ガセネッタ&シモネッタ/米原 万里

2013/05/24 (Fri)
そのときの ” 気分に近い本 ”を選んでみよう…

![]() | ガセネッタ&シモネッタ (2000/12) 米原 万里 商品詳細を見る |
名訳と迷訳は紙一重。言語をめぐる爆笑エッセイ
ガセネタも下ネタも、ついでにウラネッタも満載!!
ロシア語同時通訳の第一人者が綴る、大マジメな国際会議の実に喜劇的な舞台裏
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過
酷な同時通訳の現場で培った強靭な心臓と図太い神経が武器の著者。
「カレーライスとライスカレーがどう違うのか、あるいはクソと味噌がどう違うのか」といった文章を、話し手の言葉の真意をつかみ、瞬時に翻訳しなければならない「根本的に無理がある」同時通訳の現場には、著者が語るように「喜劇」の要素が詰まっている。そうした喜劇の数々は、同時通訳者たちの知られざる生態や、国際会議の意外な舞台裏を存分に伝えてくれる。
カレーライスの文章がどのように翻訳されているか、本書にてご確認いただきたい。
ちなみに、カレーも味噌もロシアにはないそうである。
私たちにも身近な話題を取り上げながら、言語と言語の間にある解訳の妙味が綴られています。
国際会議の裏側で繰り広げられるアクシデント一歩手前のドタバタ喜劇に思わず吹き出します。

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