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胡蝶の失くし物―僕僕先生/仁木 英之・著

kage

2012/01/14 (Sat)

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\涙あり 笑いありの冒険ファンタジー/
胡蝶の失くし物―僕僕先生 (新潮文庫)胡蝶の失くし物―僕僕先生 (新潮文庫)
(2011/05/28)
仁木 英之

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女仙人の僕僕先生と、頼りないことこの上ない弟子の王弁君が中国大陸を旅する人気シリーズ第3弾。

ほんわかとしたファンタジーはと思いきや、笑いあり、サスペンスあり、涙ありで、抜けのよい物語のスケール感が心地いい。

前作がまだ記憶に新しい僕僕先生ですが、王弁と新たな旅の道連れ薄妃を伴い漫遊の旅は続きます。

美少女仙人vs.最凶の刺客!?

気ままな旅を続ける僕僕先生と王弁くんを、大唐帝国の闇で蠢く暗殺者集団「胡蝶」が追う―。

宮廷お抱えの暗殺者集団『胡蝶』、その中でも凄腕である吹き矢使いの劉欣や、蚕の姿をした少女、蚕嬢らの新たな登場人物が物語に更なる深みと緊張感を与えています。

今作も前作と同様に短編集という形式がとられています。

しかし、旅の途中で遭遇した事件を解決する傍ら、作品全体を通して背後に透けて見える謎の敵対者の影がちらつき始め、なにやら穏やかではない道中になっていきます。

二人きりののんびりとした旅も嫌いでは無かったのですが…。

上質のファンタジーで、読み物としてかなり面白い部類に入るのではないかと思いました。

ここ数年、こうしたファンタジーものが増えているが、中でも、中国(唐時代、7-10世紀?)を舞台にしたものは珍しい。

中国大陸の広さ、多彩な民族等々を実に上手く生かしているし、登場人物も多彩だが、中心的なキャラクター設定がきちんとしており、行動に説得力がある。

設定もユニークなのだが、違和感なく作品に入り込めてしまう。

なにより一気に読めて、読後は気分爽快で、次回作に期待!


今回のBook案内人/Arikaアイコンりす
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