《文豪×酒3‐③》読んで楽しい、飲んで楽しい!お酒×ぶらり酒場のエッセイ

2018/12/01 (Sat)
文学の秋の特集:お酒と本。🍶
読んで楽しい、飲んで楽しい!
お酒×ぶらり酒場のエッセイ
小説家はしばしば、作中に自分の”酒観”を覗かせる。
今回は、古今東西、酒にまつわる名作『酔っぱらい読本』から日本の作家のエッセイを精選に注目。
酒の席にまつわる作家・文豪など著名人たちのさまざまなストーリーが溶け込んでいる酒にまつわる談。
盃を傾けながらページをめくり、「飲む文学」を味わおう。
読んで楽しい本をご紹介。
今夜はどの一冊にしようかな?

多摩川べりを散歩して摘んだ草を油で炒め酒の肴にする。浅草から東武電車に乗りこんで山奥の渓流で岩魚を釣り上げて酒を飲む。酒品のある仲間が新橋駅近くの“とんこ亭”に集まる……。四季折々の風物を愛し、人と仕事と酒を愛して、雑誌の編集長をつとめた著者が、作家、画家、写真家、編集者との出会いと交際を語るとともに、酒の効用、酒の極意、酒の達人、酒の哀愁を語りつくす。
知らない土地で、ちょっとドキドキしながら、居酒屋の暖簾をくぐるときの期待と不安は何とも言えない旅の楽しみである。地元の人に混じり人情に触れるもよし、静かに酒と料理を味わうもよし。酒場を求めて、山、海、温泉…。観光地や路地裏まで日本各地を旅しながら見つけた、あの店この店。全国24か所を旅した、酒場ルポの傑作。文庫オリジナル。
井上理津子
フリーライター。1955年奈良生まれ。京都女子大短大部卒業。生活環境文化研究所特別研究員。旅行ペンクラブ会員。人物ルポや旅、酒場をテーマに活動中。12年間かけて書き下ろした「さいごの色街 飛田」を2011年に刊行し話題になった。

筑摩書房
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縁が丸くなったコの字のカウンター、木の丸いす、黒光りした柱や天井、掃き清められた土間、大型の木製冷蔵庫…。魅力的な主人やおかみさんと常連の客たちが、長い年月をかけ練り上げてきた空間に浸り、酔った。人が酔うのは酒ばかりではない。東京の場末、個性ある隠れた酒場46店を呑んべえ三人組が飲み歩く、これぞ「酒場愛好家」の必読書!第19回「雑学出版賞」受賞。
四谷ラウンド
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いろんな会話が渦巻いている。じいちゃんがいる。あんちゃんがいる。街の止まり木、それが下町酒場。下町を愛する呑んべえ3人が人と街の織りなす光景を切り取る。消えゆく本物の酒場たちに捧げるオマージュ。
筑摩書房
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人が好きで、町が好きで、お酒が好きな三人が見つけた路地裏の下町酒場。大きな暖簾、太い文字、縁の丸くなったコの字形のカウンター、一人ぶらりと入ると、もつ焼きの煙が目にしみる。そこには人情話を肴に憩う人もいれば、ひとり酒を飲む人もいる。不況下の東京で今日も灯りをともす下町の酒場。大衆食堂も含めた42店を紹介する。
大川 渉
1959年生まれ。大阪で育つ。主宰するサイト「散人雑報」で酒場や本に関するコラムを発信中。ちくま文庫版『織田作之助短篇集』の編集と解説を担当。立ち飲み屋の探索を続けている平岡 海人
1961年香川県生まれ。北海道在住。今春、某川の支流で幻の魚イトウ(80センチ)の産卵現場に立ち会い、心底シビレる。札幌名物のスープカレーが気に入り、スパイスのマジックを探求中宮前 栄
1954年生まれ。東京・中野で育つ。情報誌「angle」でB級グルメの店巡り、名所紹介の記事をかつて担当。炎の魔術師と呼ばれ、キャンプの焚き火が大好き
こよなく酒を愛し食いしんぼを自認する著者が楽しみながら書いた酒や料理のはなしの数々。蟹や河豚といった酒の肴、はては酒の飲みくらべの話などをとりあげても並のグルメ談義とは一味も二味もちがう。滋味あふれるこれらのエッセーは名物学という学冶の実践なのである。
「この1巻におさめられたすぐれた随想は、単なる食べ歩きなどに全く関係がない文化論なのである」(編者・池波正太郎の前文より)。山口瞳の「赤穂の穴子、備前の蟹」、山崎正和の「エスカルゴ」、邱永漢の「豆腐」、向田邦子の「昔カレー」、吉田健一の「ロンドンのパブ」…など、世界の美味、酒をテーマに池波正太郎が選んだ名エッセイ。開高健と阿川弘之の対論「わが美味礼讃」も収録。
小学館 (2016-05-07)
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人生とは畢竟、口福に尽きる。
池波正太郎の書生を10年務めた著者による食と旅をめぐる痛快エッセイ。
〔生来口福〕を生き方の基本に置き、老書生は「飲み食い」に命をかける。移ろいゆく日々のなかで描かれる生活は、まさに粋で生唾もの。
「飲み食いに真剣でないということは、そもそも生き方が真剣でないということだ」ほか、その折々に希代の食道楽であった亡師の言葉・思い出が甦る。食をめぐる思索を哲学にまで高めた、これぞ本物の文章、本物の味わい――。

安い! 嬉しい! 楽しい! 大好き!
雑誌、WEBのお酒、酒場についての文章ではもはや欠かすことのできない、今、最も信頼のおける書き手である酒場ライター・パリッコが、これまでの酒場歩きの総決算となるエッセイ集をついに刊行!
右肩下がり時代のまったく新しいリアルな飲み歩き。どこでも楽しく飲むには。
「酒場」という奥深い世界に癒しとエンターテイメントの両方を求めて通う同志の方々へ。
「興味はあるけど、まだ渋い酒場に入っていく勇気がない」という方々へ。すべての吞兵衛たちへ。
今夜のお酒のおともに、あるいは休肝日のおともに。
(装画:スケラッコ)

そんな晩酌の話から人柄や人生も見えてくる、ほっこりインタビュー集
シンコーミュージック
売り上げランキング: 80,676
多くの酒飲みが、一日の終わりを晩酌によってホッと締めくくっている。そんな、食事でありつつある意味で儀式でもある晩酌をとっかかりに、お酒や食事について話すうちに、人生哲学や普段は見せない素顔までが浮かび上がってくる──。「酒場ライター」として人気のパリッコが、11人のお相手たちと差しつ差されつ語り合った夜の記録と記憶は、すべての酒好きはもちろん、下戸な方にも染み入る「ちょっといい話」が満載。気軽に楽しく読める、けれど味わい深い一冊です。
【CONTENTS】
第1夜 向井秀徳
「きょうの料理」のベスト版を録画して、DVDに焼いたりして。
第2夜 今野亜美
飲み終わったホッピーの瓶を酒屋さんに返しにいくまでが私の晩酌。
第3夜 ピーター・バラカン
時々「俺、アル中かな?」って思う時はある。
第4夜 林 雄司
自分の人生って「劇中劇」みたいだなって思うことはよくあります。
第5夜 河相我聞
息子をキャバクラに誘ったりするんですけど、全然来てくれない。
第6夜 久保ミツロウ
「家でひとりビールを飲むのもありだな」みたいにやっと思えたの、去年ですよ。
第7夜 大谷能生
自分でものを買って、自分で作って、自分で食べていれば、そんなにアホにはならないんじゃないかと思う。
第8夜 かとうちあき
私は半日とか一晩とか、そのくらいの気持ちでだらだら飲みたいんです。
第9夜 二村ヒトシ
最後の一滴まで楽しみつくすために、あれこれ知恵を絞って考える。
第10夜 マリアンヌ東雲
その場にいる中で一番のクズでありたい。一番なら何でもいいの。
第11夜 ラズウェル細木
スーパー通い、やめられませんよ、本当に(笑)。
あとがき対談
スズキナオ×パリッコ
パリッコ
1978年東京生まれ。酒場ライター、DJ/トラックメイカー、漫画家/イラストレーター、他。酒好きが高じ、2000年代後半よりお酒と酒場関連の記事の執筆を始める。雑誌でのコラムや漫画連載、WEBサイトへの寄稿も多数。著書に、スズキナオとの共著『酒の穴』(シカク出版)、11人の著名人との対談集『晩酌百景』(シンコーミュージック)など。雑誌『酒場人』(オークラ出版)監修。趣味は酒と徘徊。
スズキナオとパリッコ。ミュージシャンやライターとして幅広く活動するふたりが、酒を愛するあまり結成した酒飲みユニット「酒の穴」。日々、未知の飲み方を開拓し続ける彼らが、脱線をくりかえしながらも探る、無限の酒の可能性。読んでもまったく身にならない、だけど、ひとり酒の時間が少しだけ豊かになる、酩酊対話集。
スズキ ナオ
東京生まれのフリーライター。WEBサイト「デイリーポータルZ」「excite bit」「メシ通」などを中心に執筆中。テクノバンド「チミドロ」のメンバーで、大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務めるパリッコ
ミュージシャン、漫画家、酒場ライター、他。雑誌「酒場人」監修

酔うほどに、読むほどに、人生を豊かにしてくれるもの。そして、毒のなかでは極上のもの。
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極上の酒コラム118本所収。
バーで、居酒屋で、寝室で……。
〈酒場〉で過ごす時間をいろどる本の話と映画の話がつまったエッセイ集。
作家、翻訳家、エッセイスト、ミュージシャンで、アメリカ文化や映画、音楽、ファッションに造詣の深い著者が雑誌・新聞等で発表してきた、本・映画・音楽・旅・食と酒にまつわるいい話を集めました。
酒———。酔うほどに、読むほどに、人生を豊かにしてくれるもの。そして、毒のなかでは極上のもの。
【目次】
◎開店直後のバーで
◎酒の本棚 酒場で話せる62冊
◎酒と映画と音楽と
◎「和」に酔う
◎旅に酔う
◎ミステリに学ぶバー十戒
◎酒がぼくを育ててくれた

お酒のお供の極上エッセイ
「酒を飲む理由は2つある」19世紀の小説家で詩人のトーマス・ラブ・ピーコックは書いた。
「1つは喉の渇きを癒すため」うなずかないではいられない。
ちょっと疲れた夕方の渇きは、酒以外の何で癒されよう。
「もう1つは喉の渇きを予防するため」膝を打ちたくなってくる。
――「名作」を彩る酒のエピソード136。
【目次】
■1章 マティーニからはじまる夜 - バーに酔う
チャーチル、リンカーン、フィリップ・マーロウ、ウォルドーフ・アストリア、ピート・ハミル、
ジェイムズ・テイラー、司馬遼太郎、常盤新平、ボニーとクライド、高橋義孝…
■2章 酒とバラの日々 - 音楽に酔う
フランク・シナトラ、ジミー・ロジャース、ハンク・ウイリアムス、ナンシー・グリフィス、
ウィリー・ネルソン、キングストン・トリオ、ボブ・ディラン、パティ・ペイジ、セロニアス・モンク、
ナンシー・シナトラ、ジョン・レノン、アンドリュー・シスターズ、ビリー・ジョエル…
■3章 ガンマンとシャンペン - 映画に酔う
グレタ・ガルボ、クラーク・ゲーブル、ハンフリー・ボガード、ジョン・フォード、ヘンリー・フォンダ、
ジャンヌ・モロー、ミア・ファーロー、リチャード・ギア、メリル・ストリープ、
オードリー・ヘップバーン、ヒッチコック、ビリー・ワイルダー、マリリン・モンロー、007、ジョーズ…
■4章 幻の女 - ミステリーに酔う
ホームズ、アガサ・クリスティ、ハメット、チャンドラー、ウォーレン・マーフィー、
イアン・フレミング、ローレンス・ブロック、ギャビン・ライアル、ケン・フォレット、
ロバート・B・パーカー、ディック・フランシス、アラン・ポー、エド・マクベイン、サラ・パレツキー…
■5章 ヘミングウエイのモヒート - 文豪に酔う
ブラッドベリ、ヘミングウエイ、スタインベック、デフォー、キケロ、新約聖書、ベンジャミン・フランクリン…
東 理夫
作家・エッセイスト・翻訳家、東理夫の“酒話大全”。酒飲みの独学。極上の酒コラム118本収録。

生の大事なことは、お酒とおじさんが教えてくれる。「クローズアップ現代」(NHK)で紹介!!呑むように読みたい居酒屋&おじさん案内。東京・大阪・鎌倉・下田他、全25軒!!
【おじさん酒場】とは
「そこに居るだけで店のおさまりがよくなるおじさんが、単独あるいは連れと共に心から愉しんで酒を呑んでいる、または、見ていてそう感じずにはいられない、景色のいい居酒屋のこと。」
・巻末鼎談ゲスト太田和彦さん。
【もくじ】
おじさん酒場とは
1 抱擁するおじさん[まるよし・赤羽]
2 働きながら呑むおじさん[いろは・溝口]
3 社章キラリなおじさん[小野屋酒店・日本橋]
4 茄子をくれるおじさん[鳥恵・大船]
5 待ちわびるおじさん[天昇・鎌倉]
6 高級なおじさん[泰明庵・銀座]
7 絶景なおじさん[富士屋本店・渋谷]
8 駅で飲むおじさん[BERG・新宿]
9 海苔弁おじさん[三州屋・銀座]
10 あちゃーなおじさん[第二力酒蔵・中野]
11 夫婦酒おじさん[大はし・北千住]
12 ニット帽なおじさん[志婦や・浅草]
13 大阪タータンおじさん[イマナカ酒店・十三]
14 再出発なおじさん[牛太郎・武蔵小山]
15 センセイなおじさん[シンスケ・湯島]
16 ウルウルなおじさん[やくみや・荒木町]
17 炭酸博士なおじさん[日の丸酒場・八広]
18 大阪ポマードおじさん[クラスノ・大正]
19 たまごに焦がれるおじさん[こしの・渋谷]
20 注文の多いアシカおじさん[一徳・藤沢]
21 アンパイアおじさん[Ping・五反田]
22 コマネチおっちゃん[稲田酒店・天満]
23 舌べろチロリなおじさん[賀楽太・伊豆急下田]
24 汽車呑みおじさん[東海道本線ボックス席・大船〜熱海]
25 茄子おじさん、ふたたび[久昇・藤沢]
呑兵衛鼎談 太田和彦おじさんに訊いてみた。
おじさん酒場 名店案内100
おわりに
山田真由美
静岡県下田市生まれ。出版社勤務を経てフリーとなり、ライター・編集者として数々の書籍、雑誌などの制作に携わる。有名無名問わず日本各地の酒場を訪ねるのが至上の喜び。いつしか飲むだけでは飽きたらなくなり、2017年に地元下田で酒場「Table TOMATO」をオープン。読売新聞夕刊にて「ぶらり食記」連載中。なかむらるみ
静岡県下田市生まれ、東京育ち。イラストレーター。武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科卒。おじさん、お酒、散歩、リュック、喫茶店をこよなく愛する。著書に、13万部超のベストセラー『おじさん図鑑』(小学館)、『おじさん追跡日記』(文藝春秋)がある。
東京新聞、サライweb 等でイラスト連載中。

70すぎたら愉しくなった 「老後」を受け入れて初めて、大切なものが見えてくる。
粋と喜びに彩られた“オオタ式"享楽人生論
「ながく生きてきて、ものごとが見えてきた。社会的地位が高い・低いなどという価値観はとうに消えた。そういうことにこだわる人はつまらん人だとわかってきた。立身出世をはたした、経済的に成功した、それがどうした。頭がいいとか、リーダーシップがあるとかも、どうでもよいことになった。人生の価値観が変わったのだ。」(本文より)
【目次】
まえがき
1 酒場で飲む
2 酒を味わう
3 旅に出る
4 古い映画を見る
5 一人を愉しむ
6 私の東京物語
あとがき
太田和彦
1946年北京に生まれ、幼少より長野県松本市で過ごす。68年資生堂宣伝部制作室に入社。89年、独立してアマゾンデザインを設立。2000年~07年には東北芸術工科大学教授を務める。本業の傍ら日本中の居酒屋探訪を続け、『太田和彦の居酒屋味酒覧』『居酒屋百名山』『ニッポン居酒屋放浪記』『超・居酒屋入門』『東海道・居酒屋五十三次』『居酒屋おくのほそ道』『ひとり飲む、京都』『ひとり旅ひとり酒』『老舗になる居酒屋』『居酒屋を極める』『東京エレジー』、映画書『居酒屋吟月の物語』『シネマ大吟醸/魅惑のニッポン古典映画たち』、デザイン作品集『異端の資生堂広告/太田和彦の作品』他、著書多数。「太田和彦ふらり旅 新・居酒屋百選」(BS11)などテレビ番組でも活躍。

ふたりで訪れたおいしいお店をそれぞれの視点で綴った初の夫婦共著エッセイ。ずっと別々に行っていた居酒屋に今は二人で一緒に。旅先の味を求めてミャンマー料理を食べに。近所の古本酒場で常連たちと盛り上がり、芝居を観た後は朝まで話し合う。昼飲みの聖地ではしご酒、うまい魚を食べるためには電車に乗って。ご近所から海外まで、今夜も夫婦で一杯飲みに。読めばおかわり必至ごくごく読める楽しいエッセイ。

小学館 (2016-04-26)
売り上げランキング: 196,709
昨今、「立ち飲み」「大衆酒場」など、安く気軽にお酒が飲める店が人気ですが、日本では、古くから”酒屋で立ち飲み”する「角打ち」とう文化があります。一見すると普通の酒屋のため、その奥の世界はあまり知られていませんが、酒好き達が隠れ家のように集まり、夜ごと好きな酒を飲んでいる、ちょっとディープなその光景を店の紹介とともに伝えます。昔ながらの正統派からバル風の新スタイルまで、全国54店舗を紹介。読めば必ず、あなたも行ってみたくなる、今までどこにもなかった本格角打ちガイドブックです。
<掲載内容>
ザ・角打ち正統派
歴史・伝統を味わう
名物主人・女将に会いに行く
自慢の料理に舌鼓
今どきスタイルのあんな店こんな店
コラム 「角打ち発祥の地は北九州である」説
コラム 「どうやって楽しむ?流儀・作法」
「ぼくが酒で莫迦な日々を書き連ねるのは、反省ではない」
生粋の酒好きという高平哲郎による「酒好きの酒好きによる酒好きのための本」。70~80年代のエンタテインメント界・サブカル界を牽引し、いいともの火付け役でお馴染みの高平哲郎。当時の仲間たちとともに酌み交わした愉快なエピソードを多数収録しています。
<内容>
■サイドボードのナポレオン
■ウォッカの飲み比べ
■シャンパンは飲みきれない
■蕎麦屋の昼酒はたまらない
■焼鳥屋の儀式 など
発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス
髙平哲郎(たかひら・てつお)
一九四七年生まれ。演出家・作家・編集者。広告代理店、雑誌「宝島」編集部を経て独立。ステージ・ショーや芝居の演出、テレビ番組の構成、レコード・プロデュース、インタビュー、翻訳、エッセイ、書籍や雑誌の編集など多彩な仕事を手がけている。主な著書は、インタビュー集『みんな不良少年だった』、エッセイ集『スラップスティック・ブルース』、『スタンダップ・コメディの勉強』『今夜は最高な日々』など多数。
赤塚不二夫の“酒とバカの哲学”から、生きる楽しみを学ぶ。
白夜書房
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どうして若者たちは、自分だけのカラにとじこもりたがるのだろうか。友だちをたくさんつくって、仲間と酒を飲んで、バカをやっていれば、将来大成できる。これがぼくの「生き方」である。(赤塚 不二夫)
人とうまくつき合えれば、人生何倍も楽しくなる。赤塚不二夫の「酒とバカの哲学」から、生きる楽しみを学ぶ!
第1章・酒とバカのすすめ
第2章・若者よ、もっと酒を飲みに行くのだ
第3章・バカはバカでも、ただのバカじゃダメなのだ
第4章・カッコつけてないで、どんどん女を口説こうよ
第5章・ほんと、酒は奥が深いよね
特別収録「もう欲なくなっちゃった……いつ死んでもいい」(インタビュアー・高平哲郎)
赤塚りえ子・インタビュー「意味なんてなくても、腹を抱えて笑うほうがいいじゃん!」
赤塚不二夫
1935年、満州(現中国東北部)古北口生まれ。中学在学中、手塚治虫氏の『ロストワールド』に影響を受け、漫画家を志す。1956年、少女マンガ『嵐をこえて』でデビュー、トキワ荘に入居。1958年、『ナマちゃん』を「漫画王」(秋田書店)に少年誌初連載。テレビアニメ化作品も多く、他に『レッツラゴン』『ギャグゲリラ』等の代表作がある。1965年、『おそ松くん』により第十回小学館漫画賞を受賞。1972年、『天才バカボン』により第一八回文藝春秋漫画賞受賞

酒びたりになるほかはないほどに己れを追い詰めて、創作に励む姿を刻んだ「酒みずく」。晴れがましいことの嫌いだった母のただひとつの思い出を綴る「語る事なし」。“曲軒”の真骨頂をしめす「直木三十五賞『辞退のこと』」。作家的信念を力強く述べた「小説の効用」など。エッセイのほかに、対談・インタビューをまじえて周五郎の人生観・文学観を総覧する。『小説の効用・青べか日記』改題。
扶桑社 (2016-12-24)
売り上げランキング: 402,941
脚光を浴びている山口の酒『獺祭』。
オバマ大統領をもてなした、最高峰の日本酒ができるまで。
発想と革新が導いた、地方の蔵の再生物語…
筆者は、まだ知る人ぞ知る存在だったときから、その素晴らしさを語り続けてきた。傾きかけた蔵を柔軟な発想と革新で再生に導いた蔵元の物語。
読んでから呑むといっそう、うまい。
日本酒を呑むということは、日本文化を味わい育てることであり、郷土を愛することでもある。
『獺祭』はもちろん天下を制した酒ではあるが、それぞれの地元には地元に愛されている酒がある。
さまざまなよさがある。……「地方創生」などと言われているが、そのネタの一つは日本酒にあると考えている。
空気、気温、水、米、そして人。
地方のすべてのエッセンスが日本酒には凝縮されているのである。
まだまだ素晴らしい酒はある。どんどん呑んで、応援しよう!
勝谷誠彦(コラムニスト)
1960年、兵庫県尼崎市生まれ。文藝春秋社勤務を経てコラムニスト、写真家。フィリピン動乱、湾岸戦争、北朝鮮などを取材。フリーに転じてからは食や旅のエッセイ、イラク戦争の取材、社会時評、小説などで健筆を振るう。月刊「Hanada」の連載コラムをはじめ、雑誌に多数連載を持ち、『イラク生残記』『バカが隣りに住んでいる』『この国を滅ぼすバカとアカ』、小説『平壌で朝食を。』『ディアスポラ』など著書も多数。ギネスの噂もある365日休みなし朝10時までに、ウクライナのドネツクにいても配信する『勝谷誠彦の××な日々』に信者多し。
交通新聞社
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今やすっかり、珍しくもなくなった女性のひとり飲み。その気になればいつでもできるけれど、せっかくなら自分の好きな店で好きなお酒を好きなペースで。お酒もツマミもできればおいしい方がいい。さらに何か、面白い立地やシチュエーションならなお心が躍る!本書は、プライベートでも“スキマ飲み”大好きなグルメライターが、ひとり(たまにふたり)でくつろげる女子飲みをご紹介。もてなしのプロがいるバーでこそのいろいろ、年季の入った喫茶店で味わう昭和の絶滅危惧種的カクテル「フィズ」、名園の茶屋で思いがけないツマミ&一杯、出汁でじっくり味わうそば屋酒……など、「お酒はほどほど……(でもいろいろ楽しみたい!)」というあなたにこそ、おススメしたい1冊です。
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