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新潮社文庫の100冊2020|考える本②|エッセー・随筆[さくらえび(さくらももこ)/それでも、日本人は「戦争」を選んだ(加藤陽子)/一日江戸人(杉浦日向子)/ひとり暮らし(谷川俊太郎)]

kage

2020/10/08 (Thu)

夏の文庫フェア2020

新潮文庫の100冊2020
文庫フェア


潮文庫『新潮文庫の100冊』。

2020年のテーマ「この感情は何だろう。」

毎年夏になると、出版各社の文庫を紹介したパンフレットが書店に並びます。

これらのパンフレットのなかでも「新潮文庫の100冊」のキャンペーンは、1976年から始まり40年近い歴史があります。

2900余点の新潮文庫の中から編集部が厳選した100点を、「恋する本」「シビレル本」「考える本」「ヤバイ本」「泣ける本」の5テーマに分類しておすすめします。

■フェアのジャンル項目


恋する本
シビレル本
考える本
ヤバイ本
泣ける本


■アイコンの説明


=受賞作
=映像化
📚=新潮文庫の一行


 
大丈夫。きみの悩みは、もう本になっている。この夏を、何冊生きよう。
  考える本
 エッセー・随筆 

エッセー・随筆
 📚息子は、
 私のことをさくらももこかもしれないと疑いつつ、一方では違うとも思っている。(P24)

 さくらえび/さくらももこ(著)

ももこのすっとこどっこいな日常のオールスターが勢ぞろい! 

奇跡の爆笑雑誌「富士山」全5号からの粒よりエッセイ。 


さくらえび (新潮文庫)
さくら ももこ
新潮社
売り上げランキング: 90,215


家族や日常のことだったら、その爆笑度並ぶものなし! ももこが編集長として、取材・文章・漫画すべてを一人でやっちゃった、2000年記念の奇跡の面白雑誌『富士山』(全4号)からの選りすぐりに、2002年発行の5号から「植田さんの深まるくだらない願望」「必見!! おならレポート」(笑い死にご注意!)の2本、『富士山』未収録分7本も加えた、大満足のエッセイ集。父ヒロシも息子も全開だよ!

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン父ヒロシに幼い息子、ももこのすっとこどっこいな日常のオールスターが勢揃い! 『ちびまる子ちゃん』で描かれているおじいちゃん、友蔵は実際にはクソジジイであんなに優しくなかったと作者はよく言っていましたが、父ヒロシは漫画のままなんだなと、このエッセイを読むと分かります(笑)。ごく短い短編集で笑える話満載でしたが、奈良のエピソードでは泣いてしまいました。父絡みのエッセイ、特にインタビューが面白かった!気楽に手に取れる本で、旅行のおともに良い感じです。奇跡の爆笑雑誌「富士山」からの粒よりエッセイ。

さくらももこ
┣1965年5月8日静岡県清水市生れ。 - 2018年8月15日(53歳没)。
┣漫画家、エッセイスト、作詞家、脚本家。また、自身の少女時代をモデルとした代表作のコミック『ちびまる子ちゃん』の主人公の名前でもある。
┣1984年、漫画家デビュー。1986年、『ちびまる子ちゃん』を「りぼん」に連載開始、1989(平成元)年、講談社漫画賞を受賞し、1990年にはTVアニメとなって国民的人気を獲得。エンディングテーマ「おどるポンポコリン」の作詞も担当、同年のレコード大賞に輝いた。以来、ナンセンスとメルヘンとお笑いが絶妙にブレンドされた作品世界で大活躍を続ける。エッセイ『もものかんづめ』三部作はすべてミリオンセラーを記録。漫画『コジコジ』、『神のちからっ子新聞』、エッセイ『あのころ』三部作、『ひとりずもう』など。さくらももこ編集長の雑誌「富士山」(全5号)も話題をよんだ。


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|書籍一覧まとめ

そういうふうにできている (新潮文庫)
さくら ももこ
新潮社
売り上げランキング: 6,581


えっ! ちびまる子ちゃんが妊娠!? 

子どもが出来たその日から、十月十日(とつきとおか)のスッタモンダ。

笑いも涙も感動も、全拍子そろいもそろった桃印爆笑エッセイの決定版!


 🌸少女時代のももこに夢を与えた絵本作家エロール・ル・カインに捧げる爆笑旅行記!

憧れのまほうつかい (新潮文庫)
さくら ももこ
新潮社
売り上げランキング: 112,436


大好きな絵本作家に会いたくて、いざイギリスへ! 

ところが火事騒動や居眠り事件など、やっぱり大騒動。

イラスト満載、楽しさいっぱいの桃印エッセイ最新刊!


 🌸またまた、あっちこっちに行って来たよ!! 爆笑(桃)印旅エッセイの最新刊。

またたび (新潮文庫)
またたび (新潮文庫)
posted with amazlet at 19.08.10
さくら ももこ
新潮社
売り上げランキング: 21,782


大好きな街・ベニスで可愛いガラス細工を見たり、ロンドンで素敵な小物を探したり、気になっていた街・ハバロフスクで身に危険が迫ってきたり、ローマで散々な目にあったり、今度の旅も盛りだくさん!

チベット、スリランカ、雲南省、広州から、韓国、日光、仙台まで、世界中をぐるりと巡ったおなじみのずっこけ道中記。

楽しいイラストと写真もいっぱい!

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外部リンク
さくらプロダクション
オトナな会話(仮)さくらももこ×糸井重里の対談 - ほぼ日刊イトイ新聞
さくらももこオフィシャルブログ - LINE BLOG
┣マイペディア『さくらももこ』 - コトバンク





近代史
第9回 (2010年) 小林秀雄賞受賞 
 📚講義の間だけ戦争を生きてもらいました。(P11)
 それでも、日本人は「戦争」を選んだ/加藤陽子(著)

犠牲と反省を重ねてなお、誰もが「戦争やむなし」と考えたのか。

画期的近現代史講義! 


それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫)
加藤 陽子
新潮社 (2016-06-26)
売り上げランキング: 1,478


膨大な犠牲と反省を重ねながら、明治以来、四つの対外戦争を戦った日本。指導者、軍人、官僚、そして一般市民はそ れぞれに国家の未来を思い、なお参戦やむなしの判断を下した。その論理を支えたものは何だったのか。鋭い質疑応答と縦横無尽に繰り出す史料が行き交う中高 生への5日間の集中講義を通して、過去の戦争を現実の緊張感のなかで生き、考える日本近現代史。小林秀雄賞受賞。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン明治以降、四つの対外戦争を戦った日本。膨大な犠牲を払い、なお誰もが戦争やむなしと考えたその論理とは?分析的な視点から、偏らず、わかりやすくということを第一にまとめた好著。当時の政府が、そして陸軍が何を考えていたのか、日本がなぜ戦争を行っていったのか、極めて具体的に、だからと言って正当化するのではなく、また愚かな行為と糾弾するのでもなく、ひとつひとつ詳らかにしていく。情報を選別し周りの動きを見て行動の選択をする。歴史から学ぶのがどういうことか、わかった気がする。小林秀雄賞受賞の名著。高校時代にこういう風に歴史を学びたかった

加藤陽子
┣1960(昭和35)年埼玉県生れ。
┣東京大学大学院博士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻は日本近現代史。著書に『模索する一九三〇年代』『満州事変から日中戦争へ』『昭和史裁判』(半藤一利氏と共著)等がある。2010(平成22)年『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』で小林秀雄賞受賞。






日本史 / 江戸時代
 📚遊び友達にもつなら江戸人がサイコーです。(P217)
 一日江戸人/杉浦日向子(著)

これ一冊で「江戸人免許皆伝」! 

もう、いつ江戸に行っても大丈夫。 


一日江戸人 (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 11,057


現代の江戸人・杉浦日向子による、実用的かつ、まことに奥の深い江戸案内書。江戸美人の基準、三大モテ男の職業、衣食住など、江戸の人々の暮らしや趣味趣向がこれ一冊でわかる。さらには「殿さま暮らし」は楽かの考察(「将軍の一日」)、大奥の仕組み(「ザ・大奥」)、春画の味わい方(「春画考」)まで。著者の自筆イラストもふんだんに盛り込まれ、居ながらにして気分はもう江戸人だ。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコン遊び友達にもつなら江戸人がサイコー。試しに「一日江戸人」になってみようとヒナコ流江戸指南。著者自筆イラストも満載。文字だけだと想像しづらい江戸時代をたくさんのイラストとともに紹介している。分かりやすい、そして読みやすい。庶民の私生活から殿様やなにかと舞台にあがる多くの役職ごとの一日なんかを紹介している。俗っぽいことからしきたりまで紹介の幅が広い。個人的には、江戸見物の章が面白く、明日にでもこのガイド通りに東京の街を歩きたいという気分に♪軽妙な東京弁とマンガで江戸時代を紹介している楽しい一冊。杉浦日向子のらぶらぶ感かほっとする。

杉浦日向子
┣(1958-2005)東京生れ。文筆家。「通言室乃梅」で漫画家としてデビュー。以来、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、1984(昭和59)年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞、1988年『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞を受賞。『二つ枕』『百日紅』『東のエデン』『ゑひもせす』など漫画作品のほか、『江戸へようこそ』『大江戸観光』『隠居の日向ぼっこ』『お江戸風流さんぽ道』などエッセイストとしての著書も多いが、『ごくらくちんみ』『4時のオヤツ』では小説家としても腕の冴えを見せた。2005(平成17)年7月、下咽頭がんのため46歳で逝去。最後まで前向きで明るく、人生を愉しむ姿勢は変わらなかった。


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 新潮社|書籍一覧まとめ

江戸アルキ帖 (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 19,086


日曜の昼下がり、のんびり江戸の町を歩いてみませんか――カラー・イラスト一二七点とエッセイで案内する決定版江戸ガイドブック。



1988年文春漫画賞受賞作。
 どこか懐かしい江戸庶民の情緒と人情を、
 「柳多留」などの古川柳を題材にして、現代の浮世絵師・杉浦日向子が愛情を込めて描く。


風流江戸雀 (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 31,331


どこか懐かしい江戸の情緒を「日向子浮世絵」を見て思い出してみませんか? 花見、吉原、行水、金魚売り、夕涼、紅葉、夜そば売り、火鉢、寒詣り……。町娘の純情な恋や、スネかじりの若旦那、長屋の夫婦喧嘩など江戸庶民の日常ドラマ……。現代の浮世絵師・杉浦日向子が「柳多留」などの古川柳を題材に、愛情を込めてしみじみと江戸の泰平を描き出す。1988年文春漫画賞受賞作。




 江戸の時代に生きた魑魅魍魎たちと人間の、滑稽でいとおしい姿。
 懐かしき恐怖を怪異譚集の形をかりて漫画で描いたあやかしの物語。


百物語 (新潮文庫)
百物語 (新潮文庫)
posted with amazlet at 19.08.11
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 10,142


古(いにしえ)より百物語と言う事の侍(はべ)る 不思議なる物語の百話集う処 必ずばけもの現われ出ずると――人々が目に見えないものを見、理性では説明のつかぬことを信じていた江戸の時代。生と死の間で右往左往する人間たちの前に、時間を、空間を超えて現われる魑魅魍魎たち。怪しのものと人間たちの滑稽でいとおしい姿と懐かしき恐怖を、怪異譚集の形をかりて漫画で描いた〈あやかしの物語〉。



 NHK人気番組から生まれた江戸案内「グルメ」で
 「かかあ天下」で「超リサイクル社会(スーパーロハス)」な世界都市・お江戸が丸わかり。
 著者イラスト入り。 ―――杉浦日向子/監修


お江戸でござる (新潮文庫)

新潮社
売り上げランキング: 47,025


日本中にお江戸ブームを浸透させたNHK人気番組の名物コーナーがついに文庫化。「瓦版」「浮世絵」「花魁」「戯作者」「相撲」「花見」「蕎麦」「豆腐」「富くじ」など、江戸の庶民の日常が手に取るようにわかる。日向子さんは、江戸の街角からこちらに語りかけているからだ。幽霊と共に生き、娯楽を愛し、かかあ天下だった世界都市・お江戸の最良のハンドブック。著者イラスト入り。



 とっておきのちんみ、美味い酒、愛おしい命。
 「江戸の達人」が現代の女と男に贈る傑作掌編小説集。


ごくらくちんみ (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 47,293


未婚の母を決意したタマヨが食べたいという「たたみいわし」。幼なじみの墓参の帰りに居酒屋で味わう「かつおへそ」。元放蕩息子のロクさんが慈しみつつ食す「ひょうたん」。ほかにも、「青ムロくさや」「からすみ」「ドライトマト」など68種。江戸の達人が現代人に贈る、ちんみと酒を入り口にした女と男の物語。全編自筆イラスト付き。粋でしみじみ味わい深い、著者最後の傑作掌編小説集。




 はこぜん、きせる、ゆたんぽ、おひつ……江戸から昭和の暮らしを彩った道具たち。
 遺作となったエッセイ+挿画60点を収録。


隠居の日向ぼっこ (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 319,797


はこぜん、きせる、ふさようじ、ひごのかみ、はいちょう、へちま、ねんねこ、おひつ、ゆたんぽ、はたき……江戸から昭和の暮らしを彩った道具たち。いまも伝わる暮らしの小物や、懐かしい想い出のまつわる、いまはなき品々。四季折々の風物でもある「もの」たちを、愛情こめて綴る。人肌のぬくもりを感じさせる味わい深い文章を、漫画作品から選んで添えた挿画とともに楽しめるエッセイ。



 「お江戸でござる」でもおなじみ。
 江戸時代からタイムスリップした稀代の絵師の、思いをこめた最後のエッセイ集。


杉浦日向子の食・道・楽 (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 66,666


テレビ番組の解説でもおなじみ、着物姿も粋な、稀代の絵師にして時代考証家、「江戸からタイムスリップした」現代の風流人・杉浦日向子の人柄と心意気を映す最後のエッセイ集。命をつなぐ食をめぐる話、人生を彩る酒の話題、大切にしていた憩いのひとときを思いをこめて綴る。懐かしい作品制作風景、単行本未収録の漫画のひとコマ、愛用の着物、酒器、小物の口絵写真、作品リストも収録。






現代詩集/近現代日本のエッセー・随筆
 📚恋は大袈裟なものだが、誰もそれを笑うことはできない。(P24)
 ひとり暮らし/谷川俊太郎(著)

結婚式よりも葬式のほうが好きだ――。

日常に湧きいづる歓びを愛でる詩人の暮らし方。

現代最高の詩人による名エッセイ。 


ひとり暮らし (新潮文庫)
谷川 俊太郎
新潮社
売り上げランキング: 13,950


結婚式より葬式が好きだ。葬式には未来がなくて過去しかないから気楽である――。毎日の生活のなかで、ふと思いを馳せる父と母、恋の味わい、詩と作者の関係、そして老いの面白味。悲しみも苦しみもあっていいから、歓びを失わずに死ぬまで生きたい。日常に湧きいづる歓びを愛でながら、絶えず人間という矛盾に満ちた存在に目をこらす、詩人の暮らし方。ユーモラスな名エッセイ。

…‥‥‥…
Arika報告書v1アイコンどうせなら陽気に老いたい――。暮らしのなかでふと思いを馳せる父と母、恋の味わい。詩人のありのままの日常を綴った名エッセイ。谷川俊太郎は現存してる詩人で一番好きな人です。この人の軽妙さが好きで今回のエッセイもひとり暮らしの悲喜交々が面白かった。特に「私の死生観」と「単純なこと複雑なこと」が良かった。老いのいいところは少しずつ自分が社会から免責されていくような気分になれるところだ、という一節が印象に残った。

谷川俊太郎
┣1931年東京生れ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来2500を超える詩を創作、海外でも評価が高まる。多数の詩集、散文、絵本、童話、翻訳があり、脚本、作詞、写真、ビデオも手がける。1983年『日々の地図』で読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞など。代表作に『六十二のソネット』『旅』『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』『はだか』『私』など。近刊に覚和歌子との『対詩 2馬力』がある。


Arikaシネマ2014b1
 新潮社|書籍一覧まとめ

 絵と文:香月泰男/谷川俊太郎(編)
 画家、香月泰男がいとおしんだ小さな花々や生物たち。
 自宅に大切にしまわれていた作品を中心に公開。 
 絵と文とが見事に響き合った1冊。


春夏秋冬
春夏秋冬
posted with amazlet at 19.08.16
香月 泰男
新潮社
売り上げランキング: 468,445


香月泰男/絵と文
谷川俊太郎/編

春・夏・秋・冬、季節は巡る――。その中で力強く生きる虫や花たちこそ、香月泰男の愛したもの。画家のアトリエに残された秘蔵の作品を中心に公開。心暖まる画文集。

 絵と文:香月泰男(カヅキ・ヤスオ)
(1911-1974)洋画家。山口県大津郡三隅村(現三隅町)生れ。東京美術学校(現東京芸大)に在学中から国画会に出品、同人となる。1939年、新文展で特選。1943年に召集され、満州へ。捕虜としてシベリヤに抑留され、過酷な体験を経て1947年にやっと復員がかなう。シベリヤでの体験が『埋葬』に代表されるシベリヤ・シリーズを生み出し、1969年第一回日本芸術大賞を受賞。他に『告別』(東京国立近代美術館)、『奇術』(京都国立近代美術館)、『雪』(山口県立美術館)など。ふるさとの三隅町には香月美術館もある。


 百三歳になったアトム。朝のドナルド・ダック。詩に吠えかかるプルートー。
 夜のミッキー・マウス。文庫版のための新たな詩を加えた30篇。


夜のミッキー・マウス (新潮文庫)
谷川 俊太郎
新潮社
売り上げランキング: 226,868


詩人はいつも宇宙に恋をしている。作者にも予想がつかないしかたで生れてきた言葉が、光を放つ。「夜のミッキー・マウス」「朝のドナルド・ダック」「詩に吠えかかるプルートー」そして「百三歳になったアトム」。ミッキー・マウスもドナルド・ダックもプルートーもアトムも、時空を超えて存在している。文庫版のための書下ろしの詩「闇の豊かさ」も収録。現代を代表する詩人の彩り豊かな30篇。


第1回 鮎川信夫賞 詩集部門
 私は立ち止まらないよ――現代最高の詩人が描く、軽やかに時空を超える長編物語詩6編。
 鮎川信夫賞受賞作。


トロムソコラージュ (新潮文庫)
谷川 俊太郎
新潮社 (2011-11-28)
売り上げランキング: 574,644


〈私は立ち止まらないよ/私は水たまりの絶えない路地を歩いていく〉いつまでも西日が眩しく、夜になるとオーロラが現れるノルウェー北部の都市トロムソでなかば即興的に書かれた、疾走感に満ちた表題作。あの世への旅のユーモラスなルポルタージュ「臨死船」。映画のように場面が切り替わる、静謐な愛の物語「この織物」。軽やかに時空を超え、深い余韻を残す6編の長編物語詩。


 共著:チャールズ・M・シュルツ/谷川俊太郎/今井亮一井出幸亮
  漫画『ピーナッツ』のすべてが詰まった永久保存版事典!!

スヌーピーのひみつ A to Z (とんぼの本)
チャールズ・M. シュルツ 谷川 俊太郎 今井 亮一 井出 幸亮
新潮社
売り上げランキング: 94,281


チャールズ・M・シュルツ/原著
谷川俊太郎、今井亮一 、井出幸亮/著

宇宙へ飛び、“小さなキリスト”と呼ばれ、ベーブ・ルースとも対決――世界中で愛される20世紀アメリカのアイコン、スヌーピー。その誕生のひみつから、スポーツと文学を愛した作者シュルツの素顔、そしてファンの聖地サンタローザまで、永遠に色あせない漫画『ピーナッツ』の世界をA~Zのキーワードでご案内します。

 チャールズ・M・シュルツ
(1922-2000)世界中で愛される漫画『ピーナッツ』の作者。1922年アメリカ・ミネソタ州生れ。通信教育で絵を学び、1950年より『ピーナッツ』の新聞連載を開始。以来、50年にわたり『ピーナッツ』を描きつづけ、史上もっとも多くの読者を持つ新聞漫画となる。2000年2月12日、最後の日曜版コミックが配信される前日、カリフォルニア州サンタローザの自宅にて永眠。享年77。

 今井亮一
1987年横浜生れ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程。専門は日米比較文学など。共訳書に『シークレット・インベージョン』『ヘルボーイ:疾風怒濤』など、いわゆる「アメコミ」が複数ある。好きな『ピーナッツ』キャラクターはスヌーピー、ライナス、オラフ。

 井出幸亮
編集者。1975年大阪府出身。旅行誌「PAPERSKY」(ニーハイメディア)副編集長を経てフリーランスに。雑誌「BRUTUS」「POPEYE」(ともにマガジンハウス)、「翼の王国」(ANA)など雑誌・機内誌のほか、ムック・書籍・webその他もろもろで編集・執筆活動中。主な編集仕事に『ミヒャエル・エンデが教えてくれたこと』(新潮社)。旅と文化・芸術・歴史を好む。旅先の安宿で深夜、その土地とまったく関係ない事柄についての原稿を書くのは好まないが得意。


 谷川俊太郎/語り手・詩 、尾崎真理子/聞き手・文
 名づけ切れない世界の豊かさ!

詩人なんて呼ばれて
詩人なんて呼ばれて
posted with amazlet at 19.08.16
新潮社 (2018-04-06)
売り上げランキング: 176,468


弱冠二十歳、『二十億光年の孤独』でデビューして以来つねに第一線であり続け、八十五歳の今も他の追随を許さない詩人・谷川俊太郎。その人生の軌跡、女性たちとの出会い、創作の源泉まで。「国民的詩人」の核心と日本戦後詩の潮流に、当代きっての文芸ジャーナリストが迫る。書下ろし1篇、別丁に厳選の詩20篇を収録。

 聞き手・文:尾崎真理子
1959(昭和34)年宮崎生れ。青山学院大学文学部卒業後、読売新聞社に入社。1992(平成4)年から文化部記者として文芸を担当する。東京本社文化部長を経て編集委員。著書に『現代日本の小説』、『大江健三郎 作家自身を語る』(大江氏との共著)、『詩人なんて呼ばれて』(谷川俊太郎氏と共著)など。2015(平成27)年『ひみつの王国 評伝 石井桃子』で芸術選奨文部科学大臣賞、新田次郎文学賞、同作品を含む執筆活動により2016年度日本記者クラブ賞を受賞。






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