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(2019年メディアミックス作品)9月13映画公開される原作&コミック

kage

2019/09/13 (Fri)

メディアミックス2019

2019年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(9月13日全国公開)

9月13日(金)公開
┣ゲキ×シネ「髑髏城の七人」Season月 上弦の月
┣BanG Dream!FILM LIVE
┣僕のワンダフル・ジャーニー
┣みとりし
┣人間失格 太宰治と3人の女たち


映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!






ジャンル:時代劇/舞台
 ゲキ×シネ「髑髏城の七人」Season月 上弦の月  【9月13日公開】

髑髏城の七人 月 (K.Nakashima Selection)
中島かずき
論創社 (2017-11-23)
売り上げランキング: 368,011


■内容紹介
天下統一を目前にした豊臣秀吉に反旗を掲げ、暴虐の限りを尽くす髑髏党と首領「天魔王」。その行く手をふさぐべく、二人の男「捨之介」と「蘭兵衛」は闘いを挑む。三人が相見えた時、運命は再び動きだす。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1読むと舞台が恋しくなる
髑髏城の七人〜花鳥風月 最終盤。ダブルキャスト版の脚本。花鳥風月バージョン第四弾! 天下統一を目前にした豊臣秀吉に反旗を掲げ、 暴虐の限りを尽くす髑髏党と首領《天魔王》。 その行く手をふさぐべく、二人の男《捨之介》と《蘭兵衛》は闘いを挑む。 三人が相見えた時、運命は再び動きだす。 あとがきに作者のこの回独特の制作裏話がある。正直ダブルキャスト、平均年齢も他の回より下がり、ファン層の新規開拓の回だと思っているので、脚本が気になったので借りた。アクションが主である舞台なので、やはり舞台が観たい。舞台は上弦と下弦で色合いが違ったけど、戯曲は一つ。演出と役者による変化が楽しい一作だけど、自分的に天魔王の死に様がとにかく納得いかないので、中島さんひでぇと思う一作です。役者さんたちのイメージでグングン読め、「この場合良かったなぁ」「あの場面と違う」などなど楽しく読み終わりました。






■映画ストーリー
武装集団・関東髑髏党が暴れ回る関東荒野。髑髏城の絵図面を持つために髑髏党に追われている霧丸(平間壮一)は、捨之介と名乗る着流しの男(福士蒼汰)に助けられ、関東一の色里・無界に逃げ込む。その夜、霧丸は里を脱出するが髑髏党に取り囲まれてしまう。そこで霧丸を助けに出た捨之介、無界の主の蘭兵衛(三浦翔平)、髑髏党を率いる天魔王(早乙女太一)という因縁のある三人が再会する。

★映画チェック★
劇団☆新感線が2017年から2018年にかけて上演した全6作からなるシリーズの4作目を映像化。16世紀末の関東を舞台に、因縁の三人の戦いを描き出す。『曇天に笑う』などの福士蒼汰、『BLEACH』などの早乙女太一、『ひるなかの流星』などの三浦翔平をはじめ、須賀健太、平間壮一、渡辺いっけいらが共演する。


■スタッフ
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

☑映画詳細データ
配給・著作:ヴィレッヂ
配給:ティ・ジョイ
著作:TBS
技術:カラー

■キャスト(役名)
福士蒼汰
早乙女太一
三浦翔平
須賀健太
平間壮一
高田聖子
渡辺いっけい
粟根まこと
市川しんぺー





ジャンル:アニメ作品
 BanG Dream!FILM LIVE   【9月13日公開】

バンドリ! ガールズバンドパーティ! ビジュアルブック
ファミ通App編集部
KADOKAWA (2018-03-30)
売り上げランキング: 25,688


コミック版 BanG Dream! バンドリ 1
柏原麻実
KADOKAWA (2016-12-17)
売り上げランキング: 42,627


■内容紹介
香澄と一緒にドキドキ高校生活☆ トキメキいっぱいの青春ストーリー!

戸山香澄、高校1年生。小さいころにきこえた「星のコドウ」のように、キラキラドキドキすることを探していたら、星型のギター・ランダムスターに出会って――!?

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1 『BanG Dream!』の伝説はここから始まった―!
引っ込み思案の香澄が、ギターや仲間と出会い音楽を紡ぐ物語 

2015年1月よりスタートした「BanG Dream!」プロジェクト。その原典となる小説が、中村航書き下ろしで登場。大好きだった歌をバカにされてから、自分を表に出せなくなってしまった引っ込み思案な高校1年生・戸山香澄。憂鬱な日々を過ごす彼女が運命に導かれ、ギターや仲間たちと出会い、音楽(キズナ)を紡いでいく物語。『BanG Dream!』の伝説はここから始まった―!ストーリー面では、主要登場人物全員何かしら難物を抱えながらも成長していく青春ものの要素が強く、若者から遠ざかりつつある私には眩しく映った。キャラクターの性格、バンド加入の経緯等、アニメとは結構違う設定が多く、小説版は小説版でとても楽しめた。今ではリリースされている、数々の曲を作る話が描かれていて、曲ができるきっかけを知ることができて良かった。ポピパの歌詞が「言葉」でなく「心」で理解できた。話は綺麗に纏められているものの、これからって時に物語を終えてしまったので、もう少し読んでみたかったな~。この本のお陰でポピパの楽曲に親近感を持つことができた。「解き放つ無敵で最強の歌を!」というフレーズがお気に入り。 バンドリは宗教。香澄と沙綾の関係が昔の少女漫画っぽくて好き。




■映画ストーリー
戸山香澄ら花咲川女子学園高校で結成されたガールズバンド「Poppin’Party」、羽丘女子学園に通う幼なじみ5人による王道ガールズロックバンド「Afterglow」、事務所の意向で結成されたアイドルバンド「Pastel*Palettes」、重厚な世界観が特徴的な本格派バンド「Roselia」、明るいメロディーを奏でる「ハロー、ハッピーワールド!」が次のステージを目指す。

★映画チェック★
ガールズバンドをテーマにコミックやアニメ、ゲームアプリなどクロスメディア展開する「BanG Dream!」初の劇場版アニメーション。個性あふれる5組のバンドがステージで演奏を披露する。ボイスキャストには戸山香澄役の愛美のほか、アニメの2ndシーズンの声優が集結。監督を、2ndシーズンで編集を担当した梅津朋美が務める。


■スタッフ
製作総指揮:木谷高明
企画プロデューサー:松浦裕暁
ストーリー原案:中村航
監督:梅津朋美
キャラクター原案:ひと和/Craft Egg
アニメーションキャラクターデザイン:植田和幸
CGスーパーバイザー:三村厚史
モデリングディレクター:武内泰久
リギングディレクター:矢代奈津子
色彩設計:北川順子
撮影監督:井上麻梨
美術監督:岡本綾乃
音響監督:飯田里樹
音楽プロデューサー:上松範康/藤田淳平

☑映画詳細データ
製作国:日本
原作:ブシロード
アニメーション制作:サンジゲン
製作:BanG Dream! FILM LIVE Project
技術:カラー

■声の出演
愛美(戸山香澄)
大塚紗英(花園たえ)
西本りみ(牛込りみ)
大橋彩香(山吹沙綾)
伊藤彩沙(市ヶ谷有咲)
佐倉綾音(美竹蘭)
三澤紗千香(青葉モカ)
加藤英美里(上原ひまり)
日笠陽子(宇田川巴)
金元寿子(羽沢つぐみ)
前島亜美(丸山彩)
小澤亜李(氷川日菜)
上坂すみれ(白鷺千聖)
中上育実(大和麻弥)
秦佐和子(若宮イヴ)
相羽あいな(湊友希那)
工藤晴香(氷川紗夜)
中島由貴(今井リサ)
櫻川めぐ(宇田川あこ)
志崎樺音(白金燐子)
伊藤美来(弦巻こころ)
田所あずさ(瀬田薫)
吉田有里(北沢はぐみ)
豊田萌絵(松原花音)
黒沢ともよ(ミッシェル)




ジャンル:動物
 僕のワンダフル・ジャーニー   【9月13日公開】

僕のワンダフル・ジャーニー (新潮文庫)
W.ブルース キャメロン
新潮社 (2019-07-26)
売り上げランキング: 11,519


■内容紹介
僕は老犬バディ。この世での役目は終えて、永遠の眠りにつくはずだった。あの子と巡り合うまでは―死別した飼い主イーサンの孫娘CJが僕の運命を変えた。何度生まれ変わっても彼女を守ろう。そう決めた僕は、癌探知犬からセラピードッグへと転生しながらCJに寄り添いつづける。試練に見舞われて傷ついた彼女の心を癒すために。犬と人間の幸福な関係を描く感涙のドッグ・ファンタジー。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1たった一人の「私の少女」を全身で全力で愛し続ける。その姿に打たれる。  
前作野良犬トビーの続編。今回は前作のハンナの元からスタートしハンナの孫娘CJと一緒に歩んでいく物語でした。正直前作ほど感動的ではなく8割がた嫌な雰囲気にモヤモヤさせられました。その原因はCJの親グロリアの存在ですね。終始イラつかせる言動で犬との生活で少しずつ変わっていくと思ってましたが虐待じみた描写にうんざりでした。CJとトレントそして犬のモリーとマックスの関係は良かったものの、前作の方が転生の意味合いが深くどうしても比べてしまいますね。人は変わっていく。(変わることができる) でも、犬は、最初から最後まで変わらない。四回生まれ変わり、外側の姿はすっかり変わってしまうのに、その愛は決して変わらない。目的は常にCJを守ること。CJのそばにいること。ただまっすぐに、たった一人の「私の少女」を全身で全力で愛し続ける。その姿に打たれる。でも実写映画観たら余計に泣いちゃうんだろうな……




■映画ストーリー
愛する飼い主のイーサン(デニス・クエイド)に会うために50年で3回生まれ変わり、ようやく再会した犬のベイリーは、イーサンと彼の妻ハンナ(マージ・ヘルゲンバーガー)と一緒に農場で暮らしていた。ある日、孫娘CJの母親グロリア(ベティ・ギルピン)が娘と一緒に出て行ってしまう。悲嘆に暮れるイーサンとハンナを見たベイリーは、ある決意をする。

★映画チェック★
犬と人間の深い絆を描いた『僕のワンダフル・ライフ』の続編。前作で飼い主と再会した犬のベイリーが、今度はその孫娘を守り抜くために奮闘する。前作の監督を務めたラッセ・ハルストレムが製作総指揮に回り、キャストはデニス・クエイドとジョシュ・ギャッド(声の出演)が続投。ドラマシリーズ「フレンズ」などのゲイル・マンキューソがメガホンを取る。


■スタッフ
監督:ゲイル・マンキューソ
脚本・原作:W・ブルース・キャメロン
脚本:キャスリン・ミション/マヤ・フォーブス/ウォレス・ウォロダースキー
製作:ギャヴィン・ポローン
製作総指揮:セス・ウィリアム・マイヤー/ラッセ・ハルストレム/ルーエン・ファン/ウェイ・チャン
撮影監督:ローヒエ・ストファース
プロダクションデザイン:エリック・フレイザー
編集:ロバート・コマツ
衣装デザイン:パトリシア・ヘンダーソン
音楽:マーク・アイシャム

☑映画詳細データ
英題:A DOG’S JOURNEY
製作国:アメリカ
配給:東宝東和

■キャスト(役名)
デニス・クエイド(イーサン)
キャスリン・プレスコット(大人のCJ)
アビー・ライダー・フォートソン(子供のCJ)
マージ・ヘルゲンバーガー(ハンナ)
ヘンリー・ラウ(トレント)
ベティ・ギルピン(グロリア)
(声の出演)
ジョシュ・ギャッド(ベイリー/モリー/ビッグ・ドッグ/マックス)

日本語吹き替え版
高木渉(ベイリー)
大塚明夫(イーサン)
松岡洋子(ハンナ)
石川界人(トレント)
朴路美(グロリア)
鈴木達央(シェーン)
久野美咲(幼少期のCJ)
下地紫野(少女のCJ)
前田玲奈(リースルー)



ジャンル:終止
 みとりし   【9月13日公開】

私は、看取り士。わがままな最期を支えます
柴田 久美子
佼成出版社
売り上げランキング: 6,116


■内容紹介
知ってください、看取り士という存在を。考えてください、家族、パートナー、そして自分の死のことを―。鎌田實×柴田久美子、生と死をめぐる白熱の対談も収録!

第1章 抱いて“看取る”ということ(死は怖いものでも忌み嫌うものでもない;小4のときの不思議な体験 ほか)
第2章 看取りはグリーフケア(グリーフケアは肉体があるうちに;最期の瞬間に間に合わなかったと悔やむ「臨終コンプレックス」 ほか)
第3章 “最期”は本人が自分でプロデュースする(逝く人は待ってくれる;「もういいよ、ありがとう」 ほか)
第4章 最期くらいはわがままでいい(自分のことだもの、わがままになっていい;慣れ親しんだ自然のそばがいい ほか)
第5章 対談 柴田久美子×鎌田實(「看取り士って何?」;「看取り士」誕生秘話 ほか)

日本人のおよそ8割が病院で最期を迎える一方で、その約5割が「自宅で最期を迎えたい」と願っているといわれる。しかし、自宅で看取る文化が薄くなった現代社会では、看護・介護する側がその望みを叶えてあげたくても難しい事情があるのが現実だ。こうした状況から、著者は「尊厳ある最期が守られる社会を創りたい」と願い、自らを「看取り士」と名乗った。200人以上のケースをもとに、看取りの際の心構えや実際の触れ合い方に加え、エンディングノートの活用の仕方、旅立つ人から魂(いのち)を引き継ぐ大切さなどを紹介。厚生労働省が在宅医療・介護への方針転換を始めた今、自らの、そして大切な人のQuality of Death(QOD/死の質)を考え、より良い人生、より良い最期を送るための手引書となる。巻末には、医師・鎌田實氏(諏訪中央病院名誉院長)との対談を収録。看取り士の誕生秘話をはじめ、死に対する二人の考え、地域包括ケアという共通の夢について語り合う。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1看取り士なる存在があることを初めて知った!!!
看取り士(みとりし)――逝く人の最期に寄り添い、見送る人。また、家族だけでの看取りをサポートする人のことをいう。本書は、25年ものあいだ、生と死に向き合い続けた看取り士・柴田久美子のエッセー。死の際にいる人に文字通り寄り添い、旅立ちを見届ける看取り士の話。私はといえば、死生観が未熟で、死んだらすべて終わり、死後など無いと幼少の頃教わって、以来命を責任を持って背負うこともできないまま、人でなしの人生を送ってきたから、この本に出てくる人たちの温かさには共感ではなく尊敬に近い、ちょっと遠い距離の感覚を抱いた。一番近くの他者である自分の死後を人に託さねばならない現実を、希望の可能性とともに学ぶことができた。重いテーマの本だけど、スラスラと頭に、心に入ってきて、ページをめくる手が止まらなかった。これからますます人口は減っていく。その中で高齢者は病院や施設で亡くなるのがほとんどだ。出雲の離島に看取りの家を開設し、高齢者=幸齢者として、抱擁して看取ることを実践してきた著者の体験談。人生の最後に側に誰がいてほしいか、どうやって逝きたいか色々と考えさせられる。逆に身近な人を看取るいざその時、自分はどうできるだろうか。 看取り士がメジャーになる日があるのかはわからないけれど、最後の対談で鎌田先生が話すように、何かしらの基礎資格がある者がなる方がいいと思う。






■映画ストーリー
柴久生(榎木孝明)は、同僚の死を軽視する上司に嫌悪感を抱いて会社を辞め、看取り士になることを決意する。地方都市の看取りステーションに勤務する彼は、余命を宣告された人々の最後の希望を実現させようと奔走しながら、彼らの不安を和らげて納棺まで支える毎日を送っていた。ある日、23歳の高村みのり(村上穂乃佳)がステーションに赴任してくる。

★映画チェック★
余命わずかな人が最期を迎えるまで寄り添う看取り士を題材にしたヒューマンドラマ。看取り士の女性が、余命宣告を受けた若い母親との出会いを通じて成長するさまが描かれる。メガホンを取るのは『劇場版 神戸在住』『ママ、ごはんまだ?』などの白羽弥仁。ドラマ「浅見光彦シリーズ」などの榎木孝明、『三尺魂』の村上穂乃佳をはじめ、高崎翔太、斉藤暁、つみきみほ、宇梶剛士らが出演。


■スタッフ
監督・脚本:白羽弥仁
プロデューサー:嶋田豪
原案:柴田久美子

☑映画詳細データ
製作国:日本
配給・製作:アイエス・フィールド
技術:カラー/ビスタサイズ/5.1ch
(有楽町スバル座ほか)

■キャスト(役名)
榎木孝明
村上穂乃佳
高崎翔太
斉藤暁
つみきみほ
宇梶剛士




ジャンル:名作
 人間失格 太宰治と3人の女たち   【9月13日公開】

人間失格 (角川文庫)
人間失格 (角川文庫)
posted with amazlet at 19.09.13
太宰 治
KADOKAWA (2007-05-30)
売り上げランキング: 2,170


■内容紹介
「恥の多い生涯を送って来ました」。無頼の生活に明け暮れた太宰自身の生涯を極限まで作品に昇華させた内的自叙伝であり、太宰文学の代表作である「人間失格」。ほかに、家族の幸福を願いながら、自らの手で崩壊させる苦悩を描き、命日の呼び名の由来にもなった「桜桃」も収録。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1 最初は、なんて嫌いな主人公と思っても実は誰にでも似たところがあると気づく。 
「恥の多い生涯を送って来ました」。無頼の生活に明け暮れた太宰自身の生涯を極限まで作品に昇華させた内的自叙伝であり、太宰文学の代表作である「人間失格」。ほかに、家族の幸福を願いながら、自らの手で崩壊させる苦悩を描き、命日の呼び名の由来にもなった「桜桃」も収録。 読み進めるにつれて、人の心の弱さが怖くなりました。薄い氷の上を歩くような危うさがあるというか。ドロドロした醜い塊が内臓に溜まっていくような気持ち悪さがあります。解説にもあるように太宰治本人がモデルになった作品。絶望とか、罪とか、心を蝕んでいく病魔とか、壮絶な人生を歩いてきた人にしか書けないと思います。”神様みたいないい子でした”、という最後の一文は太宰治の、そうでありたいという願望、もしくは主張か救済でしょうか。 太宰治という作家さんの表現方法が素晴らしくて、この時代からこんな書き方が取れていたことに驚き、天才だったのだなと思う。 手記の内容が書かれていて、どんな風に人生に迷い、苦しみ、足掻いて来たのか。とても丁寧に描かれていた。 きっとこういう迷いとか苦しみが『文スト』の太宰さんの設定に反映されたんだろうな…。とにかく絶望的に暗い話だ‼ だから自分自身に行き詰ると、いつも『人間失格』を開く。主人公・葉蔵の弱さは人間の弱さや優しさを代弁してくれているようで、私は何度もこの文学に救われている。 私が太宰を、文学を、愛するきっかけになった本書。これからも何度も開くだろう。そしてどうしようもなく弱い自分を慰め、生きていく力をくれるだろう。


夏の文庫フェア2019:角川文庫カドフェア2019|名作×「文豪ストレイド」アニメビジュアルカバー2019(人間失格/羅生門・鼻・芋粥/セロ弾きのゴーシュ/李陵・山月記・弟子・名人伝etc.)








■映画ストーリー
ベストセラーを連発する人気作家の太宰治(小栗旬)は、妻子がいながら作家志望の弟子・太田静子(沢尻エリカ)、夫を亡くした山崎富栄(二階堂ふみ)とも関係を持ち、さらに自殺未遂を繰り返すという型破りな生活を送っていた。そして太宰は、二人の愛人から子供がほしいと迫られる中、夫の才能を信じる妻・美知子(宮沢りえ)に支えられ、「人間に失格した男」をめぐる新作の執筆に取り掛かる。

★映画チェック★
「走れメロス」「斜陽」などで知られる作家・太宰治の「人間失格」誕生に迫るドラマ。写真家で『ヘルタースケルター』などの監督を務めた蜷川実花がメガホンを取り、酒と女に溺れながらも圧倒的な魅力を持つ男の生涯と、太宰をめぐる正妻と2人の愛人との恋模様を描く。太宰には小栗旬がふんし、役作りのため大幅な減量を行った。太宰の正妻を宮沢りえ、愛人を沢尻エリカと二階堂ふみが演じる。


■スタッフ
監督:蜷川実花
脚本:早船歌江子
撮影:近藤龍人

☑映画詳細データ
製作国:日本
企画・配給:松竹
配給:アスミック・エース
製作:『人間失格』製作委員会
カラー

■キャスト(役名)
小栗旬(太宰治)
宮沢りえ(津島美知子)
沢尻エリカ(太田静子)
二階堂ふみ(山崎富栄)
成田凌(佐倉潤一)
千葉雄大(太田薫)
瀬戸康史(伊馬春部)
高良健吾(三島由紀夫)
藤原竜也(坂口安吾)

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