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(第150回直木賞作品特集!①)恋歌/朝井 まかて(著)

kage

2014/01/28 (Tue)

Arika直木賞

Arikaメダル1第150回 直木賞受賞

恋歌/朝井 まかて(著)

恋歌恋歌
(2013/08/22)
朝井 まかて

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樋口一葉の歌の師匠として知られ、明治の世に歌塾「萩の舎」を主宰していた中島歌子は、幕末には天狗党の林忠左衛門に嫁いで水戸にあった。

尊皇攘夷の急先鋒だった天狗党がやがて暴走し、弾圧される中で、歌子は夫と引き離され、自らも投獄され、過酷な運命に翻弄されることになる。

「萩の舎」主宰者として後に一世を風靡し多くの浮き名を流した歌子は何を思い胸に秘めていたのか。

幕末の女の一生を巧緻な筆で甦らせる。


ARIKAと風1感想

帯封の「葉室麟氏絶賛! 女性はこれほどまでに恋を抱いて生きるのか」を見て、惹かれるものがあった。

明治の歌人中島歌子の物語。

水戸の内乱の実態はこの本で初めて知った。

中島歌子という人物が、樋口一葉の師であったことも初めて知った。

この動乱の中で翻弄されながら恋に生きる勁き女性。

重苦しい内容を何の知識もなく読みはじめた物語だが、とても感動した。

混乱の時代にあって、武士の妻という立場にあり、時代に翻弄されながらも、亡き夫に恋い続ける歌子の人生。

その最後に綴った遺書に、涙。

最後の最後まで、しっかりと読みたい一冊。

生まれた時代は選べず、そこで起こることは受け入れ流されていくしかなく、生まれて出会える人など選べない…。

でも、そのひとを恋し続けるそのありようは今を生きる女性と何も変わらない。

そして、よくぞ書いてくださった、本当に…。




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