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文学で読む男の恋愛|プライベート (集英社文庫)/佐藤 真由美 (著)

kage

2019/09/20 (Fri)

 2019年9月特集
男の恋愛

恋愛小説、少女マンガ、ドラマや映画……。

ラブストーリーを好むのは女性だけじゃない!!

もう一人の主役である男性にスポットをあて、

ピュアな恋、大人の恋…。

いろんなの恋愛を集めました。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

 4|文字で楽しむ、「短歌と恋愛」-③
 の短歌集4選|佐藤 真由美
 4|プライベート (集英社文庫)/佐藤 真由美(著)

『恋する歌音』の佐藤真由美、デビュー歌集!



“今すぐにキャラメルコーン買ってきて そうじゃなければ妻と別れて”。

エッセイ、小説へとますます活躍の場を広げる、佐藤真由美のデビュー歌集。

「恋だけをして生きていける、若くて幸せでとても不自由な女の子たち」へ。

そして、今もそんな自分をどこかに抱えて生きるすべての女性たちへ贈る―。

2005年に発表した短歌、エッセイも特別収録。


Arikaアイコン(小)1この煙草あくまであなたが吸ったのねその時口紅つけていたのね
「面と向かってはいえなかった言葉が歌になる」女の短歌。毒がちらほら。大人の余裕もみえる。そうそう、まったくね、そうなのよ、という相槌をうってしまう。 何年もガールズトークを続けているメンバーにも伝えられなかったものがたくさん転がっている感じ。 女性的なアイロニーが痺れる。ストレートでいじらしい。私が最も愛した1冊と言っても過言ではないと思う。人は必ず人生のある一時期、誰かのことで頭がいっぱいになり、恋に身を焦がす以外何も出来なくなってしまうことがあるのだと思う。馬鹿な恋をしたことがない人なんているだろうか。この歌集を読む時、少女の顔から母の顔まで思い浮かんでは消える。そして私の恋のようにも思えてくるから不思議だ。それは誰もが心に乙女を飼っているからなのかもしれない。忘れられない恋がある女性に読んで欲しい一冊。ぎゅうっとされる。痛いほどわかってしまう、“女”。手元に置いておきた。 読むたびに、そのときの状況によって、響く歌が違うんだよね。まあ、どの歌がどの時に響くかは内緒ですが(笑) 


佐藤真由美…歌人、女性誌編集者。
1973年、新潟県出身。上智大学外国語学部英語科卒業。出版社にて女性誌の編集者をつとめているとき、仕事で出会った歌人・枡野浩一に影響を受け、作歌を開始。2000年、『高円寺南4丁目16-13』30首で短歌研究社主催「うたう」作品賞入選。現代女性の感性を生かした歌風で人気を集め、エッセイなどにも表現の幅を広げつつある。また、MISIAの曲の作詞をいくつか手がけている。既婚者で三児の母。




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