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(1月の特集本)ソラニン 新装版/浅野いにお(著)

kage

2019/01/19 (Sat)

2019年1月の特集本:
大切な人に贈りたいギフトブック

年始、大切な人に今年も宜しくの気持ちを込めて、

「人生が変わる本」

「もっと濃く生きる本」

を贈るのはどうでしょうか? 

贈る人のことを考えて本を選ぶ時間もまた楽しいひとときです。


▼恋に生きる、音楽を極める、濃く生きるための本
もっと濃密に時を過ごしてほしい人へ

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

 ソラニン 新装版/浅野いにお(著)

ソラニン 新装版 (ビッグコミックススペシャル)
浅野 いにお
小学館 (2017-10-30)
売り上げランキング: 33,164



Arikaアイコン(小)1ゼロ年代青春漫画の金字塔!
浅野いにおさん作、バンドマンとその周りの人々の青春漫画

2005~06年『週刊ヤングサンデー』に連載され、10年に映画化。あれから12年。累計90万部を超える爆発的な人気を誇った浅野いにおの代表作にしてゼロ年代を象徴する青春漫画の金字塔マンガ「ソラニン」が豪華新装版で再登場。単行本未収録外伝「はるよこい」、未収録カラー、描き下ろしカット、さらには12年ぶりの描き下ろし新作「第29話」を収録した全1巻。僕らの胸を焦がした、あの歌が、また聞こえる―― 青春という言葉だけでは片付けられない、甘いだけではない切なさが迫ってくる、泣ける名作。






Arikaシネマ2014b5

2010年4月3日公開 126分
 ソラニン 

ソラニン スタンダード・エディション [DVD]
TCエンタテインメント (2010-09-03)
売り上げランキング: 33,555


■映画ストーリー
OL2年目で会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)と、音楽の夢をあきらめられないフリーターの種田(高良健吾)は不透明な未来に確信が持てず、互いに寄り添いながら東京の片隅で暮らしていた。ある日、芽衣子の一言で仲間たちと「ソラニン」という曲を書き上げた種田は、芽衣子と一緒にその曲をレコード会社に持ち込むが……。

★映画チェック★
単行本が累計60万部突破した浅野いにおの同名原作を映像化した青春恋愛ストーリー。「ソラニン」という名の詩をモチーフとした切ない恋物語を軸に、リアルな若者の心情をビビッドに描き出す。会社を辞め彼と暮らす元OL・芽衣子を宮崎あおいが演じ、芽衣子の彼で音楽の夢をあきらめられないフリーター・種田を『蛇にピアス』の高良健吾が好演。宮崎自らギターを弾いて歌うライブシーンが感動のクライマックスを盛り上げる。

■スタッフ
監督:三木孝浩
原作:浅野いにお
脚本:高橋泉
プロデューサー:今村景子/田中美幸/久保田修
撮影:近藤龍人
編集:上野聡一
音楽:安井輝
編集:上野聡一
スタイリスト:梶雄太
ヘアメイク:井川成子
照明:藤井勇
録音:松本昇和
助監督:権野元

☑映画詳細データ
製作国:日本
配給:アスミック・エース
カラー
(新宿ピカデリー ほか)

■キャスト(役名)
宮崎あおい
高良健吾
桐谷健太
近藤洋一
伊藤歩
ARATA
永山絢斗
岩田さゆり
美保純
財津和夫







厳しい現実に対し、もがき苦しむ姿を宮崎あおいが好演
Arika感想(映画)a入社2年目で会社を辞めてしまった元OLの芽衣子(宮崎あおい)と、音楽の夢をあきらめきれず、フリーターとして働きながらバンド活動を続けている彼氏の種田(高良健吾)が、東京の片隅で、将来に不安を抱きながらも支え合って生きる姿を描く青春恋愛映画「ソラニン」。夢と現実のギャップに葛藤する若者たちのリアルな姿が多くの共感を呼び、累計70万部を超えるベストセラーとなった浅野いにおの同名コミックの映画化。メガネ男子な種田と森ガール風な芽衣子という、まさに画に描いた草食系カップルの愛らしい日常。そして、大学卒業後に直面する厳しい現実に対し、悩みもがき苦しむ姿。状況は違えど、誰もが経験する青春のひとコマを、映画初監督となる三木孝浩は見事に捉える。

綴られるエピソードの順序は若干異なるものの、淡々とした空気感で、コミック原作まんまのセリフを発する登場人物になりきった俳優たち。種田を演じる高良健吾は「フィッシュストーリー」「BANDAGE」でもバンドマンを演じてきたが、肩の力が抜けた本作が段違いにいい。原作でも映像的な見せ方を意識していたが、原作ファンを裏切らない配慮は「20世紀少年」に近い。そして、大切な人の死から新たな一歩を踏み出そうとする、芽衣子を演じる宮崎あおい。CMでも披露しているヘタウマな歌唱力を含め、彼女の発する尋常じゃない愛らしさで「少年メリケンサック」同様、“宮崎あおい観賞映画”としても十分に成立している。だが、もっとも評価すべき点は原作で表現できなかった、もうひとつの主役・音楽だ。原作には歌詞だけ出てきた楽曲「ソラニン」にメロディをつけたASIAN KUNG-FU GENERATION。青春時代の特有の切なさや虚無感を、サントラとして奏でるストレイテナーのホリエアツシ。2組のアーティストの力により、「ソラニン」の世界観はさらに広がった。“体温の低い作品”ではあるものの、「BANDAGE」よりも「NANA」よりも90年代初頭のリアルな匂いを漂わせる。あの時代を知る者としては、胸に熱いものがこみ上げてきます。









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