笑ふ戦国史/藤井 青銅(著)

2014/02/05 (Wed)
2月前半の特集!
戦国武将に憧れる女子が多いそうですが、
信念や凛々しさをみなぎらせた甲冑姿にきゅんとなるのもわかる気がします。
どう戦うかがまさに運命をわける戦国の世、
部下を思えば義理や人情が立たないこともあって、そんな苦悩も男をあげるのでしょうか。
![]() | 笑ふ戦国史 (2009/10/10) 藤井 青銅 商品詳細を見る |
あのオードリー・若林正恭さんもオビで絶賛!!
前代未聞の笑える戦国史入門!
あの武将がボケる! ツッコむ!
信長、秀吉、家康はもちろん、石田三成、伊達政宗、真田幸村、油を売る斎藤道三、毛利に三本の矢を売った武具商人、鉄砲を伝えたポルトガル人、信玄の影武者などなど、さまざまなキャラが、戦国100年をコント仕立てで駆け抜ける!
全編史実をふまえた、コント仕立て。
だから歴史の「真実」がよくわかる!

「はじめに」から展開される、織田信長の歯切れよいツッコミに大受け。
「俺が全国デビューした『桶狭間の戦い』の時、26歳なんだ。(中略)そんな時にあれをやらかしたってとこを見てほしんだよ」と、並みの歴史本では人間らしさが伝わらないことにお怒りです。というわけで、ものすごく人間くさい会話のコント仕立てにしたのがこの戦国史。
天然ボケなのに疑り深い竹千代・松平元康(のちの徳川家康)にからむ信長や、東大寺に火を放った松長弾正久秀と幽霊である足利義輝のコント、「姉川の戦い」をお題にした浅井長政と朝倉義景の友情掛け合い漫才など、豪華キャスト(?)によるボケやツッコミ、ダジャレを交えた会話の中に、ちゃんと歴史の史実が盛り込まれているところがすごい!
「おわりに」では家康がインタビューを受けていますが、信長といい家康といい、今に語り継がれる突出したキャラが存分に生かされた設定に拍手です。
(★´・x・ノノ '`゚チ'`゚チ

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