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新潮社文庫の100冊2020|考える本④|検証・取材・定理[殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―(清水潔)/フェルマーの最終定理(サイモン・シン/著 青木薫/訳)]

kage

2020/10/10 (Sat)

夏の文庫フェア2020

新潮文庫の100冊2020
文庫フェア


潮文庫『新潮文庫の100冊』。

2020年のテーマ「この感情は何だろう。」

毎年夏になると、出版各社の文庫を紹介したパンフレットが書店に並びます。

これらのパンフレットのなかでも「新潮文庫の100冊」のキャンペーンは、1976年から始まり40年近い歴史があります。

2900余点の新潮文庫の中から編集部が厳選した100点を、「恋する本」「シビレル本」「考える本」「ヤバイ本」「泣ける本」の5テーマに分類しておすすめします。

■フェアのジャンル項目


恋する本
シビレル本
考える本
ヤバイ本
泣ける本


■アイコンの説明


=受賞作
=映像化
📚=新潮文庫の一行


 

社会学概論/事件一般関連書籍
 📚飛び込むのだ。現場へ。(P46)
 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―/清水潔(著)

少女5人が姿を消した。

“真犯人”は野放しだ。

日本中に衝撃を与えた怒りの調査報道! 


殺人犯はそこにいる (新潮文庫)
清水 潔
新潮社 (2016-05-28)
売り上げランキング: 10,129


5人の少女が姿を消した。群馬と栃木の県境、半径10キロという狭いエリアで。同一犯による連続事件ではないのか? なぜ「足利事件」だけが“解決済み”なのか? 執念の取材は前代未聞の「冤罪事件」と野放しの「真犯人」、そして司法の闇を炙り出す――。新潮ドキュメント賞、日本推理作家協会賞受賞。日本中に衝撃を与え、「調査報道のバイブル」と絶賛された事件ノンフィクション。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン五人の少女が姿を消した。冤罪「足利事件」の背後に潜む司法の闇。「調査報道のバイブル」と絶賛された事件ノンフィクション。真実が警察の都合の良いように歪められていく事に恐怖を感じた。それを執念と緻密な取材で暴いていく清水記者。これこそが本来のジャーナリストの仕事!警察官、検察官、裁判官の杜撰な捜査、自白強要、保身、隠蔽、改竄、DNA鑑定の不確かさ、矛盾した弁明…真犯人「ルパン」は今も平然と生きている。「ルパン」の情報を知っていながらも捜査の進展はない。何度も「えっ?」と声をあげ、なんとも言えない怒りと悲しみの感情が湧いてきた。

私達に真実は何なのか考えさせてくれるこういうジャーナリストが必要だと思う。DNA型鑑定は絶対だと私も思い込んでいた。つまり私は無知だった。最後の方で冤罪と認められた菅家さんや免田さんに対して「(警察が言ってるから)本当は犯人なんだ。」と言う人達がいる事が本当に悔しい。メディアが発信する情報とはどういうものなのか、鵜呑みにしてはいけないと改めて感じた。ひとの命より大事な守らなければならないことなんてあるのか?間違いを認めないことで、権威は保たれるのだろうか?むしろ、間違いを認め、正そうとする方が、信頼がおける組織と私は思えるのだが。最終的に、一番の被害者の遺族や家族は、ないがしろにされている。今も警察の作ったストーリーで自白を強要されたり、恫喝された話を聞く。警察は組織の都合でなく、真摯に真実を追及して欲しい。

清水 潔
┣1958(昭和33)年、東京都生れ。
┣ジャーナリスト。
┣「文庫X」などの偏屈な著書数冊が形見になる予定。
┣夜回り先は焼き鳥屋、酒はやっぱり角ハイボール。
┣新潮社「FOCUS」編集部を経て、日本テレビ報道局記者・解説委員。2014(平成26)年、『殺人犯はそこにいる――隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』で新潮ドキュメント賞、日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。同書は2016年に「文庫X」としても話題になる。著書に『桶川ストーカー殺人事件――遺言』(新潮文庫)、『騙されてたまるか――調査報道の裏側』(新潮新書)、『「南京事件」を調査せよ』(文藝春秋)がある。
清水 潔(@NOSUKE0607)—Twitter

「文庫X開き」共同記者会見



2016年12月9日、さわや書店が開いたイベント「文庫X開き」で、ついに明かされた「文庫X」の正体は、清水潔『殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―』(新潮文庫)でした。その時の会見の模様です。

清水潔『殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

  全国の書店を席巻した 「文庫X」その正体は……


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|清水潔《最初1…最後》

 桶川ストーカー殺人事件―遺言

ストーカー殺人はなぜ後を絶たないのか……? 
 
今なお残る警察の問題点と劇的な事件の真相とは。


桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)
清水 潔
新潮社
売り上げランキング: 66,842


ひとりの週刊誌記者が、殺人犯を捜し当て、警察の腐敗を暴いた……。埼玉県の桶川駅前で白昼起こった女子大生猪野詩織さん殺害事件。彼女の悲痛な「遺言」は、迷宮入りが囁かれる中、警察とマスコミにより歪められるかに見えた。だがその遺言を信じ、執念の取材を続けた記者が辿り着いた意外な事件の深層、警察の闇とは。「記者の教科書」と絶賛された、事件ノンフィクションの金字塔!


 騙されてたまるか 調査報道の裏側

“真実”は現場にあり。
 
桶川・足利事件の調査報道で社会を大きく動かした記者が、報道の原点を問う。


騙されてたまるか 調査報道の裏側 (新潮新書)
清水 潔
新潮社
売り上げランキング: 43,253


国家に、警察に、マスコミに、もうこれ以上騙されてたまるか――。桶川ストーカー殺人事件では、警察よりも先に犯人に辿り着き、足利事件では、冤罪と“真犯人”の可能性を示唆。調査報道で社会を大きく動かしてきた一匹狼の事件記者が、“真実”に迫るプロセスを初めて明かす。白熱の逃亡犯追跡、執念のハイジャック取材……凄絶な現場でつかんだ、“真偽”を見極める力とは? 報道の原点を問う、記者人生の集大成。


 裁判所の正体:法服を着た役人たち
 共著:瀬木比呂志、清水潔

司法の独立は嘘だった! 
 
元エリート裁判官に伝説の事件記者が切り込む。


裁判所の正体:法服を着た役人たち
瀬木 比呂志 清水 潔
新潮社
売り上げランキング: 59,204


原発差止め判決で左遷。国賠訴訟は原告敗訴決め打ち。再審決定なら退官覚悟……! 最高裁を頂点とした官僚機構によって強力に統制され、政治への忖度で判決を下す裁判官たち。警察の腐敗を暴き、検察の闇に迫った『殺人犯はそこにいる』の清水潔が、『絶望の裁判所』の瀬木比呂志とともに、驚くべき裁判所の荒廃ぶりを抉り出す。

 瀬木比呂志
1954(昭和29)年、愛知県生れ。東京大学法学部卒。1979年より裁判官。東京地裁、最高裁等に勤務。米留学。2012(平成24)年、明治大学法科大学院教授に転身。2017年度中は滞米在外研究。著書に『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』(各講談社現代新書)、『リベラルアーツの学び方』(ディスカヴァー21)、『黒い巨塔 最高裁判所』(講談社)の他、筆名(関根牧彦)による4冊の書物と、『民事保全法〔新訂版〕』『民事訴訟の本質と諸相』『ケース演習民事訴訟実務と法的思考』(各日本評論社)等の専門書がある。『ニッポンの裁判』で第2回城山三郎賞を受賞。





数学/ノンフィクション
 📚言葉にしようのない、美しい瞬間でした。(P415)
 フェルマーの最終定理/サイモン・シン(著) 青木薫(訳)

大数学者フェルマーが遺した謎――

そのたった一行を巡る天才たちの3世紀に及ぶ苦闘が、これほどまでにドラマチックだったとは! 

徹夜必至の傑作数学ノンフィクション。 


フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
サイモン シン
新潮社
売り上げランキング: 3,459


17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが――。天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション!

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン数学界最大の超難問はどうやって解かれたのか? 3世紀にわたって苦闘を続けてた天才数学者たちの挫折と栄光、証明に至る感動の人間ドラマ。「フェルマーの最終定理」を巡るストーリー。数学界最大の超難問を取り上げながら、とても分かりやすく面白い。「(谷山=志村予想について)この予想は確かに美しかったが、実際に証明するのは非常に難しそうに見えた。そしてわれわれ数学者は、そういうものにこそ興味を持つ」の部分で数学者ってかっこいいと思ってしまった。印象的だったのは、フランスの女性数学者の活躍と、日本人の谷山-志村予想。アンドリュー・ワイルズの謙虚な人柄も好ましかった。人生をかけてものすごい難問に立ち向かった人。私の小さな悩みなんて、どうでもいいものに感じて元気が出た。学生の時に読んでいれば、人生が変わったかもしれない。いや、読んでみて、自分の中の考え方の何かが変わった。これから、何度も読み返してみたい。

著:サイモン・シン
┣1964年、イングランド、サマーセット州生まれ。祖父母はインドからの移民。ケンブリッジ大学大学院で素粒子物理学の博士号を取得し、ジュネーブの研究センターに勤務後、英テレビ局BBCに転職。TVドキュメンタリー『フェルマーの最終定理』(1996)で国内外の賞を多数受賞し、1997年同名書を書き下ろす。『暗号解読』『宇宙創成』『代替医療解剖』など、科学分野で世界中から高い評価を得ている。ロンドン在住。

訳:青木薫 
┣1956年生まれ。翻訳家。ポピュラーサイエンスの訳書多数。サイモン・シン『フェルマーの最終定理』『暗号解読』『ビッグバン宇宙論』『宇宙創成』『数学者たちの楽園:「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち』、エドワード・フレンケル『数学の大統一に挑む』、レナード・ムロディナウ『ユークリッドの窓』、アミール・D・アクゼル『無限に魅入られた天才数学者たち』など。著書に『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』がある。2007年度日本数学会出版賞受賞。


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|サイモン・シン《最初1…最後》

 ビッグバン宇宙論 (上・下)
 サイモン・シン/著 、青木薫/訳  

宇宙はいかにして生まれたのか――?
 
人類が「新しい常識」を手に入れるとき、そこには偶然と苦闘のドラマがあった!



ビッグバン宇宙論 (上)
サイモン・シン
新潮社
売り上げランキング: 121,094


『フェルマーの最終定理』『暗号解読』の世界的ベストセラーを飛ばした著者が贈る、待望のサイエンス・ノンフィクション第三弾! 「超難解な理論を、驚くべき易しさで説明する」稀有な才能が、人類最大の謎に挑む科学者たちの苦闘をエピソード豊かに描き上げる。王道の傑作科学ノンフィクション。


ビッグバン宇宙論 (下)
サイモン・シン
新潮社
売り上げランキング: 128,497


『フェルマーの最終定理』『暗号解読』の世界的ベストセラーを飛ばした著者が贈る、待望のサイエンス・ノンフィクション第三弾! 「超難解な理論を、驚くべき易しさで説明する」稀有な才能が、人類最大の謎に挑む科学者たちの苦闘をエピソード豊かに描き上げる。王道の傑作科学ノンフィクション。



  暗号解読(上・下)
 サイモン・シン/著 、青木薫/訳  

『フェルマーの最終定理』の次は暗号の謎! 
 
古代から、いまなお続く暗号作成者と解読者の攻防、天才たちの人間ドラマ。


暗号解読(上) (新潮文庫)
サイモン シン
新潮社
売り上げランキング: 12,699


文字を入れ換える。表を使う。古代ギリシャの昔から、人は秘密を守るため暗号を考案してはそれを破ってきた。密書を解読され処刑された女王。莫大な宝をいまも守る謎の暗号文。鉄仮面の正体を記した文書の解読秘話……。カエサル暗号から未来の量子暗号に到る暗号の進化史を、『フェルマーの最終定理』の著者が豊富なエピソードとともに描き出す。知的興奮に満ちた、天才たちのドラマ!


最強の暗号! カエサル暗号から量子暗号まで――。
 
『フェルマーの最終定理』に続く世界的ベストセラー、ついに文庫化。


暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)
サイモン シン
新潮社
売り上げランキング: 16,808


当時最強を誇ったドイツ軍の暗号機はいかにして破られたのか。「戦争の世紀」が「情報の世紀」へと移り変わるなかで、数学者たちの攻防は続く。RSA暗号、PGP暗号、量子コンピュータ、量子暗号……。ネットや銀行を始め、知らずに我々の周囲に溢れる暗号技術の現在と未来、歴史の背後に秘められた人間ドラマを解き明かす傑作ノンフィクション。巻末に「史上最強の暗号」とその解答を収録。





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