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【BL小説】薔薇色の人生/木原 音瀬(ノベルズ&ドラマCD)

kage

2011/12/29 (Thu)

アイコンりす不定期に連載中!
Arika(BL)
■BL好き案内人が初心者用にCD、コミック、小説のお勧め萌えポイント押えたレビュー★


ダメ男の人生を変える深い深い愛情に萌え❤



BLノベルズ
薔薇色の人生 (ビーボーイノベルズ)薔薇色の人生 (ビーボーイノベルズ)
(2008/07/18)
木原 音瀬

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科者でロクデナシ(モモ)×警察官(ロン)という、現実にはこれ以上あり得んカップルの組み合わせ。

BLに登場する犯罪者とかヤクザ者って、どこかしら(不謹慎ですが)カッコよく描かれていると思うのですが、本編のモモは、ショボい犯罪を重ねた末、絵に描いたような転落人生をたどり、惨めで汚らしくどうしようもない男です。

そんなモモが「誰かに大切にされ愛されることの幸せ」を、身をもって感じてからの変わり様がキューンときます。

健気で可愛いとさえ思えてくるのです、この36歳のむさ苦しい攻めなのに(笑)

ロクデナシ男の転落と再生、そして甘く幸せな結末。

アタシはBLにはやっぱ癒しを求めてるのかなーと再認識させられた作品でした。

不覚にも後半はじわっと目が潤んだりして、かなりのページ数とそれなりの値段がしましたが、損はないです。

書き下ろしショートありで、ヤマシタトモコさんの描く無精髭ロクデナシ男、最高(笑)



BLドラマCD
薔薇色の人生薔薇色の人生
(2011/01/26)
イメージ・アルバム、吉野裕行 他

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作は、木原 音瀬氏による原作小説のドラマCD化タイトルで、駄目な男と彼を救った警官の恋物語を描いています。

自堕落で無軌道な人生の末に家も家族も失った百田(ももた CV:吉野 裕行)は、生きていても仕方ないと自棄になって自殺を試みるが、偶然通りかかった警官・浜渦(はまうず CV:前野 智昭)に制止された。
 
浜渦の生真面目な正論に腹を立てた百田は、彼に「抱かせろ」と無理難題を吹っかけるが、彼はその求めに応じ、すべてを投げ打って百田を救う。

それに感動した百田は、彼のために生きることを誓うが……。

薬に手を出した前科でロクデナシのモモ。

何もかも失いどん底に居た彼がロンと出会い、大切な存在を愛する事、愛される事の幸せを知って変わっていく。

前科持ちで自他ともに認めるロクデナシのモモと、真面目だけが取り柄みたいな警察官のロンちゃん。

ありえないような設定でもドラマとしてぐんぐん引き込まれるストーリーはの流れはさすが原作の木原節を大事に組んでいると思いました。

人物描写にブレがないし、何せイケメンとか王子様とか一切出てこない組み合わせのドラマ。

吉野裕行さんの個性的なハスキーボーイスで聞くモモは超リアル。

どこかに、実際にこんな男の人いるかも、と感じる程です。

真面目な役柄が似合う前野智昭さんの実直な刑事・ロンちゃんとの対比が鮮やかですね。

モモのピュアな気持ちに次第に変化してゆくロンちゃんの気持ちの描写をリアルで自然なセリフ回しで、聞いていて頷くことしきりでした。

吉野さんはこの手の役は鉄板だし前野さんがとても可愛かっただけでも嬉しいのですが、個人的に脇が最高!

乃村さんの出番はそこそこですが、乃村さんらしい役まわりでがっつり聞き応えを与えてくれています。

増谷さんや弓場さんは勿体ない出方…でも美味しい。

モモ兄の妻@永野さんもとてもいい味出しているし、ロン弟@髙坂さんもドラマCDでは初聞きだが地味に大事な役まわりをしっかりとこなしている。

数は多いわりに人物がごちゃごちゃになることもなく、無駄な人物が一切いない内容。

「結婚」という言葉がこんなに響くドラマCDはあまりないと思う。

個人的には増谷さんが出ていたことが何よりの感動で彼にはもっとBLに出演してほしいものです。



■原作: 木原音瀬  
■イラスト: ヤマシタトモコ
■キャスト: (百田保男(モモ) 吉野裕行×前野智昭 (浜渦 論(ロン)/ 乃村健次 (木村松治)/ 髙坂篤志? (浜渦眞迩)/ 岩崎征実 (鈴原悠治)…他

百田保男(CV.吉野裕行)
派遣型風/俗サービス店のマネージャーをしている。覚/醒/剤で3度捕まった経験あり。気は弱いが、明るく、人当たりのいい性格。36歳。

浜渦論(CV.前野智昭)
刑事。百田とは派出所勤務をしていたときに出会う。真面目な性格だが人付き合いは苦手。他人の感情に鈍いところがある。30歳。

木村松治(CV.乃村健次)
百田の店の馴染みの客。店のある地域をシマにしている松坂組の組員。百田の事を気に入っている。

浜渦眞迩(CV.高坂篤志)
論の9つ年下の弟で大学生。くだけた今時の若者で、あけすけで遠慮のない性格。論とは母親が異なる。



【BL好き案内人Arikaから一言】
原作も本当にすごくしっかりとしたお話で、残念ながらCDでは話になっていない部分もあったりするのですが、だからこそCDと原作、双方とも双方の良さがあると判断し、どちらも楽しんでいただけたらと思い双方お勧めしようと思いました。

誰かのために生きていきたい

そう思える相手に出会えたふたりはきっとそれだけで薔薇色の人生なんだという原作のメッセ―ジ。

BLという枠を超えてウルウルとマジくる!

ドラマCDも木原先生の人気原作を、より魅力的に声優陣が彩っていると思います。



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kage


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