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角川文庫カドフェア2019|ARIKA?が選ぶ人気手ぬぐい店「かまわぬ」コラボ和柄Specialカバー名作|芥川龍之介(蜘蛛の糸・地獄変/或阿呆の一生・侏儒の言葉/杜子春)

kage

2019/08/10 (Sat)

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文庫フェア


川文庫『カドフェス2019』。

発見!角川文庫・カドフェス2019
     ×
天気の子(7・19公開・新海誠監督最新作)


天気の子
天気の子
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UNIVERSAL MUSIC LLC (2019-07-19)
売り上げランキング: 1


雨が
大地に染み込むように
言葉が
心にじんわり広がる。

光が
雲間を貫くように
言葉が
心に鋭く刺さる。

気まぐれに変わる
夏の空。
気まぐれに読む
夏の本。

予報もできない結末が
きっと あなたを待ち受ける。


■今年の特典



スペシャルカバーLINE UP

不朽の名作がスペシャルカバーで勢ぞろい!
スペシャルカバーの販売は2019年6月14日から、全国の書店にて発売開始
※なくなり次第終了となります。 ※Amazon、楽天などのネット書店ではカバーが異なる可能性がございます。

不朽の名作がスペシャルカバーで勢ぞろい!
文豪ストレイドッグス×角川文庫(全4種)
かまわぬ和柄Specialカバー(全8種類)


カドフェス対象本を1冊買うと、その場でもらえる!
はさんで楽しむ!
【数量限定】発見!クリアファイルプレゼント

カドフェス対象本を1冊ご購入につき、店頭にてその場でプレゼント!
デザインはこの夏公開の映画『天気の子』、創刊70周年を迎えた角川文庫の第1作目『罪と罰』、ハッケンくんの全3種類!

┣天気の子
┣罪と罰
┣ハッケンくん

※2019/6/14よりなくなり次第終了。
※対象店舗は、全国のカドフェス展開中の書店さまで、カドフェスの帯がついている文庫が対象です。
(店舗、一部ネット書店によっては取扱いのない場合がございます)
※恐れ入りますが、クリアファイルのデザインはおまかせいただくことをご了承ください。


抽選で合計100名に当たる!
特製図書カードNEXTプレゼントキャンペーン

応募締め切り 2019年9月2日(月)23時59分まで

下記の応募フォームより、ご応募いただいた方から抽選で合計100名様に、カドフェス2019 特製図書カードNEXT(500円分)をプレゼント!

★図書カードNEXTの使用方法はこちら
カドフェス2019 特製図書カードNEXT(500円分):合計100名様

┣天気の子:34名様
┣罪と罰:33名様
┣ハッケンくん:33名様

■応募締め切り
2019年9月2日(月)23時59分まで

■注意事項
※あらかじめ下記をご了承のうえでご応募ください
○おひとりにつき応募は1回まで。複数回ご応募いただいた場合でも、プレゼントの抽選対象はひとりにつき1口分となります。
○入力漏れや誤入力がある場合は、応募を受け付けられません。
○当選者の発表は、賞品の発送(2019年11月上旬予定)をもって代えさせていただきます。また、発送先は日本国内に限ります。
○賞品を譲渡(転売、オークション出品を含む)しないことが応募・当選の条件となります。
○応募に際しご提供いただいた個人情報は、弊社の「プライバシーポリシー」の定めるところにより、適正にお取り扱わせていただきます。

■応募に関するお問い合わせ
KADOKAWAカスタマーサポート
お問い合わせフォーム: https://www.kadokawa.co.jp/support/c/
※カドフェス2019 特製図書カードNEXTプレゼントキャンぺーンとご明記ください。
※当落に関するお問い合わせには応じかねます。

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■フェアのジャンル項目



新海誠関連書籍!
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名作
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手に汗にぎる!
心をつかむロングセラー

■アイコンの説明


・・・・受賞作
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 ■ARIKA?が選ぶ、人気手ぬぐい店「かまわぬ」コラボ和柄Specialカバー名作
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毎年大好評のてぬぐい専門店「かまわぬ」と角川文庫のコラボ、和柄スペシャルカバー。

角川文庫カドフェス2019で推薦されている文豪小説・名作とは別枠で、私が文豪・作家別にの個人的推薦小説紹介です。

※文庫装丁は(株)かまわぬのてぬぐい&風呂敷柄を使用しています。


 ■芥川龍之介
 蜘蛛の糸・地獄変/芥川龍之介 (著)

改編 蜘蛛の糸・地獄変 (角川文庫)/角川書店

¥価格不明
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地獄の池で見つけた一筋の光はお釈迦様が垂らした蜘蛛の糸だった。

絵師は愛娘を犠牲にして芸術の完成を追求する。

両表題作の他、「奉教人の死」「邪宗門」など、意欲溢れる大正7年の作品計8編を収録する。


不倫関係にある袈裟と盛遠。
盛遠は袈裟をただ凌辱したいが為に、袈裟の夫である渡を殺そうと持ちかけるが――
(「袈裟と盛遠」より)


地獄でもがき苦しんでいるカンダタを見たお釈迦様は、彼の善行を一つだけ思い出す。
あらゆる悪事を働いた大悪党の彼だが、蜘蛛を一匹助けたことがあったのだ。
お釈迦様は、カンダタを地獄から救い出そうと極楽から蜘蛛の糸を垂らし――
(「蜘蛛の糸」より)


平安時代に良秀という名の高名な画師がいた。
絵の腕前は大したものだが、その気性は傲慢そのもので、とかく人に嫌われていた。
その良秀が、大殿の命により地獄変の屏風を描く運びとなるが、彼は実際に見たものしか描けないと言い――
(「地獄変」より)


長崎の≪さんた・るちや≫という教会に、≪ろおれんぞ≫なる美青年がいた。
しかし、彼は傘張の娘と不義密通の嫌疑をかけられており、娘が身籠った折、姦淫罪で破門されてしまう。
(「奉教人の死」より)


松尾芭蕉が死の床に伏し、最期を看取る為に弟子たちが集まるが―― 
(「枯野抄」より)


堀川の若殿様が体験した、世にも不思議な出来事。
摩利信乃法師という、一人の沙門を交えて語られる物語――
(「邪宗門」より)


中学三年時、英語を受け持っていた先生が急逝し、代わりの先生がやってきた――
それが、毛利先生だった。毛利先生は英語教師としての能力が乏しく、生徒たちは皆、彼を軽んじて馬鹿にしていた。
そんな毛利先生を、大学を卒業した年の秋に、偶然見かけるが――
(「毛利先生」より)


笛の名手であり樵の髪長彦は、ある時、楽しい笛の音のお礼にと、三兄弟神から不思議な犬
を授けられ――
(「犬と笛」より)


…‥‥‥…
Arikaアイコン(小)1ニッポンの古典は、読み返すとこんなにも過激だった!
蜘蛛の糸につかまって自分だけ助かろうとする地獄の罪人・犍陀多(カンダタ)の運命に心が痛い「蜘蛛の糸」。芸術のためならすべてを犠牲にする絵師が信じがたい決断をする「地獄変」。古典文学を題材にした短編を得手とする芥川龍之介の初期の名作8篇を収録。

堕ちた罪人の業を描く「蜘蛛の糸」は、あの世を描いた蜘蛛の糸と、登場人物全員が不気味。いわゆるホラー的な怖さじゃなくて、もっと人間的な戦慄。人間の本質、痛いところをついてくるというより、えぐりとる。よくこんな話思い付くものだ。わずか5頁のお話ですが、因果応報の縮図のようでした。描写、物語、全てが簡潔でありながら、奥が深いです。残酷とも言える物語ですが、最後は午時の清々しい情景で終わっています。そのセンスが何とも好きです。

芸術への偏狂を描く「地獄変」は、読んでいて血の温度が上がるような、凍るような良秀の人間臭さがより強く出ている。自らが極めようとする美のためなら、実の娘に火を放つことも厭わない…壮絶⁉ 絵師良秀もそうだが、それ以上に良秀の願いを聞き入れ、しかも残虐さを増して、叶える大殿様に嫌悪を感じる。

「蜘蛛の糸」はもちろん、「地獄変」も古典 "絵仏師良秀" として読んだことがあったけど、こちらの方が断然好みだった。倒錯する恋慕と妄執を描く「袈裟と盛遠」をはじめとし、死を前にした人間模様を描く「枯野抄」、少し難解だった「袈裟と盛遠」、実は女であるろおれんぞの殉死が印象深い「奉教人の死」は哀しくも美しいお話でお気に入り。老教師のダメダメぶりに人生の悲哀を感じる「毛利先生」、「犬と笛」は道徳的な童話など、いずれも読み応えがあり面白かった。人間感情の振り切れぬエゴイズムが、あらゆる題材を下敷きとし、迫真の筆力をもって読者に訴えかけてくる。この技術はやはり凄い。そして「邪宗門」は思いっきり異能力バトル!って感じで笑った。物語の一番いいところでちょうど未完となっており悶絶した。大正7年に書かれた小説と若干の随筆・感想類を主体に編まれている。人間の複雑な感情を訥々とだが明解に表現されている。読むこちらがたじろいでしまう程に過激で芥川と勝負する感じ。 そして、こういう作品を読むと簡単に「あの人はこういう人だから」とか言えないなと思う。どれもエンタテインメント性に富んだ物語で、古典への入り口としては適しているのかも。時代は変わっても人間の本質は変わらない。答えのない問題を提示し続ける芥川龍之介は刺激的で実に面白い。ごちそうさまでした。

Arika報告書v1アイコンカバーがPOPでありながら、芥川の作品の死臭とかカビ臭さとか、そんな印象でお気に入り。


 或阿呆の一生・侏儒の言葉/芥川龍之介 (著)

或阿呆の一生・侏儒の言葉 (角川文庫)
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芥川が命を絶った昭和2年の作品や評論、遺書「或旧友へ送る手紙」等を収録

時代を先取りした「見えすぎる目」がもたらした悲劇。自らの末期を意識した凄絶な心象が描かれた遺稿「歯車」「或阿呆の一生」、最後の評論「西方の人」、箴言集「侏儒の言葉」ほか最晩年の作品を収録。


 杜子春/芥川龍之介 (著)

杜子春 (角川文庫)
杜子春 (角川文庫)
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芥川 龍之介
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芥川の代表作「杜子春」他17篇を収めた珠玉の短篇集

人間らしさを問う「杜子春」、梅毒に冒された15歳の南京の娼婦を描く「南京の基督」、姉妹と従兄の三角関係を叙情とともに描く「秋」他「黒衣聖母」「或敵打の話」などの作品計17編を収録。

芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)
┣1892年(明治25年)3月1日 - 1927年(昭和2年)7月24日(満35歳没)
┣東京府北豊島郡滝野川町生まれ
┣職業:小説家
┣ジャンル:短編小説

📚代表作
『羅生門』(1915)
『鼻』(1916)
『戯作三昧』(1917)
『地獄変』(1918)
『藪の中』(1922)
『河童』(1927)
『歯車』(1927)

・‥…━━━☆
その作品の多くは短編である。また、「芋粥」「藪の中」「地獄変」など、『今昔物語集』『宇治拾遺物語』といった古典から題材をとったものが多い。「蜘蛛の糸」「杜子春」といった児童向けの作品も書いている。



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