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(ミステリーの本棚2)ミステリーがいっぱい!(その2)アーバンライフミステリーの3冊[愛しいひとの眠る間に/ニューヨーク・デット/フィッツジェランドをめざした男

kage

2013/09/07 (Sat)

(ミステリーの本棚2)
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■謎解き+αのユーモアミステリーの世界へ、ようこそ・・・!


ミステリー小説の90%は恋愛小説。

登場人物はあこがれの街に住み、料理の達人だったり愛犬家だったり。

そんなディテールの面白さと魅力的な登場人物、ときにおかしくて、ときにスリリングな謎解きが一体となったミステリー小説の楽しさを体験してみて!?

さて今回は、アーバンライフ・ミステリーの3冊。

いまさら何を、と言われても。やっぱり大都会の中で、第一線の仕事をこなす女性の姿は憧れます。

謎解き以外の楽しみもいっぱいあるのがミステリーの魅力。

その付加価値を何にするかで、好きなミステリーの世界も変わるもの。

お気に入りの街の小説を探すものもひとつの楽しみです。

ニューヨークの地図を片手に、主人公になりきって憧れを疑似体験してみよう。




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Arika報告書v

ニューヨークの地図を片手に、主人公になりきって疑似体験という意味でまずお勧めなのが・・・

『愛しいひとの眠る間に』/メアリ・H・クラーク

愛しいひとの眠る間に (新潮文庫)愛しいひとの眠る間に (新潮文庫)
(1990/10)
メアリ・H. クラーク

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Arika注目1hNYのアッパー・サイド、高級ブティックの若き女性オーナーが主人公。

商品に関するアパレル界の裏側や、ニューヨーカーのライフスタイルも描かれ読むごたえも充分。

M.H.クラークの中でこれが一番好きな作品でした。

NYが舞台で、ちょっとしたNY案内のように楽しめるところと、色彩が豊かなところ。

ついでに本筋のロマンスとは別に、シニアのロマンスが見られるところ。




マンハッタンを舞台にした、いかにも“ハリウッドのアクション映画”的物語でまずお勧めなのが・・・

『ニューヨーク・デット』/スチュアート・ウッズ

ニューヨーク・デッド (文春文庫)ニューヨーク・デッド (文春文庫)
(1994/06)
スチュアート ウッズ

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Arika注目1h深夜のマンハッタン。高級マンションから落ちて緊急車で運ばれたテレビの女性人気キャスターが突然、消えた…。

落下現場に居合わせた刑事が犯人と被害者の行方を追う。

ジャーナリストが被害者なので権力機関の謀略ものかと思ってましたが違ってました。

訳者あとがきにもあるように、いかにも“ハリウッドのアクション映画”的物語。

どうなんだろう、グリシャム、デミル、ディーヴァーに通じるマクドナルド型エンターテイメント小説の傑作だと思う。

たしかに原作は'91年だから当時読めばまた違った感想なんだろうけど、もう少しベッドシーンを増やしてカーチェイスもあったほうが読者受けするし…などというエージェントのいらぬアドバイスがあったんじゃないかと勘ぐってしてしまう。

あと、主人公がWASPでニューヨーク市警では少数派だということと、十二階から落ちた被害者が生きている可能性について終端速度という言葉を何回も出すのが面白かったです。




ソーホーが舞台。

事件解明もさることながら、主人公の気取り屋ぶりも魅力…


『フィッツジェランドをめざした男』/ディヴィッド・ハンドラー

フィッツジェラルドをめざした男 (講談社文庫)フィッツジェラルドをめざした男 (講談社文庫)
(1992/01)
デイヴィッド ハンドラー

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Arika注目1hNYのソーホーが舞台。事件解明もさることながら、主人公の気取り屋ぶりも魅力のシリーズ第2弾。

全くもって安定してる。トリック自体の魅力はそこまで大きくないけれど、キャラクターを描くのが巧みだし柔らかい読み口ですいすい読めてしまう。

ちょっと真犯人の最後の語りは相変わらず多くなかったので、そこが不満と言えば不満だけど話としてはほぼ満足。

ミステリーを読んでいるという感覚は後半に入るまであまりなかったが、この作品の面白さは、ミステリーの要素とは違うところにもあると思う。






■ ■ 読 書 後 記 ■ ■ 

いまさら何を、と言われても。やっぱり大都会の中で、第一線の仕事をこなす女性の姿は憧れます。

謎解き以外の楽しみもいっぱいあるのがミステリーの魅力。

その付加価値を何にするかで、好きなミステリーの世界も変わるもの。

お気に入りの街の小説を探すものもひとつの楽しみです。


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