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〈ぬくもり⑦〉世話焼き長屋: 人情時代小説傑作選 (新潮文庫)/池波正太郎 乙川優三郎 北原亞以子 村上元三 宇江佐真理(著)

kage

2019/02/16 (Sat)

ぬくもり1a

寒がりやさんには厳しい冬。

ストーブとホットドリンクで温まったら、次は読書で心の中たら温まりませんか?


アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

 世話焼き長屋: 人情時代小説傑作選 (新潮文庫)
 /池波正太郎 乙川優三郎 北原亞以子 村上元三 宇江佐真理(著)


世話焼き長屋: 人情時代小説傑作選 (新潮文庫)
池波 正太郎 乙川 優三郎 北原 亞以子 村上 元三 宇江佐 真理
新潮社
売り上げランキング: 45,466



Arikaアイコン(小)1情けは人の為ならず…
感動必至、名作人情時代小説五編を精選。
巨匠、手練を揃えた短編集、はずれがないです。

江戸人情捕り物帳(貧乏長屋「研ぎ師人情始末」シリーズ)『裏店とんぼ』に浸ったあとは、クールダウンに短編を。池波正太郎の重鎮をはじめ、宇江佐 真理、北原 亜以子 、村上 元三など、この人ならという作家と佳品を集めた『世話焼き長屋』。女房よりも猫をかわいがる亭主(「お千代」)やら、女房も子どもも自分のためにいるとしか考えられないぐうたら亭主(「浮かれ節」)、暴力三昧の駄目亭主の元から女房が逃げた(「小田原鰹」)、行き掛かりで拾ってしまった肺病の娘をとことん世話する男(「証」)、父親の残した大借金を、死に物狂いで返そうとする息子(「骨折り和助」)……。生活に追われ、その日暮らしが精一杯ではあるけれど、その毎日は人との関わりがなくてはなりたたない。情けは人の為ならず、これを目の当たりにするところが長屋なのかもしれない。一作一作のレベルが高いので飽きません。選者が優れているののでしょうか、著者の個性が十分に堪能できます。


池波正太郎
1923‐1990。東京・浅草生れ。「錯乱」で直木賞受賞

宇江佐真理
函館市生れ。『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、『余寒の雪』で中山義秀文学賞受賞

乙川優三郎
東京生れ。『霧の橋』で時代小説大賞、『五年の梅』で山本周五郎賞、『生きる』で直木賞受賞

北原亞以子
東京・新橋生まれ。『恋忘れ草』で直木賞、『江戸風狂伝』で女流文学賞を受賞

村上元三
1910‐2006。朝鮮元山生れ。『上総風土記』で直木賞受賞

宇江佐真理
1949年生まれ。1995年に「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞、2000年に『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞を受賞、2001年に『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞




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〈季節の本棚〉ぬくもり 【2019/02/21】



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