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角川文庫カドフェス2020夏おすすめ本:心をつかむロングセラー⑥|垣根涼介『光秀の定理』(『信長の原理』) 

kage

2020/09/12 (Sat)

夏の文庫フェア2020


川文庫『カドフェス2020』。

ひらけ、本のチカラ
    ✖
発見!角川文庫2020

     
■フェアのジャンル項目


青春いっぱい!
感動する!
名作
あたまの栄養
手に汗にぎる!
心をつかむロングセラー

■アイコンの説明


・・・・受賞作
・・・・映像化
・・・・感想文にオススメ
📲・・・・電子書籍あり





 ■心をつかむロングセラー
 |歴|史|小|説|垣根涼介『光秀の定理』 

📲厳然たる「定理」が歴史と人生を解き明かす、全く新しい歴史小説が誕生!
 光秀の定理/垣根涼介(著)

光秀の定理 (角川文庫)
垣根 涼介
KADOKAWA (2016-12-22)
売り上げランキング: 43,466


厳然たる「定理」が歴史と人生を解き明かす、全く新しい歴史小説が誕生!

【話題沸騰 『信長の原理』 の姉妹編!】

明智光秀はなぜ瞬く間に出世し、信長と相前後して滅びたのか――。

厳然たる「定理」が解き明かす、乱世と人間の本質。
各界絶賛の全く新しい歴史小説、ここに誕生!

永禄3(1560)年の京。
牢人中の明智光秀は、若き兵法者の新九郎、辻博打を行う破戒僧・愚息と運命の出会いを果たす。光秀は幕臣となった後も二人と交流を続ける。やがて織田信長に仕えた光秀は、初陣で長光寺城攻めを命じられた。敵の戦略に焦る中、愚息が得意とした「四つの椀」の博打を思い出すが――。何故、人は必死に生きながらも、滅びゆく者と生き延びる者に分かれるのか。革命的歴史小説、待望の文庫化!

解説・篠田節子

…‥‥‥…
Arikaアイコン(小)1光秀はなぜ瞬く間に出世し信長と前後して滅びたのか? 
こんな歴史小説、読んだことない!

歴史小説、かつ、条件付き確率の話。誰も見たことがない光秀が生き生きと躍動している!明智光秀を主人公に、架空の友人として登場する僧愚息と剣術師の新九郎との放浪時代の出会いから織田家へ仕官し、六角氏を滅亡に追い込んだ初めての戦である観音寺城の戦いまでをメインテーマに、彼の生涯 もちろん本能寺の変までを描き切っている。それ以外にも、表題の「定理」となる4つの椀の確率問題も最後には解き明かされます。歴史の勉強になるというか、光秀という人物が本当に丁寧に描かれていて、そういうこともあったのかなぁと興味深かった。本能寺の変そのものは書かれてなくて、「どうしてそんなことをしたか」を愚息と新九郎が回想&検討して終わる。この流れだと光秀が可哀想すぎて読むの辛かったかもなので、モヤモヤしつつ良かったかなとも思います。あと、死ねば単に泥に戻る、万物が無情、人の苦悩もその一つに過ぎぬ、というのが印象的。物語に身をまかせつつ、歴史上の人物を精神分析する気分が味わえる一冊。


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2018年直木賞ノミネート作品
 信長の原理/垣根涼介(著)

何故おれは、裏切られ続けて死にゆくのか。

信長の内面を抉る革命的歴史小説


 下

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信長の渇望と、家臣たちの焦燥。信長の内面を抉る、革新的歴史小説!
 信長の原理 上(2020年09月24日 角川文庫)

「垣根涼介の時代小説こそ真に『独創的』という言葉がふさわしい。」
――恩田陸氏


織田信長は、幼少時から孤独と、満たされぬ怒りを抱えていた。家督を継ぎ、戦に明け暮れていた信長はある日、奇妙な法則に気づく。どんなに鍛え上げた兵団でも、働きが鈍る者が必ず出る。その比率は、幼い頃に見た蟻と同じだ。人間も、蟻と同じなのか……と。信長は周囲の愚かさに苛立ちながらも、軍事・経済の両面で戦国の常識を次々と打破。怒濤の血戦を制してゆく。不変の“法則”と史実が融合した革新的エンタテインメント!


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すべて敵だ。正義などない――。人間の根源に肉薄した、歴史小説の金字塔!
 信長の原理 下(2020年09月24日 角川文庫)

「信長を主人公にした戦国小説は無数にあるが、その中でも特異な輝きを放つ作品だ。」
――細谷正充氏(文芸評論家)


信長が天下統一へと邁進する中、織田家中では羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益ら師団長たちが苛烈な出世争いを続けていた。が、“この世を支配する原理”によれば、5人のうちの1人は必ず働きが鈍り、おれを裏切る。いったい誰が? 
焼けつくような駆け引きは、やがて「本能寺の変」の真相へと集束する。理想を追い求めた異端児の苦闘と内面をまったく新しい視点から抉り出し、人間の根源に肉薄した歴史小説の金字塔!

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■原作の感想
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何故おれは、裏切られ続けて死にゆくのか――。歴史長編、ついに文庫化!
Arikaアイコン(小)1織田信長の飽くなき渇望。家臣たちの終わりなき焦燥。焼けつくような思考の交錯が、ある原理を浮かび上がらせ、すべてが「本能寺の変」の真実へと集束してゆく――。まだ見ぬ信長の内面を抉り出す、革命的歴史小説!吉法師は母の愛情に恵まれず、いつも独り外で遊んでいた。長じて信長となった彼は、破竹の勢いで織田家の勢力を広げてゆく。だが、信長には幼少期から不思議に思い、苛立っていることがあった――どんなに兵団を鍛え上げても、能力を落とす者が必ず出てくる。そんな中、蟻の行列を見かけた信長は、ある試みを行う。結果、恐れていたことが実証された。神仏などいるはずもないが、確かに“この世を支配する何事かの原理”は存在する。そして、もし蟻も人も同じだとすれば……。やがて案の定、家臣で働きが鈍る者、織田家を裏切る者までが続出し始める。天下統一を目前にして、信長は改めて気づいた。いま最も良い働きを見せる羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益。あの法則によれば、最後にはこの五人からも一人、おれを裏切る者が出るはずだ――。累計10万部超え『光秀の定理』の空白はここに繋がり、歴史小説はまた、進化を遂げる。


垣根涼介(かきね・りょうすけ)
1966年4月24日長崎県生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞し、デビュー。04年『ワイルド・ソウル』で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初の三冠受賞に輝く。05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞を受賞。著書に『ヒートアイランド』『ギャングスター・レッスン』『サウダージ』『借金取りの王子』『ゆりかごで眠れ』『真夏の島に咲く花は』『月は怒らない』などがある。2013年の『光秀の定理』以降は歴史小説へ活動範囲を広げている。2016年の『室町無頼』では応仁の乱前夜の政治が機能しない無政府状態の日本を描いている。散歩、水泳、ツーリング、ドライブが趣味。

受賞候補歴
2000年 - 「午前三時のルースター」で第17回サントリーミステリー大賞読者賞受賞。
2004年 - 『ワイルド・ソウル』で第6回大藪春彦賞受賞、第25回吉川英治文学新人賞受賞、第57回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。
2005年 - 『君たちに明日はない』で第18回山本周五郎賞受賞。
2005年 - 長崎県県民表彰特別賞受賞。
2013年 - 『光秀の定理』で第4回山田風太郎賞候補。
2016年 - 『室町無頼』で第7回山田風太郎賞候補、第156回直木賞候補。
2018年 - 『信長の原理』で第9回山田風太郎賞候補
2019年 - 『信長の原理』で第160回直木賞候補

垣根涼介 - Facebook
垣根涼介 Dawning day, Dawning life. - ウェイバックマシン - 公式ホームページ
作家の読書道 第42回:垣根涼介 - WEB本の雑誌



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