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(2020年メディアミックス作品)2月14日に映画公開される原作&コミック

kage

2020/02/14 (Fri)

メディアミックス2020

2020年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(2月14日全国公開)

2月14日(金)公開
┣ACCA13区監察課 Regards
┣影裏
┣グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~
┣劇場版 声優男子ですが…? これからの声優人生の話をしよう
┣性の劇薬
┣山中静夫氏の尊厳死


映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!






ジャンル:アニメ作品
 ACCA13区監察課 Regards 【2月14日公開】





13区に分かれた世界にある、巨大統一組織ACCA(アッカ)。ACCA本部の監察課副課長ジーン・オータスは「もらいタバコのジーン」の異名を持つ、組織きっての食えない男。そんなジーンに起こる異変、謎の影…。世界の陰謀が、ジーンを絡め取ろうと動き出す――!! 属さず従い、あくまで洒脱に… オノ・ナツメが描く、組織に生きる男たちの粋様(いき ざま)。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1組織に生きる、男たちの粋様(いき ざま)。  
オノ・ナツメさんが月刊ビックガンガン(スクウェア・エニックス)で連載中のマンガ。13の自治区に分かれた王国、その平和を守る巨大統一組織“ACCA”を舞台に、「もらいタバコのジーン」の異名をもつ主人公ジーン・オータスら食わせ物ぞろいの男達がみせる粋様(いきざま)を描く。独特だけど、個人的にはめちゃめちゃ好みの絵柄。外国風の世界で、日本語のローマ字表記というのが面白い。世界観やストーリーにすごく合っていて素敵。グロッシュラーは邪魔な監察課ジーンをクーデターに関わっているとして追い払いたいのだろうか。友人ニーノは敵なのか? ニーノの穏やかさとジーン達兄妹に対する包容力溢れる感じがどうしても惹かれるんだよなぁ。あと冒頭のメガネ掛けたジーンも好き、出勤の時には外す家用メガネとか萌える!

TVアニメの第1話を観て、「これはオノナツメさんの絵で読んでこそのやつ…!」と核心した。サスペンス要素有りで、今まで既読のものとイメージが違うが『組織に生きる男たちの“粋”様』渋い!ハマる!そんな中でも美味しそうな食べ物がさりげなく出てくるのもオノナツメさんらしくて素敵。アニメの声でキャラの台詞を読みながら、よくわかってない部分を補完できてる気がします。、アニメが復習みたいなもので、改めて読んでみるとこれがあの伏線かとか思ったりと新しい発見も。深夜帯、とんでもなくパンが食べたくなるという。トマト食パン、かなり気になる……。







■映画ストーリー
クーデター騒動から1年。ACCA本部が置かれるドーワー王国の首都バードン区は、新体制1周年祭事の開催を間近に控えていた。監察課のジーン・オータスは、癖のある新人局員パロットの対応に手を焼きながら、祭事の準備を進める。一方、ほかの自治区では5人の長官にまつわる不穏なうわさが飛び交っていた。ある日ジーンは、妹のロッタの言動がおかしいと彼女の担任教師から知らされる。

★映画チェック★
オノ・ナツメのコミックを原作にしたアニメのOVA。13の自治区に分かれた王国の平和を維持してきたACCAのその後を映し出す。監督は、アニメ「ブギーポップは笑わない」などの演出を担当した斎藤圭一郎と、アニメ版の監督を務めた夏目真悟。ジーン・オータス役の下野紘、ニーノ役の津田健次郎のほか、悠木碧、諏訪部順一らアニメ版のボイスキャストが続投した。

■スタッフ
原作:オノ・ナツメ
監督:夏目真悟/斎藤圭一郎
脚本:鈴木智尋
キャラクターデザイン:久貝典史
美術監督:吉岡誠子
色彩設計:橋本賢
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
音楽:高橋諒

☑映画詳細データ
製作国:日本
アニメーション制作:マッドハウス
技術:カラー

■声の出演
下野紘(ジーン・オータス)
津田健次郎(ニーノ)
悠木碧(ロッタ)
諏訪部順一(グロッシュラー)
遊佐浩二(リーリウム)
大川透(スペード)
緑川光(パスティス)
安元洋貴(パイン)
田中敦子(モーヴ)
後藤ヒロキ(ポチャード)
上田燿司(オウル)
小林千晃(パロット)
西村知道(ヴィント)








ジャンル:故郷
 影裏 【2月14日公開】



北緯39度。会社の出向で移り住んだ岩手の地で、ただひとり心を許したのが、同僚の日浅だった。

ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。

いつしか疎遠になった男のもう一つの顔に、「あの日」以後、触れることになるのだが……。

樹々と川の彩りの中に、崩壊の予兆と人知れぬ思いを繊細に描き出す。

芥川賞受賞作に、単行本未収録の「廃屋の眺め」(「文學界」2017年9月号・受賞後第一作)、「陶片」(「文學界」2019年1月号)を併録。

綾野剛・松田龍平主演で映画化(大友啓史監督)、2020年初頭に公開予定。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1第157回芥川賞受賞作。
大きな崩壊を前に、目に映るものは何か。  

会社の出向で移り住んだ岩手で、ただ一人心を許したのが同僚の日浅だった。ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。いつしか疎遠になった男のもうひとつの顔に、「あの日」以後触れることになるのだが―。芥川賞を受賞したデビュー作に、単行本未収録の二篇を収録した、暗い燦きを放つ三つの作品。東北の短い夏の光の美しさを繊細な表現で描き、その一方で人間の持つ影の濃さを深く感じさせた。優等生にみえる語り手も、じょじょに明かされる事情から、ある意味、暗さを抱えていきていることがわかる。震災のことも含め、私達の足元にある世界の均衡の危うさ。一気によんで、ため息をついた。ストーリーは淡々と進んでいくが場面展開が突然で、止まって考えることもしばしば。単なる友情物語ではなく、日浅を通して誰もが抱えている影の部分を感じさせるものがあった。映画の予告編を見たが、ミステリー映画のように思えて原作とは少し違う印象だった。映画の影響が文章に色気をかんじた。原作も映画もどちらも独特な空気かたちこめていて好きだ。






■映画ストーリー
会社員の今野(綾野剛)は岩手に転勤し、そこで同僚の日浅(松田龍平)と知り合う。一緒に飲みに行ったり、釣りに行ったりするなど、まるで遅い青春時代のような日々を過ごすうちに、今野は日浅に心を開いていく。だがある日、日浅は今野に何も告げずに突然退職し、その後しばらくしてまたフラリと姿を現す。

★映画チェック★
『日本で一番悪い奴ら』などの綾野剛と『舟を編む』などの松田龍平が共演した、沼田真佑の小説が原作の人間ドラマ。主人公が失踪した親友を捜すうちに、彼の闇の部分に踏み込んでいく。監督は『るろうに剣心』シリーズなどの大友啓史。『よこがお』などの筒井真理子をはじめ、中村倫也、平埜生成、國村隼、永島暎子、安田顕らが共演する。

■スタッフ
監督:大友啓史
脚本:澤井香織
音楽:大友良英
原作:沼田真佑
製作:榧野信治/藤田浩幸/中部嘉人/岩上敦宏/松田美由紀/安部順一
プロデューサー:五十嵐真志/吉田憲一
ラインプロデューサー:佐藤幹也
撮影:芦澤明子
照明:永田英則
録音:照井康政
美術:杉本亮
装飾:渡辺大智
編集:早野亮
VFXスーパーバイザー:小坂一順
音楽プロデューサー:和田亨
音響効果:勝亦さくら
ミュージックエディター:佐藤啓
助監督:佐野隆英
スタイリスト:荒木里江
ヘアメイク:千葉友子
記録:佐山優佳
宣伝プロデューサー:平下敦子

☑映画詳細データ
製作国:日本
配給:ソニー・ミュージックエンタテインメント
配給協力:アニプレックス
技術:カラー

■キャスト(役名)
綾野剛(今野)
筒井真理子(西山)
中村倫也(副島和哉)
平埜生成(清人)
國村隼(日浅征吾)
永島暎子(鈴村早苗)
安田顕(日浅馨)
松田龍平(日浅)





ジャンル:喜劇
 グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~ 【2月14日公開】



被災・疎開の極限状況から敗戦という未曽有の経験の中で、我が身を燃焼させつつ書きのこした後期作品16編。太宰最後の境地をかいま見させる未完の絶筆「グッド・バイ」をはじめ、時代の転換に触発された痛切なる告白「苦悩の年鑑」「十五年間」、戦前戦中と毫も変らない戦後の現実、どうにもならぬ日本人への絶望を吐露した2戯曲「冬の花火」「春の枯葉」ほか「饗応夫人」「眉山」など。

目次
薄明
苦悩の年鑑
十五年間
たずねびと
男女同権
冬の花火
春の枯葉
メリイクリスマス
フォスフォレッセンス

饗応夫人
美男子と煙草
眉山
女類
渡り鳥
グッド・バイ

解説 奥野健男




偶然、高校時代の先輩・別所文代と再会した田島毛。モテ男の田島毛には愛人が複数いて、しかもその清算の必要に迫られていた。田島毛の話を聞いた別所は、ふと、この状況が太宰治の小説『グッド・バイ』にそっくりだと呟く。それを聞いた田島毛は奇妙な一致に感激して…「僕も小説みたいに『グッド・バイ』します! 」「きっと全部運命なんですよ! 」太宰の『グッド・バイ』を愛人関係精算の教科書として真似、つつがなく別れていく計画を思いつく。こうして、別所を巻き込んでのドタバタ愛憎劇が幕を開けた! 太宰流のユーモアを現代によみがえらせる、オリジナル・変調コメディ!!

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1妻と偽った絶世の美女を連れ、男は愛人たちに別れを告げる。
未完の絶筆である表題作を含む、戦後太宰の到達点を示した短編十六編。  

戦後の昭和20年から太宰が亡くなる23年まで、「パンドラの匣」「ヴィヨンの妻」「斜陽」「人間失格」と代表的な作品が並ぶ、太宰後期に書かれた16編の短編。表題作は太宰の未完の遺作だが、これをケラリーノ・サンドロヴィッチが舞台劇として完成させ、そしてこの度、大泉洋主演で映画化、公開されるということで再読。といっても、未完作「グッド・バイ」は30ページ程だが衝撃。太宰治の死に方なんて誰でも知っていて、そして「グッド・バイ」が絶筆なんて聞けば、この世にグッバイみたいな内容を想像するのだが、実際は抱腹絶倒のコメディである。文章も軽やかで、状況の滑稽さから主人公とヒロイン(?)のキャラまで素晴らしい。「人間失格」なんて書いてないでこっち仕上げてくれよ。そしてもっと生きててくれ。この路線の太宰を読みたかった。女性へひねくれた恨み節をぶつけるような作品の後に読むので余計に可笑しい。他ではなんとも幻想的で美しい「フォスフォレッセンス」が素晴らしい。完成していたら、長編作品となり、ユーモアのある、太宰の新たな代表作になっていたのではと思われ、とても残念。状況や心理が「済し崩し」になってしまう流れを書くのが本当に上手い。とっ散らかってるのに納まりがが良いという小気味よさがたまらない。表題作に何か覚えがあると思ったら、それとは知らず10年前にドラマ化されたものを観ていた事を思い出した。雰囲気が良かったので結構鮮明に覚えている。







■映画ストーリー
戦後の混乱期を経て、復興へと舵を切った昭和の日本。雑誌の編集長を務める田島周二(大泉洋)には、何人も愛人がいた。一念発起して愛人たちと別れようと決意するが、彼女たちの顔を見るとなかなか別れ話ができない。そこで田島は、美人だががめつい永井キヌ子(小池栄子)に妻のフリをしてもらうことを思いつく。

★映画チェック★
太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」をケラリーノ・サンドロヴィッチが戯曲化した舞台を、『八日目の蝉』などの成島出監督が映画化。互いの目的が合致した男女が偽りの夫婦を演じる。『探偵はBARにいる』シリーズなどの大泉洋と『接吻』などの小池栄子のほか、水川あさみ、橋本愛、木村多江、濱田岳、松重豊らが出演する。

■スタッフ
監督:成島出
原作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
音楽:安川午朗
脚本:奥寺佐渡子
撮影:相馬大輔
照明:佐藤浩太
美術:西村貴志
録音:松本昇和
編集:今井剛
衣装:宮本茉莉
ヘアメイク:田中マリ子

☑映画詳細データ
製作国:日本
製作:木下グループ
配給・制作プロダクション:キノフィルムズ
制作プロダクション:松竹撮影所
技術:カラー/モノクロ/シネマスコープ/5.1ch
(新宿ピカデリーほか)

■キャスト(役名)
大泉洋(田島周二)
小池栄子(永井キヌ子)
水川あさみ(大櫛加代)
橋本愛(水原ケイ子)
緒川たまき(青木保子)
木村多江(田島静江)
皆川猿時(水原健一)
田中要次(採石場の親方)
池谷のぶえ(デザイナー)
犬山イヌコ(佳乃)
水澤紳吾(闇市のブローカー)
戸田恵子(易者)
濱田岳(清川伸彦)
松重豊(漆山連行)




ジャンル:声優
 劇場版 声優男子ですが…? これからの声優人生の話をしよう 【2月14日公開】



ファミリー劇場にて放送されていた人気声優7人によるバラエティ番組『声優男子ですが…?』が2014年12月のパイロット版放送から5周年を迎え、2020年2月に劇場版が公開される。その公開を記念し、番組初の公式BOOKの発売が決定! パイロット版から最新の劇場版まで、5年間の全てが詰まった待望の一冊。

出演:上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣
番組ナレーション:諏訪部順一


『声優男子ですが…?』とは
“声優"のポテンシャルを発揮せよ!!
個性豊かな7人の声優男子たちが、いろんな顔を見せてくれるスーパー・スペシャル・プログラム。シーズン1は声にまつわる企画、シーズン2は声優男子たち自らが考えた企画、シーズン3は弱点克服、さらに先輩声優との対談、シーズン4では海外進出とさまざまな挑戦をしてきた声優男子たち。番組スタート時から5年が経ち、絆が深まった今だからこそ見られる姿は必見!








■映画ストーリー
ある夏の日。上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、本城雄太郎、山本和臣は、キャンプ場にやってくる。スイカ割りや魚釣りなどを楽しむ彼らだったが、白井悠介の姿はなかった。それぞれの役割を終えて戻ってきた6人が、夕食の準備に取り掛かるころ、色違いのパラコードブレスレットが届く。

★映画チェック★
声優の上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣が、さまざまなことに挑戦するバラエティー番組の劇場版。彼らがアウトドアを満喫する様子と、不参加の白井の謎に包まれた行動を映す。ナレーションを声優の諏訪部順一が担当し、監督を鈴木あゆみが務めた。

■スタッフ
監督:鈴木あゆみ
脚本:奈佐はぢめ/ゴージャス染谷
企画プロデュース:服部洋之
プロデューサー:斎藤充崇/福田昌彦
撮影:倉島健一
録音:石井博文
照明:石井久友
ナレーション:諏訪部順一

☑映画詳細データ
製作国:日本
提供:ファミリー劇場
製作・配給:東北新社
技術:カラー/5.1ch
(シネ・リーブル池袋)

■キャスト(役名)
上村祐翔
梅原裕一郎
河本啓佑
小林裕介
白井悠介
本城雄太郎
山本和臣




ジャンル:BL
 性の劇薬 【2月14日公開】

性の劇薬

広告代理店に勤務する桂木誠は、仕事もプライベートも完璧な人生を送っていた。しかしある時状況が一変し、全てを失ってしまう…。失意の最中、酔った勢いままにビルから飛び降りようとするも、「捨てようとするなら…その命、俺に寄こせ」意味深な言葉と共に現れた余田龍二に助けられ、言われるがまま命を預けることに。そうして目覚めた瞬間から始まった徹底調教の日々に、体だけでなく、心も開放されていく…

【この作品は単話配信をまとめて描き下ろし漫画10ページを付けた電子単行本となります】









■映画ストーリー
人生につまずき自暴自棄になったエリート会社員の桂木(渡邊将)は、酔って飛び降り自殺をしようとする。そこに余田(北代高士)という男が現れ、どうせ捨てる命なら自分によこせと桂木に迫る。桂木の命は救われたが、余田に監禁・調教される生活が始まった。

★映画チェック★
『劇場版 屍囚獄』シリーズなどの城定秀夫が監督を務め、水田ゆきのBL漫画を映画化。主人公がマンションの一室に監禁され、謎の男性に調教される。過激なベッドシーンに挑むのは、ミュージカル「テニスの王子様」などの北代高士と『カイジ ファイナルゲーム』などの渡邊将。長野こうへい、階戸瑠李、千葉誠樹、山本宗介、守屋文雄らが共演する。

■スタッフ
原作:水田ゆき
監督・脚本:城定秀夫
撮影:飯沼栄治
照明:守利賢一
録音:高島良太
音楽:林魏堂

☑映画詳細データ
製作国:日本
配給・製作:フューチャーコミックス
制作プロダクション:Production Lenny
技術:カラー
(池袋シネマ・ロサほか)

■キャスト(役名)
北代高士(余田龍二)
渡邊将(桂木誠)
長野こうへい(遠藤)
階戸瑠李(綾香)
千葉誠樹(中島)
山本宗介(バーテンの男)
守屋文雄(作業服の男)




ジャンル:医療/倫理
 山中静夫氏の尊厳死 【2月14日公開】



生まれ故郷にみずから墓を作り、苦しまずに死ぬことを願う末期癌患者。家族との妥協を拒み、患者本人との契約によって、初めて尊厳死に臨もうとする医者。その葛藤を克明に描いた表題作と、難民医療団に加わって過酷な日々を送る人々の、束の間の休日に起こった出来事を、安吾の『堕落論』に仮託して描いた中篇とを収める。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1 「楽にしてもらえますか」
末期癌患者に問われた医師は尊厳ある死を約束する。
終りを全うしようとする人の意志が胸に沁みる名作  

終末医療の話。患者の思いを抱えた医師、看護師…お仕事とはいえ、日々辛い思いの中で心をすり減らしているのですね。以前なら患者側の視点で読んでいたと思うのですが、今回、山中さんを見守る今井医師の目線で終始しました…。南木さんという人に、南木さんの描く医師像に、気持ちを奪われてしまいました。 後、医師へ抱く思いは、変えざるを得ない。 全ての医師にか?と聞かれたら、答えはNoだろうが。 今後、医師に向く人の3条件「丈夫な身体、優しい心、まずまずの頭」を兼ね備えた医師に…出会えていけたら幸せだ。 そして、息子がそうなってくれたら…尚も幸せ。2篇の中短編であるがどちらも素晴らしい。癌で余命宣告された患者と向き合う医師。安楽死には触れず、尊厳死やクオリティオブライフを見つめることができる作品。患者目線だけでなく、鬱の症状を持つ医師の人生も考えさせられる。またもう一つの「試みの堕落論」でタイへの医療団チームの休暇に、現地の人との人生のギャップを感じ取ることができる。



■映画ストーリー
末期の肺がんと宣告された山中静夫(中村梅雀)は、自宅のある静岡から信州の病院を訪れる。医師の今井(津田寛治)は、付き添う家族の負担を考慮し静岡の病院での治療を提案するが、山中はいずれ死ぬのなら故郷・信州の山を望む地で死にたいと願う。山中の希望をかなえようとする今井だったが、職業柄多くの死に直面してきた彼はうつ病になってしまう。

★映画チェック★
「ダイヤモンドダスト」「阿弥陀堂だより」などで知られ、医師でもある芥川賞作家・南木佳士の小説を映画化。余命宣告された男性と彼を見守る医師の姿を通して、自分の意思で生き抜くことの意味を問う。末期がん患者の主人公を中村梅雀、医師を津田寛治が演じるほか、高畑淳子、田中美里、浅田美代子らが出演。『育子からの手紙』などの村橋明郎がメガホンを取る。

■スタッフ
監督・脚本:村橋明郎
原作:南木佳士
主題歌:小椋佳

☑映画詳細データ
製作国:日本
配給:マジックアワー/スーパービジョン
企画協力:文藝春秋
後援:公益社団法人 日本医師会
助成:独立行政法人日本芸術文化振興会
技術:カラー
(シネスイッチ銀座ほか)

■キャスト(役名)
中村梅雀(山中静夫)
津田寛治(今井俊行)
小澤雄太(中田治)
天野浩成(小林克典)
中西良太(川口泰輔)
増子倭文江(川口雅代)
大島蓉子(佐伯恭子)
石丸謙二郎(藤田伸二)
大方斐紗子(老婆)
田中美里(今井早智子)
浅田美代子(杉本祥子)
高畑淳子(山中つね子)




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