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(2014☆冬)1月に映画化される原作・コミック11冊[オッド・トーマスの霊感/危険な関係/エンダーのゲーム/黒執事/ゲノムハザード ある天才科学者の5日間/小さいおうち/ヌイグルマーZ/THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!/アメリカン・ハッスル/ウルフ・オブ・ウォールストリート/メイジーの瞳]

kage

2014/01/27 (Mon)

Arika2014fuyu.png

映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
■ 映 画 化 作 品(1月公開)

1月10日公開
・オッド・トーマスの霊感
・危険な関係

1月18日公開
・エンダーのゲーム
・黒執事

1月24日公開
・ゲノムハザード ある天才科学者の5日間

1月25日公開
・小さいおうち
・ヌイグルマーZ
・THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!

1月31日公開
・アメリカン・ハッスル
・ウルフ・オブ・ウォールストリート
・メイジーの瞳


見る前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!






オッド・トーマスの霊感【1/10公開】

Odd ThomasOdd Thomas
(2
004/10/26)
Dean Koontz

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オッド・トーマスは南カリフォルニアの町ピコ・ムンドに住む20歳のコック。彼には特異な能力があった。死者の霊が目に見え、霊が伝えたいことがわかるのだ。ある日、オッドは勤務先のレストランで悪霊の取り憑いた男を見て、不吉な予感を覚える。彼は男の家を探し出して中に入るが、そこで数多の悪霊を目撃した。そして翌日に何か恐ろしいことが起きるのを知るが……巨匠が満を持して放つ最高傑作シリーズ、ついに登場!
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■感想
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Arikaアイコン(小)1 ミスター・ベストセラーことディーン・クーンツの連作シリーズの第一作で500ページを軽く超す「長編」です。しかしそこは老練の語り手、相変わらずのリーダビリティで気がつくとスルスルと読み終わってしまいました。左様に読みやすい作品になってはおりますが、かと言って決して「薄い」お話にはなっていない辺りは、さすがです。
それにしても不思議なお話である。霊媒能力を持つ20才の青年オッド・トーマスが自分の体験を語る。序盤は少しくどく、徐々にテンポの上がる語り口。オッドの目を通して語られる事件は、哀しいラストへ突き進む。結末には意見が分かれると思いますが、こうでなくてはいけなかったのかも…。どう終わるべきかは作者の決めることですからね…。与えられた力に応えつつ、平凡で善良で在ろうとする青年が愛おしい。人生は公平では無いし善人が幸せになれる訳でも無いが、それでもラスト近くの理不尽さに涙が出た。哀しい話なのに、何故か読了感は悪くない。



■監督: スティーヴン・ソマーズ
■キャスト
アントン・イェルチン
アディソン・ティムリン
ウィレム・デフォー
ググ・バサ=ロー
シュラー・ヘンズリー
ニコ・トートレッラ
カイル・マッキバー
メリッサ・オードウェイ
モース・ビックネル
パットン・オズワルト
アシュリー・ソマーズ






危険な関係【1/10公開】

危険な関係 (角川文庫)危険な関係 (角川文庫)
(2004/05)
ピエール・ショデルロ・ド ラクロ

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十八世紀、頽廃のパリ。名うてのプレイボーイの子爵が、貞淑な夫人に仕掛けたのは、巧妙な愛と性の遊戯。一途な想いか、一夜の愉悦か―。子爵を慕う清純な美少女と妖艶な貴婦人、幾つもの思惑と密約が潜み、幾重にもからまった運命の糸が、やがてすべてを悲劇の結末へと導いていく。華麗な社交界を舞台に繰り広げられる駆け引きを、卓抜した心理描写と息詰まるほどの緊張感で描ききる永遠の名作。
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■感想
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Arikaアイコン(小)1 フランス革命時代を生き抜いた軍人・ラクロが軍務の余暇に書いた「危険な関係」一作だけで世界文学史にその名を留めた。
この物語の一番面白いところは、肉食系恋のハンター、ヴァルモン子爵とメルトイユ侯爵夫人の非道、悪徳っぷりじゃないでしょうかねぇ。この子爵は、侯爵夫人と賭けでお堅いツールヴェル法院長夫人を口説くのですが、断られても、人を食った屁理屈を並べたて、涙を流したり、なんだかんだと手を変え品を変え、口説きまくり、その合間につまみ食いもすると忙しいんですが、その口説きのテクニックと夫人が徐々に惹かれて行くさまにうっとりし、侯爵夫人との裏話的鬼畜ぶりがなんとも面白いのです。まさに韓流ドラマや昼ドラも真っ青ってくらいドロドロです。
そんな子爵ですが、その夫人に本気で恋に落ちる(プレイボーイがお堅い女に恋するのも世のお約束か?)のですが、悪徳仲間の侯爵夫人にそれを指摘されると逆切れで、あっさり捨ててしまうのですが、これも侯爵夫人の狙い通り。
やっぱりどこの国でもいつの世でも悪徳は魅力的で、顰蹙を買いながらも発売当時はベストセラーになりで、あのマリー・アントワネットも持っていたらしい。18世紀のフランス貴族の爛熟した文化を読んで楽しみましょう。



■監督:ホ・ジノ
■キャスト
チャン・ツィイー
チャン・ドンゴン
セシリア・チャン
ショーン・ドウ
リサ・ルー
キャンディ・ワン





エンダーのゲーム【1/18公開】

エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)
(2013/12/13)
オースン・スコット・カード

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地球は恐るべきバガーの二度にわたる侵攻をかろうじて撃退した。容赦なく人々を殺戮し、地球人の呼びかけにまったく答えようとしない昆虫型異星人バガー。その第三次攻撃に備え、優秀な艦隊指揮官を育成すべく、バトル・スクールは設立された。そこで、コンピュータ・ゲームから無重力訓練エリアでの模擬戦闘まで、あらゆる訓練で最高の成績をおさめた天才少年エンダーの成長を描いた、ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞作!
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■感想
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Arikaアイコン(小)1 あらすじとアニメチックなカバー表紙を観て勝手にジュブナイルだと思いこんで敬遠していたのですが,今回初読して驚きました。本書はりっぱな大人向けの作品でした。
 たった6歳でありながら将来の艦隊指揮官候補として過酷な状況に追い込まれるエンダー。彼は,自分が多人数によるいじめの対象となったとき,いかにしてその状況から自分が有利に立つことができるのか,6歳でありながら知っており,それを行動に移すことができる。しかし,本来は他人を傷つけることなどできない優しい心を持つエンダー。そのギャップに苦しみながらも,そうせざるを得ない状況へと常に追い込まれ続ける。教育も競争も、生き残りのための戦いも、人生も(?)、人は「ゲーム」としてとらえるのが分かりやすいので、とりあえず「ゲーム」として位置づけてプレイする(/させる)のだなあと、でもそれは「ゲーム」ではない、なにか名づけがたいものを生きることそのものなのだなあ、と日常を反省するきっかけになりました。
解説には、「本作における『指導者の条件とは』という問いかけは、多くの職業軍人の琴線に触れたと言われており、なかでもアメリカ海兵隊は、本作を下士官および士官候補生たちへの推薦図書リストに載せ、海兵隊大学でリーダーシップ演習の教材として使用しているともいう。」とあります。リーダー論として、また経営学的発想を刺激するモデルケースとしても読めると思います。



■監督・脚本: ギャヴィン・フッド
■キャスト
エイサ・バターフィールド

ヘイリー・スタインフェルド
ベン・キングズレー
ヴィオラ・デイヴィス
アビゲイル・ブレスリン
ハリソン・フォード

(日本語版吹き替え)
逢坂良太、 佐藤聡美、 白石涼子、 沢城みゆき、 桑島法子、 内山昂輝、田中敦子、 木村昴、 磯部勉、 麦人、 斉藤貴美子、 乃村健次、 大友龍三郎、 志村知幸、 阪口周平、 田谷隼…他





黒執事【1/18公開】

黒執事 1 (1) (Gファンタジーコミックス)黒執事 1 (1) (Gファンタジーコミックス)
(2007/02/27)
枢 やな

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あくまで、執事ですから

彼の職業は執事。彼は今日もお茶を煎れ、銀食器を磨く。そう、すべては主人のために…。
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■感想
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Arikaアイコン(小)1 まずはじめにこれは人を選ぶ漫画です。漫画にアクションを求めている・恋愛を求めている・女キャラモエを求めている…そんな人は読む事はやめた方がいいです。作者は初連載というのもあって、まず一巻は不慣れなストーリー作りを思わせ、その世界観、設定、ストーリー性等が動くのは二巻以降。絵の荒さは、どんどん進歩していきます。一巻は、「黒執事」という漫画の「設計段階」として読めば良いと思います。根気よく五巻あたりまで読んだら作者の上達ぶりがわかります。
物語はミステリー+バトル漫画の王道という感じで、小気味よく読めます。BLを意識した展開は、掲載雑誌を見れば明らかなように仕様です。BLシーンの量を批判するのはお門違いであり、質を避難するのは単なる趣味嗜好の問題でしょう。



■監督: 大谷健太郎 / さとうけいいち
■キャスト:水嶋ヒロ 、剛力彩芽、 優香、 山本美月、 大野拓朗、 栗原類、 海東健、 ホラン千秋、 丸山智己、 城田優、安田顕 、橋本さとし、 志垣太郎、 伊武雅刀、 岸谷五朗・・・ 他




ゲノムハザード ある天才科学者の5日間【1/24公開】

ゲノムハザード (小学館文庫)ゲノムハザード (小学館文庫)
(2011/01/06)
司城 志朗

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人間の記憶の痕跡に鋭く迫った傑作ミステリ

1年前、誰かが私の人生に魔法をかけた――。その晩、左利きのイラストレーター鳥山敏治が自宅に帰ると、家の電気は切られており、リビングルームの床には何本ものキャンドルの炎が揺れていた。そして、不気味なその炎のかたわらには自分の妻が冷たい死体となって横たわっていた。信じられぬ光景に呆然としていると、部屋の電話が鳴った。受話器の向こうから聞こえてきたのは、まぎれもなくいま目の前で死体となっている妻の声だった。にわかには信じがたい出来事をきっかけに、鳥山の人生は思いもかけなかった波乱に巻き込まれていく。「サントリーミステリー大賞読者賞」に輝いた傑作を、著者が大幅に加筆改稿し、10余年の時を越え再リリースされた文庫版を電子化した。人間の記憶の痕跡に鋭く迫った極上のサイエンスミステリ小説。
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■感想
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Arikaアイコン(小)1 初めての展開にびっくりしながらも読んで、読後、作家さんって頭いいなと感心した第一級のミステリー。
サントリーミステリー大賞「読者賞」の受賞作だけあって、実に巧みな面白さでストーリーを引っ張り展開します。また、この話に登場する人々が追い求める試薬の正体が、きちんと最終的に解き明かされている点が、読後もスッキリで率直に、面白いです。読めば判りますが、科学の知識も得られるので、読んで楽しみ、謎を解き、それに、科学の知識まで得られるありがたき本です。



■監督・脚本: キム・ソンス
■キャスト: 西島秀俊 、キム・ヒョジン、 真木よう子、 浜田学、 中村ゆり、パク・トンハ、 イ・ギョンヨン、 伊武雅刀… 他





小さいおうち【1/25公開】

小さいおうち (文春文庫)小さいおうち (文春文庫)
(2012/12/04)
中島 京子

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昭和初期、女中奉公にでた少女タキは赤い屋根のモダンな家と若く美しい奥様を心から慕う。だが平穏な日々にやがて密かに“恋愛事件”の気配が漂いだす一方、戦争の影もまた刻々と迫りきて―。晩年のタキが記憶を綴ったノートが意外な形で現代へと継がれてゆく最終章が深い余韻を残す傑作。著者と船曳由美の対談を巻末収録。
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■感想
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Arikaアイコン(小)1 山田洋次監督によって、どのように表現されるのか、映画の公開が待ち遠しくてたまりませんが、映画館へ行く前に是非読んでほしい作品です。分かりやすくいえば戦前の「家政婦は見た!?」です。
戦前のある中産階級家庭で住み込みの“女中”として働いていたタキという老女の回想という形で物語は進んでいく。再婚の“奥様”とともに、新しい家に仕えるようになるタキ。赤い屋根の洋風の新築の家には小さいけれど、タキだけの部屋もあり、この家を“終の住処”にするつもりで奉公に励んでいる。戦前から戦争に向かう頃の東京の生活が、戦争が激しくなってタキが郷里へ帰ることになるまで、テンポよく軽やかに、心地よい流れで語られていく。

終盤、「小さいおうち」というタイトルの意味が明かされ、また、最後までタキの口からは語られることのなかったある事実を読者は別の語り手によって知ることになる。地味な題材にもかかわらず、読後に強い印象を残す作品。最終章まで読んで初めて得られる感動は比類ないものがある。

まったく違う話と思われるかもしれないが、「永遠の0」あたりと比べて読んでも面白いかもしれません。



■監督: 山田洋次
■キャスト:松たか子、 黒木華、 片岡孝太郎、 吉岡秀隆、 妻夫木聡、 倍賞千恵子…他





ヌイグルマーZ【1/25公開】

縫製人間ヌイグルマー (角川文庫)縫製人間ヌイグルマー (角川文庫)
(2010/08/25)
大槻 ケンヂ

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クリスマスの夜、ある女の子のところにやってきた一体のテディベア。不思議なことに彼は意志を持ち、世界征服を狙う悪の組織に立ち向かう! 

大切な誰かを守るために――。感動と興奮の大長編アクション・ストーリー 。
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■感想
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Arikaアイコン(小)1 あの帯の熱い文句に胸をうたれ本書を手にしました。内容も帯の文句に偽りないものです。熱い話に飢えている人は是非読んでほしいです。
彼らは闘いの中で友情を深め、やがて家族と呼ぶべき共同体へと化していく(原文から引用)。一種異様な登場人物が、それぞれの信念を胸に秘め、戦っていく物語です。
ゆるやかだった前半から一転して、戦闘の続くラストまでの戦いは、手に汗握るものがありました。タイトルにあるとおりに縫製人間ヌイグルマーとは何か? それはハッピーエンドではけしてない、終わらない戦いの物語にふさわしい終わり方をする小説をさします。けして青春小説でも、大槻ケンヂの描いた狂気の物語でもありませんが、読む人に勇気を与えてくれるいい小説だと思います。




■監督: 井口昇
■キャスト:中川翔子 、武田梨奈 、市道真央 、猫ひろし 、高木古都 、北原帆夏 、ジジ・ぶぅ 、斎藤工 、平岩紙 ・・・他





THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!【1/25公開】

THE IDOLM@STER: 1 (REXコミックス)THE IDOLM@STER: 1 (REXコミックス)
(2013/03/27)
まな、髙橋 龍也 他

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■感想
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Arikaアイコン(小)1 アニメ「THE IDOLM@STER」通称アニマスのコミカライズ作品。つまりは、ゲームのメディアミックス作品であるアニメを更にメディアミックス展開するという試みなのだが、これがなかなかどうして結構・・・いや、かなりの良作。脚本はアニマスやぷちますドラマCDなどを手がけた高橋龍也さん、作画のまなさんの絵はアニメ絵と区別がつかないこともしばしば、この作品こそがコミカライズの理想なのではないかと私は思います。
アニメ14話から話が始まりアイドル一人一人にスポットが当たる構成、アニメでは描かれなかったアイドル達の魅力が随所に見られます一巻は春香、美希、響を中心としたお話ですが、他のアイドル達の存在感も抜群です!例えを一つあげると、亜美真美やよいが楽屋で弁当を取り合うシーンなど、たった3コマの短い描写ですがそれぞれの個性がよく出ていてとても良いです。




■キャスト(声の出演): 中村繪里子、 長谷川明子、 今井麻美、 仁後真耶子、 浅倉杏美、 平田宏美、 下田麻美、 釘宮理恵 、たかはし智秋、 原由実、 沼倉愛美、 若林直美、 滝田樹里、 赤羽根健治、 大塚芳忠… 他






アメリカン・ハッスル【1/31公開】

アメリカン・ハッスル 上 (河出文庫)アメリカン・ハッスル 上 (河出文庫)
(2013/12/20)
ロバート グリーン

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希代の天才詐欺師×FBIの最強タッグ!1970年代ワシントン、FBIは詐欺師メル・ワインバーグの協力で巧妙なおとり捜査を行い、多くの議員を汚職で摘発、全米を騒然とさせた。

盗聴、偽のアラブ大富豪、架空のオイル・マネー…。

天才詐欺師の二枚舌が米政界と暗黒街を相手に仕掛けた、壮大なだましうちの記録!
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■感想
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Arikaアイコン(小)1 天才詐欺師vs税金泥棒! 
FBIと天才詐欺師のだまし、だまされの心理戦かと思いきや・・エンターテイメント作として面白かった。
とにかく登場人物みんながとても愛らしい。世紀の大芝居はついにクライマックスへ。メル・ワインバーグを擁したおとり捜査がついに大物上院議員をねらいうつ!  



■監督:デヴィッド・O・ラッセル
■キャスト
クリスチャン・ベール
ブラッドリー・クーパー
エイミー・アダムス
ジェレミー・レナー
ジェニファー・ローレンス
ロバート・デ・ニーロ
ルイス・C・K
マイケル・ペーニャ
アレッサンドロ・ニヴォラ






ウルフ・オブ・ウォールストリート【1/31公開】

ウルフ・オブ・ウォールストリート 上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)ウルフ・オブ・ウォールストリート 上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
(2013/11/08)
ジョーダン・ベルフォート

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たった3分間で1250万ドルを荒稼ぎ! 必ずボロ勝ちできるカラクリで儲ける株式ブローカーのベルフォートは、浪費癖も女遊びもドラッグの量もけた外れ。

ハイになったままプライベートジェットを操縦し、出張先ではプレジデンシャル・スイートに高級コールガールをはべらせる。

だが、そんなハチャメチャな日々は長続きしなかった…。

「狼」と呼ばれた男が自ら赤裸々につづる回顧録。
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■感想
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Arikaアイコン(小)1 冒頭から最後まで、上がりっぱなしのジェットコースターストーリー。貯金ゼロ、学歴ナシ、コネなし。でも、周りの人を魅了するカリスマ性と何があろうと凹まないポジティブさと、飛び込み営業で鍛えたトーク力で、とんでもない億万長者(年収49億円?は当時のレートだと??)に成り上がった主人公のスケールがでかすぎる成功と放蕩と破滅を描く。
とても実話とは思えないぶっ飛んだ展開の連続で、事業は拡大し、どんちゃん騒ぎはエスカレート。悪いこといろいろも、リミッター外しすぎてて、いつしかすべてが終わらない祭りのような陶酔感、昂揚感に変わっていく高揚感。ただただ文章がひたすら痛快で下品なので、ハックルベリーフィンのような悪童物語としても気楽に楽しめます。

「半沢直樹」や邦画「金融腐食列島」みたいな感じのが好きな人にもぜひオススメしたいです。



■監督:マーティン・スコセッシ
■キャスト

レオナルド・ディカプリオ
ジョナ・ヒル
マーゴット・ロビー
マシュー・マコノヒー
カイル・チャンドラー
ロブ・ライナー
ジョン・ファヴロー
ジャン・デュジャルダン
ジョン・バーンサル
イーサン・サプリー
スパイク・ジョーンズ
シェー・ウィガム
ジョアンナ・ラムレイ







メイジーの瞳【1/31公開】

ヘンリー・ジェイムズ作品集 (5)  黄金の盃ヘンリー・ジェイムズ作品集 (5) 黄金の盃
(2005/10)
ヘンリー・ジェイムズ

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身勝手な両親に振り回される6歳の少女を主人公にした「メイジーの瞳」。ニューヨークを舞台に、先進国の家族が抱える病理をコメディータッチを交えて活写している。

メイジーの母親はロック歌手。父親は美術商。2人とも自分の仕事や遊びを優先し、ついに離婚に至る。

父親はシッターの女の子とすぐ再婚。

母親も若い恋人をつくる。裁判の末、メイジーは2組のカップルの家を行き来する二重生活を強いられる。

両親の身勝手は互いの新しいパートナーも巻き込み激化。メイジーはしかし、4人の大人の間で、けなげに生きる。
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■感想
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Arikaアイコン(小)1 多忙な売れっ子ロックスターの母、スザンナとワーカホリックな美術商の父、ビール。二人は離婚し、それぞれ再婚、その狭間で翻弄される、娘のメイジー6歳彼女が、自分の居場所を求めていくお話。“感動の物語”というよりは“家庭と仕事とどっちが大事?”という現代社会の負それを、子供目線でシニカルに描いた社会派作だと思う。
幼い子は、嫌なら喚き、淋しいなら泣くものだ、友達のゾーイが、そうしたように…。しかし、メイジーは淋しくても病気で苦しくてもじっと、想いを封じ込める。何がメイジーにそうさせるのか? 過去に自らが家族にかけた負担を思い、後ろめたさが顔を出す。中年の両親は、個性的な職業で忙しく仕事重視。対する若々しい継父母は、常識的で生活にゆとりを見せる。意図的にコントラストを持たせ、分かり易く印象操作をすることで仕事を言い訳にする、オトナの都合を分かり易く皮肉る。 愛してる、愛してる、愛してる…。メイジーの拠り所である言葉は、スザンナから容易く発せられる。しかし愛しているとは言わないが、一緒にいて笑ってくれる継父母のお陰で、メイジーは子供らしくいられる。

この物語の唯一の救いは周りの人がいい人たちばかりでよかった。



■監督:スコット・マクギー、デヴィッド・シーゲル
■キャスト
ジュリアン・ムーア
アレクサンダー・スカルスガルド
オナタ・アプリール
ジョアンナ・ヴァンダーハム
スティーヴ・クーガン

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