《文豪×酒4‐お酒の本エトセトラ05》酒の肴の本(料理エッセイ10)

2018/12/08 (Sat)
文学の秋の特集:お酒と本。🍶
≫お酒の本エトセトラ05
酒の肴の本(料理エッセイ10)
小説家はしばしば、作中に自分の”酒観”を覗かせる。
今回は、古今東西、酒にまつわる名作『酔っぱらい読本』から日本の作家のエッセイを精選に注目。
酒の席にまつわる作家・文豪など著名人たちのさまざまなストーリーが溶け込んでいる酒にまつわる談。
盃を傾けながらページをめくり、「飲む文学」を味わおう。
読んで楽しい本をご紹介。
今夜はどの一冊にしようかな?

ついつい酒が進む、名店「にぼし」店主・船田さんの絶妙肴98品を紹介。
秋なら「めざしごま衣揚げ」に「和風コールスロー」、冬なら「ぶり大根」…著者がお酒の師匠として、ずっと本にしたかった幻の名店「にぼし」おかみ船田キミヱさんの肴が一冊に。敷居は決して高くありません。ささっと切ったりあえたりして、気のきいた器にちょっと盛れば出来上がり。材料も手順も少なくて、ついついお酒が進んでしまう98品。お酒のしめにぴったりなレシピも載っています。
CCCメディアハウス
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《飲むほどに、健康に――体に“優しい”おつまみレシピ90》
「日本酒は太る」は誤解です。
ビール、酎ハイなどの“うまみに乏しい酒”こそ、
こってりとした高脂質、高カロリーの肴をついつい食べすぎて、太ってしまいます。
日本酒にはアミノ酸のうまみがあり、肴は淡味なものが似合いです。
肥満や生活習慣病のもとともなりかねない脂質、糖質を除いたところに、
体に優しい、日本酒の肴があるといえます。
そこで、飲む人にこその肴、の紹介です。
日本経済新聞出版社
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春はメバルを煮付けでぬる燗と、夏は茹でブタの冷やしポン酢和えミョウガ撒き、秋はサバをカラッと揚げて丼飯と、冬はレバーやハツを味噌でハフハフのもつ鍋―。ご存知小泉先生がそっと教える四季折々の美味いもの。日本経済新聞の超人気エッセイ「食あれば楽あり」をオリジナル文庫化。
小泉武夫
1943年福島県の酒造家に生まれる。現在、東京農業大学教授、鹿児島大学客員教授、別府大学客員教授、広島大学客員教授、農学博士。専門は醸造学、発酵学、食文化論。食料自給率向上実行委員会会長(農林水産省)、農林水産省政策研究所客員研究員など。66年東京農業大学農学部卒
有限会社東京かわら版
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小満ん師匠のステキ過ぎる人柄がにじむ 内弟子時代、梨を「有の実」と呼ぶ洒落言葉を知らず、おかみさんに「有の実 買ってきな」と言われアリナミンを買ったしくじり 師匠との屋台の天ぷら屋の思い出 。
中央公論新社 (2017-11-22)
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えびの天ぷらでうまいのは尻っぽ、鮭は頭、牛は舌。釣った岩魚の臓物を洗って串にさし、川べりで見つけた小さな山椒魚を丸飲みし……。詩作のかたわら居酒屋を開き、自ら酒の肴を調理してきた著者による、野性味あふれる異色の食随筆。挿画・牧野伊三夫 。
青春出版社
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とりあえずの一品から、刺身のアレンジ、お惣菜系おつまみ、煮魚、小鉢料理、〆の一品まで、家呑みが楽しくなる酒の肴が満載。ビール、ワイン、日本酒、焼酎など、呑むお酒に合わせて、好きなおつまみが選び放題です。しかも、すべて3行レシピなので、料理初心者でも、フライパンしか持っていないような男性でも、パパッと作れます。なめろう、ごぼうのつくね、アスパラの白和え、ローストチキン、青菜のタイ風炒め、豆腐のみそ漬け…などなど、337品を収録。
「枝豆にはビールじゃなく日本酒!」「刺身には醤油じゃなく塩!」。このほか、オニオンスライス、お浸し、ポテトサラダなどの定番つまみから締めの焼きおにぎりまで計11品を、酒との相性から徹底検証。「書斎派料理研究家」が、試行錯誤の末にたどり着いた究極のつくり方とは!? 漫然とした家飲みを革命的に変える一冊!
売り上げランキング: 308,560
とっておきのお酒に何を合わせる?和洋中・エスニックの料理に精通する著者が厳選したレシピ。疲れめの胃に旬の野菜たっぷりのおつまみを。切るだけ、混ぜるだけ、焼くだけ…ほんの一手間であなたのこだわり酒肴が完成。酒、食材についての薀蓄も豊富で、食べて美味し、読んで美味し。
台所に立つことうん十年。頭の中は、寝ても覚めても食うことばかり――美味探求の記。
明けても暮れても、気がつけば食べることばかりを考え生きている“食いしん坊”画家は、何をどう好み如何に食べてきたか。いわしの酢じめ、砂肝パクチー、チンジャオロースの作り方から、野菜の干し方、炭火の使い方、まずいまぐろのおいしい食べ方まで。文章と画で構成する、この上なく美味な一冊。
<まずいまぐろの、おいしい食べ方>
その1 一切れ、二切れ食べて、これはだめだと思ったら、酒と塩をふり、炭火で串焼きにして醤油とわさびで食べる。
その2 蓋つきの小鍋にごま油を引いてまぐろを並べ、酒でのばした豆チのみじん切りと塩、コショウをふって酒蒸しにする。食べるときに刻んだ香菜や葱をのせ、少し醤油をたらす。和からしがあれば、なおよし。
その3 ねぎま鍋もいい。鍋に蕎麦出汁をはり、砂糖とほんの少しだけみりんを入れ、ブツ切りにした葱とまぐろを煮て食べる。
“ひとり晩酌”の気ままさ、楽しさ、ぜいたくさを綴った大人気ブログ「カリッとした毎日。」が本になりました!
旬の食材や自分好みの食材を使って、自分のためだけの食卓を自分で用意し、ひとりで食べ、ゆるゆると酒を飲む……それは、化粧を落とす瞬間のようにホッとするひと時。本書は、そんなひとり晩酌の魅力が余すところなく詰め込まれた、大人の家飲みエッセイです。季節が感じられる29のエピソードと献立を中心に、ひとり晩酌のあれこれについて綴ったコラムも掲載。読めば、ひとりで飲みたくなる、家で飲みたくなる。そんな一冊になっています。
「晩酌している最中はもちろん、今日は何をアテにどんな酒を飲もうかと考えるのも、買い出しに行く時間も、いい。さほど手の込んだつまみでなくても、ほんのりとうまいものがいい。季節ごとに店頭に並ぶ食材を使ったつまみを準備する些細な手間でさえ、今宵の晩酌のためならば苦にならないというものです。」(まえがきより)
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