3月22日・愛知県半田市出身。
┣デビュー作:『窓』(1931年)
┣代表作:『ごん狐』『デンデンムシノカナシミ』『おぢいさんのランプ』『牛をつないだ椿の木』『手袋を買いに』





たけくらべ
たけくらべ
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(2012-09-27)


樋口一葉「たけくらべ」

明治文学を代表する小説家、歌人である樋口一葉の長篇小説。初出は「文學界」[1895(明治28)年]。全十六章から成り、吉原遊廓に接する大音寺前を舞台に、千束神社の夏祭りから、大鳥神社の酉の市までの季節の推移を共に展開していく少年少女の、いわば初恋の物語である。

樋口一葉(ひぐち いちよう)
┣1872年5月2日(明治5年3月25日)- 1896年(明治29年)11月23日
┣東京生まれ。
┣代表作:『大つごもり』『ゆく雲』『にごりえ』『十三夜』『たけくらべ』





阿Q正伝
阿Q正伝
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(2012-09-13)


魯迅「阿Q正伝」

中国の文学者・思想家である魯迅の長編小説。1921年、中国の新聞「晨報」に発表され、注目を集めた長編小説。辛亥革命の時代を生きる阿Qという日雇い労働の男が、ある事件をきっかけに土地を追われ、意味もわからぬまま革命に加担、処殺されるまでを描いた。自尊心が高く無知蒙昧な愚民として典型化された主人公を通して、当時の中国社会の病理を鋭く告発した作品として評価された。特にこの作品を気に入った毛沢東が談話でしばしば引き合いに出したため、魯迅の名声が高まったと言われる。

魯迅(ろじん)
┣1881年9月25日 - 1936年10月19日
┣中国の小説家、翻訳家、思想家
┣代表作:『阿Q正伝』『狂人日記』





野菊の墓
野菊の墓
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(2012-09-27)


伊藤左千夫「野菊の墓」

明治期の歌人、小説家である伊藤左千夫の代表的作品。初出は「ホトトギス」[1906(明治39)年]。夏目漱石より「自然で、淡泊で、可哀想で、美しくて、野趣があって(中略)あんな小説ならば何百編よんでもよろしい」との評価を受ける。15歳の少年・斎藤政夫と2歳年上の従姉・民子の間に可憐な恋が芽生えるが、やがて悲しい別れの日がやってくる。明治初期の農村を舞台に描く、美しく悲しい純愛物語。

伊藤左千夫(いとう さちお)
┣1864年9月18日(元治元年8月18日) - 1913年(大正2年)7月30日
┣歌人、小説家
┣代表作:『野菊の墓』『隣の嫁』『春の潮』





イワンの馬鹿 トルストイ民話集
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トルストイ「イワンのばか」

偉大な宗教的思想家でもあったトルストイの民話のうち、世界的に有名な「イワンの馬鹿」をはじめ、ロシアの土の匂いのする民話「ふたりの老人」「名づけ子」の三編を収録。馬鹿なうえに遊んでばかりいるのに、勤勉で野心的な兄たちよりもいつも幸運に恵まれるイワンの生き方を通して、ロシア民衆の善良さと無私無欲の美徳が語られる。随所にロシア的ユーモアと風刺がちりばめられた佳品。

トルストイ
┣ 1828年9月9日- 1910年11月20日
┣帝政ロシアの小説家、思想家で、フョードル・ドストエフスキー、イワン・ツルゲーネフと並び、19世紀ロシア文学を代表する文豪。
┣代表作:『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『イワンの馬鹿』『人生論』『復活』







エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人」

19世紀アメリカの小説家・詩人であるエドガー・アラン・ポーの短編小説(佐々木直次郎による訳)。ポー自身が編集主筆を務めていた「グレアムズ・マガジン」1841年号に掲載された。パリのモルグ街で、人間離れした怪力で母娘が殺される事件が起きる。しかも現場は密室だった。謎の事件の解明に、オーギュスト・デュパンが乗り出す。史上初の推理小説とされている。


エドガー・アラン・ポー【Edgar Allan Poe】
┣1809年1月19日 - 1849年10月7日
┣アメリカ合衆国の小説家、詩人、評論家。
┣マサチューセッツ州ボストンに生まれる。
┣デビュー作:「メッツェンガーシュタイン」(1835年)
┣代表作:「アッシャー家の崩壊」「モルグ街の殺人」「黄金虫」「黒猫」「大鴉」





恩讐の彼方に
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菊池寛「恩讐の彼方に」

大正から昭和初期に小説家・劇作家として、また「文藝春秋」を創刊し雑誌発行人としても活躍した菊池寛の作品。主君殺しの大罪を犯した市九郎は逃亡し、やがて出家して諸国を放浪していた。一方、殺された主君の子である実之助は長い仇討の旅の末、市九郎を洞窟で発見するのだが。

菊池寛(きくち かん)
┣1888年(明治21年)12月26日 - 1948年(昭和23年)3月6日
┣香川県香川郡高松の生まれ
┣小説家、劇作家、ジャーナリスト
┣文藝春秋社(2018年現在は株式会社文藝春秋)を創設した実業家でもある。
┣代表作:『父帰る』『忠直卿行状記』『恩讐の彼方に』『真珠夫人』





浮雲 (新潮文庫)
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二葉亭 四迷
新潮社
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二葉亭四迷「浮雲」

江戸文学のなごりから離れてようやく新文学創造の機運が高まりはじめた明治二十年に発表されたこの四迷の処女作は、新鮮な言文一致の文章によって当時の人々を驚嘆させた。秀才ではあるが世故にうとい青年官吏内海文三の内面の苦悩を精密に描写して、わが国の知識階級をはじめて人間として造形した『浮雲』は、当時の文壇をはるかに越え、日本近代小説の先駆とされる作品である。

二葉亭四迷(ふたばてい しめい)
┣1864年4月4日(元治元年2月28日) - 1909年(明治42年)5月10日
┣小説家、翻訳家
┣代表作:『小説総論』『浮雲』『かた恋』『其面影』『平凡』





ラプンツェル (絵本グリムの森)
グリム兄弟
パロル舎
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グリム兄弟「ラプンツェル」

「ラプンツェル」は、グリム兄弟により「グリム童話集」に収められたお話。生まれてすぐに両親の元から魔女に連れ去られ、森の中の高い塔に閉じ込められたラプンツェルだったが、ある日・・・。ドイツの民話をもとに描かれたグリムの代表的な作品。グリム兄弟は19世紀に活躍したドイツの文献学者で兄ヤ-コブ(1785 - 1863)と弟ウィルヘルム(1786 - 1859)の二人、他に「白雪姫」「ヘンゼルとグレーテル」などの有名な作品がある。

グリム兄弟
┣ハーナウに生まれる
┣19世紀にドイツで活躍した言語学者・文献学者・民話収集家・文学者の兄弟。日本では、『グリム童話』の編集者として知られる。 大人になるまで成長した兄弟としては男5人、女1人の6人兄弟であったが、通常は後世にまで名を残した長兄ヤーコプと次兄ヴィルヘルムの二人を指す(今日では後述の末弟・ルートヴィッヒも含むこともある)。 多くをヤーコプ・ヴィルヘルムの兄弟として活躍したが、グリム童話集ではルートヴィヒも挿し絵を手がけている。







夢野久作「ドグラ・マグラ」

昭和10年1月、書き下ろし作品として松柏館書店から自費出版された。〈日本一幻魔怪奇の本格探偵小説〉〈日本探偵小説界の最高峰〉〈幻怪、妖麗、グロテスク、エロテイシズムの極〉という宣伝文句は、読書界の大きな話題を呼んだ。常人では考えられぬ余りに奇抜な内容のため、毀誉褒貶が相半ばしている。〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、十余年の歳月をかけて完成された内容は、狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に、著者の思想、知識を集大成する。

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Arikaアイコン(小)1夢野久作渾身の10余年をあなたは読み解くことができますか? 
昭和十年、千五百枚の書き下ろし作品として出版され、大きな話題に。あまりに奇抜な設定のこの推理小説は、当時”日本一幻魔怪奇の本格探偵小説”とうたわれた。十余年の歳月をかけた著者の思想と知識を集大成した歴史的な書の上下巻。ぜひトライを。

夢野久作(ゆめの きゅうさく)
┣1889年(明治22年)1月4日 - 1936年(昭和11年)3月11日
┣福岡県福岡市出身
┣禅僧、陸軍少尉、郵便局長、小説家、詩人、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。
┣デビュー作:『あやかしの鼓』(1926年)
┣代表作:『ドグラ・マグラ』





風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)
堀 辰雄
新潮社
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堀辰雄「風立ちぬ」

風のように去ってゆく時の流れの裡に、人間の実体を捉えた「風立ちぬ」は、生きることよりは死ぬことの意味を問い、同時に死を越えて生きることの意味をも問うている。バッハの遁走曲(フ-ガ)に思いついたという「美しい村」は、軽井沢でひとり暮しをしながら物語を構想中の若い小説家の見聞と、彼が出会った少女の面影を、音楽的に構成した傑作。ともに、堀辰雄の中期を代表する作品である。

堀辰雄(ほり たつお)
┣1904年(明治37年)12月28日 - 1953年(昭和28年)5月28日
┣デビュー作:『ルウベンスの偽画』(1927年)
┣代表作:『聖家族』『風立ちぬ』『かげろふの日記』『菜穂子』『大和路・信濃路』






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『未だ見ぬ表現』と『自分たちの老後への道筋』を探し、光をあてる(発信する)ために、「トーチ」は運営を開始しました。

ドリヤス作品をはじめ、次世代の注目すべき作家陣が掲載。


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一迅社「Comic REX」にて2011年11月号から2013年2月号まで連載された。もともと同人やアンソロジーで「水木しげるタッチによるパロディ漫画」を描いていた筆者によるオリジナル作品。ライトノベル風の超能力バトルストーリーでありながら、水木しげるタッチで描かれているため非常にシュールである。         

平凡な男子高校生・国分寺イクオが祖父から受け継いだ古書店の店番をしていたある日、その古書店に隠されているという「魅宝(たから)」を狙う秘密結社の刺客に襲われる。 そして間一髪のところで金属を自在に操る「刀鍛冶(ソードスミス)」の「能力者(カテゴライズド)」八坂七星(やさかななせ)に助けられる。「魅宝」を守護する一族の末裔である七星がイクオの家に居候することになり、イクオは「魅宝」をめぐる能力者達の戦いに巻き込まれていく…         

ドリヤス工場(どりやす こうじょう) 東京都出身。水木しげるの絵柄、間、雰囲気を再現した作風で人気マンガやアニメの パロディ作品を数多くてがけており、近年は商業誌でオリジナル作品も発表している。 なお当人とは一切無関係。本連載を収録した最新単行本『有名すぎる文学作品をだいたい 10ページくらいの漫画で読む。』が絶賛発売中。その他の著書に『あやかし古書庫と少女の魅宝』 (全2巻/一迅社)など。




ドリヤス工場(どりやす こうじょう)
┣東京都出身。
┣水木しげるの絵柄、間、雰囲気を再現した作風で人気マンガやアニメのパロディ作品を数多くてがけており、近年は商業誌でオリジナル作品も発表している。なお当人とは一切無関係。本連載を収録した単行本『定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』が絶賛発売中。その他の著書に『あやかし古書庫と少女の魅宝』(全2巻/一迅社)など。「文學界」(文藝春秋)で『文豪春秋』を連載中。
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