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新潮社文庫の100冊2019|考える本④|心理・脳・知力・哲学(こころの処方箋/受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法―/人間の建設/人生論ノート/孤独のチカラ/堕落論)

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2019/09/19 (Thu)

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新潮文庫の100冊2019
文庫フェア


潮文庫『新潮文庫の100冊』。

2019年のテーマ「この感情は何だろう。」

毎年夏になると、出版各社の文庫を紹介したパンフレットが書店に並びます。

これらのパンフレットのなかでも「新潮文庫の100冊」のキャンペーンは、1976年から始まり40年近い歴史があります。

2900余点の新潮文庫の中から編集部が厳選した100点を、「恋する本」「シビレル本」「考える本」「ヤバイ本」「泣ける本」の5テーマに分類しておすすめします。

■今年の特典


#キュンタ大作戦

新潮社が毎年展開しているフェア「新潮文庫の100冊」がスタートした。

 今年の「新潮文庫の100冊」には、「#キュンタ」で盛り上げて、「純金キュンタしおり」をゲットしよう!

応募方法

一冊買えばもらえる!

「キュンタうちわしおり」

※「キュンタうちわしおり」は「新潮文庫100冊」フェアを開催している全国主要書店でもらえます。
※「新潮文庫の100冊」購入者が対象です。
※「キュンタうちわしおり」は無くなりしたい終了します。

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キャンペーン公式アカウント
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📲撮る!
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#キュンタタグ付けで写真をSNSに投稿!


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当たる!
抽選100名様に「キュンタうちわしおり」が当たる!
※当選された方はDMが届きます。
*24K(表面加工)です。

応募締切
2019年9月5日(金)正午まで

締め切り以降の投稿は応募対象外となりますので、ご注意ください。

詳しいことは
「新潮文庫の100冊2019」ページで応募規約を含めて確認!


■フェアのジャンル項目


恋する本
シビレル本
考える本
ヤバイ本
泣ける本


■アイコンの説明


=受賞作
=映像化
📚=新潮文庫の一行


大丈夫。きみの悩みは、もう本になっている。この夏を、何冊生きよう。
  考える本
 心理・脳・知力・哲学 

心理学入門
 📚うそは常備薬 真実は劇薬(P134)
 こころの処方箋/河合隼雄(著)

うそは常備薬、真実は劇薬 

こころの処方箋 (新潮文庫)
河合 隼雄
新潮社
売り上げランキング: 2,572


「耐える」だけが精神力ではない。心の支えは、時にたましいの重荷になる。――あなたが世の理不尽に拳を振りあげたくなったとき、人間関係のしがらみに泣きたくなったとき、本書に綴られた55章が、真剣に悩むこころの声の微かな震えを聴き取り、トラブルに立ち向かう秘策を与えてくれるだろう。この、短い一章一章に込められた偉大な「常識」の力が、かならず助けになってくれるだろう。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン「耐える」だけが精神力ではない、「理解ある親」を持つ子はたまらないなど、疲弊した心に本当の勇気を与える〈こころの専門家〉による55章。多忙で余裕のない生活に揉まれて忘れがちな「あたりまえなこと」ばかり。わかっちゃいるがどうにもならんことも多々あれど、わかってるだけ気持ちは楽になる、そんな内容。寄り添うような諭すような文章には深い常識が綴られていた。『処方箋』という題名だけあって心が楽になる良いタイトル。症状にあった項目を選べるのもいい。本当に処方箋になりうる読んで面白いエッセイ集。ただ初版は20年以上も前なので、若干古い印象はあったかも?

河合隼雄
┣1928年〈昭和3年〉6月23日 - 2007年〈平成19年〉7月19日(79歳没)。兵庫県生れ。
┣京大理学部卒。京大教授。日本におけるユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。
河合隼雄財団 (@KawaiHayaoPress) - Twitter

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 新潮社|書籍一覧まとめ

 単著:河合隼雄

働きざかりの心理学 (新潮文庫)
河合 隼雄
新潮社
売り上げランキング: 48,049


「働くこと=生きること」責任ある立場に立ち、人生の光と影を背負いながら誠実に働くことは、それだけで充分に難しいこと。「働きざかり」の世代が直面する“見えざる危機”を心身両面から探り、解決のヒントを提案します。「つきあいの功罪」「会議と疲れ」「妥協と協調」「男女の迷走」「いじめの病根」そして「中年の危機」。誰もが避けては通れない大切な課題を考えるための心のカルテ。


 いや~~たのしゅうございました。――大島弓子

猫だましい (新潮文庫)
河合 隼雄
新潮社
売り上げランキング: 54,796


こころの専門家・河合隼雄先生は、実は大のネコ好きです。今までに読んだ古今東西のたくさんの猫物語の中から、特にお気に入りのにゃんこ達を選んで、お話しいただきました。長靴をはいた猫、空飛び猫、鍋島の化け猫、100万回生きたねこ……ネコのことが分ると、ヒトの心も分る、かもしれませんよ。ネコ好きでは引けを取らない、大島弓子さんの感想マンガが付いてます。


 著:河合隼雄/イラスト:岡田知子 
 逝去が惜しまれる臨床心理学者河合隼雄氏の、健やかで愉快な少年時代。

泣き虫ハァちゃん (新潮文庫)
河合 隼雄
新潮社
売り上げランキング: 50,696


「ほんまに悲しいときは、男の子も、泣いてもええんよ」「兄弟ちゅうもんはええもんや」。両親の温かい愛に包まれて、故郷、丹波・篠山の野山を、五人の兄弟たちや同級生と駆け回り過ごした幼い日々。感受性が豊かですぐに涙が出てしまうハァちゃんの、泣き虫ぶり成長ぶりをエピソード豊かに描いた、心温まる物語。


 男と女の境界はかくも危うい! 平安時代の男女逆転物語から「心」と「身体」の深層を探る。

とりかへばや、男と女 (新潮選書)
河合 隼雄
新潮社
売り上げランキング: 330,458


性が入れ替わった男女を描いた異色の王朝文学『とりかへばや物語』。かつて「淫猥」と評された物語には、「性の境界」をめぐる深いテーマが隠されていた。男らしさと女らしさ、自我とエロス、性変換と両性具有――深層心理学の立場からジェンダーと性愛の謎を解き明かすスリリングな評論。河合隼雄が遺した名著、選書版で登場。


 「子どもの個性を大事にしようと思ったら、ちょっと教えるのをやめて、待ったらいいんです。」
 困難な時代を生き抜くために、今こそ聞きたい河合隼雄の言葉。


いじめと不登校 (新潮文庫)
河合 隼雄
新潮社
売り上げランキング: 56,991


「いじめ」や「不登校」が増えているという。これを乗り越えるには子どもの「生きる力」を鍛えねばならない。その力はどうしたら育つのか? 悪いと知りつつ〈悪〉をやって、それをどう解決しようかと悩むことにより、子どもは鍛えられ「生きる力」が身につく。まわりの大人は手を出すのを我慢して、それを見守ってやらねばならない。この困難な時代を生き抜くために、今こそ聞きたい河合隼雄の言葉。


 一瞬の中に人生のすべてがある。そこから人は自分の「物語」を発見してゆく――。
 伝説の「京大最終講義」を収録!


こころの最終講義 (新潮文庫)
河合 隼雄
新潮社 (2013-05-27)
売り上げランキング: 42,820


心理療法家・河合隼雄はロールシャッハ・テストや箱庭療法などを通じて、人間のこころの理解について新たな方法を開拓した。また、『日本霊異記』『とりかへばや物語』『落窪物語』等の物語を読み解き、日本人のこころの在り処と人間の根源を深く問い続けた。伝説の京都大学退官記念講義「コンステレーション」を始め、貴重な講義と講演を集めた一冊。『物語と人間の科学』改題。



 効率を追い求め結論のみを急ぐ現代日本は、育児や教育には不向きな社会だ。
 心の専門家が、困難な時代を生きる私たちへ提言する。


縦糸横糸 (新潮文庫)
縦糸横糸 (新潮文庫)
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河合 隼雄
新潮社
売り上げランキング: 129,730


酒鬼薔薇聖斗、和歌山カレー事件、オウム真理教、新潟少女監禁事件、自殺者の増加、引きこもり──日本人の生活は豊かに、快適になったが、〈心〉はその変化に対応できず、多くの問題が生じてしまった。効率を追い、結論のみを急ぐ現代社会は、育児や教育には不向きだ。欲望を満たしても幸せにはなれない。ではどうすればいいのか。〈心〉の専門家から、困難な時代を生きる私たちへの提言。



 「面白い本」にはわけがある。河合隼雄がすすめる「深い本」20冊。

こころの読書教室 (新潮文庫)
河合 隼雄
新潮社 (2014-01-29)
売り上げランキング: 58,911


一冊の本を端から端まで読むと、なにかを「知る」以上の体験ができる……物語を手がかりに人間の心の深層を見つめ、鋭い考察を重ねた臨床心理学者河合隼雄。豊かな読書体験をもとに、カフカ、ドストエフスキー、ユングから村上春樹、吉本ばなな、児童文学や絵本まで、「深くて面白い本」二十冊をテーマごとに読み解く。縦横無尽に語り下ろした晩年の貴重な書。『心の扉を開く』改題。



 臨床心理学の泰斗・河合隼雄。
 その独創的学識と人間的魅力はいかに形づくられたのか。


河合隼雄自伝: 未来への記憶 (新潮文庫)
河合 隼雄
新潮社 (2015-05-28)
売り上げランキング: 398,641


「箱庭療法」など日本の臨床心理学の礎を築いた河合隼雄。その独創的で深い学識や人間的魅力はいかに形づくられたのか。丹波篠山の豊かな自然と自由闊達な家族に育まれた幼年時代、悩み多き京大数学科時代、臨床心理学に目覚めて留学したアメリカ、スイス・ユング研究所での格闘の日々……臨床家として人の心を支え続けた著者の「魂の半生記」。『未来への記憶—自伝の試み』改題。



 対談集|
 山田太一/安部公房/谷川俊太郎 / 白洲正子 / 沢村貞子 / 遠藤周作 / 多田富雄 / 富岡多恵子 / 村上春樹 / 毛利子来

 子供、老い、自己、性、宗教、物語――本をめぐり、作家や詩人たちと深く語った対話集。

こころの声を聴く―河合隼雄対話集
河合 隼雄
新潮社
売り上げランキング: 442,263


〈身体まで反応するような本にめぐり会ったときは、嬉しくて仕方がない。その上、著者とお会いできたのだから、こんなに幸いなことはない〉。ユング心理学の第一人者が、日本を代表する作家や詩人、学者、医者たちと著書をめぐり語り合う。テーマは子供、老い、自己、性、魂、宗教、物語など。対話は次第に深まって、無意識の領域にまで分け入ってゆく。こころの謎が解ける対話集。頭だけでなく腹にこたえるオモロイ本、心と身体を刺激する物語の力。山田太一、安部公房、谷川俊太郎、白洲正子らとの、オモロイ本をめぐる対話と、書き下ろしエッセイを収録。


 対談集|先生:河合隼雄/生徒:南伸坊 
 「人の心ってどこまでわかるのですか?」「わかってたまるか(笑)」

心理療法個人授業 (新潮文庫)
河合 隼雄 南 伸坊
新潮社
売り上げランキング: 55,492


生徒「人の心ってどこまでわかるのですか?」先生「わかってたまるか(笑)。でも、僕らは最大限の努力はします。心理療法は命がけの仕事なのです」生徒「ワカランワカラン言っていて治療できるのですか? 箱庭を作ると治るんじゃないんですか?」先生「ハハハ」──人の心は不思議で深遠、謎ばかり。シンボーさんと少し勉強してみませんか? 楽しいイラスト満載。「個人授業」シリーズ第4弾。



 共著:河合隼雄/村上春樹 
 むずむずがほぐれていく。

村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)
河合 隼雄 村上 春樹
新潮社
売り上げランキング: 6,495


村上春樹が語るアメリカ体験や1960年代学生紛争、オウム事件と阪神大震災の衝撃を、河合隼雄は深く受けとめ、箱庭療法の奥深さや、一人一人が独自の「物語」を生きることの重要さを訴える。「個人は日本歴史といかに結びつくか」から「結婚生活の勘どころ」まで、現場の最先端からの思索はやがて、疲弊した日本社会こそ、いまポジティブな転換点にあることを浮き彫りにする。


 共著:河合隼雄/吉本ばなな 
 言葉の名手vs.対話の達人。個性的な二人のホンネは、とてつもなく面白く、ふかい!

なるほどの対話 (新潮文庫)
河合 隼雄 吉本 ばなな
新潮社
売り上げランキング: 19,518


吉本:「学校は自分をぐしゃぐしゃにした」という印象が強くあります。学校、つらかったですねえ……。河合:とにかく日本には、おせっかいが多い。それは、〈創造する〉作業にとって、ものすごくマイナスなんですよ。日本はクリエイティビティを表に出すのが、難しい社会です。──個性的な二人のホンネは、とてつもなく面白く、ふかい。対話の達人と言葉の名手が明かす生きるコツ。


 共著:小川洋子/河合隼雄 
 奇跡のように実現した二人の出会い、そして最後の対話――。
 河合隼雄と小川洋子の「物語の魂」が静かに響き合う。


生きるとは、自分の物語をつくること (新潮文庫)
小川 洋子 河合 隼雄
新潮社
売り上げランキング: 12,347


人々の悩みに寄り添い、個人の物語に耳を澄まし続けた臨床心理学者と、静謐でひそやかな小説世界を紡ぎ続ける作家。二人が出会った時、『博士の愛した数式』の主人公たちのように、「魂のルート」が開かれた。子供の力、ホラ話の効能、箱庭のこと、偶然について、原罪と原悲、個人の物語の発見……。それぞれの「物語の魂」が温かく響き合う、奇跡のような河合隼雄の最後の対話。


 共著:河合隼雄/茂木健一郎 
 魂の専門家のもとへ脳科学の申し子が訪れた。夢と無意識、心理療法と科学、そして箱庭――
 「人間の不思議」を真摯に語り合った3日間。解説・河合俊雄(臨床心理学者)。


こころと脳の対話 (新潮文庫)
河合 隼雄 茂木 健一郎
新潮社 (2011-06-26)
売り上げランキング: 96,130


人間の不思議を、「心」と「脳」で考える──魂の専門家である碩学と脳科学の申し子が心を開いて語り合った3日間。京都の河合オフィスで茂木氏は自ら箱庭を作り、臨床心理学者はその意味を読む……箱庭を囲みながら、夢と無意識、シンクロニシティとは何かなどをめぐって、話は深く科学と人生の問題に及んでいった。「河合隼雄」という存在の面白さが縦横に展開する貴重な対話集。


 共著:河合隼雄/柳田邦男 
 <現代という困難な時代を生きていくうえであなたを支える言葉の数々。きっと見つかる。/strong>

心の深みへ―「うつ社会」脱出のために (新潮文庫)
河合 隼雄 柳田 邦男
新潮社 (2013-02-28)
売り上げランキング: 100,469


二十世紀における科学の進歩と物質的豊かさの広がりは、果たして私たちを本当の意味でしあわせにしたのか? 生と性の問題、死と死後の世界、信仰、たましいの存在……心理学者にして心理療法家であった河合隼雄氏が生前、ノンフィクション作家の柳田邦男氏と縦横無尽の議論を繰り広げ、心の問題をとことん掘り下げた珠玉の対談集。昏迷をきわめる現代だからこそ、胸に沁みる一冊。


 共著:河合隼雄/松岡和子 
 心理学者と翻訳家が語り合えば、シェイクスピアはもっと楽しい! 幻の対話も初収録。

決定版 快読シェイクスピア (新潮文庫)
河合 隼雄 松岡 和子
新潮社 (2018-03-28)
売り上げランキング: 76,097


シェイクスピアが「ロミオとジュリエット」の下敷きとなった物語に加えた、ふたつの重要なアレンジとは。ハムレットって実は体育会系? その根拠は。リチャード三世はアドラー理論を体現したような人物である――。ひとの心を深く知る心理学者と、女性初のシェイクスピア全作品訳に挑む翻訳家による、洞察力とユーモア溢れる11のセッション。幻の「タイタス・アンドロニカス」論を初収録。


共著・対談者プロフィール

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 安部公房
(1924-1993)東京生れ。東京大学医学部卒。1951(昭和26)年「壁」で芥川賞を受賞。1962年に発表した『砂の女』は読売文学賞を受賞したほか、フランスでは最優秀外国文学賞を受賞。その他、戯曲「友達」で谷崎潤一郎賞、『緑色のストッキング』で読売文学賞を受賞するなど、受賞多数。1973年より演劇集団「安部公房スタジオ」を結成、独自の演劇活動でも知られる。海外での評価も極めて高く、1992(平成4)年にはアメリカ芸術科学アカデミー名誉会員に。1993年急性心不全で急逝。


 遠藤周作
(1923-1996)東京生れ。幼年期を旧満州大連で過ごし、神戸に帰国後、11歳でカトリックの洗礼を受ける。慶応大学仏文科卒。フランス留学を経て、1955(昭和30)年「白い人」で芥川賞を受賞。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品、歴史小説も多数ある。主な作品は『海と毒薬』『沈黙』『イエスの生涯』『侍』『スキャンダル』等。1995(平成7)年、文化勲章受章。1996年、病没。


 岡田知子 
1965(昭和40)年富山県生れ。広告制作会社にグラフィックデザイナーとして勤務後、イラストレーターとして独立。透明水彩や鉛筆を用いて、主に出版・広告の分野で活動中。


 小川洋子 
1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。1991(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞。『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、2006年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞、2013年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。『薬指の標本』『琥珀のまたたき」など多数の小説、エッセイがある。フランスなど海外での評価も高い。


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 沢村貞子
1908年(明治41年)東京・浅草生まれ。女優。本名大橋貞子。日本女子大学在学中に築地劇団に参加。前衛演劇運動に加わって投獄を経験する。34年に映画女優としてデビュー。幅広い役柄をこなす存在感のある女優として評価が高く、舞台、テレビも含め名脇役として活躍。文筆業にも長け77年『私の浅草』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。96年(平成8年)没。


 白洲正子
(1910-1998)1910年東京生まれ。幼い頃より能を学び、14歳で女性として初めて能舞台に立ち、米国留学へ。1928年帰国、翌年白洲次郎(1902〜1985)と結婚。古典文学、工芸、骨董、自然などについて随筆を執筆。『能面』『かくれ里』『日本のたくみ』『西行』など著書多数。1998年没。


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 多田富雄
(1934-2010)茨城県生れ。千葉大学医学部卒。東京大学名誉教授、免疫学者。1971(昭和46)年に、免疫反応を抑制するサプレッサーT細胞を発見し、世界の免疫学界に大きな影響を与えた。野口英世記念医学賞、朝日賞、エミール・フォン・ベーリング賞など受賞多数。1984年、文化功労者に選ばれる。能への造詣が深く、新作能も手がけた。著書に『免疫の意味論』(大佛次郎賞)『生命の意味論』『独酌余滴』(日本エッセイスト・クラブ賞)『私のガラクタ美術館』『寡黙なる巨人』(小林秀雄賞)『イタリアの旅から―科学者による美術紀行―』『脳の中の能舞台』『わたしのリハビリ闘争』など多数。


 谷川俊太郎
1931年東京生れ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来2500を超える詩を創作、海外でも評価が高まる。多数の詩集、散文、絵本、童話、翻訳があり、脚本、作詞、写真、ビデオも手がける。1983年『日々の地図』で読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞など。代表作に『六十二のソネット』『旅』『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』『はだか』『私』など。近刊に覚和歌子との『対詩 2馬力』がある。


 富岡多恵子
1935年7月28日大阪市生れ。大阪女子大卒。詩人・小説家・文芸評論家、日本芸術院会員。上方お笑い大賞選考委員。最初の詩集《返礼》でH氏賞,一躍脚光を浴びる。《物語の明くる日》で室生犀星詩人賞。1971年に詩から小説へ転じ,《植物祭》で田村俊子賞,《立切れ》で川端康成賞を受賞。生と性にまつわって鋭い独自の批評性をもつ。ほかに《芻狗》《波打つ土地》など。上野千鶴子らとの《男流文学論》などフェミニズム批評の実践も話題を呼んだ。静岡県伊東市在住。現代美術家の菅木志雄は夫。


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 南伸坊 
1947(昭和22)年、東京生れ。漫画雑誌「ガロ」の編集長を7年間務める。1980年からフリーのイラストレーター、エッセイストとして活動を開始。路上観察学会の結成に参画するなど旺盛な好奇心を持つ。著書に『大人の科学』『仙人の壺』『本人の人々』など


 村上春樹 
1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1979年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『国境の南、太陽の西』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)、『騎士団長殺し』がある。『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、紀行文、翻訳書など著書多数。海外での文学賞受賞も多く、2006(平成18)年フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、2009年エルサレム賞、2011年カタルーニャ国際賞、2016年ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞を受賞。


 茂木健一郎 
1962(昭和37)年東京都生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学大学院物理学専攻課程を修了、理学博士。〈クオリア〉をキーワードとして、脳と心の関係を探究している。著書に『脳と仮想』『ひらめき脳』『生命と偶有性』など。『IKIGAI―日本人だけの長く幸せな人生を送る秘訣―』は、著者が英語で執筆した最初の書籍となる。


Arikaあいうえお7

 松岡和子 
1942(昭和17)年、旧満州新京(長春)生れ。東京女子大学英文科卒業。東京大学大学院修士課程修了。著書に『すべての季節のシェイクスピア』『繪本 シェイクスピア劇場』(安野光雅・画)『快読シェイクスピア』(河合隼雄との共著)『「もの」で読む入門シェイクスピア』など、訳書に『クラウド9』『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』などがある。1996(平成8)年からシェイクスピア戯曲の全訳に取り組み、その新訳を用いた蜷川幸雄演出による舞台上演が注目されている。


 毛利子来
1929- 昭和後期-平成時代の小児科医。昭和4年11月27日生まれ。昭和35年東京原宿で開業。母子保健や保育を歴史的に研究し,47年「現代日本小児保健史」を発表。集団保育,野外保育を原則とした「おひさまの会」を結成,「障害児を普通学級へ・全国連絡会」の世話人もつとめる。千葉県出身。岡山医大(現岡山大)卒。著作に「ひとりひとりのお産と育児の本」「孫をめぐるおとなの作法」など。


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 山田太一
1934年東京浅草生まれ。脚本家。早稲田大学卒業後、松竹大船撮影所入社。演出部で木下恵介監督の助監督に。1965年独立。以後約半世記にわたって、「岸辺のアルバム」「早春スケッチブック」「ふぞろいの林檎たち」「キルトの家」など多くの名作テレビドラマを手がける。1988年『異人たちとの夏』で山本周五郎賞受賞。主な小説作品に『飛ぶ夢をしばらく見ない』『冬の蜃気楼』『終りに見た街』『空也上人がいた』ほか。


 柳田邦男 
1936(昭和11)年、栃木県生れ。1995(平成7)年『犠牲―わが息子・脳死の11日』とノンフィクション・ジャンル確立への貢献が高く評価され菊池寛賞受賞。災害・事故・公害問題や、生と死、言葉と心の危機、子どもの人格形成とメディア等の問題について積極的に発言している。主な近著に『壊れる日本人』『「気づき」の力』『生きなおす力』『人の痛みを感じる国家』『新・がん50人の勇気』『僕は9歳のときから死と向きあってきた』『「想定外」の罠―大震災と原発』『生きる力、絵本の力』『終わらない原発事故と「日本病」』『言葉が立ち上がる時』がある。翻訳絵本に『ヤクーバとライオン』『少年の木』『その手に1本の苗木を』『やめて!』等多数。


 吉本ばなな 
1964(昭和39)年、東京生れ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。1987年『キッチン』で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。1988年『ムーンライト・シャドウ』で泉鏡花文学賞、1989(平成元)年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、『TUGUMI』で山本周五郎賞、1995年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアでスカンノ賞、フェンディッシメ文学賞〈Under35〉、マスケラダルジェント賞、カプリ賞を受賞。近著に『吹上奇譚 第一話 ミミとこだち』『切なくそして幸せな、タピオカの夢』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた単行本も発売中。

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外部リンク
一般財団法人 河合隼雄財団
河合隼雄財団 (@KawaiHayaoPress) - Twitter
一般社団法人 日本心理臨床学会
日本ユング心理学会
日本ユング派分析家協会
一般社団法人 日本臨床心理士会
箱庭療法学会
河合隼雄 - NHK人物録






学生の勉強法 /学習指導
 📚寝ることは、覚えたことを しっかりと保つための大切な行為なのです。(P114)
 受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法―/池谷裕二(著)

徹夜は無駄! 好奇心こそ記憶力の鍵。

裏ワザ満載、最強の勉強法。

脳をダマして、受験に克つ! 


受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)
池谷 裕二
新潮社 (2011-11-28)
売り上げランキング: 2,383


「海馬」は記憶を司る部位。だが、脳は蓄えるよりも忘れていくほうが多いのだ。試験前に徹夜で詰め込んだ記憶は、呆気なく消えていく。しかし、興味があるものはすぐに覚えられるし、バイオリズムのタイミングをつかめば記憶効率は上がる。――海馬、扁桃体、LTP等々、脳の働きを正しく理解して、恐れず受験に挑む! 気鋭の脳研究者が考える学習法。『高校生の勉強法』改題。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン脳は、じつは記憶を忘れるようにできている! そのしくみを正しく理解すれば、受験なんて恐くない――気鋭の脳研究者が解説する最強学習法。元々、高校生向けに書かれた書籍の加筆改訂版とのことで、ひとつの章が3ページと短く読みやすく工夫されている。一番ほほうと思ったのは、子どもは知識記憶(丸暗記)が幅を効かせているが、中学生後半ともなると、理解して理屈を覚える経験記憶という能力でないと覚えられなくなるというものだ。「数学は知識記憶(覚える)じゃなくて方法記憶(理解する)で覚えてね」と塾でもよく言うけど、数学以外でもこの方法記憶が重要なんだと理解できた。入学試験の受験勉強に限らず、各種資格試験や日々の細かい仕事等を効率よくインプットするのにも活かせるような内容だった。脳が暗記や思考する仕組みをふまえた根拠のある知識が詰め込まれている。というわけで、もちろん大人にもお勧め。

池谷裕二
┣1970(昭和45)年静岡県生まれ。
┣脳研究者。東京大学大学院薬学系研究科教授。薬学博士。「ERATO脳AI融合プロジェクト」の代表を務める。神経科学および薬理学を専門とし、海馬や大脳皮質の可塑性を研究。最新脳科学の知見をわかりやすく伝える著書には多くのファンがいる。
┣著書に、『海馬』(糸井重里氏との共著)『進化しすぎた脳』『脳はなにかと言い訳する』『単純な脳、複雑な「私」』『脳には妙なクセがある』『脳はなにげに不公平』『できない脳ほど自信過剰』『パパは脳研究者』など。


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|関連書籍一覧まとめ

 単著:池谷裕二
 IQに左右されブランドに拘り、フェロモンに惹かれる……人間的な本性に迫る脳科学!

脳には妙なクセがある (新潮文庫)
池谷 裕二
新潮社 (2018-01-27)
売り上げランキング: 51,421


コミュニケーション最強の武器となる笑顔は、“楽しい”を表すのではなく、笑顔を作ると楽しくなるという逆因果。脳は身体行動に感情を後づけしているのだ。姿勢を正せば自信が持てるのもその一例。背筋を伸ばして書いた内容のほうが、背中を丸めて書いたものよりも確信度が高いという――。とても人間的な脳の本性の「クセ」を理解し、快適に生きるため、気鋭の脳研究者が解説する最新知見!


 「脳」は幸せの鍵を握っている! 
 恋愛、仕事、アルコールetc.「脳」のしくみを知れば知るほど毎日がきっと楽しくなる!




ピアニストやスポーツ選手は、優れた遺伝子を持っているだけでは「一流」にはなれない。目標を達成するためには、脳に「やる気」を起こさせるのが鍵。また、脳には過去の決断に対して、後悔しないよう正当化する機能がある。仕事や恋愛など、身近な場面でも活かされるこの能力こそが人を幸せにするのだ。知るほどに魅力に溢れている脳を、「海馬」の研究者が説く、脳科学最前線。


 共著:池谷裕二/中村うさぎ
 依存症、発達障害、認知症……この世に「完璧な脳」などあり得ない!

脳はみんな病んでいる
池谷裕二 中村うさぎ
新潮社
売り上げランキング: 9,021


二児のパパになった脳研究者と、難病で死にかけた作家が再会。「病んでいるから愛おしい」因果な脳の不思議な魅力に迫る。なぜ認知症の老人は夫や妻の顔を忘れるのか? 最新科学は遺伝病を根絶できるのか? 天才の37%は発達障害、女性に多い「隠れ自閉スペクトラム症」など、「正常と異常」「健康と病気」の境界を問い直す、哲学する脳科学!


 常識を覆す新事実満載! 最先端の研究者と悩める作家が語る、驚きと刺激に満ちた脳科学。

脳はこんなに悩ましい (新潮文庫)
池谷 裕二 中村 うさぎ
新潮社 (2015-10-28)
売り上げランキング: 142,143


「私って何?」その問いの果てにあったのは脳科学だった。“自意識”は脳が作ったイリュージョン? 人の不幸が快感なのは脳のせい。オルガズムに男女差はなし!? セックスで放出されるホルモンの悪用法とは。「大器晩成」は脳構造的に正しい。遺伝子検査で知る意外な自分――。脳研究の最先端を知る科学者と、自己を追い続ける作家が探検! 驚きと刺激に満ちた、魅惑的な脳の世界。

 中村うさぎ
1958(昭和33)年福岡県生まれ。同志社大学文学部英文科卒。OL、コピーライターを経て、ジュニア小説デビュー作『ゴクドーくん漫遊記』がベストセラーに。その後、壮絶な買い物依存症の日々を赤裸々に描いた「週刊文春」連載コラム「ショッピングの女王」がブレイクする。著書に、『女という病』『私という病』『愛という病』『狂人失格』『セックス放浪記』『うさぎとマツコの往復書簡』(マツコ・デラックス氏との共著)『聖書を語る』(佐藤優氏との共著)『あとは死ぬだけ』など。


 評著:池谷裕二/糸井重里
 オトナになっても脳は育つ! 『キッパリ!』の上大岡トメさん大絶賛。

海馬 脳は疲れない (新潮文庫)
池谷 裕二 糸井 重里
新潮社
売り上げランキング: 10,573


脳と記憶に関する、目からウロコの集中対談。いわく、「『もの忘れは老化のせい』は間違い」「30歳を過ぎてから頭は爆発的によくなる」――。記憶を司る部位である「海馬」をめぐる脳科学者・池谷裕二のユニークな発想と実証を、縦横無尽に広げていく糸井重里の見事なアプローチ。脳に対する知的好奇心を満たしつつ、むしろオトナの読者に生きる力を与えてくれる、人間賛歌に満ちた科学書。

 糸井重里
1948(昭和23)年、群馬県生れ。コピーライター。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。広告、作詞、文筆、ゲーム制作など多彩な分野で活躍。著書に『ぼくの好きなコロッケ。』『ボールのようなことば。』『海馬』(池谷裕二との共著)『黄昏』(南伸坊との共著)『知ろうとすること。』(早野龍五との共著)ほか多数。

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外部リンク
個人サイト『池谷裕二のホームページ』
東京大学 大学院薬学系研究科 薬品作用学教室
池谷裕二 (@yuji_ikegaya) - Twitter





論文集・講演集・対談集
 📚世界の知力が低下しているという気がします(P23)
 人間の建設/小林秀雄、岡潔(著)

世界的天才数学者とあの小林秀雄による史上最強の雑談。

酒の味から、アインシュタインまで。


人間の建設 (新潮文庫)
小林 秀雄 岡 潔
新潮社
売り上げランキング: 9,289


有り体にいえば雑談である。しかし並の雑談ではない。文系的頭脳の歴史的天才と理系的頭脳の歴史的天才による雑談である。学問、芸術、酒、現代数学、アインシュタイン、俳句、素読、本居宣長、ドストエフスキー、ゴッホ、非ユークリッド幾何学、三角関数、プラトン、理性……主題は激しく転回する。そして、その全ての言葉は示唆と普遍性に富む。日本史上最も知的な雑談といえるだろう。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン酒の味から、本居官長、アインシュタイン、数学、ドストエフスキーまで。文系・理系を代表する天才二人が縦横無尽に語り合った奇跡の対話。全体的に非常に教養レベルの高い対談。解説も半端なく難しいし。私にはハードルが高すぎる内容で理解出来ない事だらけで脳みそ汗まみれだったが、数学者の岡氏の言う「数学が成立するためには知性だけを説得することだけでなく、感情の満足がそれと別個にいる」という言葉が印象深かった。人間というものは感情が納得しなければ本当には納得しない存在らしいが、数学にもその考えが当てはまるのが目からウロコだった。注釈とにらめっこしながらの読書になったが、たまにはこういうジャンルの本で勉強するのも良いものだと思った。でも大学生なら文理関わらず一読の価値あり。

Arikaシネマ2014b1

小林秀雄
┣1902年(明治35年)4月11日- 1983年(昭和58年)3月1日(80歳没)東京生れ。
┣文芸評論家、編集者、作家。
┣東京帝大仏文科卒。1929(昭和4)年、「様々なる意匠」が「改造」誌の懸賞評論二席入選。以後、「アシルと亀の子」はじめ、独創的な批評活動に入り、『私小説論』『ドストエフスキイの生活』等を刊行。戦中は「無常という事」以下、古典に関する随想を手がけ、終戦の翌年「モオツァルト」を発表。1967年、文化勲章受章。連載11年に及ぶ晩年の大作『本居宣長』(1977年刊)で日本文学大賞受賞。
小林秀雄の世界


 読める、わかる――21世紀の小林秀雄。

小林秀雄全作品〈1〉様々なる意匠
小林 秀雄
新潮社
売り上げランキング: 278,389


昭和4年、27歳の文壇デビュー評論「様々なる意匠」を軸に、大正11年20歳の処女小説「蛸の自殺」、さらに「ランボオI」「志賀直哉」から昭和5年28歳の文芸時評「アシルと亀の子」まで計27篇。


 「知の巨人」の思想がすでに表出する、
 青年期の創作から初期の評論、中期のエッセイを集める。


Xへの手紙・私小説論 (新潮文庫)
小林 秀雄
新潮社
売り上げランキング: 177,128


文芸批評家として最初の、揺るぎない立場を確立し、後の文学活動のあらゆる萌芽を含む『様々なる意匠』。人生観、ことに女性観、芸術論、社会批評などが、鋭く、渾然一体となって述べられた『Xへの手紙』。わが国に特有な私小説を見事に解剖した『私小説論』。その他、『一ツの脳髄』『女とポンキン』等の初期創作から始まって、中期以降戦後に至るまでの主要な論文、感想を収録する。


 作品の奥に潜む作家という人間を暴け!

作家の顔 (新潮文庫)
作家の顔 (新潮文庫)
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小林 秀雄
新潮社
売り上げランキング: 298,652


書かれたものの内側には、必ず作者の人間があるという信念のもとに、著者の心眼に映じた作家の相貌を浮彫りにし、併せて文学の本質とその魅力を生き生きと伝える。青春の日に出会ったランボオ、敬愛する志賀直哉、菊池寛、個人的に深い交渉のあった富永太郎、中原中也、さらには中野重治、林房雄、島木健作、川端康成、三好達治等々、批評家小林秀雄の年輪を示す27編。



ドストエフスキイの生活 (新潮文庫)
小林 秀雄
新潮社
売り上げランキング: 51,675


ペトラシェフスキイ事件連座、シベリヤ流謫、恋愛、結婚、賭博――不世出の文豪の魂に迫り、漂泊の人生を的確に捉えた不滅の労作。


 批評の第一人者の精髄。芸術、古典、美、そして宿命。

モオツァルト・無常という事 (新潮文庫)
小林 秀雄
新潮社
売り上げランキング: 5,693


小林批評美学の集大成であり、批評という形式にひそむあらゆる可能性を提示する「モオツァルト」、自らの宿命のかなしい主調音を奏でて近代日本の散文中最高の達成をなした戦時中の連作「無常という事」など6編、骨董という常にそれを玩弄するものを全人的に験さずにはおかない狂気と平常心の入りまじった世界の機微にふれた「真贋」など8編、ほか「蘇我馬子の墓」を収録する。



Arikaシネマ2014b1

岡潔
┣1901年〈明治34年〉4月19日 - 1978年〈昭和53年〉3月1日(76歳没)大阪生れ。
┣日本数学史上最大の数学者。
┣1925(大正14)年、京都帝大卒業と同時に講師に就任、以降、広島文理科大、北大、奈良女子大で教鞭をとる。多変数解析函数論において世界中の数学者が挫折した「三つの大問題」を一人ですべて解決した。1960(昭和35)年、文化勲章受章。エッセイ集に『春宵十話』『日本のこころ』『風蘭』『情緒の教育』『情緒と創造』『情緒と日本人』等。
数学者 岡潔思想研究会
岡潔文庫
岡潔 - NHK人物録


単行本
 数学する人生/岡潔(著 )、森田真生(編)  
 未刊行、晩年の「最終講義」を初収録! 今だから読むべき偉人の言葉とは。 

数学する人生
数学する人生
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岡 潔
新潮社
売り上げランキング: 28,400


デビュー作『数学する身体』が話題の若き独立研究者、森田真生による編集と渾身の解説で、農耕と研究に明け暮れた孤高の天才数学者・岡潔の魅力を炙り出す。岡の名随筆に加え、食エッセイ、日記、写真、そして岡夫人による文化勲章騒動記も収録。その素顔とともに、数学の枠にとどまらない、人間の本質に迫る思考に触れる、珠玉の選集。いまだからこそ、読みたい。


文庫本
 数学する人生/岡潔(著 )、森田真生(編)  
 「知や意は、情という水に立つ波のようなもの」世界的数学者の哲学的エッセンスを凝縮。

数学する人生 (新潮文庫)
岡 潔
新潮社 (2019-03-28)
売り上げランキング: 11,879


日本が誇る世界的数学者にして、畑仕事と研究だけに没頭した孤高の人――。数学の枠にとどまらない、その思想エッセンスを余すところなく一冊に凝縮。「人は本来、物質的自然の中に住んでいるのではなくて、魚が水の中に住んでいるように、心の中に住んでいます」と語る哲学的にして詩的な世界観を、小林秀雄賞を最年少で受賞し、岡に私淑する俊英の編集により完全再現した驚異的選集。

出版社からのコメント
数学することが、生きることそのものだった「全身数学者」、岡潔ーー。その著作に私淑した独立研究者・森田真生が編集し、思想的エッセンスを凝縮した選集。前人未踏の数学的業績によって世界的な名声を誇ると同時に、道元、芭蕉、漱石に連なる者として「数学する」ことを追究し、日本人の心のありかたを求めた。「借り物ではなく、自分の手許にある言葉で繰り広げられる思考の力強さに、いつも目を開かされる思いがする。そして、一度も会ったことがないにもかかわらず、なぜか「懐かしい」と感じるのである」と編者が語る、その哲学的世界観への入門書として好適な一冊。編者が「発掘した」未刊の最終講義「日本民族」を収録。

 編者紹介(森田真生)
1985(昭和60)年東京都生れ。独立研究者。東京大学理学部数学科を卒業後、独立。京都に拠点を構えて研究を続けるかたわら、国内外で「数学の演奏会」「大人のための数学講座」「数学ブックトーク」などのライブ活動を行っている。2015(平成27)年、初の著書『数学する身体』で、小林秀雄賞を最年少で受賞。 他の著書に『数学の贈り物』、編著に岡潔著『数学する人生』がある。


第15回 小林秀雄賞
 数学する身体/森田真生(著)  
  「数学を通して世界をわかりたい」。30歳、若き異能の躍動するデビュー作!

数学する身体 (新潮文庫)
森田 真生
新潮社 (2018-04-27)
売り上げランキング: 6,679


思考の道具として身体から生まれた数学。ものを数える手足の指、記号や計算……道具の変遷は数学者の行為を変え、記号化の徹底は抽象化を究める。コンピュータや人工知能の誕生で、人間の思考は変貌を遂げるのか? 論考はチューリング、岡潔を経て生成していく。身体を離れ、高度な抽象化の果てにある、新たな可能性を探る!



 ミシマ社|数学の贈り物/森田真生(著)  
 独立研究者として、子の親として、一人の人間としてひとつの生命体が渾身で放った、清冽なる19篇。
 著者初の随筆集。


数学の贈り物
数学の贈り物
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森田真生
ミシマ社
売り上げランキング: 36,282


いま(present)、この儚さとこの豊かさ。独立研究者として、子の親として、一人の人間としてひとつの生命体が渾身で放った、清冽なる19篇。著者初の随筆集。目の前の何気ない事物を、あることもないこともできた偶然として発見するとき、人は驚きとともに「ありがたい」と感じる。「いま(present)」が、あるがままで「贈り物(present)」だと実感するのは、このような瞬間である。――本書より

『数学する身体』(新潮社、第15回小林秀雄賞受賞)の著者による待望の2冊目がここに誕生――。






哲学・思想の論文・評論・講演集/死生観
 📚人生は運命であるように、人生は希望である。(P145)
 人生論ノート/三木清(著)

やさしく、身近で、面白い。

大哲学者が説く、私たちの生き方指南。 


人生論ノート (新潮文庫)
三木 清
新潮社
売り上げランキング: 12,960


死について、幸福について、懐疑について、偽善について、個性について、など23題――ハイデッガーに師事し、哲学者、社会評論家、文学者として昭和初期における華々しい存在であった三木清の、肌のぬくもりさえ感じさせる珠玉の名論文集。その多方面にわたる文筆活動が、どのような主体から生れたかを、率直な自己表現のなかにうかがわせるものとして、重要な意味をもつ。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン死について、幸福について、懐疑について、個性について等、23題収録。率直な表情の中に、著者の多彩な文筆活躍の源泉を窺わせる珠玉の名論文集。レベルの高い自己啓発書という感じで、あまり感心しなかった。ただ、80年前も現代と同じような問題意識があったのだなぁと思った。例えば、近代人は「幸福」よりも「成功」を優先する、などは現代にも通用する問題だろう。しかしもう少し深く考察すると、ではポストモダンとは何だったのかという問いが生まれる。近代のベースが崩れたポストモダンにおいても、近代と同様な問題意識が通用してしまう。近代とポストモダンの間には明確な断絶がなく、分かり合えてしまう側面があると同時に、本来なら分かり合えないものも隠蔽してしまう危険性がある。スッと入ってくるところと、難解で頭に落としきれないところに分かれます。「嫉妬」、「瞑想」、「健康について」、「娯楽について」、「旅について」、「個性について」が好きです。薄くてかさばらないので、旅のお供に連れていきたい。

三木清
┣(1897-1945)1897(明治30)年、兵庫県生れ。京都帝大で西田幾多郎に学んだ後、ドイツに留学、リッケルト、ハイデッガーの教えを受け、帰国後の処女作『パスカルに於ける人間の研究』で哲学界に衝撃を与えた。法政大学教授となってからは、唯物史観の人間学的基礎づけを試みるが、1930年、治安維持法違反で投獄、教職を失う。その後、活発な著作活動に入るが、再び検挙され、敗戦直後、獄死した。

Arikaシネマ2014b1
 新潮社|書籍一覧まとめ

 近代日本の歴史哲学のフロンティア三木清が真摯な筆致で読者に親しく語りかける。
 若い人々への読書案内として、必読の名著。


読書と人生(新潮文庫)
新潮社 (2016-06-17)
売り上げランキング: 33,616


近代日本の歴史哲学のフロンティア三木清は、ヨーロッパ・ニヒリズムの思想的意味に目覚め、次第に激化しつつあった日本ファシズムに抗し、無法な拘禁の下に獄死した――。本書は、その著者の生き方、思索の足跡を偲ばせると共に、ある時は青春を、ある時は読書遍歴を、またある時は哲学の手引きを、真摯な筆致で読者に親しく語りかける。若い人々への読書案内として、必読の名著。





倫理学入門/人生論・教訓
 📚群れて成功した人はいない。(P28)
 孤独のチカラ/齋藤孝(著)

私が乗り越えた《暗黒の十年》のこと、初めてお話しします。

孤独の-(マイナス)を+(プラス)に変換する技法。 


孤独のチカラ (新潮文庫)
齋藤 孝
新潮社
売り上げランキング: 16,175


私には《暗黒の十年》がある。それは受験に失敗した十八歳から、大学に職を得る三十二歳までに体験した壮絶な孤独の年月である。しかし、人生のうちで孤独を徹底的に掘り下げ過去の偉人たちと地下水脈でつながる時間は、成長への通過儀礼だ。孤独をクリエイティブに変換する単独者のみ、到達できる地点は必ず存在する。本書はそんな自らの経験を基に提唱する「孤独の技法」である。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン私には《暗黒の十年》がある――。受験に失敗した十代から職を得る三十代までの壮絶な孤独の年月。自らの体験を基に提唱する、独り時間の極意。孤独=ぼっち。ではなく単独者である事の大切さを学んだ。齋藤自身が暗黒の十年と呼ぶ孤独の時代を経験したことから、孤独を徹底的に掘り下げそれぞれが単独者としてチームを組むことの大切さを説いています。ひとりの時間とは自分を鍛える時間、孤独なときにこそ人は力を伸ばすことができる、人としての強さは単独者になれるかどうかに尽きる、と著者は力説しています。今もこれまでもひとりでいることが割と多い私には、力強い言葉でした。ただ後半に入るにつれ、偉人のお言葉の引用や、本の紹介が多くてその辺りが読みづらかったが高校生、大学生でもがんばれば読めると思います。周りの人と群れてそれでいいならいいですが、不快な時間を過ごすよりは、ひとりで有意義な時間を過ごす選択もひとつかと思います。

齋藤孝
┣1960(昭和35)年、静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現職。『身体感覚を取り戻す』で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』『雑談力が上がる話し方』などのベストセラーをはじめ著作多数。
明治大学文学部・齋藤孝
齋藤孝のホームページ


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|書籍一覧まとめ

 なぜあの人にムカつくのか? 職場、家庭、人間関係に潜む28の「地雷」を徹底解剖。

余計な一言 (新潮新書)
齋藤孝
新潮社
売り上げランキング: 196,113


なぜあの人にムカつくのか? 「だって」「しかし」の連発、「行けたら行く」「なくはない」という曖昧な物言い、面白くもない辛口コメント、「頑張れ頑張れ」の繰り返し、バカ丁寧な敬語の乱用……人間関係を悪化させる元凶は「余計な一言」だ。28の実例と解説を、頷き、笑いながら読むうちに自然と予防策が身についていく。コミュニケーション能力が確実にアップする「声に出して読んではいけない日本語」への処方箋。







文学理論/近現代日本のエッセー・随筆
 📚人間は堕落する。義士も聖女も堕落する。(P85)
 堕落論/坂口安吾(著)

堕落論 (新潮文庫)
堕落論 (新潮文庫)
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坂口 安吾
新潮社
売り上げランキング: 53,844


単に、人生を描くためなら、地球に表紙をかぶせるのが一番正しい――誰もが無頼派と呼んで怪しまぬ安吾は、誰よりも冷徹に時代をねめつけ、誰よりも自由に歴史を嗤い、そして誰よりも言葉について文学について疑い続けた作家だった。どうしても書かねばならぬことを、ただその必要にのみ応じて書きつくすという強靱な意志の軌跡を、新たな視点と詳細な年譜によって辿る決定版評論集。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン偉大な破壊の後の焼野原で坂口安吾は書いた。生きよ、堕ちよ――。敗戦後の日本に衝撃を与えた「堕落論」ほか17選。生きる力が湧いてくる評論集。へー、終戦後にこんな考え方する人がいたなんて思わなかった。それが初めて読んだときの印象。小説かと思っていたらまさかの論文で読み慣れないながらもなるほどなーと感心して読みました。ここに収められているエッセイ集は一回読んだだけだとまだ噛み砕けないので、何度も読んだ。何度読んでもその都度胸を打つところがあり、心が揺さぶられます。例えば「文学のふるさと」に書かれている「救いがないということ、それだけが唯一の救いなのであります」という言葉は今回読んだ時も感動しました。救いがないのは絶望的ですが、それを自覚すれば前へ進む力になります。今度読んで一番心を打たれたのは「特攻隊に捧ぐ」です。この短いエッセイの中に坂口安吾の無限の優しさを感じます。若くして戦争で命を落とした人たちに対する慟哭の思いが安吾特有の率直な言葉で語られます。日々現状に甘んじて暮らすノンキモノな私にとっては、なんと難しくいろいろ考えて生きる人なんだろう‥‥と敬服し少し自分の生き方を恥じ入ってしまいます。自らが日本人であることを強烈に意識しつつ日本人であることに劣等感?を感じまくっている複雑な感情に理解は及びませんが、とにかく力いっぱい生きてみようと思わされます。

坂口安吾
┣(1906-1955)新潟市生れ。1919(大正8)年県立新潟中学校に入学。1922年、東京の私立豊山中学校に編入。1926年東洋大学文学部印度哲学倫理学科に入学。アテネ・フランセに通い、ヴォルテールなどを愛読。1930(昭和5)年同校卒業後、同人誌「言葉」を創刊。1931年に「青い馬」に発表した短編「風博士」が牧野信一に激賞され、新進作家として認められる。少年時代から探偵小説を愛好し、戦争中は仲間と犯人当てに興じた。戦後、『堕落論』『白痴』などで新文学の旗手として脚光を浴びる。


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|書籍一覧まとめ

戦争と一人の女(2013年4月公開)監督:手塚眞、 主演:浅野忠信
 女が欲しい。たとえ白痴であったとしても――。
 太宰と人気を二分した無頼派・坂口安吾の代表作7編を収録。  


白痴 (新潮文庫)
白痴 (新潮文庫)
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坂口 安吾
新潮社
売り上げランキング: 63,219


白痴の女と火炎の中をのがれ、「生きるための、明日の希望がないから」女を捨てていくはりあいもなく、ただ今朝も太陽の光がそそぐだろうかと考える。戦後の混乱と頽廃の世相にさまよう人々の心に強く訴えかけた表題作など、自嘲的なアウトローの生活をくりひろげながら、「堕落論」の主張を作品化し、観念的私小説を創造してデカダン派と称される著者の代表作7編を収める。


坂口安吾 (新潮日本文学アルバム)

新潮社
売り上げランキング: 238,351


新潟屈指の名家・坂口家に生まれて、終生〈家〉を嫌悪し、反逆と無頼を貫く。敗戦の日本に「堕ちよ、生きよ」と主張して思想と文学の主導者となった燃焼の生涯四十九年。


第2回 探偵作家クラブ賞
 乱歩も清張も驚いた。奇怪な人間関係、斬新なトリック。日本のミステリ史に輝く傑作!  


不連続殺人事件 (新潮文庫)
坂口 安吾
新潮社 (2018-08-29)
売り上げランキング: 115,179


探偵小説を愛し、戦争中は仲間と犯人当てゲームに興じた安吾。本作は著者初の本格探偵小説にして、日本ミステリ史に輝く名作である。その独創的なトリックは、江戸川乱歩ら専門作家をも驚嘆せしめた。山奥の洋館で起こる殺人事件。乱倫と狂態の中に残された「心理の足跡」を見抜き、あなたは犯人を推理できるか? 自らの原稿料を賭けた「読者への挑戦状」を網羅。感涙の短篇「アンゴウ」特別収録。



 太宰治、織田作之助……。文学的盟友の死に、安吾は何を想う。人気絶頂期の評論9編。  

不良少年とキリスト (新潮文庫)
坂口 安吾
新潮社 (2019-05-29)
売り上げランキング: 160,707


1948年6月13日、太宰治が情死する。逸早く知らせを受けた安吾は、その死に何を見たか。太宰論から文明論に到る圧巻の「不良少年とキリスト」。もうひとりの文学的盟友、織田作之助の喪われた才能を惜しむ「大阪の反逆」。戦後の日本に衝撃を与えた「堕落論」で時代の寵児となった著者絶頂期の、色褪せることのない評論 9 編。二つの「無頼派座談会」と文庫初となる掌篇小説「復員」を特別収録。






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