FC2ブログ
2020 07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2020 09

(3月特集)津波の霊たちーー3・11 死と生の物語(早川書房)/リチャード ロイド パリー (著) 濱野大道 (翻訳)

kage

2020/03/04 (Wed)

311.png

誰もが立ちすくんだあの日から9年。

いまだから読みたい本――3.11後の日本

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

「日本記者クラブ賞特別賞」受賞/「ラスボーンズ・フォリオ賞」受賞
 津波の霊たちーー3・11 死と生の物語(早川書房)
 /リチャード ロイド パリー (著) 濱野大道 (訳)




在日20年の英国人ジャーナリストは、東北の地で何を見たのか?2011年3月11日、東日本大震災発生。その直後から被災地に通い続けたロイド・パリー記者は、宮城県石巻市立大川小学校の事故の遺族たちと出会う。74人の児童と10人の教職員は、なぜ津波に呑まれたのか?一方、被災地で相次ぐ「幽霊」の目撃談に興味を持った著者は、被災者のカウンセリングを続ける仏教僧に巡り会う。僧侶は、津波の死者に憑かれた人々の除霊を行なっていた。大川小の悲劇と霊たちの取材はいつしか重なり合い―。傑作ルポ『黒い迷宮』の著者が6年の歳月をかけ、巨大災害が人々の心にもたらした見えざる余波に迫る。

【書評・著者インタビュー多数】
産経新聞(2/18):書評(黒木亮氏)
WEB本の雑誌(2/22):書評(原口結希子氏)
福島民報(2/24):書評(東えりか氏)
クーリエ・ジャポン(2/28):著者インタビュー
HONZ(2/28):書評(鰐部祥平氏)
中央公論(4月号):書評(奥野修司氏)
週刊現代(3/17日号):著者インタビュー
AERA(3/12日号):対談(金菱清氏と)
週刊文春(3/15日号):書評
産経新聞(3/7):著者インタビュー
読売新聞(3/8):著者インタビュー
日経新聞(3/10):書評(最相葉月氏)
朝日新聞(3/11):書評(横尾忠則氏)
読売新聞(3/11):書評(森健氏)
中日・東京新聞(3/11):書評(中野不二男氏)
神戸新聞(3/11):書評(東えりか氏)
STORY BOX(4月号):書評(東えりか氏)
週刊現代(3/24日号):書評(末井昭氏)
北海道新聞(3/23夕刊):コラム(土方正志氏)
Wedge(5月号):書評
週刊ダイヤモンド(5/19日号):書評(平野雅章氏)
文藝春秋(6月号):書評(角幡唯介氏)




Arikaアイコン(小)1津波が残した人間の悲しみと業を描く迫真のルポ。
在日20年の英国人ジャーナリストは、東北の地で何を見たのか?

タイムズ誌東京支局長の東日本大震災ノンフィクション。2011年3月11日、東日本大震災発生。その直後から被災地に通い続けたロイド・パリー記者は、宮城県石巻市立大川小学校の事故の遺族たちと出会う。74人の児童と10人の教職員は、なぜ津波に呑まれたのか? 

大川小学校の悲劇は、もぅこれ以上は読むの無理だと何度も思う程辛かった。特に、愛娘の遺体を見つけるために重機オペレータの資格を取る母親の場面で号泣๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐ 著者からは全ての物事は複層的であり、ものの見方や意味はひとつではないことを教えられる。人の死にも多角的な見方があり多面的にとらえることが大切だ。危機管理に何が絶対正しいといぅ案はないが自分も行政の人間として大勢の命を預かる重みを感じつつ真摯に仕事に向き合いたい。3.11の出来事を記述しながら、垣間見える「日本人」への指摘にうんうん頷きながら読んだ。"我慢"はしばしば、自尊心の集団的な欠如とも思える」。大川小学校で何が起きたのか、津波で生死を分けたもの、遺体捜索、霊の世界・・・非常に綿密な取材から残された証言の数々に震災の現実を突きつけられる。 外国人だからこその俯瞰的視点は◎。外国人特派員の視点から描く3.11の地震と津波の犠牲者たちの物語。


リチャード ロイド パリー [Richard Lloyd Parry]…英《ザ・タイムズ》紙アジア編集長および東京支局長
20年以上、東京に暮らす。1969年生まれ、英国・マージーサイド州出身。オックスフォード大学卒業。1995年に《インディペンデント》紙の特派員として来日。2002年より《タイムズ》紙へ。日本、朝鮮半島、東南アジアを主に担当。これまでにアフガニスタン、イラク、コソボなど28カ国・地域を取材し、イラク戦争、北朝鮮危機、タイやミャンマーの政変、東日本大震災などを報じてきた。2005年には、インド洋大津波の取材と二重被爆者の故・山口彊氏へのインタビューでBBC(英国放送協会)の番組の「今年の外国特派員」賞を受賞。著書にIn the Time of Madness、『黒い迷宮』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)などがある。『黒い迷宮』の英語版は、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の「最優秀犯罪実話賞」およびサミュエル・ジョンソン賞の候補作に選ばれ、邦訳版も大きな話題を呼ぶ。

濱野大道…翻訳家
ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)タイ語および韓国語学科卒業、同大学院タイ文学専攻修了。



関連記事
スポンサーサイト



コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック