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集英社文庫ナツイチフェア2019:ドキドキする本よまにゃ③/4(怪物/R.P.G./マダラ 死を呼ぶ悪魔のアプリ/怪談のテープ起こし/ユートピア)

kage

2019/07/13 (Sat)

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令和元年の夏、本を読みながら、大切なものに思いを馳(は)せてみませんか?

文庫「ナツイチ」フェア

集英社文庫

英社文庫『ナツイチ2019』。

2019年のテーマは、「あの一行が、鳴り止まらない。」

ざわざわ。
ざわざわ。

ページをめくるたび、
こころの音が響いてくる。
なんだか、お祭りみたい。

夏がきた。
さぁ、よまにゃ。

■今年の特典


かわいく揺れて 手ざわりやわらか!
【ナツイチ限定】よまにゃ”ねこじゃらしおり”(全4種類)

※「参加書店の店頭でナツイチ対象文庫を一冊買うと、その場でひとつプレゼント!」

※なくなり次第終了になります。


読書が大好きな、集英社文庫の新しいキャラクター。
どこかの町の本屋さんで、まいにち本を読んで暮らしている。
口癖は「よまにゃ」

😻マスコットキャラクター、「よまにゃ」とは?
読書が大好きな、集英社文庫の新しいキャラクター。
どこかの町の本屋さんで、まいにち本を読んで暮らしている。
次に好きなのが人間観察。
お店にやって来るお客さんたちの心を読んで、日々、オススメの本を紹介している。
口癖は「よまにゃ」。

人気イラストレーター、Noritake氏デザインの愛くるしいポーズがたまりませんにゃん♪


■フェアのジャンル項目


注目の本よまにゃ
ほっこりする本よまにゃ
切ない本よまにゃ
すっきりする本よまにゃ
ドキドキする本よまにゃ
なるほど!な本よまにゃ

・・・・の6ジャンル。


北村匠海×浜辺美波
ナツイチ2019スペシャルムービー「僕らのナツイチ」完全版



夏らしい浴衣姿の北村匠海さんと浜辺美波さんが今年のナツイチ本を爽やかに紹介するムービーです。



今年も集英社文庫では、全国の参加書店で夏のフェア「ナツイチ」を実施中。

注目の本、ドキドキする本、切ない本、すっきりする本、ほっこりする本、なるほど!な本……。

様々な「夏の一冊」を取りそろえています。

また、対象書店でもらえる「ねこじゃらしおり」や、イラストレーターのNoritakeさんがデザインしたナツイチ2019年限定カバーにも注目を。

「ナツイチ」対象文庫は全82冊。

仕事、家族、友情……。


7月21日は「ナツイチの日」

好きな本の世界へ、冒険にでる日だよ。
その一冊と出会いに、本屋さんへ行こう。






笛の音。お祭り。打ち上げ花火。
どれも、胸がドキドキする。
でも そんな気持ちは、
いい本が一冊あれば
味わえちゃうんだ。 



ドキドキする本よまにゃ

 怪物/福田和代 (著)

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怪物 (集英社文庫)
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福田 和代
集英社 (2013-05-17)
売り上げランキング: 282,308


〝正義〟の概念が足元から崩れ落ちる恐怖。 

死の匂いを嗅ぐ特殊能力で〝猟犬〟

の異名をもつ刑事が、ある失踪事件で底知れぬ不気味さを持つ青年と出会う。

怪物は、猟犬に追われる殺人者なのか――。 


定年を間近に控えた刑事、香西には“死”の匂いを嗅ぎとる不思議な能力があった。その力を手掛かりに不審な失踪事件を調べるうち、彼はゴミ処理施設で働く青年、真崎に辿り着く。「処理場で人間の身体くらい溶かせる」とこともなげに言う真崎。端正な顔立ちのこの男が事件の犯人なのか。二人の息詰まる攻防戦が幕を開ける―。正義と悪の概念が根底から覆される!著者渾身の長編ミステリー。



累計130万部
 R.P.G./宮部みゆき(著)

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R.P.G. (集英社文庫)
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宮部 みゆき
集英社
売り上げランキング: 123,310


理想の父・母・姉・弟。その正体は全員、他人。 

ネットで出会った他人同士が営む疑似家族。

〝お父さん〟が殺され、関係者の取り調べが始まった。

家族とは癒やしか、呪縛か。衝撃の結末が待つ現代ミステリー。 


住宅地で起きた殺人事件。殺された男性はインターネットの掲示板上で「疑似家族」を作っていた。殺人に関わりが? 虚実が交錯し、見えてきたものは…文庫書下ろしミステリー! (解説・清水義範)

…‥‥‥…
疑似家族の中で起きた殺人事件。現代社会の歪みをリアルに描く。 
Arikaアイコン(小)1ネットで交流する疑似家族の「お父さん」が刺殺された。被害者の実の娘、一美はマジックミラー越しに架空の「母」「娘」「息子」が取り調べを受けるのを見つめる。彼らの言葉に 〝真実〟はあるのか――。衝撃の結末が待ち受ける、宮部みゆき、初の文庫書き下ろし作品。まさにロールプレイングゲーム。ネットの世界の疑似家族のお父さんが殺害される。真犯人をあぶり出すために疑似家族達の取り調べが展開する。実はそれこそが刑事達が仕組んだR.P.G.だったとは。騙されたというよりキツネに包まれたという感じ。予想外の展開。予想の遥か上を行く結末でした。警察が仕掛けた大一番。疑ってたのはまさかの方で、更にまさかの展開で最後までビックリ、頭の中は???だらけでしたが、最後の最後が面白いですね。それまではじれったさが残るというか。小説よりテレビドラマとかだと緊迫感あってよかったかも!



 マダラ 死を呼ぶ悪魔のアプリ/喜多喜久 (著)

マダラ 死を呼ぶ悪魔のアプリ (集英社文庫)
喜多 喜久
集英社 (2018-09-20)
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そのアプリは、決して開いてはいけない―。 

3人の大学生がお互いを殺し合う不可解な事件を皮切りに、全国で殺人事件が頻発。

共通点は〝マダラ〟という謎のアプリだった。

ノンストップサスペンス! 


三人の大学生が互いに殺し合う不可解な事件が発生した。被害者は「マダラ」という謎のアプリをスマートフォンにインストールしていた。警視庁捜査一課の刑事・安達はやがて、“そのアプリを開いた者は、人を殺さずにはいられなくなる”という仮説にたどりつく。警察が対策を講じようとしたその時、「マダラ」が目覚め、世界に大混乱をもたらす―。謎が謎を呼ぶ衝撃のノンストップサスペンス!




 怪談のテープ起こし/三津田 信三 (著)

怪談のテープ起こし (集英社文庫)
集英社 (2019-03-01)
売り上げランキング: 23,363


自殺者が最後に吹き込んだテープの内容とは。 

自殺者の肉声による遺言を聴いた者に、忍び寄る怪異。

すべてはあのテープから始まった。

これは作り話か、それとも……。

リアルすぎるホラーミステリー短編集。 


自殺する間際にメッセージを録音して残す人がいる。それを集めて記事にしないか?編集者時代の三津田に企画を提案したライターが突然失踪。後日、三津田の元に届いた1本のテープには何が。カセットやMDに録音された体験談に材を取った6つの怪異譚と、それらを連載し本になるまでの、担当編集者との裏話的なエピソードから成る作品集。この物語を読むあなたは恐怖を「体感」することになる。




第29回 山本周五郎賞受賞作
 ユートピア/湊 かなえ(著)

ユートピア (集英社文庫)
湊 かなえ
集英社 (2018-06-21)
売り上げランキング: 31,150


善意は、悪意より恐ろしい。 湊かなえの渾身作!! 

それぞれの事情を抱え、海辺の町に暮らす3人の女。

ビジネスの成功で連帯を強めていくが、ある噂をきっかけに歯車が狂い始め……。

緊迫の心理ミステリー。 


太平洋を望む美しい景観の港町・鼻崎町。先祖代々からの住人と新たな入居者が混在するその町で生まれ育った久美香は、幼稚園の頃に交通事故に遭い、小学生になっても車椅子生活を送っている。一方、陶芸家のすみれは、久美香を広告塔に車椅子利用者を支援するブランドの立ち上げを思いつく。出だしは上々だったが、ある噂がネット上で流れ、徐々に歯車が狂い始め―。緊迫の心理ミステリー。

【登場人物紹介】
堂場奈々子
地元生まれの主婦。商店街で仏具屋を切り盛りする。車いすの少女、久美香の母。

相場光稀
夫の転勤でこの町へ。商店街で趣味の店を運営。美少女、彩也子の母。

星川すみれ
恋人に誘われて、岬タウンに移住してきた陶芸家。

…‥‥‥…
善意の果てにあるのは理想郷か、ほろ暗い闇か 
Arikaアイコン(小)1海辺の町で巡り合った3人の女たちは、それぞれに自分らしく生きていける場所を求めていた。お互い協力し合い、この町は〝ユートピア"になるはずだった。だが一つの噂から連帯は軋み始めるー。善意から生まれ、膨らんでいく〝歪み"の怖さ。人気作家の渾身作。

善意の行き着く先を怜悧に見つめた心理サスペンス。3人の女性の、強い主観のぶつかり合いが湊かなえらしい作品。仰天するようなエピソードが散りばめられているというより細やかな心理描写でグイグイと読者を惹きつけるような作品です。菜々子、光稀、すみれがその時々で想う本心を垣間見れるところがこの作品のハイライトだと思いました。それぞれ違う考え方を持ち、些細なことから始まる女性特有の意見の違いを文章に表すのはとても難しいことだし、私は湊かなえ以外にそれを完璧にできているひとを余り見たことがないと思う。今回は子供から見た素直な描写も加わっており、一つの物語をいくつもの視点で俯瞰から見ているような気分にいつも以上にさせられた。人の気持ちには表と裏がある。善意のつもりでいても悪意にとられることもある。怖い。相対している人の言葉や態度に疑心暗鬼を覚えるのも辛い。ユートピアは心の中にこそあって欲しいのに、読み終わって深いため息が出た。下手なドラマとか映画観るよりずっと面白かったです。登場人物の、(芸術を理解出来ない人に、芸術の良さを教えてあげたい)っていう感覚が、芸術家あるあるのブラックユーモアで笑えた。読者にも主観はあるので、所々で登場人物に共感したり、違和感を抱いたりしたと思うが、それらをすべてひっくるめて湊かなえの作品なんだと思う。



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