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新潮社文庫の100冊2019|考える本⑤|エッセー・随筆(鳥類学者 無謀にも恐竜を語る/さくらえび/二十歳の原点/それでも、日本人は「戦争」を選んだ/「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー/一日江戸人/ひとり暮らし/日本百名山/きみの町で)

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2019/09/20 (Fri)

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新潮文庫の100冊2019
文庫フェア


潮文庫『新潮文庫の100冊』。

2019年のテーマ「この感情は何だろう。」

毎年夏になると、出版各社の文庫を紹介したパンフレットが書店に並びます。

これらのパンフレットのなかでも「新潮文庫の100冊」のキャンペーンは、1976年から始まり40年近い歴史があります。

2900余点の新潮文庫の中から編集部が厳選した100点を、「恋する本」「シビレル本」「考える本」「ヤバイ本」「泣ける本」の5テーマに分類しておすすめします。

■今年の特典


#キュンタ大作戦

新潮社が毎年展開しているフェア「新潮文庫の100冊」がスタートした。

 今年の「新潮文庫の100冊」には、「#キュンタ」で盛り上げて、「純金キュンタしおり」をゲットしよう!

応募方法

一冊買えばもらえる!

「キュンタうちわしおり」

※「キュンタうちわしおり」は「新潮文庫100冊」フェアを開催している全国主要書店でもらえます。
※「新潮文庫の100冊」購入者が対象です。
※「キュンタうちわしおり」は無くなりしたい終了します。

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キャンペーン公式アカウント
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📲撮る!
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#キュンタタグ付けで写真をSNSに投稿!


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当たる!
抽選100名様に「キュンタうちわしおり」が当たる!
※当選された方はDMが届きます。
*24K(表面加工)です。

応募締切
2019年9月5日(金)正午まで

締め切り以降の投稿は応募対象外となりますので、ご注意ください。

詳しいことは
「新潮文庫の100冊2019」ページで応募規約を含めて確認!


■フェアのジャンル項目


恋する本
シビレル本
考える本
ヤバイ本
泣ける本


■アイコンの説明


=受賞作
=映像化
📚=新潮文庫の一行



大丈夫。きみの悩みは、もう本になっている。この夏を、何冊生きよう。
  考える本
 エッセー・随筆 

恐竜
 📚この本は恐竜学に対する挑戦状ではない。身の程知らずのラブレターである。(P8)
 鳥類学者 無謀にも恐竜を語る/川上和人(著)

恐竜はどのように鳴いたのか。

樹上に巣を作ったのか。

笑えて学べる絶品科学エッセイ! 


鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (新潮文庫)
川上 和人
新潮社 (2018-06-28)
売り上げランキング: 25,821


鳥類学者はおおいに恐竜を語っていいのだ。ティラノサウルス、アパトサウルス、地上に君臨した恐竜の子孫こそ鳥なのだから。ということで、本邦が誇る現生鳥類研究者の化石時代への大航海が始まる。どんな色でどのように鳴いたのか。樹上に巣を作るものはいたのか。鳥類の進化を辿り、恐竜の生態を復元する、野心的試み。抱腹絶倒しつつ知的興奮を存分に味わえる、とびきりの科学エッセイ。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」の著者が、鳥類の進化をたどり、恐竜の生態を復元する。笑えて学べる絶品科学エッセイ。恐竜ってワニと鳥の間くらいの存在なんだ。鳥は恐竜の進化系ななのだ。そう思うと鳥はなんだかとても偉大な存在に思える。一番気になるのは何故絶滅したのかということだが、巨大隕石衝突説が一番有力らしい。これはまたいつか起こるだろう。その時は人間も絶滅するんだろうなと漠然とした恐怖はある。こういう難しい話をライトタッチで話してくれると読みやすくて非常に良い。内容もさることながらそこがこの本の優れている所だと思う。しかし時々挟む親父ギャグは恐竜が絶滅するんじゃないかと思うくらい寒い。解説のズケズケ感がとても良い。最終的に鳥賛歌になってる気がしないでもないのはご愛嬌。大型翼竜に対するダチョウ的アプローチは目から鱗だった。まぁ翼竜は恐竜ではないのだけれども、そこは良いとして。ダイナソー小林の解説も必見!!

川上和人
┣1973(昭和48)年大阪府生れ。
┣農学博士。国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所主任研究員。東京大学農学部林学科卒、同大学院農学生命科学研究科中退。著書に『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』『美しい鳥 へンテコな鳥』『そもそも島に進化あり』などがある。図鑑の監修も多く手がけている。2017(平成29)年に上梓した『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』がベストセラーとなり、読書界の注目を集める。


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|書籍一覧まとめ

 出張先は火山に、ジャングル、無人島……!?
 センセイ、ご無事のお戻り、祈念しております……(担当編集者)


出張先は火山にジャングル、決死の上陸を敢行する無人島だ!

知られざる理系蛮族の抱腹絶倒、命がけの日々!

すべての生き物好きに捧げる。


鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。
川上 和人
新潮社
売り上げランキング: 2,786


必要なのは一に体力、二に体力、三、四がなくて、五に体力?! 

噴火する火山の溶岩、耳に飛び込む巨大蛾、襲い来るウツボと闘いながら、吸血カラスを発見したのになぜか意気消沈し、空飛ぶカタツムリに想いをはせ、増え続けるネズミ退治に悪戦苦闘する――アウトドア系「鳥類学者」の知られざる毎日は今日も命がけ! 爆笑必至。

センセイ、ご無事のお戻り、祈念しております……(担当編集者)


川上和人が紹介した本⇒書評:恐竜はズルい
 迫る「敵」はハイイログマ、毒ヘビ、はたまた盗掘者――。
 日本を代表する探検家?……否! 恐竜学者による超スリリングな発掘記。

 恐竜まみれ―発掘現場は今日も命がけ―/小林快次(著)

恐竜まみれ :発掘現場は今日も命がけ
小林 快次
新潮社
売り上げランキング: 211


未知の恐竜化石を求め、1年の3分の1は発掘調査へ。ゴビ砂漠の灼熱、予知不可能の大濁流、「墜落しないよう祈れ」というアラスカのヘリを生き延びながら、歩きに歩く。最終日の大発見に身震いし、恐竜界50年の謎に挑み、ついに日本初の「全身骨格」を掘り出した! 「ファルコン・アイ」「ダイナソー小林」の異名を持つ学者のスリリングな発掘記。

小林快次
1971年福井県生まれ。北海道大学総合博物館教授、同館副館長。ゴビ砂漠やアラスカなど、北環太平洋地域にわたる発掘調査に出ながら、恐竜の分類や生理・生態の研究を行う。専門は獣脚類恐竜のオルニトミモサウルス類。1995年、米国ワイオミング大学地質学地球物理学科卒業。2004年、同サザンメソジスト大学地球科学科で博士号取得。メディア出演多数。著書に『恐竜は滅んでいない』『恐竜時代I』『ぼくは恐竜探検家!』、『講談社の動く図鑑MOVE 恐竜』(監修)『恐竜の教科書』(監訳)などがある。


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外部リンク
研究室に行ってみた。|森林総合研究所 鳥類学 川上和人
川上和人のおすすめ本5選!鳥に興味がない鳥類学者のベストセラー
川上和人×小林快次「鳥類学者、無謀にも恐竜学者と語り合う」





エッセー・随筆
 📚息子は、
 私のことをさくらももこかもしれないと疑いつつ、一方では違うとも思っている。(P24)

 さくらえび/さくらももこ(著)

ももこのすっとこどっこいな日常のオールスターが勢ぞろい! 

奇跡の爆笑雑誌「富士山」全5号からの粒よりエッセイ。 


さくらえび (新潮文庫)
さくら ももこ
新潮社
売り上げランキング: 90,215


家族や日常のことだったら、その爆笑度並ぶものなし! ももこが編集長として、取材・文章・漫画すべてを一人でやっちゃった、2000年記念の奇跡の面白雑誌『富士山』(全4号)からの選りすぐりに、2002年発行の5号から「植田さんの深まるくだらない願望」「必見!! おならレポート」(笑い死にご注意!)の2本、『富士山』未収録分7本も加えた、大満足のエッセイ集。父ヒロシも息子も全開だよ!

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン父ヒロシに幼い息子、ももこのすっとこどっこいな日常のオールスターが勢揃い! 『ちびまる子ちゃん』で描かれているおじいちゃん、友蔵は実際にはクソジジイであんなに優しくなかったと作者はよく言っていましたが、父ヒロシは漫画のままなんだなと、このエッセイを読むと分かります(笑)。ごく短い短編集で笑える話満載でしたが、奈良のエピソードでは泣いてしまいました。父絡みのエッセイ、特にインタビューが面白かった!気楽に手に取れる本で、旅行のおともに良い感じです。奇跡の爆笑雑誌「富士山」からの粒よりエッセイ。

さくらももこ
┣1965年5月8日静岡県清水市生れ。 - 2018年8月15日(53歳没)。
┣漫画家、エッセイスト、作詞家、脚本家。また、自身の少女時代をモデルとした代表作のコミック『ちびまる子ちゃん』の主人公の名前でもある。
┣1984年、漫画家デビュー。1986年、『ちびまる子ちゃん』を「りぼん」に連載開始、1989(平成元)年、講談社漫画賞を受賞し、1990年にはTVアニメとなって国民的人気を獲得。エンディングテーマ「おどるポンポコリン」の作詞も担当、同年のレコード大賞に輝いた。以来、ナンセンスとメルヘンとお笑いが絶妙にブレンドされた作品世界で大活躍を続ける。エッセイ『もものかんづめ』三部作はすべてミリオンセラーを記録。漫画『コジコジ』、『神のちからっ子新聞』、エッセイ『あのころ』三部作、『ひとりずもう』など。さくらももこ編集長の雑誌「富士山」(全5号)も話題をよんだ。


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|書籍一覧まとめ

そういうふうにできている (新潮文庫)
さくら ももこ
新潮社
売り上げランキング: 6,581


えっ! ちびまる子ちゃんが妊娠!? 

子どもが出来たその日から、十月十日(とつきとおか)のスッタモンダ。

笑いも涙も感動も、全拍子そろいもそろった桃印爆笑エッセイの決定版!


 🌸少女時代のももこに夢を与えた絵本作家エロール・ル・カインに捧げる爆笑旅行記!

憧れのまほうつかい (新潮文庫)
さくら ももこ
新潮社
売り上げランキング: 112,436


大好きな絵本作家に会いたくて、いざイギリスへ! 

ところが火事騒動や居眠り事件など、やっぱり大騒動。

イラスト満載、楽しさいっぱいの桃印エッセイ最新刊!


 🌸またまた、あっちこっちに行って来たよ!! 爆笑(桃)印旅エッセイの最新刊。

またたび (新潮文庫)
またたび (新潮文庫)
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さくら ももこ
新潮社
売り上げランキング: 21,782


大好きな街・ベニスで可愛いガラス細工を見たり、ロンドンで素敵な小物を探したり、気になっていた街・ハバロフスクで身に危険が迫ってきたり、ローマで散々な目にあったり、今度の旅も盛りだくさん!

チベット、スリランカ、雲南省、広州から、韓国、日光、仙台まで、世界中をぐるりと巡ったおなじみのずっこけ道中記。

楽しいイラストと写真もいっぱい!

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外部リンク
さくらプロダクション
オトナな会話(仮)さくらももこ×糸井重里の対談 - ほぼ日刊イトイ新聞
さくらももこオフィシャルブログ - LINE BLOG
┣マイペディア『さくらももこ』 - コトバンク





日本文学(日記・書簡)
 📚私は独りである。私は未熟である。(P129)
 二十歳の原点/高野悦子(著)

独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である。

200万人が読んだ青春のバイブル。 


二十歳の原点 (新潮文庫)
高野 悦子
新潮社
売り上げランキング: 7,691


独りであること、未熟であることを認識の基点に、青春を駆けぬけていった一女子大生の愛と死のノート。学園紛争の嵐の中で、自己を確立しようと格闘しながらも、理想を砕かれ、愛に破れ、予期せぬうちにキャンパスの孤独者となり、自ら生命を絶っていった痛切な魂の証言。明るさとニヒリズムが交錯した混沌状態の中にあふれる清冽な詩精神が、読む者の胸を打たずにはおかない。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン二十歳の女学生の日々をつづったノート。独りであること、未熟であることを認識の基点に、生を駆けぬけた女子大生の愛と死の日記。学生運動への参加、アルバイトや下宿で過ごす中での彼女の思いが力強く表表現されている。アルバイトのこと、その日あった事、読んだ本の事好きな詩の事、気になる人の事、革命の事、事故の矛盾が赤裸々に描かれている。自殺する前々日の6月22日、最後のページには「不信症」治療の為に買ってきた睡眠薬を30錠飲んだと書かれている。自己の矛盾、「不信症」に対して彼女は列車に身を投げる事によって対峙した。それは正しかったのか、私には分からない。日記から自殺に至るまでの精神を見るわけで、終盤しんどかった。平和ボケしている者から見れば、とても大変な時代だったんだなと思う。そして、それまで強い表現だったものが最後ふわっと優しく感じられた時、彼女の孤独を哀しく感じた。「独りであること、未熟であること。これが私の二十歳の原点である」という言葉はあまりにも痛切である。230万部のベストセラーにして色あせない青春のバイブル。高野悦子没後50年。他社(双葉社)ではありますが、コミック版『二十歳の原点』も刊行!

高野悦子
┣1949年1月2日 - 1969年6月24日(20歳没)。栃木県那須郡西那須野町生れ。
┣20歳で自殺した日本の大学生。遺著『二十歳の原点』で知られる。
┣立命館大学文学部史学科に入学する。社会・政治問題に関心を持ち、部落問題研究会に入部したり、学内バリケードに入るなどの活動を経験するが、20歳6ヵ月で鉄道自殺を遂げる。中学時代から書きつづけていた日記が、死後に『二十歳の原点』(1971)、『二十歳の原点序章』(1974)、『二十歳の原点ノート(1976)として出版され、いずれもベストセラーになった。
奥浩平 - 1965年に自殺した学生運動家。遺稿集である『青春の墓標』は高野の愛読書でもあった。


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|書籍一覧まとめ

 〈己を律せよ!〉 厳しい政治の嵐のなか、
 主体性の確立をめざし、青春の生命を注ぎこんだ孤独な魂のシュプール――。


二十歳の原点序章(新潮文庫)
新潮社 (2016-09-23)
売り上げランキング: 125,437


高校三年生の秋から、受験、親もとを離れての京都での学生生活を通し、美しい山野への憧れ、歴史に対する興味、社会の矛盾への怒りなど、二十歳の凄烈な死にいたる青春の夢と激情を、絶えず何かを求め、戸惑い悩む未熟な孤独の心で記したノート。


 二十歳と六カ月で、その生涯を自ら閉じた高野悦子――。
 本書は彼女が日記をつけ始めた中学二年から高校三年に至る心の記録である。


二十歳の原点ノート(新潮文庫)
新潮社 (2016-09-23)
売り上げランキング: 129,261


自己、家族、友だちについて語る断面からは、明るく多感で利発な少女の素顔がうかがえる。高校へ進学し、バスケットクラブと受験勉強の両立に苦悩しながら、精一杯に努力し真剣に生きた姿は、同じ悩みを知る多くの人々の心に深く刻まれるであろう。



横書きの文字組デザインが珍しいと思うので…
Ariko.png
新装版は、当時の時代背景を知らない世代にも読みやすいように一部脚注を付しています。また、著者が実際に日記を綴っていた大学ノートが横書きであったことを考え、より“個人の日記”という雰囲気を感じていただくために横書きの文字組デザインに変更しています。

 |帯の推薦文|
 他人のBLOGを読む前に、この青春の記録を読むべきだ!――中村 航

二十歳の原点序章 [新装版]
高野悦子
カンゼン
売り上げランキング: 445,726


本書は1970年代に若者たちの間でベストセラーとなった高野悦子著『二十歳の原点』三部作の『二十歳の原点ノート』新装版です。二十歳と6か月で、その生涯を自ら閉じた著者が大学受験を間近に控えた高校3年生の冬(十七歳)から都での大学2年の冬(十九歳)までの青春時代を綴った日記です。若さゆえのさまざまな悩みを抱えながらも、精一杯に日々を生きるその姿は、時代を超えて、私たちの心に大切な何かを問いかけてきます痛々しいまでの純粋さとは、普遍性を持った文学的なテーマであることを思い出させてくれるはずです。


 |帯の推薦文|
 やっぱり好きなんだと思う。自分が空っぽになるくらいに泣いたから。――佐藤江梨子

二十歳の原点 [新装版]
高野悦子
カンゼン
売り上げランキング: 52,636


本書は1970年代に若者たちの間でベストセラーとなった高野悦子著『二十歳の原点』三部作の『二十歳の原点』新装版です。二十歳と6か月で、その生涯を自ら閉じた著者が最後に過ごした半年間を克明に綴った日記です。若さゆえのさまざまな悩みを抱え、つねに自分自身に問いかけ、自己に求め続けたその姿は、時代を超えて、私たちの胸を打たずにはいられません。痛々しいまでの純粋さとは、普遍性を持った文学的なテーマであることを思い出させてくれるはずです。


 |帯の推薦文|
 この本はわたしの『青春のバイブル』の一冊でした。――桜庭一樹  

二十歳の原点ノート [新装版] 十四歳から十七歳の日記
高野 悦子
カンゼン
売り上げランキング: 167,641


新装版『二十歳の原点』三部作の第一弾となる本書は、二十歳と六か月で、その生涯を自ら閉じた著者が、十四歳から十七歳までの青春時代を綴った日記です。自分自身、両親、姉弟、クラスメイト、部活動の仲間…について語られていく少女の際立った感受性豊かな、心の断片を繋いだ記録です。

本来他人に読まれる機会のない日記という形態だからこそ、自己の深い内面が何のてらいもなく披露された、この稀有な青春の手記にぜひ触れてみてください。痛々しいまでの純粋さとは、普遍性を持った文学的なテーマであることを思い出させてくれるはずです。


 コ┃ミ┃カ┃ラ┃イ┃ズ┃
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コミック版 二十歳の原点
高野 悦子 岡田 鯛
双葉社
売り上げランキング: 34,609


原作:高野 悦子
作画: 岡田 鯛

今からちょうど50年前、学生運動がピークを迎えた1969年、大学生だった高野悦子が残した日記。そこには痛々しいまでに誠実に自己を見つめた魂の軌跡が綴られている。新潮文庫より発売され“永遠の青春の書"として世代を超えて支持を受け、累計200万部以上発行されているベストセラー本『二十歳の原点』のコミック化。

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外部リンク
高野悦子「二十歳の原点」案内
わが娘の「二十歳の原点」朝日新聞





近代史
第9回 (2010年) 小林秀雄賞受賞 
 📚講義の間だけ戦争を生きてもらいました。(P11)
 それでも、日本人は「戦争」を選んだ/加藤陽子(著)

犠牲と反省を重ねてなお、誰もが「戦争やむなし」と考えたのか。

画期的近現代史講義! 


それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫)
加藤 陽子
新潮社 (2016-06-26)
売り上げランキング: 1,478


膨大な犠牲と反省を重ねながら、明治以来、四つの対外戦争を戦った日本。指導者、軍人、官僚、そして一般市民はそ れぞれに国家の未来を思い、なお参戦やむなしの判断を下した。その論理を支えたものは何だったのか。鋭い質疑応答と縦横無尽に繰り出す史料が行き交う中高 生への5日間の集中講義を通して、過去の戦争を現実の緊張感のなかで生き、考える日本近現代史。小林秀雄賞受賞。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン明治以降、四つの対外戦争を戦った日本。膨大な犠牲を払い、なお誰もが戦争やむなしと考えたその論理とは?分析的な視点から、偏らず、わかりやすくということを第一にまとめた好著。当時の政府が、そして陸軍が何を考えていたのか、日本がなぜ戦争を行っていったのか、極めて具体的に、だからと言って正当化するのではなく、また愚かな行為と糾弾するのでもなく、ひとつひとつ詳らかにしていく。情報を選別し周りの動きを見て行動の選択をする。歴史から学ぶのがどういうことか、わかった気がする。小林秀雄賞受賞の名著。高校時代にこういう風に歴史を学びたかった

加藤陽子
┣1960(昭和35)年埼玉県生れ。
┣東京大学大学院博士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻は日本近現代史。著書に『模索する一九三〇年代』『満州事変から日中戦争へ』『昭和史裁判』(半藤一利氏と共著)等がある。2010(平成22)年『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』で小林秀雄賞受賞。





スポーツ/ノンフィクション
第23回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞
📺2014年4月連続ドラマ化! 主演:二宮和也
 📚僕の場合は苦手ではないけど下手なんです。(P16)
 「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー/髙橋秀実(著)

独創的な監督と下手でも生真面目に野球に取り組む、超進学校の選手たち。

思わず爆笑、読んで納得のとびきり面白いノンフィクション! 


「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫)
高橋 秀実
新潮社 (2014-02-28)
売り上げランキング: 15,011


甲子園も夢じゃない!? 平成17年夏、東大合格者数日本一で有名な開成高校の野球部が、東東京予選ベスト16に勝ち進んだ。グラウンドでの練習は週1日、エラーでも空振りでもかまわない、勝負にこだわりドサクサに紛れて勝つ……。監督の独創的なセオリーと、下手を自覚しながら生真面目に野球に取り組む選手たちの日々。思わず爆笑、読んで納得の傑作ノンフィクション!

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン独創的な監督と下手でも生真面目に野球に取り組む、超進学校の選手たち。思わず爆笑、読んで納得のとびきり面白いノンフィクション!グラウンド練習は週1回。運動が得意そうにはあまり見えない選手たち。それでも、独自の戦略で、もしかして甲子園に行っちゃうんじゃないかと期待させるような戦績。頭のいい学校で知られる進学校、開成高校野球部を取材したドキュメンタリー。常識を疑う事、人生のリリーフ、代打は居ないんだという言葉と、自分なりに試行錯誤をして考えながら練習することが大切だという、桑田真澄さんの解説が興味深かった。

髙橋秀実
┣1961(昭和36)年横浜市生れ。東京外国語大学モンゴル語学科卒業。テレビ番組制作会社を経て、ノンフィクション作家。『ご先祖様はどちら様』で第10回小林秀雄賞、『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』で第23回ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。他の著書に『TOKYO外国人裁判』『ゴングまであと30秒』『素晴らしきラジオ体操』『からくり民主主義』『はい、泳げません』『趣味は何ですか?』『おすもうさん』『男は邪魔!』『損したくないニッポン人』『やせれば美人』『人生はマナーでできている』『日本男子♂余れるところ』『定年入門』など。


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|書籍一覧まとめ

 米軍基地問題、諫早湾干拓問題、若狭湾原発問題。
 民主の「民」ってだれヨ? 困った問題の根っこを見極めようと、悪戦苦闘してみました。


からくり民主主義 (新潮文庫)
高橋 秀実
新潮社
売り上げランキング: 337,534


賛否入り乱れる基地問題! 「反対」で生計を立てている人もいて、ことはそう単純ではありません。民(みんな)が主役の民主主義は、でも実際に現地を訪れると、その「みんな」が意外と見つからないのです。「世論」、「国民感情」、「国民の声」の主は誰か? 米軍基地問題、諫早湾干拓問題、若狭湾原発問題──日本の様様な困った問題の根っこを見極めようと悪戦苦闘する、ヒデミネ式ルポ。


第10回 小林秀雄賞
 わたしは誰の末裔なのか――三内丸山遺跡からルーツ探求の旅が始まる。

ご先祖様はどちら様 (新潮文庫)
高橋 秀実
新潮社 (2014-08-28)
売り上げランキング: 390,464


自分はいったい誰の末裔なのか? ヒデミネ流、ルーツ探しの旅が始まる。役所で戸籍にあたり、家紋を調べ、祖先の土地を訪れ、専門家や親戚縁者の話に耳を傾ける。自分似の遠戚と出会ったり、源氏や平氏、さらには天皇家とつながったり……。日本中を東奔西走、「歴史とは?」「過去とは?」「自分って何者?」と問い続ける、じわり感動のノンフィクション。小林秀雄賞受賞。


 えっ、32語から「日本語」を考える!? 何気ない日常語を深く掘り下げる辞典風エッセイ。

不明解日本語辞典 (新潮文庫)
〓橋 秀実
新潮社 (2018-05-27)
売り上げランキング: 381,338


「普通」って何? 「ちょっと」って何? 「っていうか」って何?……。毎日何気なく使っている日本語の意味を深くマジメに掘り進むと、摩訶不思議な言葉の作用に行き当たる。あまたの辞典類の頁をめくり、日本語の持つあいまいさ、難解さに真正面から果敢に挑む著者――時に茫然と立ち尽くしながらも、自ら選んだ32語を手掛かりに、言葉の海へと漕ぎ出して行く。ユニークな辞典風エッセイ。





日本史 / 江戸時代
 📚遊び友達にもつなら江戸人がサイコーです。(P217)
 一日江戸人/杉浦日向子(著)

これ一冊で「江戸人免許皆伝」! 

もう、いつ江戸に行っても大丈夫。 


一日江戸人 (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 11,057


現代の江戸人・杉浦日向子による、実用的かつ、まことに奥の深い江戸案内書。江戸美人の基準、三大モテ男の職業、衣食住など、江戸の人々の暮らしや趣味趣向がこれ一冊でわかる。さらには「殿さま暮らし」は楽かの考察(「将軍の一日」)、大奥の仕組み(「ザ・大奥」)、春画の味わい方(「春画考」)まで。著者の自筆イラストもふんだんに盛り込まれ、居ながらにして気分はもう江戸人だ。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン遊び友達にもつなら江戸人がサイコー。試しに「一日江戸人」になってみようとヒナコ流江戸指南。著者自筆イラストも満載。文字だけだと想像しづらい江戸時代をたくさんのイラストとともに紹介している。分かりやすい、そして読みやすい。庶民の私生活から殿様やなにかと舞台にあがる多くの役職ごとの一日なんかを紹介している。俗っぽいことからしきたりまで紹介の幅が広い。個人的には、江戸見物の章が面白く、明日にでもこのガイド通りに東京の街を歩きたいという気分に♪軽妙な東京弁とマンガで江戸時代を紹介している楽しい一冊。杉浦日向子のらぶらぶ感かほっとする。

杉浦日向子
┣(1958-2005)東京生れ。文筆家。「通言室乃梅」で漫画家としてデビュー。以来、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、1984(昭和59)年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞、1988年『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞を受賞。『二つ枕』『百日紅』『東のエデン』『ゑひもせす』など漫画作品のほか、『江戸へようこそ』『大江戸観光』『隠居の日向ぼっこ』『お江戸風流さんぽ道』などエッセイストとしての著書も多いが、『ごくらくちんみ』『4時のオヤツ』では小説家としても腕の冴えを見せた。2005(平成17)年7月、下咽頭がんのため46歳で逝去。最後まで前向きで明るく、人生を愉しむ姿勢は変わらなかった。


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|書籍一覧まとめ

江戸アルキ帖 (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 19,086


日曜の昼下がり、のんびり江戸の町を歩いてみませんか――カラー・イラスト一二七点とエッセイで案内する決定版江戸ガイドブック。



1988年文春漫画賞受賞作。
 どこか懐かしい江戸庶民の情緒と人情を、
 「柳多留」などの古川柳を題材にして、現代の浮世絵師・杉浦日向子が愛情を込めて描く。


風流江戸雀 (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 31,331


どこか懐かしい江戸の情緒を「日向子浮世絵」を見て思い出してみませんか? 花見、吉原、行水、金魚売り、夕涼、紅葉、夜そば売り、火鉢、寒詣り……。町娘の純情な恋や、スネかじりの若旦那、長屋の夫婦喧嘩など江戸庶民の日常ドラマ……。現代の浮世絵師・杉浦日向子が「柳多留」などの古川柳を題材に、愛情を込めてしみじみと江戸の泰平を描き出す。1988年文春漫画賞受賞作。




 江戸の時代に生きた魑魅魍魎たちと人間の、滑稽でいとおしい姿。
 懐かしき恐怖を怪異譚集の形をかりて漫画で描いたあやかしの物語。


百物語 (新潮文庫)
百物語 (新潮文庫)
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杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 10,142


古(いにしえ)より百物語と言う事の侍(はべ)る 不思議なる物語の百話集う処 必ずばけもの現われ出ずると――人々が目に見えないものを見、理性では説明のつかぬことを信じていた江戸の時代。生と死の間で右往左往する人間たちの前に、時間を、空間を超えて現われる魑魅魍魎たち。怪しのものと人間たちの滑稽でいとおしい姿と懐かしき恐怖を、怪異譚集の形をかりて漫画で描いた〈あやかしの物語〉。



 NHK人気番組から生まれた江戸案内「グルメ」で
 「かかあ天下」で「超リサイクル社会(スーパーロハス)」な世界都市・お江戸が丸わかり。
 著者イラスト入り。 ―――杉浦日向子/監修


お江戸でござる (新潮文庫)

新潮社
売り上げランキング: 47,025


日本中にお江戸ブームを浸透させたNHK人気番組の名物コーナーがついに文庫化。「瓦版」「浮世絵」「花魁」「戯作者」「相撲」「花見」「蕎麦」「豆腐」「富くじ」など、江戸の庶民の日常が手に取るようにわかる。日向子さんは、江戸の街角からこちらに語りかけているからだ。幽霊と共に生き、娯楽を愛し、かかあ天下だった世界都市・お江戸の最良のハンドブック。著者イラスト入り。



 とっておきのちんみ、美味い酒、愛おしい命。
 「江戸の達人」が現代の女と男に贈る傑作掌編小説集。


ごくらくちんみ (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 47,293


未婚の母を決意したタマヨが食べたいという「たたみいわし」。幼なじみの墓参の帰りに居酒屋で味わう「かつおへそ」。元放蕩息子のロクさんが慈しみつつ食す「ひょうたん」。ほかにも、「青ムロくさや」「からすみ」「ドライトマト」など68種。江戸の達人が現代人に贈る、ちんみと酒を入り口にした女と男の物語。全編自筆イラスト付き。粋でしみじみ味わい深い、著者最後の傑作掌編小説集。




 はこぜん、きせる、ゆたんぽ、おひつ……江戸から昭和の暮らしを彩った道具たち。
 遺作となったエッセイ+挿画60点を収録。


隠居の日向ぼっこ (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 319,797


はこぜん、きせる、ふさようじ、ひごのかみ、はいちょう、へちま、ねんねこ、おひつ、ゆたんぽ、はたき……江戸から昭和の暮らしを彩った道具たち。いまも伝わる暮らしの小物や、懐かしい想い出のまつわる、いまはなき品々。四季折々の風物でもある「もの」たちを、愛情こめて綴る。人肌のぬくもりを感じさせる味わい深い文章を、漫画作品から選んで添えた挿画とともに楽しめるエッセイ。



 「お江戸でござる」でもおなじみ。
 江戸時代からタイムスリップした稀代の絵師の、思いをこめた最後のエッセイ集。


杉浦日向子の食・道・楽 (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 66,666


テレビ番組の解説でもおなじみ、着物姿も粋な、稀代の絵師にして時代考証家、「江戸からタイムスリップした」現代の風流人・杉浦日向子の人柄と心意気を映す最後のエッセイ集。命をつなぐ食をめぐる話、人生を彩る酒の話題、大切にしていた憩いのひとときを思いをこめて綴る。懐かしい作品制作風景、単行本未収録の漫画のひとコマ、愛用の着物、酒器、小物の口絵写真、作品リストも収録。






現代詩集/近現代日本のエッセー・随筆
 📚恋は大袈裟なものだが、誰もそれを笑うことはできない。(P24)
 ひとり暮らし/谷川俊太郎(著)

結婚式よりも葬式のほうが好きだ――。

日常に湧きいづる歓びを愛でる詩人の暮らし方。

現代最高の詩人による名エッセイ。 


ひとり暮らし (新潮文庫)
谷川 俊太郎
新潮社
売り上げランキング: 13,950


結婚式より葬式が好きだ。葬式には未来がなくて過去しかないから気楽である――。毎日の生活のなかで、ふと思いを馳せる父と母、恋の味わい、詩と作者の関係、そして老いの面白味。悲しみも苦しみもあっていいから、歓びを失わずに死ぬまで生きたい。日常に湧きいづる歓びを愛でながら、絶えず人間という矛盾に満ちた存在に目をこらす、詩人の暮らし方。ユーモラスな名エッセイ。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコンどうせなら陽気に老いたい――。暮らしのなかでふと思いを馳せる父と母、恋の味わい。詩人のありのままの日常を綴った名エッセイ。谷川俊太郎は現存してる詩人で一番好きな人です。この人の軽妙さが好きで今回のエッセイもひとり暮らしの悲喜交々が面白かった。特に「私の死生観」と「単純なこと複雑なこと」が良かった。老いのいいところは少しずつ自分が社会から免責されていくような気分になれるところだ、という一節が印象に残った。

谷川俊太郎
┣1931年東京生れ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来2500を超える詩を創作、海外でも評価が高まる。多数の詩集、散文、絵本、童話、翻訳があり、脚本、作詞、写真、ビデオも手がける。1983年『日々の地図』で読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞など。代表作に『六十二のソネット』『旅』『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』『はだか』『私』など。近刊に覚和歌子との『対詩 2馬力』がある。


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|書籍一覧まとめ

 絵と文:香月泰男/谷川俊太郎(編)
 画家、香月泰男がいとおしんだ小さな花々や生物たち。
 自宅に大切にしまわれていた作品を中心に公開。 
 絵と文とが見事に響き合った1冊。


春夏秋冬
春夏秋冬
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香月 泰男
新潮社
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香月泰男/絵と文
谷川俊太郎/編

春・夏・秋・冬、季節は巡る――。その中で力強く生きる虫や花たちこそ、香月泰男の愛したもの。画家のアトリエに残された秘蔵の作品を中心に公開。心暖まる画文集。

 絵と文:香月泰男(カヅキ・ヤスオ)
(1911-1974)洋画家。山口県大津郡三隅村(現三隅町)生れ。東京美術学校(現東京芸大)に在学中から国画会に出品、同人となる。1939年、新文展で特選。1943年に召集され、満州へ。捕虜としてシベリヤに抑留され、過酷な体験を経て1947年にやっと復員がかなう。シベリヤでの体験が『埋葬』に代表されるシベリヤ・シリーズを生み出し、1969年第一回日本芸術大賞を受賞。他に『告別』(東京国立近代美術館)、『奇術』(京都国立近代美術館)、『雪』(山口県立美術館)など。ふるさとの三隅町には香月美術館もある。


 百三歳になったアトム。朝のドナルド・ダック。詩に吠えかかるプルートー。
 夜のミッキー・マウス。文庫版のための新たな詩を加えた30篇。


夜のミッキー・マウス (新潮文庫)
谷川 俊太郎
新潮社
売り上げランキング: 226,868


詩人はいつも宇宙に恋をしている。作者にも予想がつかないしかたで生れてきた言葉が、光を放つ。「夜のミッキー・マウス」「朝のドナルド・ダック」「詩に吠えかかるプルートー」そして「百三歳になったアトム」。ミッキー・マウスもドナルド・ダックもプルートーもアトムも、時空を超えて存在している。文庫版のための書下ろしの詩「闇の豊かさ」も収録。現代を代表する詩人の彩り豊かな30篇。


第1回 鮎川信夫賞 詩集部門
 私は立ち止まらないよ――現代最高の詩人が描く、軽やかに時空を超える長編物語詩6編。
 鮎川信夫賞受賞作。


トロムソコラージュ (新潮文庫)
谷川 俊太郎
新潮社 (2011-11-28)
売り上げランキング: 574,644


〈私は立ち止まらないよ/私は水たまりの絶えない路地を歩いていく〉いつまでも西日が眩しく、夜になるとオーロラが現れるノルウェー北部の都市トロムソでなかば即興的に書かれた、疾走感に満ちた表題作。あの世への旅のユーモラスなルポルタージュ「臨死船」。映画のように場面が切り替わる、静謐な愛の物語「この織物」。軽やかに時空を超え、深い余韻を残す6編の長編物語詩。


 共著:チャールズ・M・シュルツ/谷川俊太郎/今井亮一井出幸亮
  漫画『ピーナッツ』のすべてが詰まった永久保存版事典!!

スヌーピーのひみつ A to Z (とんぼの本)
チャールズ・M. シュルツ 谷川 俊太郎 今井 亮一 井出 幸亮
新潮社
売り上げランキング: 94,281


チャールズ・M・シュルツ/原著
谷川俊太郎、今井亮一 、井出幸亮/著

宇宙へ飛び、“小さなキリスト”と呼ばれ、ベーブ・ルースとも対決――世界中で愛される20世紀アメリカのアイコン、スヌーピー。その誕生のひみつから、スポーツと文学を愛した作者シュルツの素顔、そしてファンの聖地サンタローザまで、永遠に色あせない漫画『ピーナッツ』の世界をA~Zのキーワードでご案内します。

 チャールズ・M・シュルツ
(1922-2000)世界中で愛される漫画『ピーナッツ』の作者。1922年アメリカ・ミネソタ州生れ。通信教育で絵を学び、1950年より『ピーナッツ』の新聞連載を開始。以来、50年にわたり『ピーナッツ』を描きつづけ、史上もっとも多くの読者を持つ新聞漫画となる。2000年2月12日、最後の日曜版コミックが配信される前日、カリフォルニア州サンタローザの自宅にて永眠。享年77。

 今井亮一
1987年横浜生れ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程。専門は日米比較文学など。共訳書に『シークレット・インベージョン』『ヘルボーイ:疾風怒濤』など、いわゆる「アメコミ」が複数ある。好きな『ピーナッツ』キャラクターはスヌーピー、ライナス、オラフ。

 井出幸亮
編集者。1975年大阪府出身。旅行誌「PAPERSKY」(ニーハイメディア)副編集長を経てフリーランスに。雑誌「BRUTUS」「POPEYE」(ともにマガジンハウス)、「翼の王国」(ANA)など雑誌・機内誌のほか、ムック・書籍・webその他もろもろで編集・執筆活動中。主な編集仕事に『ミヒャエル・エンデが教えてくれたこと』(新潮社)。旅と文化・芸術・歴史を好む。旅先の安宿で深夜、その土地とまったく関係ない事柄についての原稿を書くのは好まないが得意。


 谷川俊太郎/語り手・詩 、尾崎真理子/聞き手・文
 名づけ切れない世界の豊かさ!

詩人なんて呼ばれて
詩人なんて呼ばれて
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新潮社 (2018-04-06)
売り上げランキング: 176,468


弱冠二十歳、『二十億光年の孤独』でデビューして以来つねに第一線であり続け、八十五歳の今も他の追随を許さない詩人・谷川俊太郎。その人生の軌跡、女性たちとの出会い、創作の源泉まで。「国民的詩人」の核心と日本戦後詩の潮流に、当代きっての文芸ジャーナリストが迫る。書下ろし1篇、別丁に厳選の詩20篇を収録。

 聞き手・文:尾崎真理子
1959(昭和34)年宮崎生れ。青山学院大学文学部卒業後、読売新聞社に入社。1992(平成4)年から文化部記者として文芸を担当する。東京本社文化部長を経て編集委員。著書に『現代日本の小説』、『大江健三郎 作家自身を語る』(大江氏との共著)、『詩人なんて呼ばれて』(谷川俊太郎氏と共著)など。2015(平成27)年『ひみつの王国 評伝 石井桃子』で芸術選奨文部科学大臣賞、新田次郎文学賞、同作品を含む執筆活動により2016年度日本記者クラブ賞を受賞。





スポーツ・アウトドア
第16回 読売文学賞 評論・伝記賞
 📚人格ならぬ”山格”のある山でなければならない。(P523)
 日本百名山/深田久弥(著)

旧い歴史をもち、文学に謳われ、独自の風格をそなえた名峰百座。

そのすべての山頂を窮めた著者が、山々の特徴と美しさを語る名著。


日本百名山 (新潮文庫)
深田 久弥
新潮社
売り上げランキング: 12,682


それぞれに旧い歴史をもち、文学に謳われ、独白の風格をそなえてそびえたつ日本の名峰百座。――著者は、長い年月をかけて、北は北海道の利尻岳から南は屋久島の宮ノ浦岳にいたるまで、それらすべての山頂を極めつくして、本書を綴った。日本人の生活に深く結ばれ、私たちの精神的風土の形成に大きな影響を与えてきた山々の個性を、短い文章のうちに、見事に際立たせた名著。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン旧い歴史をもち、文学に謳われ、独自の風格をそなえた日本の名峰百座。そのすべての山頂を窮めた著者が、山々の特徴と美しさを語る名著。明治生まれの深田久弥が著した日本の山百選。日本に百名山ブームを巻き起こした名著。初版は1964年だが、現在も多くの登山好きが完登数を競うほど、長年にわたる山登りのバイブル的存在。名山の選定基準は、「山の品格」「山の歴史」「個性」。日本中の山から、実際に著者が登頂し厳選した。北海道の利尻岳から屋久島の宮ノ浦岳まで、山々への愛情がひしひしと伝わってきます。我が国は殆ど山岳地帯。それぞれの土地に山の神が宿り、時に山は歴史の舞台になる。深田氏が踏破した名山のエピソードを写真とともに紹介する500ページ超の本書。この本を読んで「百名山を踏破する」という目標を持つ人も多いのではないでしょうか。とても詩情豊かで、山を愛する気持ちがひしひしと伝わってくる良書でした。


深田久弥
┣石川県生れ。東京帝大哲学科入学。在学中に「新思潮」同人、改造社の編集部員となり、大学は中退。1930(昭和5)年『オロッコの娘』で認められ、文筆生活に入る。1933年小林秀雄らと「文学界」を創刊。1935年『津軽の野づら』を刊行。戦後は、小説から遠ざかり、ヒマラヤ研究や山岳紀行に活躍。1964年『日本百名山』で読売文学賞受賞。『山の文学全集』(全12巻)がある。


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 『日本百名山』の著者が語る登山の楽しみ。

深田久弥の万葉登山 新潮CD (新潮CD 講演)
深田 久弥
新潮社
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深田久弥/講演

『日本百名山』の著者としてその名を残す深田久弥。同書に描かれた峰々の姿は、いまなお人々の心を登山に誘う。深田はこの講演で万葉集に登場する山々を主題とし、古来変わらぬ日本人と山の関係について語った。しかしそのわずか一週間後、山梨県茅ヶ岳の尾根に倒れた深田久弥は還らぬ人となる。山の巨星の最後の言葉としても貴重な声の記録。



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 拝啓 山ガール様 深田久弥作品集 (廣済堂ルリエ文庫)/深田久弥 (著)

拝啓 山ガール様 深田久弥作品集 (廣済堂ルリエ文庫)
深田 久弥
廣済堂出版 (2015-03-20)
売り上げランキング: 373,765


物故作家の名作を現代に通じるテーマでくくり、再編成するシリーズの第一弾。 『日本の百名山』で知られる作家であり、登山家、深田久弥が二、三十代の頃に執筆した初期の山岳随筆を含む十八編と、『日本百名山』執筆中の1959~1962年の山行を中心に、家族や友人と登った山について綴った「わが愛する山々」を収録。山への情熱と愛が溢れる山岳随筆名作選。 初期随筆「僕のリュック・サック」「山小屋の一夜」「地図を見ながら」、さらに紀行「わが愛する山々」を収録。登山ブームの今、「登山の愉しみ」を時代を超えて、現代の若者たちに伝える。





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|新|刊|
 📚おーい、おーい、おーい、と幸せだった日々を呼ぶ。(P54)
 きみの町で/重松 清(著)

この町を旅立つきみ、あの町に暮らすきみへ――。

作家が少年少女に贈る特別な物語集。 


きみの町で (新潮文庫)
重松 清
新潮社 (2019-06-26)
売り上げランキング: 13,670


大切な友だちや家族を、突然失ってしまったきみ。人を好きになる、という初めての気持ちに、とまどっているきみ。「仲良しグループ」の陰口におびえてしまうきみ。「面白い奴」を演じていて、ほんとうの自分がわからなくなったきみ――。正解のない問いや、うまくいかないことにぶつかり、悩むときもある。でも、生きることを好きでいてほしい。作家が少年少女のためにつづった小さな物語集。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコンこの町を出ていくきみに、伝えたいことがある――。友情、善悪、自由、別れ。人生における「問い」に向き合う少年少女のために作家が綴った物語集。『子どものための哲学書』という一風変わった短編集。『こども哲学』のおまけの話たちと、東日本大震災に関わる町の四季『あの町で』。子供むけではあるけれど、大人が読んでも深い話。電車の話なんか、身につまされます。乗っている人の数だけの「正義」、考え方、感じ方、それぞれの人の事情、体調、それぞれ違うわけですから。内部障害の若い女性が優先席座っていたら、ヘルプマーク見せても罵られた話も聞きました。震災で壊滅した町、卒業式の後に持ち越した野球の勝負が切ない。ライバルは犠牲になり、好きだった女子の運命もかわる。『あの町で・夏』が一番こころ震えました。正解のない問いかけかも知れません。哲学を言葉にすると、言葉遊びの様になってしまうこともあるので、文才のない私には、迂闊に手出しができません。十数頁の物語が11編。子供の目線まで腰を落とし、難しい大人の言葉は使わずに、でも、対等に問いかけられてしまいます。例えば鏡に向かって「君は誰?」って。物語と一緒にある挿絵も素敵です。表紙の子供の絵も素敵。震災前と後が描かれた『あの町で』の夏は、切なくて涙ぐんでしまいました(ノ_-。) 読み終わると何とも言えない優しい気持ちになる作品です✨


重松 清
┣1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。1991(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞、2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。現代の家族を描くことを大きなテーマとし、話題作を次々に発表している。著書は他に、『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『きみの友だち』『カシオペアの丘で』『青い鳥』『くちぶえ番長』『せんせい。』『とんび』『ステップ』『かあちゃん』『ポニーテール』『また次の春へ』『赤ヘル1975』『一人っ子同盟』『どんまい』『木曜日の子ども』など多数。


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一般小説

年代
 教えてください。私は、生きてなくちゃいけないんですか? 
 今、私たちと一緒に苦しんでくれる小説家、それが重松清です。  


舞姫通信 (新潮文庫)
舞姫通信 (新潮文庫)
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重松 清
新潮社
売り上げランキング: 197,099


ラストシーンは、もう始まっているのかもしれない。人は、誰でも、気づかないうちに人生のラストシーンを始めている。17歳で死んだ〈自殺 志願〉のタレント城真吾にとっては、16歳は晩年だった。城真吾は教えてくれた。人は死ねる。いつ。いつか。いつでも――。でも、僕は思う。僕の教え子の君たちの「いつか」が、ずっとずっと、遠い日でありますように。教師と、生徒と、生と死の物語。



  ぐらぐら揺れる家族。彼らは、そして──新・山本周五郎賞作家 

見張り塔から ずっと (新潮文庫)
重松 清
新潮社
売り上げランキング: 276,151


発展の望みを絶たれ、憂鬱なムードの漂うニュータウンに暮らす一家が いる。1歳の息子を突然失い、空虚を抱える夫婦がいる。18歳で結婚し たが、夫にも義母にもまともに扱ってもらえない若妻がいる……。3組 の家族、ひとりひとりの理想が、現実に侵食される。だが、どんなにそ れが重くとも、目をそらさずに生きる、僕たちの物語――。「カラス」 「扉を開けて」「陽だまりの猫」。



第14回 坪田譲治文学賞
 顔を上げろ、少年。坪田譲治文学賞受賞作。  

ナイフ (新潮文庫)
ナイフ (新潮文庫)
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重松 清
新潮社
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「悪いんだけど、死んでくれない?」ある日突然、クラスメイト全員が敵になる。僕たちの世界は、かくも脆いものなのか! ミキはワニがいるはずの池を、ぼんやりと眺めた。ダイスケは辛さのあまり、教室で吐いた。子供を守れない不甲斐なさに、父はナイフをぎゅっと握りしめた。失われた小さな幸福はきっと取り戻せる。その闘いは、決して甘くはないけれど。


📺卒業ホームラン(2011年3月放映)主演:船越英一郎
 さあ、今週も元気に行こう。思わず微笑む、12の短編。  

日曜日の夕刊 (新潮文庫)
重松 清
新潮社
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日曜日、お父さんがいてお母さんがいて「僕」がいて、お兄ちゃんとお姉ちゃんは恋人がいて――。ある町の春夏秋冬、日常の些細な出来事を12の短編小説でラッピング。忘れかけていた感情が鮮やかに蘇る。夜空のもとで父と息子は顔を見合わせて微笑み、桜の花の下、若い男女はそっと腕を組み……。昨日と同じ今日なのに、何故だか少し違って見える。そんな気になる、小さな小さなおとぎ話。


年代

第124回 直木三十五賞
 このビタミンは心に効きます。疲れた時にどうぞ――。「家族小説」の最高峰。  

ビタミンF (新潮文庫)
重松 清
新潮社
売り上げランキング: 62,883


「ビタミンF」は、家族を元気にする“読むビタミン”。息子が理想通りに育たなかったり、娘に突然カレシができたり、夫婦の仲に危機が訪れたり……それぞれの形で“黄金期”を過ぎようとしている七つの家族は、次の季節をどんな表情で迎えるのか。夏バテに効く、感動の家族小説集です。



 君はだめになんかなっていない。ひとりぼっちじゃない。それを忘れないで。

きよしこ (新潮文庫)
きよしこ (新潮文庫)
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重松 清
新潮社
売り上げランキング: 3,676


少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたけど。ある年の聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。伝わるよ、きっと──。大切なことを言えなかったすべての人に捧げたい珠玉の少年小説。


 悲しみをそっと空に放つための四編――旅立ちのときが、やってきた。 

卒業 (新潮文庫)
卒業 (新潮文庫)
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重松 清
新潮社
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「わたしの父親ってどんなひとだったんですか」ある日突然、十四年前に自ら命を絶った親友の娘が僕を訪ねてきた。中学生の彼女もまた、生と死を巡る深刻な悩みを抱えていた。僕は彼女を死から引き離そうと、亡き親友との青春時代の思い出を語り始めたのだが――。悲しみを乗り越え、新たな旅立ちを迎えるために、それぞれの「卒業」を経験する家族を描いた四編。著者の新たなる原点。


第12回 山本周五郎賞
 14歳。中学生。同級生が「少年A」になった。
 キツいことだらけのチュー坊生活だけど……負けてらんねーよ。 


エイジ (新潮文庫)
エイジ (新潮文庫)
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重松 清
新潮社
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ぼくの名前はエイジ。東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンにある中学の二年生。その夏、町には連続通り魔事件が発生して、犯行は次第にエスカレートし、ついに捕まった犯人は、同級生だった――。その日から、何かがわからなくなった。ぼくもいつか「キレて」しまうんだろうか?……家族や友だち、好きになった女子への思いに揺れながら成長する少年のリアルな日常。山本周五郎賞受賞作。



 気づいてくれ。お父さんにも14歳の頃はあったんだ。  

小さき者へ (新潮文庫)
重松 清
新潮社
売り上げランキング: 171,992


お父さんが初めてビートルズを聴いたのは、今のおまえと同じ歳――十四歳、中学二年生の時だった。いつも爪を噛み、顔はにきびだらけで、わかったふりをするおとなが許せなかった。どうしてそれを忘れていたのだろう。お父さんがやるべきこと、やってはならないことの答えは、こんなに身近にあったのに……心を閉ざした息子に語りかける表題作ほか、「家族」と「父親」を問う全六篇。



 文庫でしか読めない! 
 くちぶえを吹くと、涙が止まる――。懐かしくてちょっとほろ苦い、ぼくらの友情物語。  


くちぶえ番長 (新潮文庫)
重松 清
新潮社
売り上げランキング: 1,733


小学四年生のツヨシのクラスに、一輪車とくちぶえの上手な女の子、マコトがやってきた。転校早々「わたし、この学校の番長になる!」と宣言したマコトに、みんなはびっくり。でも、小さい頃にお父さんを亡くしたマコトは、誰よりも強く、優しく、友だち思いで、頼りになるやつだったんだ――。サイコーの相棒になったマコトとツヨシが駆けぬけた一年間の、決して忘れられない友情物語。



 みんな、ひとりぼっちじゃない――
 先生が、そばにいてくれるから。
 うまくしゃべれない教師と、傷を抱えた生徒たち。静かで温かな再生の物語。


青い鳥 (新潮文庫)
青い鳥 (新潮文庫)
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重松 清
新潮社
売り上げランキング: 5,114


村内先生は、中学の非常勤講師。国語の先生なのに、言葉がつっかえてうまく話せない。でも先生には、授業よりももっと、大事な仕事があるんだ。いじめの加害者になってしまった生徒、父親の自殺に苦しむ生徒、気持ちを伝えられずに抱え込む生徒、家庭を知らずに育った生徒──後悔、責任、そして希望。ひとりぼっちの心にそっと寄り添い、本当にたいせつなことは何かを教えてくれる物語。

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新潮社文庫の100冊2019|泣ける本③(絶唱/青い鳥/新編 銀河鉄道の夜/あつあつを召し上がれ/号泣する準備はできていた)



 僕たちのマウンドは、僕たち自身の中にある。
 共感必至の長編!人生に、コールドゲームはないのだから――。  


熱球 (新潮文庫)
熱球 (新潮文庫)
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重松 清
新潮社
売り上げランキング: 144,604


甲子園に憧れていた。予選を勝ち進んだ。でも、決勝戦前夜の悲劇が僕と仲間たちの夢を断ち切った。二十年後、三十八歳になった僕は一人娘を連れて故郷に帰ってきた。仲間と再会した。忘れようとしていた悲劇と向き合った。懐かしいグラウンドでは、後輩たちが、あの頃の僕らと同じように白球を追っていた。僕も、もう一度、マウンドに立てるだろうか――。おとなの再出発を描く長編。



きみの友だち(2008年7月26日公開)監督:廣木隆一、主演:石橋杏奈
  「いちばん大切なもの」、見つかった!

きみの友だち(新潮文庫)
新潮社 (2013-10-04)
売り上げランキング: 7,461


わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいる――。足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件がきっかけでクラスのだれとも付き合わなくなった。学校の人気者、ブンちゃんは、デキる転校生、モトくんのことが何となく面白くない……。優等生にひねた奴。弱虫に八方美人。それぞれの物語がちりばめられた、「友だち」のほんとうの意味をさがす連作長編。


 どんなに不安な時代がやって来ても、大切なものは、きっと変わらない。
 三人の主人公が生きた世紀末を刻む長編。


星に願いを―さつき断景 (新潮文庫)
重松 清
新潮社
売り上げランキング: 859,257


地下鉄サリン事件、そして阪神大震災が起きた一九九五年。復興ボランティアに参加した高校生のタカユキは、自分が少し変わったような気がした。サリン事件の衝撃を引きずるヤマグチさんは、娘の無邪気さに癒された。五十代のアサダ氏は、長女の結婚で家族の存在を実感した――。不安な時代。それでも大切なものはいつもそこにあった。三人が生きた世紀末を描く長編。『さつき断景』改題。


 友だちになった瞬間にも、旅立ちの日にも――
 あのメロディーは、俺たちの胸に響いてた。
 文庫でしか読めない自伝的青春小説。


あの歌がきこえる(新潮文庫)
新潮社 (2014-01-03)
売り上げランキング: 183,309


意地っ張りだけどマジメなシュウ、お調子者で優しいヤスオ、クールで苦労人のコウジは、中学からの友だち同士。コウジの母親が家出したときも、シュウがカノジョに振られたときも、互いの道を歩き始めた卒業の日にも、三人の胸にはいつも、同じメロディーが響いていた。サザン、RC、かぐや姫、ジョン・レノン……色あせない名曲たちに託し、カッコ悪くも懐かしい日々を描く青春小説。



  二股はなぜいけない? 学歴と年収の関係は? 
 シゲマツさん、聞いてください!なやみの背負い方、伝えます。
 おとなも必読の「人生相談」。


みんなのなやみ (新潮文庫)
重松 清
新潮社
売り上げランキング: 257,447


付き合うって、どういうこと? 親友がいじめられてる。うちの親は過保護なんです! 障害を抱えた妹の将来は。リスカがやめられない――家族や学校のなかで誰もが感じる疑問から、人には言えない深刻な相談まで。絶対的な正解は出せないけど、少しでも楽になってほしいから、シゲマツさんが一緒に考え、真剣に回答します。おとなも必読、なやみとともに生きるコツを教えてくれる本。


 どんなに運が悪くても。悲しいことばかりでも。
 「うまくいかない人生」を愛おしく見つめる全6編。


ロング・ロング・アゴー (新潮文庫)
重松 清
新潮社 (2012-06-27)
売り上げランキング: 90,516


最後まで誇り高かったクラスの女王さま。親戚中の嫌われ者のおじさん。不運つづきでも笑顔だった幼なじみ。おとなになって思いだす初恋の相手。そして、子どもの頃のイタい自分。あの頃から時は流れ、私たちはこんなにも遠く離れてしまった。でも、信じている。いつかまた、もう一度会えるよね──。「こんなはずじゃなかった人生」に訪れた、小さな奇跡を描く六つの物語。『再会』改題。


2010年代

泣くな赤鬼(2019年6月14日公開、監督:兼重淳、主演:堤真一)
 大人になった今でも先生はずっと僕の先生だった――。
 時を経てゆるしあう教師と教え子、ほろ苦い六つの物語。『気をつけ、礼。』改題。


せんせい。 (新潮文庫)
重松 清
新潮社 (2011-06-26)
売り上げランキング: 57,961


先生、あのときは、すみませんでした──。授業そっちのけで夢を追いかけた先生。一人の生徒を好きになれなかった先生。厳しくすることでしか教え子に向き合えなかった先生。そして、そんな彼らに反発した生徒たち。けれど、オトナになればきっとわかる、あのとき、先生が教えてくれたこと。ほろ苦さとともに深く胸に染みいる、教師と生徒をめぐる六つの物語。『気をつけ、礼。』改題。

(2019年メディアミックス作品)6月14日に映画公開される原作&コミック

6月14日(金)公開
┣劇場版 誰ガ為のアルケミスト
┣ガラスの城の約束
┣劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム
┣柴公園
泣くな赤鬼
┣Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム
┣メン・イン・ブラック インターナショナル



  生きてるって、なんか、すごい。
 天国にいるはずの女の子との出会いが、少年たちを変えていく──。
 文庫でしか読めない!


星のかけら (新潮文庫)
重松 清
新潮社 (2013-06-26)
売り上げランキング: 29,956


それを持っていれば、どんなにキツいことがあっても耐えられるというお守り「星のかけら」。ウワサでは、誰かが亡くなった交通事故現場に落ちているらしい。いじめにあっている小学六年生のユウキは、星のかけらを探しにいった夜、不思議な女の子、フミちゃんに出会う──。生きるって、死ぬって、一体どういうこと? 命の意味に触れ、少しずつおとなに近づいていく少年たちの物語。



 できたての姉妹と、その父と母。
 四人の「はじまりの日々」を描く長編。
 あせらず、あきらめず、少しずつ家族になっていこう。


ポニーテール(新潮文庫)
新潮社 (2015-10-02)
売り上げランキング: 101,263


小学四年生のフミと、六年生のマキ。ふたりは、お互いの父と母の再婚できょうだいになったばかり。おねえちゃんと仲良くなりたいフミだったが、無愛想なマキの心がわからずに泣いてしまうことも。マキはマキで、新しくできた妹に戸惑っていた。そして、姉妹を見守る父と母も、「家族」の難しさに、迷ったり、悩んだり……。四人家族ひとりひとりの歩みを見つめた、優しさあふれる物語。


 夫の単身赴任、厄介なママ友、学級崩壊……二児の母、アヤの奮闘を描くさわやかな長編。

なきむし姫 (新潮文庫)
重松 清
新潮社 (2015-06-26)
売り上げランキング: 478,709


霜田アヤは、二児の母なのに大のなきむし。夫の哲也は、そんな頼りないアヤをいつも守ってくれていた。ところが哲也は一年間の単身赴任となって、アヤは期間限定のシングルマザーに。そこに現れたのは幼なじみの健。バツイチで娘を育てる健は、夫の不在や厄介なママ友に悩むアヤを何かと助けてくれて……。子供と一緒に育つママの奮闘を描く、共感度満点の愛すべきホームコメディ!


第68回 毎日出版文化賞
 センセイ、僕たちを助けて。悩みを抱えた少年少女が逃げ込んだ先は。驚きと感涙の傑作。

ゼツメツ少年(新潮文庫)
新潮社 (2016-12-23)
売り上げランキング: 27,025


「センセイ、僕たちを助けてください」ある小説家のもとに、手紙が届いた。送り主である中学二年のタケシと、小学 五年の男子リュウに女子のジュン。学校や家で居場所をなくした三人を、「物語」の中に隠してほしい。その不思議な願いに応えて、彼らのお話を綴り始めたセ ンセイだ ったが――。想像力の奇跡を信じ、哀しみの先にある光を探す、驚きと感涙の長編。毎日出版文化賞受賞。


 兄を亡くしたノブと、母の再婚で弟ができたハム子。懐かしく切ない「あの頃」の物語。

一人っ子同盟(新潮文庫)
新潮社 (2017-12-15)
売り上げランキング: 110,901


ノブとハム子は、同じ団地に住む小学六年生。ともに“一人っ子”だが、実はノブには幼いころ交通事故で亡くなった兄がいて、ハム子にも母の再婚で四歳の弟ができた。困った時は助け合う、と密かな同盟を結んだ二人は、年下の転校生、オサムに出会う。お調子者で嘘つきのオサムにもまた、複雑な事情があって――。いまはもう会えない友だちと過ごしたあの頃と、忘れられない奇跡の一瞬を描く物語。


 団地をめぐる冒険が始まった! 幸せすぎる結末が待つ、家族と友情のミラクルストーリー。

たんぽぽ団地のひみつ (新潮文庫)
重松 清
新潮社 (2018-06-28)
売り上げランキング: 155,053


取り壊しが決まった団地に暮らす祖父を訪ねた六年生の杏奈。そこはかつてドラマ『たんぽぽ団地のひみつ』のロケ地だった。夢の中で主演の少年、ワタルくんに出会ったことをきっかけに、杏奈と祖父、そして住民たちは、団地をめぐる時空を超えた冒険に巻き込まれて――。大人たちが生きた過去への憧憬と、未来へ向かう子どもたちへの祝福に満ちたミラクルストーリー。『たんぽぽ団地』改題。


アンソロジー|
 たぶん、あたしは今、ちょっとずつ大人になっている。重松清から君たちへ。
 少女たちに伝えたい物語、全六編。
 新作「また次の春へ――おまじない」を特別収録。


まゆみのマーチ: 自選短編集・女子編 (新潮文庫)
重松 清
新潮社 (2011-08-28)
売り上げランキング: 162,751


まゆみは、歌が大好きな女の子だった。小学校の授業中も歌を口ずさむ娘を、母は決して叱らなかった。だが、担任教師の指導がきっかけで、まゆみは学校に通えなくなってしまう。そのとき母が伝えたことは──。表題作のほか、いじめに巻き込まれた少女の孤独な闘いを描く「ワニとハブとひょうたん池で」などを含む、著者自身が選んだ重松清入門の一冊。新作「また次の春へ」を特別収録。


 奇跡は起きる。神様はいる。あいつはそう教えてくれたんだ。
 重松清から君たちへ。少年たちに読んでほしい物語、全六編。
 新作「また次の春へ――トン汁」を特別収録。


卒業ホームラン: 自選短編集・男子編 (新潮文庫)
重松 清
新潮社 (2011-08-28)
売り上げランキング: 98,161


少年野球チームに所属する智は、こつこつ努力しているのにいつも補欠の六年生。がんばれば必ず報われる、そう教えてきた智の父親で、チームの監督でもある徹夫は、息子を卒業試合に使うべきかどうか悩むが──。答えの出ない問いを投げかける表題作のほか、忘れられない転校生との友情を描く「エビスくん」などを含む、自身が選んだ重松清入門の一冊。新作「また次の春へ」を特別収録。


その他

 思春期の娘と中年を迎えた父が考えた。未来は明るい? 幸せって何? 親子で読みたい物語。

娘に語るお父さんの歴史 (新潮文庫)
重松 清
新潮社 (2016-02-27)
売り上げランキング: 382,499


「お父さんの子どもの頃って、どんな時代だったの?」15歳の娘の問いを機に、父は自分が育ってきた時代の「歴史」を振り返ることに。あの頃、テレビが家庭の中心だった。親たちは「勉強すれば幸せになれる」と教えていた。宇宙や科学に憧れ、明るい未来を信じて全力疾走していた……。そして、父が出した答えとは。明日へ歩み出す子どもたちへ、切なる願いが込められた希望の物語。


 重松清、電車男(著) 
 あの「電車男」本人がついに登場! 
 初めてのクリスマス・デート、エルメスの両親との対面、そして、その先にあるもの――すべてを語る!


電車男、重松清と語る
新潮社 (2005-06-01)
売り上げランキング: 260,155


発売から2カ月で50万部を突破した『電車男』。なんと、これまでどのメディアにも姿を現したことのない電車男本人が、ついに登場! 初の対談相手となる作家・重松清が聞き出すのは、初めてのクリスマス・デート、エルメスの両親との対面、そして、その先にあるもの――非モテ男のカリスマがすべてを語る! 「小説新潮」2005年3月号に掲載したチャット対談の電子化。

 電車男 
インターネットの電子掲示板である2ちゃんねるへの書き込みを基にしたラブストーリー(恋愛小説)。名称は、投稿した人物のハンドルネームに由来する。ネットで生まれた感動の物語として単行本化されてベストセラーになり、漫画・映画・テレビドラマ・舞台にもなる。ネット発の純愛ストーリーとして世間でも話題を得た。

電車男
電車男
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中野 独人
新潮社
売り上げランキング: 269,861


単行本の著者は中野独人(なかのひとり)名義であるが、これは「中の一人」を意味するシャレであり、インターネット掲示板に集まる人たちを意味する架空の名前であって、特定の著者が人間として存在するわけではない(概念としては「共有筆名」に近い)。 漫画化や映画化・ドラマ化もされたことで、書籍の発行部数は2005年6月20日に101万5000部を突破したと新潮社が発表。あわせて「電車男」のコメントも発表された。新聞社によっては、中野独人のコメントとしている。 2006年7月には英語訳 『Train Man』 が、イギリスの Constable and Robinson 社から刊行された(ISBN 1845293517)。 本作品のヒットの影響として、ベノア(物語の中でエルメスが電車男にふるまう紅茶)を取り扱う銀座松坂屋(現・GINZA SIX)で若年のカップルの客が増えるといったことがあった。


 社団法人日本写真家協会(編) 、重松清(解説)
 厳選204点の写真でつづるビジュアルな戦後史。永久保存版、豪華写真集!

日本の子ども60年
日本の子ども60年
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新潮社
売り上げランキング: 426,540


撮影=土門拳、木村伊兵衛から写真愛好家まで、全148名。被写体=戦後60年間、日本全国の子どもたち! 日本写真家協会が、2年の歳月を費やし、日本中の写真家2万点以上の作品のなかから選びぬいた写真で構成。戦後の荒廃、高度経済成長、バブル崩壊……それぞれの時代を生きた子どもたちの姿から、日本の戦後60年をたどる。

 社団法人日本写真家協会(Japan Professional Photographers Society 略称JPS)
┣日本の写真家の組織で、1950年5月12日に設立。
┣現在の会長は熊切圭介。
公益社団法人日本写真家協会WEB SITE


 原武史、重松清(著)
 今なぜ、団地が新しいのか?

団地の時代 (新潮選書)
原 武史 重松 清
新潮社
売り上げランキング: 279,364


高度成長期に先進的な住まいとして憧れの的だった「団地」。その輝かしい歴史と老朽化した現在、ニュータウンやマンションとの比較、団地文化が花開いた西武沿線と一戸建て中心の東急沿線……さまざまな対照から浮かび上がるのは、戦後日本の姿と、少子化・高齢化社会の未来だった。同世代の政治学者と作家が語る、自分史的日本論。

 原武史
1962(昭和37)年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。放送大学教授、明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。著書に『〈出雲〉という思想』、『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞)、『大正天皇』(毎日出版文化賞)、『可視化された帝国』(のち『増補版』)、『皇居前広場』(のち『増補』および『完本』)、『滝山コミューン一九七四』、『昭和天皇』(司馬遼太郎賞)、『団地の時代』(共著)、『団地の空間政治学』、『皇后考』、『平成の終焉』など多数。



 山口瞳、重松清(編)
 いま静かに山口瞳ブームが続いている! 
 再評価される名物コラムの作品群から、著者40代の頃の哀歓あふれる名文を選び再編集。


山口瞳「男性自身」傑作選 中年篇(新潮文庫)
新潮社 (2016-08-26)
売り上げランキング: 202,050


昭和38年に直木賞を受賞した著者は同年末から週刊新潮で連載を始めた。「男性自身」という奇妙な題名のコラムは、会社員兼作家である自身の哀歓、家族・友人のエピソード、行きつけの店での出来事などが綴られた身辺雑記だった。それは独断と偏見が醸す力強さと、淋しさ・優しさが滲み出た独特の文体で、読者の心を掴んだ。40代に書かれた作品を中心に、大ファンの重松氏が50編を選ぶ。

 山口瞳
1926年(大正15年)1月19日(戸籍上は11月3日) - 1995年(平成7年)8月30日)東京府荏原郡入新井町(現・東京都大田区)に生まれ。作家、エッセイスト。1958年、開高健の推薦で壽屋(現・サントリー)に入社。PR雑誌「洋酒天国」の編集や、コピーライターとして活躍する。ハワイ旅行が当たる懸賞のコピー「トリスを飲んでHawaiiへ行こう!」が代表作。 「婦人画報」に連載した『江分利満氏の優雅な生活』で、1963年に第48回直木賞を受賞、同作品は映画化もされた。受賞後しばらくは二足の草鞋を履いたが、「週刊新潮」の伝説的編集者斉藤十一からコラムの連載依頼を受けたことから、文筆業に専念するためにサントリーを退社。 代表作は、「週刊新潮」に1963年から31年間、延べ1614回、死去まで一度も穴を開けることなく連載を続けたコラム・日記の『男性自身』シリーズ、自らの両親の生い立ちを題材とした『血族』(第27回菊池寛賞受賞)、『家族』など。競馬や将棋、野球に造詣が深く、全国の地方競馬場を踏破した『草競馬流浪記』、プロ棋士と駒落ちで対戦した記録『山口瞳血涙十番勝負』、プロ野球から草野球まで、野球に関するエッセイをまとめた『草野球必勝法』などの著書もある。 なお、山口の著書の表紙絵、挿絵は、その多くをサントリー時代からの友人である、柳原良平が担当している。 糖尿病を患っていたが、克服。晩年は小説の執筆をやめ、『男性自身』に集中して仕事をしていた。死の直前は肺癌が急速に悪化。直前まで本人には告知されなかった。家族がホスピスへ移すことを相談している最中に突然、状態が急変し、小金井市の聖ヨハネ会桜町病院ホスピス棟にて死去。死が急であったため、結果的に、『男性自身』は「アナ空き」がないことになった。妹は日本舞踊家の花柳若奈(本名:栄)でジェリー伊藤の妻。作家で映画評論家の山口正介は息子。


外部リンク
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ほぼ日刊イトイ新聞
ほぼ日刊イトイ新聞 父親になるということ。重松清さんと、ややこしくたのしい話をした。
ほぼ日刊イトイ新聞 重松清×糸井重里 チームプレイ論。『ニッポンの課長』から見る仕事と組織。
ほぼ日刊イトイ新聞 おじさん3人、ムーミンを語る。
ほぼ日刊イトイ新聞 トーベ・ヤンソンの人生を、ぼくたちはもう一度生きる。

ブックショートインタビュー(2015.12.28)


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