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新潮社文庫の100冊2020|シビレル本①|メディアミックス作品[精霊の守り人] 

kage

2020/09/26 (Sat)

夏の文庫フェア2020

新潮文庫の100冊2020
文庫フェア


潮文庫『新潮文庫の100冊』。

2020年のテーマ「この感情は何だろう。」

毎年夏になると、出版各社の文庫を紹介したパンフレットが書店に並びます。

これらのパンフレットのなかでも「新潮文庫の100冊」のキャンペーンは、1976年から始まり40年近い歴史があります。

2900余点の新潮文庫の中から編集部が厳選した100点を、「恋する本」「シビレル本」「考える本」「ヤバイ本」「泣ける本」の5テーマに分類しておすすめします。

■フェアのジャンル項目


恋する本
シビレル本
考える本
ヤバイ本
泣ける本


■アイコンの説明


=受賞作
=映像化
📚=新潮文庫の一行


 
大丈夫。きみの悩みは、もう本になっている。この夏を、何冊生きよう。
 ⚡シビレル本
 🎬作品|「精霊の守り人」特集

2014年国際アンデルセン賞作家賞受賞
📺ドラマ化|「精霊の守り人」「精霊の守り人II 悲しき破壊神」「精霊の守り人 最終章」
 📚わたしはね、骨の髄から、戦うことが好きなんだよ。(P242)
 精霊の守り人/上橋菜穂子(著)

数多くの受賞歴を誇る名作が文庫化! 

痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。 


精霊の守り人 (新潮文庫)
上橋 菜穂子
新潮社
売り上げランキング: 23,368


老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン精霊の卵を宿す皇子チャグムを託され、命をかけて皇子を守る女用心棒バルサの活躍を描く物語。本格ファンタジー。短槍の使い手にして女用心棒のバルサに託されたのは新ヨゴ皇国の二ノ妃の子、皇子チャグム。初めはバルサの活躍が全面に出たアクションを楽しむ作品かと思いましたが、読み進めるとチャグムの成長とバルサの考え(気持ち)の変化を見守るように読むのが正しい姿勢かと思えてきた。著者は文化人類学の准教授。ファンタジーとしての世界観を確立しつつ実社会に共通する葛藤や理不尽を描き、出てくる人間はその中で力強く生きています。建国の歴史や伝承を頼りに謎解きをしていくあたりは、さすが文化人類学者だと納得させる。無論、刺客や魔物と対峙するバルサのアクションも見物。海外にはハリーポッターがあり指輪物語に通じる日本版本格ファンタジー「守り人」シリーズ。矜持すら感じさせる壮大な物語。 完全な「悪人」は出てこなかったり、先住民と国家の関係、戦いを生業にする主人公が女性で、彼女を見守り帰る場所を守っているのが男性というあたりもおもしろい。 もし一つ難をつけるとすれば、もう少し旅や冒険をする要素があれば物凄い作品になっていた気もします。


上橋菜穂子 
┣1962(昭和37)年東京生れ。
┣川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究中。
┣著書に、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)の他に、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、バチェルダー賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞)、『夢の守り人』(路傍の石文学賞)、『神の守り人』(小学館児童出版文化賞)、『虚空の旅人』『鹿の王』(本屋大賞、日本医療小説大賞)などがある。2002(平成14)年「守り人」シリーズで巖谷小波文芸賞受賞。’14年国際アンデルセン賞作家賞受賞。


Arikaシネマ2014b4

 放送90年大河ファンタジー「 精霊の守り人」

メイキング・オブ・大河ファンタジー 精霊の守り人

★放送期間:2016年3月19日 - 2016年4月9日(全4話)

NHK総合 毎週土曜 午後9:00~午後10:00(初回は午後9:00~午後10:15)


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■スタッフ・音楽
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原作:上橋菜穂子「精霊の守り人」シリーズ(偕成社)
脚本:大森寿美男
演出:片岡敬司
制作統括:海辺潔
制作統括:加藤拓
制作統括:越智篤志

E13-b043.gif
外部サイト:大河ファンタジー「 精霊の守り人」

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■キャラクター紹介(キャスト)
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•バルサ(綾瀬はるか)
カンバル王国出身の用心棒。短槍の使い手で、ニノ妃の依頼を受け、新ヨゴ国の第二王子・チャグムを守る旅に出る。

•チャグム(小林颯)
新ヨゴ国の第二王子。水の精霊の卵を宿したため、父である帝から命を狙われる。母・ニノ妃の依頼でバルサに守られながら旅をする。

•タンダ(東出昌大)
新ヨゴ国の薬草師。先住民・ヤクーの血を引き、幼いころから呪術師・トロガイの元で修業を積む。バルサの身を案じている。

•ジグロ(吉川晃司)
バルサの育ての親。カンバル王国最強の武人だったが、バルサの父親に頼まれ、幼いバルサを連れて国を脱出する。

•トロガイ(高島礼子)
先住民・ヤクーの呪術師。当代一の呪術力を持つタンダの師匠で、バルサからも尊敬される。新ヨゴ国の帝を冒とくする者として命を狙われる。

•聖導師(平幹二朗)
新ヨゴ国の聖導師。星読博士の最高位で、帝を補佐して政治を司る。

•帝(藤原竜也)
新ヨゴ国の君主。水の精霊の卵を宿した息子のチャグムが異能者になっていくことに恐怖心を抱き、狩人たちに殺害を命じる。

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■概要
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綾瀬はるか主演でファンタジー大作「守り人」シリーズを実写化! 
人と精霊が共生する世界を舞台にしたファンタジー大作を綾瀬はるか主演で実写ドラマ化し、全編4K映像で制作する。用心棒で短槍の使い手であるバルサ(綾瀬)が、精霊の卵を宿した新ヨゴ国の幼い王子・チャグム(小林颯)を、帝(藤原竜也)の命を受けた王宮の狩人たちや異界の魔物から守りながら冒険の旅を続ける。上橋菜穂子の同名小説シリーズ全10巻を原作に、3年にわたり全22回で放送する予定。仲間との絆や、チャグムが帝に成長し、国々を巻き込む戦乱を乗り越えるまでを壮大なスケールで描く。

原作
舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。
シリーズ1作目:精霊の守り人、シリーズ2作目:闇の守り人、シリーズ3作目:夢の守り人、シリーズ4作目:虚空の旅人、シリーズ5作目:神の守り人 上 来訪編、シリーズ6作目:神の守り人 下 帰還編。


Arikaシネマ2014b4

Arika報告書v1アイコン女用心棒の新たな旅が始まる!
3年かけて放送される、女用心棒・バルサの活躍を描く冒険譚。
シリーズ2となる近海は、バルサが異能の少女を守る旅に出る。
 放送90年大河ファンタジー「 精霊の守り人Ⅱ 悲しき破壊神」

メイキング・オブ・大河ファンタジー 精霊の守り人II 悲しき破壊神

★放送期間:2017年1月21日 - 3月25日(全9話)

NHK総合 毎週土曜 午後9:00~午後10:00


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■スタッフ・音楽
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原作:上橋菜穂子『神の守り人〈来訪編・帰還編〉』『蒼路の旅人』『天と地の守り人〈第一部〉』ほか(偕成社)
脚本:大森寿美男
演出:片岡敬司
制作統括:海辺潔/加藤拓/越智篤志

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外部サイト:大河ファンタジー「 精霊の守り人Ⅱ 悲しき破壊神」

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■キャラクター紹介(キャスト)
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短槍使いの女用心棒・バルサ(綾瀬はるか)
┣カンバル王国出身の用心棒。短槍の使い手。カンバル王国出身。6歳の時、王室の陰謀に巻き込まれ、父親の親友ジグロとともに祖国を脱出。ジグロにたたき込まれた短槍を武器に用心棒をなりわいとしている。新ヨゴ国の王子チャグムの用心棒となり、帝や魔物からチャグムを守りながら旅を続け、チャグムとの間に深い信頼関係を築いた。それから4年。お尋ね者となって新ヨゴ国を追われた今はロタ王国に身を潜めている。そこで出会った異能の少女・アスラを守りながら続ける旅は、バルサにチャグムと共に過ごした日々を思い起こさせる。

新ヨゴ国の皇太子・チャグム(板垣瑞生)
┣新ヨゴ国の皇太子。4年前、精霊の卵を宿したために父の帝から命を狙われ、バルサと逃亡の旅に出た。その際、精霊の世界“ナユグ”を見る能力を身につけ、普通の人間には分からない異変を感じることができるようになる。そのため帝から更に疎まれ、サンガル王国からの救援要請をよいことに、追放されるように軍船を率いて出航する…。

バルサと幼なじみの薬草師・タンダ(東出昌大)
┣先住民ヤクーの血を引く新ヨゴ国の薬草師。バルサとは幼なじみ。幼い頃から呪術師トロガイのもとで修業に励み、目に見えないもう一つの世界ナユグの探求に生涯をかけている。 お尋ね者になったバルサの身を案じていたが、ロタ王国ツーラムの草市でバルサと4年ぶりに再会する。アスラに宿ったものの不吉さを感じとり、アスラとチキサを助けようとするバルサを止めようとするが…。

呪術師・トロガイ(高島礼子)
┣先住民ヤクーの呪術師でタンダの師匠。バルサも深い敬意を抱いている。しわの刻まれた顔は魔女のようだが、その呪術は当代一といわれている。星読博士のシュガにも呪術を教えている。

新ヨド国
南に位置するヨコ国のトルガル帝が、民を率いて建国した。緑が豊かな国。
作中より約250年前に、海を隔てて南に位置する「ヨゴ皇国」から王位継承権争いを嫌い、海を渡って来たトルガルによって建国された移民国家。都は光扇京。最高権力者は帝(みかど)で、彼は3人の后をめとることができる。また、皇族は〈天ノ神〉の子孫と信じられており、その目には神通力が宿ると畏れられ(実際はそのような力は無い)、一般の国民が皇家の者を見ると、目がつぶれると信じられている。この国では、基本的には帝の第一子が帝位を継ぐ。また、帝位継承権は継承者が自分から放棄することはできず、継承権から逃れる方法は死ぬ(病死か事故死、またはそれに見せかけた暗殺)以外ほとんどない。この国において最も特徴的な制度が、星読博士の制度である。作中の登場人物でこれに関わるのは、星読博士のシュガと聖導師ヒビ・トナンである。帝直属の暗殺者である〈狩人〉以外の兵力は、あまり強力ではないらしく、屈強な軍という表現はされていない。建国以来戦を経験しておらず、数百年前にヨゴ皇国で著された「戦法百覧」という兵法書が現在でもそのまま重んじられている。


チャグムを疎んじる君主・帝(藤原竜也)
┣新ヨゴ国の君主でチャグムとトゥグムの父。かつて、精霊の卵を宿したチャグムに狩人を放ち、亡きものにしようとしたが失敗。魔物を退治した英雄として、民の支持を集める皇太子チャグムを疎み、弟のトゥグムを溺愛している。

チャグムとトゥグムの母・二ノ妃【にのきさき】(木村 文乃)
┣チャグムとトゥグムの母親で、海軍大提督トーサの娘。かつて、帝に命を狙われたチャグムの用心棒をバルサに依頼した。帝とチャグムの間に、いまだ深い溝があることに心を痛めている。

チャグムの弟・トゥグム(高橋 幸之介)
┣チャグムの弟で、帝と二ノ妃の息子。帝から溺愛されている。

チャグムとトゥグムの祖父。海軍大提督・トーサ(伊武 雅刀)
┣新ヨゴ国の海軍大提督。二ノ妃の父であり、チャグムの祖父。兵士の人望も厚く、チャグムと共にサンガル王国救援に向かうが…。

狩人・ジン(松田 悟志)
┣狩人で一番の腕前。チャグムを暗殺しようとした帝の命令を果たせず、一度は狩人の任を解かれたが、追跡を続け、チャグムに宿ったものを目のあたりした。その後、魔物退治はジンの手柄だとするチャグムの口添えで、再び狩人の一員となった。

狩人の頭・モン(神尾 佑)
┣帝の意を受けて暗殺や捜索などを行う部隊狩人のリーダー。帝からある命令を受け、サンガル王国へ向うチャグムに同行する…。

星ノ宮
帝を補佐する政治のトップ・聖導師(平 幹二朗)
┣星読博士の最高位で、帝を補佐して新ヨゴ国の政治をつかさどる。帝が幼い頃から教育係として仕えてきたため帝の凡庸さも知っており、チャグムが新ヨゴ国に何をもたらすのか見極めたいと思っている。シュガをチャグムの教育係に指名した。

星読博士・ガカイ(吹越 満)
┣古参の星読博士でシュガの兄弟子。かねてより聖導師の座につきたいと野心をもっており、聖導師の信頼を得ているシュガと対立する。帝が溺愛するトゥグムの教育係をつとめ、しだいにその権力を強めている。

チャグムを支える教育係・シュガ(林 遣都)
┣星読博士でチャグムの教育係。星ノ宮一の英才と言われ、聖導師からの信頼も厚い。かつてヤクーの呪術師トロガイと共に、チャグムに宿ったものの正体をつきとめた。その後、ひそかにトロガイの弟子になり呪術を学んでいる。帝の命令を受け、サンガル王国へ向うチャグムに付き従うが…。

四路街
衣装店を営む商人・マーサ(渡辺 えり)
┣新ヨゴ国とロタ王国の国境の街 四路街(しろがい)で衣装店を営む女主人。息子トウノの命の恩人であるバルサのため一肌脱ぐ。

マーサの息子・トウノ(岩崎 う大)
┣マーサの息子。店の用心棒だったバルサに命を救われた経験を持つ。独身なのがマーサの悩みの種。


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ロタ王国
新ヨゴ国の隣に位置する。民族紛争が繰り返され、内戦が絶えない。
国内から輸出できる財産が実質的に鉄鉱石などしかなく、北部の氏族は貧しい一方、南部はサンガルとの交易のため豊か、と格差が激しく、たびたび衝突が起きる。ヨーサム王が統治し、その弟イーハンが兄王を助ける。また、ロタ人のほかに、〈タルの民〉や〈川の民〉と呼ばれる少数民族が住む。ロタは騎馬民族で、強力な軍隊を持っている。モデルの明言はないが、地域間の対立や被差別民(タルの民)の存在はインドとの共通点を感じさせる。


スファルの娘・シハナ(真木よう子)
┣ロタ王国の呪術師で、王家に仕える密偵カシャルの一員。ロタを王弟イーハンのもとにまとめようと独自の動きをしており、アスラの力を利用しようと考えている。アスラの前に立ちふさがるバルサと、知力と武術のすべてを賭けて闘う。

ロタ王国の君主・ヨーサム(橋本 さとし)
┣ロタ国王。内紛の絶えない国内をまとめあげてきた。自らの死期を悟り、弟イーハンに国の未来を託そうとしている。

王弟・イーハン (ディーン・フジオカ)
┣ロタ国王・ヨーサムの弟。若い頃にアスラの母・トリーシアと恋に落ちたことがあり、タルの民を抑圧から解放したいと考えている。しかし、その考えが南部の領主の反発を招いてしまう。

南部の大領主・スーアン(品川 徹)
┣ロタ王国の南部を束ねる大領主。南の大陸を支配するタルシュ帝国と手を結び、ロタ王国の開港を画策する。

呪術師・スファル (柄本明)
┣カシャルの頭領でシハナの父親。タルの民を監視する役目を担っており、異能の力を持ったアスラを抹殺しようとする。
シハナがアスラを利用しようとしていることを知り、カシャルとしての使命と父娘の情の間で揺れ動く。


タルの民
破壊神を召還する異能の持ち主・アスラ (鈴木梨央)
┣ロタ王国で抑圧される“タルの民”の少女。恐怖や強い怒りを感じると破壊神〈タルハマヤ〉を召喚し、周囲の者をなぎ倒し、殺りくする。その異能の力を恐れる者、あがめる者の間でアスラ争奪戦が繰り広げられ、バルサが用心棒となる。

アスラの兄・チキサ(福山 康平)
┣タルの民でアスラの兄。異能の力を持ったアスラを恐れながらも兄としての愛で守ろうと奮闘する。

処刑されたアスラの母・トリーシア(壇蜜)
┣タルの民でアスラの母。娘のアスラに異能の力があることを知り、禁を犯して神域に侵入、処刑される。


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タルシュ帝国
南方の大国。無慈悲に他国を侵略し、勢力を強めている。
帝国主義で、ヨゴ皇国を始めとする他の国々を次々と併呑し北の大陸へ迫る。サンガルは秘密裡に降伏、次に新ヨゴ、ロタ、カンバルへと食指を伸ばそうとしている。国獲りにより豊かになった国であり、服属させた国の国民に兵役を課し、これによって圧倒的な軍事力を誇る。但し、侵攻に際しては、相手国に密偵を送り込んで綿密な情報収集を図り内紛を誘発する、内通者を通じて降伏を勧告する、等の「戦わずして勝つ」手段を優先する。タルシュ人は赤銅色の肌をし、銀色の目と髪をもち、大柄である。しかし民族による差別はなく、能力次第で身分や出身国に関わらず出世する道が開かれており、枝国(従属国)出身の様々な肌の色の者が重要な官職に就いている。二人の王子、長男のハザールと次男のラウルがおり、手柄を競い、次の皇帝の座を争っている。帝都はラハーン。モデルの明言はないが、人名・地名は西アジア風、枝国出身者を公平に処遇する人事制度や侵攻の手法等にはモンゴル帝国との共通点が多い。


チャグムを追う密偵・ヒュウゴ (鈴木亮平)
┣タルシュ帝国の密偵。新ヨゴ国の祖、トルガル帝の出身ヨゴ国で生まれる。幼い頃にヨゴ国がタルシュ帝国に征服され、以降、第二王子のラウルに重用され、各国に情報網を作る。

新ヨゴ国への侵略をたくらむ第二王子・ラウル(高良 健吾)
┣タルシュ帝国の第二王子。合理的かつ明晰な頭脳を駆使して他国を侵略していく。民族に関わらず優秀な人材を重用するため、部下にはヒュウゴなど属国出身者が多い。その野望は新ヨゴ国がある北の大陸に向けられている。

ラウルの腹心・クールズ(小市 慢太郎)
┣タルシュ帝国の宰相。第二王子ラウルの参謀として北の大陸への侵出に知略を巡らす。

ヒュウゴを手伝う海賊・セナ(織田 梨沙)
┣サンガルの海賊。ヒュウゴの情報網の一員。サンガル救援に向かったチャグムを捕らえるが、その毅然とした姿に好意を抱く。


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カンバル王国
新ヨゴ皇国の北、青霧山脈を越えていった向こうにある国。
国土の大半は山地で、その地下には網の目のように洞窟が伸び、洞窟の奥には《山の王》が支配する「闇の王国」がある。十の氏族があり、それぞれを氏族長が治め、それを束ねるのがカンバル王で、王都に住む。武人集団〈カンバル王の槍〉が王を補佐する。貧しい国で、自給できる食糧は痩せた土地でも栽培できるガシャ(芋)と、カンバル・ヤギの乳くらいしかないため、唯一の財源〈ルイシャ(青光石)〉を輸出することによって近隣国から穀物を買い入れている。この宝石は《山の王》からの贈りもので、およそ二十年ごとに《山の底への扉》が開き、王と〈王の槍〉とその従者が山の底の闇へ下って持ち帰るものだが、《ルイシャ贈りの儀式》の内容は固く秘密にされており、余人が知ることはない。兵数は決して多くはないが、短槍を操る騎兵の屈強さは近隣諸国に知れ渡っている。モデルの明言はないが、独立心の強い多数の氏族から成り立つ点や標高の高い内陸という立地、痩せた土地や青い宝石を産出する点など、王制時代のアフガニスタンとの共通点が多い。


カンバル王国の君主・ログサム(中村 獅童)
┣カンバル王国の君主。兄を暗殺し、王位を奪った。その陰謀にバルサの父親を巻き込み、口を封じる。バルサを連れて逃げたジグロを許せず、執拗に追っ手を差し向けた。バルサにとっては、実父を殺し、養父の人生を台無しにした、まさに仇である。 4年前の夏至祭りで、バルサの放った手裏剣で頬に傷をおってから、新ヨゴ国に金の無心をするようになった。

バルサの養父で短槍の達人・ジグロ(吉川晃司)
┣故人。カンバル王国で王の槍と言われる精鋭部隊の最強の武人だった。バルサの父親から頼まれ、幼いバルサを連れてカンバルを脱出。追っ手として差し向けられたのは王の槍で、バルサの命を守ることは友の命を奪うことを意味した。バルサからは父と慕われている。


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サンガル王国
新ヨゴ皇国の南に位置し海に面している国。半島と多くの島からなる。
海洋国家で、貿易や漁業が盛ん。王はカルナン。国風は自由だが、王族の祖先は海賊であったため、みな計算高く利に聡い。家庭の主導権などは女性(妻)が握るのが特徴で、王家の姫たちは、他国の深窓の姫君とは違い、幼い頃から国内の主要な島々を巡って国の現状を教えられていることに加え、相当の政治的発言力と独自の情報網を持つ。モデルの明言はないが、海洋交易の要衝として繁栄したマラッカ王国などのかつて実在した海洋国家との共通点が多い。


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■概要
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綾瀬はるか主演、ファンタジー大作の新シリーズ。用心棒・バルサの冒険が再び始まる! 
上橋菜穂子の小説「精霊の守り人」シリーズを原作に、綾瀬はるか主演で実写ドラマ化したファンタジー大作の新シリーズ。用心棒のバルサ(綾瀬)と新ヨゴ国の王子・チャグム(板垣瑞生)の冒険が再び始まる。

今作では、2016年3月に放送された前シリーズで、バルサがチャグムとの旅を終えてから4年後が描かれ、新ヨゴ国の西隣にあるロタ王国に身を潜めるバルサと、新ヨゴ国で皇太子となったチャグムの物語が、より壮大なスケールで展開する。

真木よう子、板垣、鈴木梨央、ディーン・フジオカ、鈴木亮平、柄本明ら新たなキャストも加わり、さらに緻密な人間模様が繰り広げられる。次のシリーズは2017年11月放送予定。上橋菜穂子の同名小説シリズ全10巻を原作に、3年にわたり全22回で放送する予定。

Arikaシネマ2014b4

 放送90年大河ファンタジー「精霊の守り人~最終章~」

メイキング・オブ・大河ファンタジー 精霊の守り人 最終章

★放送期間:2017年11月25日 - 2018年1月27日(全9話) 

NHK総合 毎週土曜 21:00~22:00


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■スタッフ・音楽
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原作:上橋菜穂子「闇の守り人」「天と地の守り人」(新潮文庫)
脚本:大森寿美男
演出:片岡敬司/一色隆司/樋口真嗣
制作統括:内藤愼介/中村高志

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外部サイト:大河ファンタジー「精霊の守り人~最終章~」

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■キャラクター紹介(キャスト)
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しるし
カンバル王国
新ヨゴ皇国の北、青霧山脈を越えていった向こうにある国。
国土の大半は山地で、その地下には網の目のように洞窟が伸び、洞窟の奥には《山の王》が支配する「闇の王国」がある。十の氏族があり、それぞれを氏族長が治め、それを束ねるのがカンバル王で、王都に住む。武人集団〈カンバル王の槍〉が王を補佐する。貧しい国で、自給できる食糧は痩せた土地でも栽培できるガシャ(芋)と、カンバル・ヤギの乳くらいしかないため、唯一の財源〈ルイシャ(青光石)〉を輸出することによって近隣国から穀物を買い入れている。この宝石は《山の王》からの贈りもので、およそ二十年ごとに《山の底への扉》が開き、王と〈王の槍〉とその従者が山の底の闇へ下って持ち帰るものだが、《ルイシャ贈りの儀式》の内容は固く秘密にされており、余人が知ることはない。兵数は決して多くはないが、短槍を操る騎兵の屈強さは近隣諸国に知れ渡っている。モデルの明言はないが、独立心の強い多数の氏族から成り立つ点や標高の高い内陸という立地、痩せた土地や青い宝石を産出する点など、王制時代のアフガニスタンとの共通点が多い。


カンバル王国の君主:ログサム(中村 獅童)
カンバル王国の君主。「力のあるものが王にならなければ、国は強くならない」との自論のもと、病弱な兄のナグルを暗殺し王位に就く。その陰謀にバルサの父・カルナを巻き込み殺害。バルサを連れて逃げた元・王の槍ジグロに追っ手を差し向ける。かつてバルサに暗殺されそうになった。

ログサムの息子:ラダル(中川晃教)
カンバル王国の王・ログサムの息子。やさしく、一見優柔不断に見えるがバルサ、チャグムと出会い、父・ログサムの過去の陰謀を知ることとなる。ルイシャ贈りの儀式以降、人を思いやる深い心が民を守ることになると信じ、新しい王として、カンバル王国の再建を目指す。
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前君主・ログサムの兄・ナグル(黄川田将也)
カンバル王国の先代の王。バルサの父が主治医として仕えたが、心やさしいナグルを、カンバル王国の王として認めない弟のログサムによって暗殺される。

前君主・ナグルの妃(村川絵梨)
カンバル王国の先代の王・ナグルの妃。ナグルの弟である王の座を狙うログサムの陰謀により暗殺された夫である先々代の王・ナグルの後を追う様に死亡。
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バルサ(綾瀬はるか)
短槍使いの用心棒。カンバル王国出身。6 歳の時、王室の陰謀に巻き込まれ、父親の親友ジグロとともに祖国を脱出。ジグロに叩き込まれ短槍を武器に用心棒をなりわいとしている。新ヨゴ国の王子チャグムの用心棒になり、帝や魔物からチャグムを守りながら旅を続け、チャグムとの間に深い信頼関係を築く。長い間、故郷に戻ることはなかったがバルサは、自分の人生に向き合うだけでなく、カンバルに戻り過去に起こった事件の真実を知る。

カルナ(上地 雄輔)…バルサの実父
カンバル王国、ヨンサ氏族。バルサの実父。カンバル王国の先代の王・ナグルの主治医。ログサムから、王であるナグルを殺せと迫られ悩む。そして親友であるジグロにナグル暗殺の秘密を告げ、自分の命と引き換えにバルサを逃がす決断をする。

ユーカ(花總まり)…バルサの叔母・カルナの妹
主人公・バルサの叔母。カンバル王国内のヨンサ氏族領で医術師として診療所を営んでいる。若い頃は、兄のカルナやその友人・ジグロのいた王都で医術を学んでいた。国王・ナグルの死後、姿を消したジグロの事を裏切り者と思い日々過ごしている。
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ジグロ(吉川晃司)
故人。カンバル王国で百年にひとりと言われた天才的な短槍使い。カンバル王国の武人“王の槍”だったが、王位を巡る陰謀に巻き込まれ、祖国を離れて、親友の娘であるバルサを育てる。裏切り者の汚名を着せられ、“王の槍”の仲間たちを刺客に放たれた末に、命を落とす。

ジグロの兄・王の槍:カグロ(渡辺いっけい)
厳格なムサ氏族長。先代の氏族長の長男で人格者。天才的な短槍使いジグロの兄。バルサとチャグム出現により彼の中で変化が起こる。カンバルに伝わるジグロとカグロの関係、秘密にされていたジグロの真実がバルサの口からバラされ戸惑う。

カグロの息子:カーム(降谷建志)
カンバル王国、ムサ氏族。ムサ氏族長カグロの長男で、従者を務める。激しやすく、まっすぐな人柄で人々に信頼されている。実の父・カグロを尊敬し、バルサの育て親でカグロの弟・ジグロのことを一族の裏切り者と信じ恨んでいる。
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全牧童の最長老:トト(米良美一)
カンバル王国、全牧童の最長老。100 年を超え自然と融合し生きている。子供のような小さな身体に大人の面相をしている。カンバル王国に伝わる秘密の儀式・ルイシャ贈りの儀式にも四十年前に立ち会ったこともある心優しい牧童。

ヨンサ氏族・元氏族長:ラグール(武田鉄矢)
カンバル王国、ヨンサ氏族の長老。若い頃、各氏族から選ばれる最強の武人・王の槍を務めた。ルイシャ贈りの儀式と呼ばれる数十年に一度ある儀式を経験した長老として、全氏族から尊敬されている。バルサの出現により息子の死の真相を知る。

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しるし新ヨゴ国
新ヨド国
南に位置するヨコ国のトルガル帝が、民を率いて建国した。緑が豊かな国。
作中より約250年前に、海を隔てて南に位置する「ヨゴ皇国」から王位継承権争いを嫌い、海を渡って来たトルガルによって建国された移民国家。都は光扇京。最高権力者は帝(みかど)で、彼は3人の后をめとることができる。また、皇族は〈天ノ神〉の子孫と信じられており、その目には神通力が宿ると畏れられ(実際はそのような力は無い)、一般の国民が皇家の者を見ると、目がつぶれると信じられている。この国では、基本的には帝の第一子が帝位を継ぐ。また、帝位継承権は継承者が自分から放棄することはできず、継承権から逃れる方法は死ぬ(病死か事故死、またはそれに見せかけた暗殺)以外ほとんどない。この国において最も特徴的な制度が、星読博士の制度である。作中の登場人物でこれに関わるのは、星読博士のシュガと聖導師ヒビ・トナンである。帝直属の暗殺者である〈狩人〉以外の兵力は、あまり強力ではないらしく、屈強な軍という表現はされていない。建国以来戦を経験しておらず、数百年前にヨゴ皇国で著された「戦法百覧」という兵法書が現在でもそのまま重んじられている。


チャグムの父・新ヨゴ国の君主:帝 (藤原竜也)
新ヨゴ国の君主でチャグムの父。民からは神の子孫と信じられ畏怖されている。新ヨゴ国の建国者である聖祖・トルガル帝の子孫として、神性を引き継ぐものとされている。チャグムを疎ましく思い、その分弟のトゥグムを溺愛している。人でありながら神として生きる運命に苦しむ。

チャグムとトゥグムの母:二ノ妃 (木村 文乃)
新ヨゴ国の帝の第二夫人でチャグムの母。帝がチャグムの命を狙った際、息子をバルサに託し逃がす。息子を守るため、国政の顧問役である聖導師を手玉に取るしたたかな一面も持ちあわせる。帝がチャグムの弟・トゥグムを溺愛し、チャグムをさらに疎んじるようになったことに心を痛める。

新ヨゴ国の皇太子:チャグム(板垣瑞生)
新ヨゴ国の皇太子。かつて幼い身で精霊の卵を宿したために父である帝から命を狙われ、バルサと逃亡の旅に出た。
精霊の世界“ナユグ” を見る能力があり、普通の人間には分からない異変を感じることが出来る。タルシュ帝国から故国新ヨゴ国を助けるためにロタとカンバルとの同盟を結び帰還する。

チャグムの弟:トゥグム(髙橋 幸之介)
チャグムの弟で、帝と二ノ妃の息子。帝から溺愛されている。

…‥‥‥…★
星読博士の最高位:聖導師(鹿賀丈史)
新ヨゴ国の政治を司る星読博士の最高位で、帝を補佐し新ヨゴ国の政治をつかさどる。帝が幼い頃から、教育係として仕えてきたため帝の凡庸さを知っており、精霊に選ばれたチャグムが新ヨゴ国に何をもたらすかを見極めたいと思っている。タルシュ帝国の侵攻が近づく中、後継者にシュガを指名し自らの命を断つ。

🐓星読博士:ガカイ (吹越 満)
星読博士でシュガの兄弟子。聖導師の座を狙えるところまで来たところでシュガが現れ、チャグムの教育係になったことが面白くない。チャグムの失脚と自らの聖導師への出世を願い、シュガを目の敵にする。聖導師がタルシュ帝国と通じているのではと疑いを抱いている。

🐓チャグムを支える教育係:シュガ (林 遣都)
若き天才星読博士。「星ノ宮一の英才」という呼び声も高く、聖導師からの信頼も厚い。チャグムに宿ったものの正体を調べるため大聖導師カイナン・ナナイの手記を読み解き、そこに書かれていたヤクーの宇宙観に関心を持つ。ヤクーの呪術師・トロガイと出会い徐々に敬意を深めていく。
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🐓狩人の頭:モン(神尾 佑)
帝の意を受けて暗殺や捜索などを行う部隊狩人のリーダー。

🐓狩人:ジン(松田 悟志)
狩人で一番の腕前。チャグムを暗殺しようとした帝の命令を果たせず、一度は狩人の任を解かれたが、追跡を続け、チャグムに宿ったものを目のあたりした。その後、魔物退治はジンの手柄だとするチャグムの口添えで、再び狩人の一員となった。

…‥‥‥…★
オッカ村
🐦オッカ村の草兵・コチャ(とまん)
ヨーナの弟。草兵として戦に借り出された14歳の少年。民兵に殴られている所をタンダに助けられ知り合う。ちなみに、こちゃは(ちび)と言う意味がある。

🐦コチャの姉・ヨーナ( マギー)
新ヨゴ国のオッカ村に住む。タルシュ軍との戦いで傷ついたタンダを守ろうとするけなげな村娘。タンダに好意を寄せるが、タンダの気持ちがバルサに有ることに気づき身を引く

…‥‥‥…★
四路街
🐧衣装店を営む商人・マーサ(渡辺 えり)
新ヨゴ国とロタ王国の国境の街 四路街(しろがい)で衣装店を営む女主人。息子トウノの命の恩人であるバルサの頼みで、アスラとチキサの兄妹の面倒をみている。

🐧マーサの息子・トウノ(岩崎 う大)
マーサの息子。店の用心棒だったバルサに命を救われた経験を持つ。独身なのがマーサの悩みの種。

…‥‥‥…★
ヤクー
現在新ヨゴ領であるナヨロ半島に昔から住んでいた先住民。ヨゴ人が海を渡って来た際には戦いを避けて山間部へ退いたが、次第にヨゴ人と交わるようになっていった。トロガイはヤクーであり、タンダは混血である。ヨゴ人との混血を繰り返しているため、純粋なヤクーは現在ではそれほど多くない。サグやナユグという独自の世界観を持つ。


🐥タンダ(東出昌大)
バルサの幼なじみの薬草師。先住民ヤクーの血を引く新ヨゴ国の薬草師。バルサとは幼なじみ。幼い頃から呪術師トロガイのもとで修行に励み、精霊の世界“ナユグ” の探求に生涯をかけている。旅に出ているバルサを常に気にしている。タルシュ帝国の侵攻の際に、末弟の代わりに徴兵され重症を負う。

🐥タングの兄・ノシル(林家正蔵)
タンダの気弱な兄。精霊の世界“ナユグ”の探求に生涯をかけているタンダのことをあまり良く思ってはいない。タルシュ軍の侵略の際に、一族の総意として戦いに駆り出された末弟・カイザの代わりにタンダを戦に向かわせる。

🐥呪術師・トロガイ(高島礼子)
新ヨゴ国の先住民ヤクーの呪術師でタンダの師匠。バルサも深い敬意を抱いている。しわの刻まれた顔は魔女のようだが、その呪術は当代一。王宮の星読博士のシュガも、弟子となり修行している。ナユグに春が来た際には、異変をいち早く察知し、ほかの呪術師と協力し多くの人々を救う。

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しるしタルシュ帝国
タルシュ帝国
南方の大国。無慈悲に他国を侵略し、勢力を強めている。
帝国主義で、ヨゴ皇国を始めとする他の国々を次々と併呑し北の大陸へ迫る。サンガルは秘密裡に降伏、次に新ヨゴ、ロタ、カンバルへと食指を伸ばそうとしている。国獲りにより豊かになった国であり、服属させた国の国民に兵役を課し、これによって圧倒的な軍事力を誇る。但し、侵攻に際しては、相手国に密偵を送り込んで綿密な情報収集を図り内紛を誘発する、内通者を通じて降伏を勧告する、等の「戦わずして勝つ」手段を優先する。タルシュ人は赤銅色の肌をし、銀色の目と髪をもち、大柄である。しかし民族による差別はなく、能力次第で身分や出身国に関わらず出世する道が開かれており、枝国(従属国)出身の様々な肌の色の者が重要な官職に就いている。二人の王子、長男のハザールと次男のラウルがおり、手柄を競い、次の皇帝の座を争っている。帝都はラハーン。モデルの明言はないが、人名・地名は西アジア風、枝国出身者を公平に処遇する人事制度や侵攻の手法等にはモンゴル帝国との共通点が多い。


タルシュ帝国の第二王子・ラウル(高良健吾)
タルシュ帝国の第二王子。合理的かつ明晰な頭脳を駆使して他国を侵略していく。民族に関わらず優秀な人材を重用するため、部下にはヒュウゴなど属国出身者が多い。タルシュ王国内で、さまざまな思いが錯そうする中、その野望は新ヨゴ国がある北の大陸に向けられ、戦地の前線に出兵する。

…‥‥‥…★
🌸宰相:クールズ(小市 慢太郎)
タルシュ帝国の宰相。第二王子ラウルの参謀として北の大陸への侵出に知略を巡らす。

🌸密偵:ヒュウゴ(鈴木 亮平)
タルシュ帝国の軍人で密偵。実は新ヨゴ国の祖・ヨゴ国の出身。幼い頃にヨゴ国がタルシュ帝国に征服された後、タルシュ帝国のラウル王子に才を見出され重用される。民を武力によって治めるのではなく、民が生きるために何が必要かを常に考え行動している。孤独なラウル王子の才を認めている。

🌸海賊:セナ(織田 梨沙)
サンガルの海賊。ヒュウゴの情報網の一員。サンガル救援に向かったチャグムを捕らえるが、その毅然とした姿に好意を抱く。

🌸補佐官:シュバル(角田 信朗)
タルシュ帝国の補佐官。ラウルの側近。クールズと供にヤズノ砦攻略の指揮をとる。

🌸総督:ベリス(嶋田 久作)
タルシュ帝国の総督。属国の出身ながら皇帝の側近にのぼりつめた。ラウルに北の大陸へ出兵するよう要請する。

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しるしロタ王国
ロタ王国
新ヨゴ国の隣に位置する。民族紛争が繰り返され、内戦が絶えない。
国内から輸出できる財産が実質的に鉄鉱石などしかなく、北部の氏族は貧しい一方、南部はサンガルとの交易のため豊か、と格差が激しく、たびたび衝突が起きる。ヨーサム王が統治し、その弟イーハンが兄王を助ける。また、ロタ人のほかに、〈タルの民〉や〈川の民〉と呼ばれる少数民族が住む。ロタは騎馬民族で、強力な軍隊を持っている。モデルの明言はないが、地域間の対立や被差別民(タルの民)の存在はインドとの共通点を感じさせる。


ロタ王国の君主:イーハン(ディーン・フジオカ)
ロタ王国の君主。病死した兄・ヨーサムに代わり王位に就く。若い頃にタル人のトリーシアと恋に落ちたことがきっかけで、反タル人感情の強いロタ王国の王族にあって、数少ないタル人の理解者となる。自国の現状に心を痛める器量の大きい人物で、カシャルのシハナと密かに王国の平定に腐心する。

…‥‥‥…★
ロタ王国南部
南部の大領主:スーアン(品川 徹)
ロタ王国の南部を束ねる大領主。ロタ王を裏切り、南の大陸を支配するタルシュ帝国のラウル王子のと手を結び、タルシュ軍が南部に上陸することを許すが、ラウルの裏切りにあいタルシュ軍の軍門に下る。

南部氏族長:アマン(緋田 康人)
ロタ王国の南部氏族長。ロタ王を裏切り、スーアンと供にタルシュ帝国のラウル王子と密約を結び、タルシュ軍が南部に上陸することを許すが、ラウルの裏切りにあいタルシュ軍の軍門に下る。

スーアンの長子:オゴン(富澤 たけし)
南部の大領主で長老スーアンの長男。ロタ王を裏切り、父・スーアンと供にタルシュ帝国のラウル王子と密約を結び、タルシュ軍が南部に上陸することを許すが、ラウルの裏切りにあいタルシュ軍の軍門に下る。

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タルの民
ロタ王国に住む、ロタ人とは別の民族で、「畏ろしき神(タルハマヤ)を招く力のある異能者〈サーダ・タルハマヤ〉が生まれ、ロタを支配する」という言い伝えを持つ。美しい顔立ちが特徴。彼らはその言い伝え故にロタ人から疎まれ、深い森の奥で陰(タル)に隠れて生きている。


異能の持ち主:アスラ (鈴木梨央)
ロタ王国で抑圧される“タルの民”の少女。恐怖や強い怒りを感じると破壊神〈タルハマヤ〉を召喚し、その異能の力を恐れる者、あがめる者の間でアスラ争奪戦が繰り広げられた。
その後、バルサと共にロタ王国を脱出し、新ヨゴ国の 四路街(しろがい)で衣装店を営むマーサのもとに身を寄せている。

アスラの兄:チキサ(福山 康平)
タルの民でアスラの兄。異能の力を持ったアスラを恐れながらも兄としての愛で守ろうと奮闘する。
バルサと共にロタ王国を脱出し、新ヨゴ国の 四路街(しろがい)で衣装店を営むマーサのもとに身を寄せている。

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しるしサルガル国王
サンガル王国
新ヨゴ皇国の南に位置し海に面している国。半島と多くの島からなる。
海洋国家で、貿易や漁業が盛ん。王はカルナン。国風は自由だが、王族の祖先は海賊であったため、みな計算高く利に聡い。家庭の主導権などは女性(妻)が握るのが特徴で、王家の姫たちは、他国の深窓の姫君とは違い、幼い頃から国内の主要な島々を巡って国の現状を教えられていることに加え、相当の政治的発言力と独自の情報網を持つ。モデルの明言はないが、海洋交易の要衝として繁栄したマラッカ王国などのかつて実在した海洋国家との共通点が多い。


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用語
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Arikaあいうえお1
王の槍
カンバル王国最強の武人集団で、各氏族長筋の男たち(氏族長の息子あるいは弟。カンバルでは武人の血は父から息子に流れるとされる)から選ばれた槍の使い手、合計9人が選ばれて王を守り補佐する。王の代替わりに際しては、儀式において9人の「王の槍」全員が新たな王を承認することを建前とする。

Arikaあいうえお2
狩人
新ヨゴ皇国の帝直属の隠密。彼らは末子継承の世襲制で、いずれ劣らぬ武術の達人であり、また暗殺や諜報もこなす凄腕の武人たちからなる。同様の役割を担う者は、ロタ王国の〈カシャル(猟犬)〉やタルシュ帝国の〈ターク(鷹)〉など、新ヨゴ皇国以外の国にもいる。

川の民
ロタ王国に住む、ロタ人とは別の民族で、川辺に竪穴住居を作って住んでいる。ロタ人と比べると、ほぼ頭一つ分ほど小柄。呪術の才能を持つ者が生まれることがあり、彼らは訓練を経て「カシャル(猟犬)」となりロタ王に仕える。

Arikaあいうえお3
サグ
ヤクー達の世界観で言う「こっちの世界」で、人々が普通に生活している世界。ナユグと重なって存在しており、場所によってナユグとの重なりが大きい場所がある。

Arikaあいうえお4
タルハマヤ
ロタ王国の伝承に登場する創造神アファールの鬼子で、異界〈ノユーク〉に春が訪れると川の流れに乗ってロタにやって来て、タルの民の少女〈サーダ・タルハマヤ(神と一つになりし者)〉を依代として姿を現す、とされる。「畏ろしき神」の異名のとおり、血と殺戮を好み、その力を得た〈サーダ・タルハマヤ〉はロタ全土を恐怖の下に支配した、と伝えられている。

短槍
武術に用いる槍で、バルサやジグロなどが使用する。北のカンバル王国で盛んであり、同国の王の護衛である「王の槍」は最強の短槍使いとして名高い。

Arikaあいうえお5
ナユグ
ヤクー達の世界観で言う「あっちの世界」で、精霊などがいる世界。サグと重なって存在する。カンバルなど他国にも、「あっちの世界」を指すノユーク、ナユーグルなど、似たような呼び名がある。呪術を用いて見ることができるが、普通に見ることができる者も稀にいる(アスラやチャグムなど)。季節のサイクルが非常に長い。

ナユーグル・ライタの目
サンガルには「海の底には異界〈ナユーグル〉があり、〈ナユーグル・ライタ〉という民が住む」という伝承がある。〈ナユーグル・ライタ〉は5歳前後の子供の魂を乗っ取って海上の世界を覗くことがあり、乗っ取られた子供は「ナユーグル・ライタの目」と呼ばれる。「ナユーグル・ライタの目」は目隠しをされて王宮で最上級のもてなしを受けた後に海に還される(沈められる)。

Arikaあいうえお6
星読博士
新ヨゴ建国を担った大聖導師カイナン・ナナイが作った制度で、星の位置や空の様子を見ることによって未来を占う、〈天道〉という学問を学び国政に反映させる職務を担う。身分を問わず広く候補者を募り、その中から才能のある者のみを見習いとして選び出す。見習いが正規の「星読博士」になるまでに、短くても10年、長い場合には30年かかる。その最高位である聖導師は政治にも深く関わる重要な役職で、国の闇の部分にも深く関わっている。

Arikaあいうえお8
山の王
カンバル王国の地下深くにある「闇の王国」の王。「王」と称されるが人間とは全く異質の存在で、ノユーク(ナユグと同義)の生き物である。カンバルの輸出品「ルイシャ」は、約20年に1度行われる《ルイシャ贈りの儀式》の際にこの「山の王」からカンバル国王に贈られる、とされるが、その詳細はごく一部の者にしか知らされない。

Arikaあいうえお9
ラッシャロー
北の大陸と南の大陸を隔てるヤルターシュ〈海〉に住む民族で、定住することはなく生涯を海の上で過ごす。風や潮を読む能力や船を操る才に秀でる。

ルイシャ(青光石)
カンバル原産の青く発光する宝石。非常に高価で、カンバルの国庫を担う重要な輸出品である。どのように産出するかは秘密にされ、ごく一部の者しか知らない。

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■ドラマ内容紹介…綾瀬はるか主演、ファンタジー大作の最終章! 過去に起きた事件の真実も明らかに 
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上橋菜穂子の小説「精霊の守り人」をはじめとした“守り人シリーズ”を原作に、綾瀬はるか主演で実写ドラマ化したファンタジー大作の最終章。人と精霊が共生していた世界を舞台に、綾瀬が演じる用心棒・バルサと新ヨゴ国のチャグムの冒険を、2016年3月スタートの第1シーズン、17年1月スタートの「悲しき破壊神」、そして最終章と、3部作・全22回で描く。

最終章では、立派な皇太子に育ったチャグム(板垣瑞生)と深い信頼関係で結ばれたバルサが、巨大な勢力を持つタルシュ帝国から新ヨゴ国を救うため、バルサの祖国・カンバル王国へ向かい、過去に起こった事件の真実をついに知ることになる。


📺テレビドラマ
精霊の守り人|NHK放送90年 大河ファンタジー
NHK大河ファンタジー 精霊の守り人 (@@nhk_moribito) - Twitter)
NHK大河ファンタジー「精霊の守り人」Blu-ray&DVDオフィシャルサイト - ポニーキャニオン


精霊の守り人 シーズン1 Blu-ray BOX
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精霊の守り人 シーズン2 悲しき破壊神 DVD BOX
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精霊の守り人 最終章 DVD-BOX
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Arikaシネマ2014b1

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■精霊の守り人 シリーズ本の紹介
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舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。


📚文庫版〈新潮文庫〉

野間児童文芸賞新人賞受賞/産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞
 ★☆★シリーズ1作目「精霊の守り人」★☆★ 

精霊の守り人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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短槍使いの女バルサは、青弓川に流された新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを救う。彼はその身に、この世(サグ)と重なって存在する異世界(ナユグ)の水の精霊ニュンガ・ロ・イム〈水の守り手〉の卵を宿していた。チャグムの母、二ノ妃は、バルサにチャグムを連れて逃げるよう依頼する。新ヨゴの建国伝説では初代皇帝トルガルが水妖を退治したとされ、水妖に宿られたチャグムを、皇国の威信を守るため父帝が秘密裏に殺そうとしているのだ。同時に、チャグムは、ニュンガ・ロ・イムの卵を食らうナユグの怪物ラルンガからも命を狙われていた。チャグムを連れて宮から脱出したバルサは、卵がチャグムの体を離れる夏至まで、幼馴染の呪術師タンダやその師匠のトロガイと共にチャグムと暮らし始める。バルサもかつて幼い命を奪われかけ、父の親友で短槍の達人ジグロに助けられて故郷カンバルを離れた経験があった。そのころ星読博士のシュガは、チャグムに宿った卵の精霊がかつてトルガルが倒したとされる水妖と同じだと考え、過去の記録を調べはじめる。そこでシュガは、トルガルの伝説が歪曲されたものであるということと、本当はニュンガ・ロ・イムが雨を降らせて作物を助ける存在だということを知る


日本児童文学者協会賞受賞
 ★☆★シリーズ2作目「闇の守り人」★☆★ 

闇の守り人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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チャグムの護衛を無事に終えたバルサは、ジグロの供養のため自らの故郷のカンバル王国に向かう。バルサが幼い頃、王の主治医であったバルサの父親は王弟ログサムにおどされて王を毒殺させられた。口封じに自分共々バルサが殺されるのを恐れた彼は、親友で100年に1人の天才と言われる短槍使いジグロにバルサをつれて逃げるように頼んだ。それ以後バルサはログサムが死ぬまでジグロと共に逃げ、短槍を習い、生き抜いてきた。その後ジグロが死に、用心棒となったバルサは、チャグムの護衛を終えて自らの過去を清算しようと思い立ったのだった。しかしカンバルに帰ってみると、ジグロは王即位の儀式に使う国宝の金の輪を盗んだ謀反人の汚名を着せられていた。黒い闇に包まれたカンバルをバルサが救う。


 ★☆★シリーズ3作目「夢の守り人」★☆★ 

夢の守り人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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バルサの幼馴染、タンダの師匠トロガイはかつて、農民の女としての、先の見えた鬱屈とした人生に絶望していた。そんな時、夢の中の美しい湖畔の宮殿で、彼女は一人の男と恋に落ち、子を産み落とした。バルサは、人攫いたちに追われていた旅の歌い手、ユグノを救う。彼は、リー〈木霊〉たちに愛された、リー・トゥ・ルエン〈木霊の想い人〉だった。一方、第一皇子の死により皇太子となっていたチャグムは憂鬱だった。タンダやバルサなどに出会い、民衆の暖かさを知ってしまった彼が宮の暮らしを喜ぶはずはなく、ましてや、一度は自分を殺めようとした帝を尊敬出来る訳もなかった。毎日不満を漏らすチャグムにシュガはつい、密かに自分が街におりてトロガイに呪術を習っていることを話してしまう。一気に懐かしさが増した彼は、その夜、夢の中で聞こえる声に惹かれ目覚めなくなってしまう。そのころ、皇子を亡くしたばかりの一ノ妃など目覚めなくなった者は他にもいた。タンダの兄の娘カヤもその一人であった。カヤを助けようと一人で呪術を行い、敵の罠にはまってしまうタンダ。肉体をすべて「花」に乗っ取られつつも、なんとか心を乗っ取られるのを防いだタンダは夢の中でチャグムを見つける。


 ★☆★シリーズ4作目「虚空の旅人」★☆★ 

虚空の旅人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

¥680
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新ヨゴ皇国の皇太子チャグムは隣国のサンガル王国の〈新王即位ノ儀〉に出席するため、相談役のシュガを伴い望光の都〈サンガル・ヤシーラ〉に入る。そこでサンガルの開放的な国の様子に魅了される。だが、このサンガル王国を支配しようとするタルシュ帝国からの密使、南のヨゴ人の呪術師が〈ナユーグル・ライタの目〉となった少女の体を使い、チャグムと親しくなったサンガルの第二王子、タルサン王子に呪いをかけ、次代の王となるカルナン王子に重傷を負わせる。チャグムは呪術師の陰謀を洗い出そうとする。


児童福祉文化賞受賞、小学館児童出版文化賞受賞
 ★☆★シリーズ5作目「神の守り人 上 来訪編」★☆★ 

神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

¥594
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児童福祉文化賞受賞、小学館児童出版文化賞受賞
 ★☆★シリーズ6作目「神の守り人 下 帰還編」 

神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

¥637
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秋ごとの「ヨゴの草市」に行くタンダにつきあって、ロタ王国との国境に近い宿場町を訪れたバルサは、そこで人買いに連れられた兄妹に出会う。彼らはロタでは忌み嫌われる〈タルの民〉の子供だった。偶然にもバルサたちと同じ宿に泊まった人買いたちは、目に見えぬ何者かにのどを切り裂かれて死に、兄チキサもバルサも傷を負うが、妹アスラは無傷で気絶していた。さらに宿で火事が起こり、バルサはさらわれかけたアスラを救うが、タンダとチキサはとらわれる。兄妹を追っているのは、タンダの知り合いでロタの呪術師スファルとその娘シハナだった。はるか昔、タルの民の娘が、血を好む残酷な鬼神タルハマヤを宿して〈サーダ・タルハマヤ〉となり、全ロタ人を恐怖の圧政で支配したこと、そして幾百年を経た今、その恐ろしき神が少女アスラを通り道として束の間現われたことを、スファルはタンダに語る。ゆえにアスラは消されねばならないのだと。だが〈サーダ・タルハマヤ〉の再臨を望む者たちもまた、ロタ王国に網を巡らしていた。


 ★☆★シリーズ7作目「蒼路の旅人」★☆★ 

蒼路の旅人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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タルシュ帝国の侵略を受けたサンガルは圧倒的な国力を前に秘密裏に降伏し、新ヨゴを罠にかけようと援助を要請してきた。新ヨゴの帝は罠と知りながら、チャグムの祖父にあたる海軍大提督トーサを暗に葬るため援助に差し向け、チャグムはこれに激怒し宮中で父を怒鳴りつけるという大過を犯してしまう。暗殺される運命で祖父の艦隊へ送られたチャグムは予想通りサンガルの罠に落ちるが、海士らの助けで暗殺の危機を脱し、逃走の機会を得る。だがその先にチャグムを待っていたのは、タルシュの密偵の捕囚となるという、さらに過酷な罠であった。


 ★☆★シリーズ8作目「天と地の守り人 第一部 ロタ王国編」★☆★ 

天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)/新潮社

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 ★☆★シリーズ9作目「天と地の守り人 第二部 カンバル王国編」★☆★ 

天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)/新潮社

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 ★☆★シリーズ10作目「天と地の守り人 第三部 新ヨゴ皇国編」★☆★ 

天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)/新潮社

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タルシュ帝国の脅威に対し、新ヨゴ皇国は鎖国を行っていた。密出入国の世話をしていたバルサは、山中で自らを探す狩人ジンからの使者に出会い、密書を通じて死んだとされているチャグムの生存とその目的、そしてチャグムの救助を託される。一方新ヨゴに留まっていたタンダの元にも、戦火が迫ろうとしていた。


 ★☆★シリーズ11作目「流れ行く者(短編集)」★☆★ 

流れ行く者: 守り人短編集 (新潮文庫)/新潮社

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王の奸計により父を殺された少女バルサと、暗殺者の魔の手から親友の娘バルサを救ったが故に反逆者の汚名を着ることになったジグロ。二人は故国を捨て酒場や隊商の用心棒をしながら執拗な追手をかわし流れ歩く。その時々に出会った人々もまたそれぞれに過去を持つ流れ行く者たちであった。番外編に当たる守り人短編集。全4話収録。

・浮き籾
タンダ(11歳)の住む村の近くの集落で、娘が山犬に襲われた。ただ、それは単に「山犬に襲われた」のではなく、地に足の着かない暮らしぶり故に親類縁者から疎まれ、まともに弔われもしなかった、タンダの遠縁の男の祟りではないか、と村では噂された。

・ラフラ〈賭事師〉(『ユリイカ』2007年6月号)
13歳のバルサは、ロタ王国の酒場で、ススット(サイコロを使う遊戯)をする老ラフラ(賭事師)のアズノと知り合う。アズノは、氏族長の重臣ターカヌと 50 年に及ぶ長いススットの勝負を続けていた。そして老いたターカヌに代わり勝負を引き継いだ孫のサロームと、公開で勝負の決着を付けることになる。

・流れ行く者
ロタ王国の酒場で用心棒として働いていたジグロは、ある夜更けに突然高熱を発して寝込んだ。医術師の薬を飲んだジグロは間もなく回復したが、酒場の主人から「新しい用心棒を雇ったので今いる部屋を空けてくれ」と言われたのを機に、13歳のバルサを連れて新ヨゴへ向かうべく、護衛士として隊商に加わった。

・寒のふるまい
小雪の舞うある日、タンダ少年は母親から食事の残りかす(豚や鳥の骨など)をもらって「寒のふるまい」(寒い時期に山の獣たちに食べ物を分け与えること)をしに山へ入っていった。但し、それはタンダが山へ入ったりトロガイの家を訪ねたりするための口実でもあった。


 ★☆★シリーズ12作目「炎路を行く者(短編集)」★☆★ 

炎路を行く者: 守り人作品集 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

¥594
Amazon.co.jp

運命に翻弄されながらも新ヨゴ国のために働こうとする皇太子チャグムを、同じく運命に翻弄されながら各々の立場から助けるバルサとヒュウゴの少年少女時代を描いた中編2編を収録。

・炎路の旅人
南の大陸・ヨゴ皇国において「帝の盾」の息子として生まれたヒュウゴは、タルシュ軍に家族を皆殺しにされながらただ一人生き残り、ケンカに明け暮れる無為な日々を過ごしていた頃、酒場を訪れたタルシュ兵に狙われた男を逃がすことに成功した。男は同じくタルシュに征服されたある国の出身で、現在はタルシュ軍の密偵として働いている、という。

・十五の我には
チャグムを刺客の刃から辛うじて救ったバルサは、夜中にふと目を覚まし、チャグムと同年代の頃の自分を回想していた。回想の中の未だ半人前のバルサは、湧き上がる怒りを抑えきれず、相手を侮って罠に嵌ってしまう。



📚単行本〈偕成社ワンダーランド〉
 ★☆★シリーズ13作目「風と行く者:守り人外伝 」★☆★ 

イラスト:佐竹美保

風と行く者 (偕成社ワンダーランド)
上橋菜穂子
偕成社
売り上げランキング: 76,369


つれあいのタンダとともに、久しぶりに草市を訪れたバルサは、若い頃に護衛をつとめ、忘れ得ぬ旅をしたサダン・タラム〈風の楽人〉たち と再会、その危機を救ったことで、再び、旅の護衛を頼まれる。 シャタ〈流水琴〉を奏で、異界への道を開くことができるサダン・タラム〈風の楽人〉の頭は、しかし、ある事情から、密かに狙われていたのだった。
ジグロの娘かもしれぬ、この若き頭を守って、ロタへと旅立つバルサ。 草原に響く〈風の楽人〉の歌に誘われて、バルサの心に過去と今とが交叉するとき、ロタ北部の歴史の闇に隠されていた秘密が、危険な刃となってよみがえる。


出版社からのコメント
『天と地の守り人』三部作完結から11年。『流れ行く者』から10年、『炎路を行く者』から6年、NHKドラマ化を経てあらわれた「守り人」シリーズ外伝は、シリーズ最大の大長編です。バルサの今と20年前が交錯します。オリジナルハードカバー版には、本文に5葉のイラストレーションと、あとがき、そして初回限定で佐竹美保さんと上橋菜穂子さんの特製イラスト複製が封入されます。(なくなり次第終了)


ガ|イ|ド|ブ|ッ|ク|
 ★☆★『「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド』★☆★ 

偕成社編集部
イラスト:二木 真希子/佐竹美保

「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド/偕成社

¥972
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「守り人シリーズ」の登場人物事典や百科事典から作家・佐藤多佳子さん、翻訳家・平野キャシーさんとの対談、上橋菜穂子全著作紹介まで、一挙収録。バルサとタンダの日常を描く、書き下ろし短編「春の光」。

偕成社版・挿絵

二木 真希子(ふたき まきこ)
┣1957年6月19日 - 2016年5月13日(58歳没)。愛知県出身。
┣アニメーター
┣愛知教育大学教育学部美術科卒業後、テレコム・アニメーションフィルムの2期生として入社。その後フリーとなり、1991年に社員制となったスタジオジブリに入社。2014年8月に制作部門の休止となり退社。以降、フリーで活動。
┣動植物の描写を得意とし、「風の谷のナウシカ」の砂洲でのナウシカと王蟲の仔のシーン、「天空の城ラピュタ」のパズーとシータの屋根の上での出会いのシーン、「となりのトトロ」のメイとトトロの出会いのシーン、天高くそびえていく樹木のシーン、葉群れやオタマジャクシのシーン、「魔女の宅急便」の冒頭の風の丘のシーンなどを手がける。
┣『天使のたまご』のとき宮崎駿に「本当にいい仕事ができた」と言っている。
┣上橋菜穂子の『精霊の守り人』シリーズの挿絵を担当。(偕成社版)

佐竹美保(さたけ みほ)
┣1957年3月3日。富山県出身。
┣画家(SF・ファンタジーの分野で多数の作品を手がける)
┣1975年に富山県立高岡工芸高等学校デザイン科を卒業、翌年上京する。雑誌「奇想天外」で挿絵画家としてデビュー。
┣主に児童書の挿絵を担当し、SFやファンタジーの分野で活動している。 『魔法使いハウルと火の悪魔』(ダイアナ・ウィン ジョーンズ作)、『魔女の宅急便』(角野栄子作、その3以降を担当)など、よく知られた児童文学作品の数々の表紙や挿絵を描いている。
┣上橋菜穂子の『精霊の守り人』シリーズの挿絵を担当。(偕成社版)

上橋菜穂子「守り人」完結セット+短編集(全12巻セット)

偕成社版『〜守り人』『流れ行く者』には二木真希子の挿絵が、『〜の旅人』、『風と行く者』には佐竹美保の挿絵があるが、新潮文庫版には挿絵はない。

🏢偕成社|守り人
偕成社:守り人&旅人 スペシャルページ

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■感想
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東洋の土着的精神に基づいた本格ファンタジー!?
Arikaアイコン(小)1久しぶりに読んだ本格ファンタジー。短槍の使い手にして女用心棒のバルサに託されたのは新ヨゴ皇国の二ノ妃の子、皇子チャグム。初めはバルサの活躍が全面に出たアクションを楽しむ作品かと思いましたが、読み進めるとチャグムの成長とバルサの考え(気持ち)の変化を見守るように読むのが正しい姿勢かと思えてきた。著者は文化人類学の准教授。ファンタジーとしての世界観を確立しつつ実社会に共通する葛藤や理不尽を描き、出てくる人間はその中で力強く生きています。建国の歴史や伝承を頼りに謎解きをしていくあたりは、さすが文化人類学者だと納得させる。無論、刺客や魔物と対峙するバルサのアクションも見物。海外にはハリーポッターがあり指輪物語に通じる日本版本格ファンタジー「守り人」シリーズ。矜持すら感じさせる壮大な物語。 完全な「悪人」は出てこなかったり、先住民と国家の関係、戦いを生業にする主人公が女性で、彼女を見守り帰る場所を守っているのが男性というあたりもおもしろい。 もし一つ難をつけるとすれば、もう少し旅や冒険をする要素があれば物凄い作品になっていた気もします。同名小説シリーズ全10巻を原作に、2016年3月に第1部は4本、2017年に第2部を9本、2018年に第3部9本、という3年がかりで全22作を放送するという壮大な企画に驚きです。


マンガ1

 漫画|藤原カムイ(作画)/上橋菜穂子(原作)/ プロダクションI.G
 精霊の守り人 全3巻 (デジタル版ガンガンコミックス) 

作者 :藤原カムイ
出版社: スクウェア・エニックス
掲載誌 :月刊少年ガンガン
レーベル:
・ガンガンコミックス
・ガンガンコミックスデラックス(愛蔵版)
発表号:2007年4月号 - 2008年8月号
巻数 :全3巻 / 全1巻(愛蔵版)


精霊の守り人 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス) 精霊の守り人 2 (ガンガンコミックス) 精霊の守り人 3巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

女用心棒・バルサは、帝に命を狙われている皇子・チャグムを連れて終わりなき逃亡の旅へ出ることに…。藤原カムイが描く至極のアジアン・ハイファンタジー、堂々の登場!!

帝の手から逃れるため、逃亡生活を始めた女用心棒・バルサと皇子チャグム。チャグムに宿る不思議な力が次第に紐解かれてゆく…。藤原カムイが描く、アジアンハイファンタジー、2巻登場!!

精霊「水の守り手」の卵を身に宿すチャグム。卵の成長に伴い、大きな試練が襲いかかる。それは二つの命を懸けた戦い…! 藤原カムイが描く、アジアンハイファンタジー、ついに最終第3巻登場!!

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Arikaアイコン(小)1作画が藤原カムイというのにも惹かれましたが、
世界観もさることながら、人物の生き様が凛として美しい

女用心棒の強いこと。王子を自国の暗殺集団から守らなければならないという構成は面白い。また、登場人物にきちんと話の筋を語らせているところに作者の誠実さが感じられる。1巻は人間との闘いがメインだが、2巻以降は徐々に魔物との闘いも。用心棒は敵が複数種類いても守らんといけないのか!大変だ!! ロードオブ・ザ・リングの様な架空の過去の物語だが、独特の世界観を感じる。ファンタジー作品は読者の想像力が何十倍にも作品世界を豊かにするものなので、本来は絵を通して読むべきじゃないかも。とは言え、原作だけでも充分かもしれないが、コミックで読んでみるのも悪くないと私は思う。世界観もさることながら、人物の生き様が凛として美しい。私が想像しきれなかった、バルサが戦う姿やサグとナユグが交わる場面の描写を補えたことは満足。全話、藤原カムイ先生に描いてほしいほどの出来。『獣の奏者』が読み応え充分だったので 少し 物足りなさを感じます。 主人公の女用心棒バルサは、強くて冷静なのですが  温かい家庭に憧れたり、相手を慕う少女の部分もあって、 そこが、くすぐられる感じで心地いいです。 後味が爽やかです。今も バルサが、どこかを旅しているような気がします。


👤藤原 カムイ(ふじわら カムイ)
┣1959年9月23日 -東京都荒川区出身。男性。
┣漫画家。
┣私立本郷高校デザイン科を経て、桑沢デザイン研究所卒業。竹熊健太郎は桑沢時代の友人。
幼少の頃からマンガを描き、1979年、第18回手塚賞佳作でデビュー(『いつもの朝に』、藤原領一名義 - 同期受賞者に北条司、野部利雄)。
┣大友克洋同様、メビウスより多大な影響を受けており、繊細な絵が特徴。ペンネームの由来は、アイヌ語で神や森羅万象を表す「カムイ」からで、高校時代より使い始める。代表作に『雷火』など。
┣押井守原作『犬狼伝説』と『犬狼伝説 完結篇』で作画を担当。押井の作品『御先祖様万々歳!』が好きで久々にハマりましたと発言している。『アサルトガールズ』トリビュートコミック「アサルトガールズ・ボーナスステージ」も書いている。
┣阪神・淡路大震災の復興チャリティユニットとして声優の神谷明の呼びかけで結成されたWITH YOUのロゴデザインを務めている。
受賞:第18回手塚賞佳作
┣公式サイト:KAMUI'S NOTE
┣Twitter:藤原カムイ (@kamuif)


🏢株式会社プロダクション・アイジー
┣IGポートグループの日本のアニメ制作会社。日本動画協会正会員。
公式ウェブサイト
Production I.G (@ProductionIG) - Twitter



もうひとつの「精霊の守り人」ワールド――!!
 漫画|麻生 我等(作画)/中江 美紀 (脚本)
 ジン〜アニメ精霊の守り人外伝〜 (ヤングガンガンコミックス) 

原作・原案・脚本: 中江美紀
作画 :麻生我等
出版社: スクウェア・エニックス
掲載誌 :ヤングガンガン
レーベル: ヤングガンガンコミックス
発表号 :2008年9号 - 17号
巻数 :全1巻

ジン~アニメ精霊の守り人外伝~ (ヤングガンガンコミックス)
麻生 我等 中江 美紀
スクウェア・エニックス
売り上げランキング: 230,828


突如として「狩人・ジン」となる運命を背負わされた少年・タイガ。

「狩人・ヒョク」となるべく修行を重ねるスヨウと共に、宮中における卑劣な陰謀に立ち向かう!

『精霊の守り人』の人気キャラクター「狩人・ジン」の秘められた過去を描く、完全オリジナルストーリー!!

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Arikaアイコン(小)1原作やアニメとはまた別の魅力!
子供・ジンにクローズアップしたもうひとつの「精霊の守り人」物語

ジンが狩人になるまでの話。ストーリーも面白く、ジンのカッコ良さが引き立っていました。コミックの「守り人」の狩人は冷静な感じですが、子どもの頃で狩人になる前とあって弱さや感情が出ていて魅力的でした。画もアクションも安定ですんなりと読めたので良かったのですが、1冊で完結させるためなのか、駆け足の回想ストーリーでちょっと呆気ない印象が残ります。もう少し話がゆっくり進むと良かったかな…というのが思う所ですが…。原作でもそうですが、「守り人」シリーズはキャラというよりもその世界の中での人々がきちんと描かれているので、どの人物をクローズアップしても”物語”として成立するように感じました。


👤麻生我等(あそうがとう)
┣マンガ家。
┣成年マンガ出身。
┣アニメのデザインも手がける。「精霊の守り人」(キャラクターデザイン)、「世紀末オカルト学院」(キャラクター原案)などアニメーションにも携わる。著作にキャラクターデザイナーも務めた「009 RE:CYBORG」(スクウェア・エニックス刊、全6巻)がある。

■単行本
天使といっしょ (ワニマガジンコミックス)
センリツ (ワニマガジンコミックス)
妄想管理人 (ヤングコミックコミックス)
童貞志願 (ヤングコミックコミックス)
009 RE:CYBORG(デジタル版ビッグガンガンコミックスSUPER)
TOKYO BARDO(バルド) (ヤングガンガンコミックス)
虐殺器官(角川コミックス・エース)

■キャラクターデザイン
・精霊の守り人
・世紀末オカルト学院:キャラクター原案
・009 RE:CYBORG:キャラクター原案/コミカライズ
…etc.


童貞志願 (ヤングコミックコミックス)
麻生 我等
少年画報社
売り上げランキング: 336,802


009 RE:CYBORG(1) (ビッグガンガンコミックススーパー)
麻生 我等
スクウェア・エニックス (2012-10-25)
売り上げランキング: 161,698


TOKYO BARDO(バルド) 1 (ヤングガンガンコミックス)
俵 喜都
スクウェア・エニックス
売り上げランキング: 398,252


虐殺器官(1) (角川コミックス・エース)
KADOKAWA (2016-03-26)
売り上げランキング: 103,866



🏢出版社: スクウェア・エニックス
ガンガンNET -SQUARE ENIX-
 ┣ジン~アニメ精霊の守り人外伝~|SQUARE ENIX
ヤングガンガン YOUNG GANGAN OFFICIALSITE



Arikaシネマ2014b3

ジャンル:ファンタジー
 精霊の守り人

第一話「女用心棒バルサ」
(2016-05-27)
売り上げランキング: 34,348


放送日:2007年4月7日~2007年9月29日(全26話)

放送局 :NHK-BS2


■キャスト
バルサ:安藤 麻吹
チャグム:安達 直人
タンダ:辻谷 耕史
トロガイ:真山 亜子
トーヤ:浅野 まゆみ
サヤ:広橋 涼
聖導師:石森 達幸
シュガ:野島 裕史
ガカイ:中 博史
帝:斧 アツシ
サグム:小林 良也
ニノ妃:篠原 恵美
ジグロ:西 凜太朗

■スタッフ・制作会社
原作:上橋菜穂子(「精霊の守り人」偕成社刊)監督:神山健治、脚本:神山健治、キャラクターデザイン:麻生我等、ストーリーボード:荒川直樹、美術監督:竹田悠介、色彩設計:片山由美子、音響監督:若林和弘、音楽:川井憲次、制作会社:プロダクションI.G

■ 主題歌

アニメ関連サイト:
moribito.com - アニメ版精霊の守り人公式サイト
NHKアニメワールド
精霊の守り人 設定資料

■作品解説
この世と平行して存在する目に見えない世界<ナユグ>の「水の精霊」の卵を産みつけられてしまったため、父帝から命をねらわれることになった新ヨゴ皇国第二皇子チャグム。 彼は刺客の罠にかかったところをバルサという短槍使いの用心棒の女性に救われる。養父の罪をあがなうため人助けの旅を続けていたバルサは、チャグムの護衛を引き受ける。 バルサの仲間たちとの交流の中で、皇子という生い立ちとは関係なく一人の少年としてたくましく成長していくチャグム。 バルサは刺客を防ぎながら、「水の精霊」の卵を孵しチャグムの身を守りきれるのか…。

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Arikaアイコン(小)3上橋菜穂子による傑作児童文学を、
神山健治+プロダクションI.G の一流スタッフがアニメ化した作品

上橋菜穂子さんの児童文学を「攻殻機動隊S.A.C.」の神山健治監督がアニメ化。100年に一度卵を産む水の精霊に卵を産みつけられ、《精霊の守り人》としての運命を背負わされた新ヨゴ皇国の第2皇子チャグム。そのチャグムを疎ましく思う父帝の追っ手から、チャグムを守るよう母妃に託された女用心棒バルサ。追手が、様々な謎がバルサとチャグムの前に立ちはだかる――。女用心棒バルサがチャグム皇子を守って旅をするというストーリーのもと数々の魅力的なキャラクターが登場し、骨太な人間ドラマが描かれる。アニメーション制作はProduction I.Gが担当。


精霊の守り人 Blu-ray BOX
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2016-11-25)
売り上げランキング: 20,356


◆キャラクターデザイン・麻生我等によるイラストをあしらったアウターケース
◆解説書(ページ数未定)

原作:上橋菜穂子(「精霊の守り人」偕成社・刊)/監督・脚本:神山健治(「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズ)/キャラクターデザイン:麻生我等(「精霊の守り人」)/音楽:川井憲次(「機動戦士ガンダム00」)/アニメーション制作:プロダクション I.G(「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」)

バルサ:安藤麻吹/チャグム:安達直人/タンダ:辻谷耕史/トロガイ:真山亜子/シュガ:野島裕史/トーヤ:浅野まゆみ/サヤ:広橋 涼/聖導師:石森達幸/ガカイ:中 博史/モン:楠見尚己/ジン:松風雅也/ゼン:望月健一/ジグロ:西凛太朗/カルナ:藤原啓治

上橋菜穂子原作の児童文学を神山健治監督とProduction I.GがTVアニメ化したBOX。水の精霊に卵を産み付けられ、「精霊の守り人」としての運命を背負わされた新ヨゴ皇国の第2王子・チャグムと、女用心棒・バルサの危険な旅を描く。全26話を収録。



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