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フローラ逍遙/澁澤 龍彦

kage

2013/03/04 (Mon)

Arika花の本

アイコンりすこの本のBook案内人・・・Arika
★渋澤氏本人が本書の魅力の半分は図版に負うに違いないと語ってる(笑)ように花の絵が非常に端麗で美しい・・・今回のBook案内人/Arika


フローラ逍遙 (平凡社ライブラリー)フローラ逍遙 (平凡社ライブラリー)
(1996/10)
澁澤 龍彦

商品詳細を見る



1
987年に発売された渋澤氏生前最後のエッセイ集。

水仙・椿・薔薇・コスモス…「龍彦の国=ドラコニア」に咲く25の花々を描いた、生涯の最期を飾る優美にして閑雅な博物誌。

東西の植物画75点をオールカラーで収録。

花々の匂う渋沢家の庭へ。再刊。








Arika感想


澁澤龍彦さんのボタ二カル・エッセイは面白いが、それだけでなく、挿絵の美しさは絵画集を見ているような感じになります。

1987年に澁澤龍彦さんが亡くなる数ヶ月前に刊行された同タイトルの単行本は、海外の豪華装丁本を思わせるほど美しさに憧れました。

なによりも八坂書房の八坂安守・氏提供の、美しい図版75点が素晴らしいです! 

ルドゥーテ、カーティス「ボタニカル・マガジン」、ボタニカル・レジスター、シーボルト「日本植物誌」、岩崎常正(潅園)「本草図譜」、毛利梅園「草木花譜」…等々、最高の図とエッセイの競作です。

表紙に大きくあしらわれた紅白の椿が高貴でエロティックで、それでも手に入れることが出来なかったのは、お小遣いの問題よりも、澁澤ワールドに魅了されてしまう怖さだったかもしれません。

現在は端正な装丁の平凡社ライブラリーに生まれ変わり(※小さくなってもなかなかのお値段ですが…)、美しい図版はそのままに、親しみやすくなっています。

博識で愛情深いボタニカル・エッセイは、様々に広く深い知識と経験を持つ澁澤さんならではであります。

まるで好きな女性のことを綴っているようで、うらやましくさえあります。




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