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ようこそ! キーワードでひも解く「村上春樹の世界へ」…文学を理解するための5つの『モチーフ』とは!!

kage

2013/11/19 (Tue)

Arika村上春樹の世界へ

keyword7…文学を理解するための5つの『モチーフ』



村上作品を理解してみると、頼出する『モチーフ』がいくつかあることに気づく。

そして、それが村上ワールドを形成する柱となり、読者を魅了する要素にもなっている。

なかでも重要な5つのモチーフについて私なりに解説してみた!

熱狂的なハルキリストならもっと多数のキーワードの柱あるんだろうけどね…。




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配線盤…「つなぐもの、むすぶもの」

Arika配線盤1

『1973年のピンボール』で印象的な電話機の配線盤は、バラバラになった世界を結びつける役割を果たしている。

それが残骸となる表現も出てくるが、核家族化が進み、社会もバラバラとなった今の世の中を象徴しているのだろう。


1973年のピンボール (講談社文庫)1973年のピンボール (講談社文庫)
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井戸…「異世界への入り口」
Arika井戸1

多くの人が目の前の世界の裏にもうひとつの世界がとあるという感覚を持っている。

村上作品はそのふたつの世界を行き来する話が多く、井戸はそこへの入り口や分岐点として登場する。

同じく入り口や分岐点を表すものに鏡やエラベータ―がある。





図書館…「記憶を蓄積する場所」

Arika図書館1

例えば『世界の終わりのハードボイルド・ワンダーランド』では夢を読む場所、『カンガルー日和』の収録の『図書館奇譚』では本の内容を暗記する場所として図書館が登場。

村上作品での図書館は、しばしば記憶そのものの象徴なのである。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
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カンガルー日和 (講談社文庫)カンガルー日和 (講談社文庫)
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動物…「アニミズム」

Arika羊1

羊男の羊や猿、かえるなど、村上作品には動物がよく登場してきて、人語をしゃべる。

これは西洋ではあまりないことなので、英訳されるとエキゾティックな印象になる。

海外の読書にはよく新鮮かもしれない。





失踪…「物語を動かす」

Arikaドア1

失踪は空白をつくるということ。

それが物語に動きをもたらすための契機となる。

例えば『1Q84』でも、ふかえりが失踪すると、物語が一気に動き出した。

『ねじまき鳥クロ二クル』では猫がいなくなり、妻が失踪している。


1Q84 BOOK 11Q84 BOOK 1
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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)
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 村┃上┃ト┃リ┃ビ┃ア┃7
 

登場人物の名前には、しばしば山手線の駅名が使われている。

例えば『ダンス・ダンス・ダンス』の五反田くん、『神の子どもたちはみな踊る』の田端さん、『海辺のカフカ』のオオツカさん…。


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