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気になる作家の魅力*7 (翻訳家・菱木晃子)

kage

2014/03/28 (Fri)

2014年03月28日号
Arika作家紹介2

担当:ArikaArika報告書v1アイコン 

翻訳家『菱木晃子』さん

翻訳を手掛けるのは、スウェーデンを中心とした北欧の児童文学や絵本の翻訳家として、これまで80冊以上を翻訳している菱木晃子さん。

スウェーデンと日本の子どもたちの架け橋として活躍する菱木晃子さんが翻訳した代表書籍を紹介!





長くつ下のピッピ ニュー・エディション/アストリッド・リンドグレーン(著)

長くつ下のピッピ長くつ下のピッピ
(2007/10/23)
アストリッド・リンドグレーン

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Arikaアイコン(小)1 ピッピはやっぱりおもしろい!
小さな小さな町のはずれ、ピッピはサルのニルソンさんと馬といっしょに自由気ままに暮らしています。イギリスの人気絵本作家ローレン・チャイルドが「世界一強い女の子」ピッピを遊び心いっぱいに描いたリンドグレーン生誕100年記念版。ハチャメチャで、心あたたまるピッピの活躍をお楽しめるニュー・エディションです。絵はローレン・チャイルドさんが描いたユニークで魅力的なピッピです。これまでもピッピも面白いんだけど、新訳のピッピはもっとおもしろい! 菱木さんも訳している間、こぼれ話の多く、いろんな発見があったそうで、本当におもしろかったそうです。子どものときはピッピの力強いたくましさがうらやましかったけれど、今はピッピの心の強さにしなやかな共感を覚えます。




セーラーとペッカシリーズ/ヨックム ノードストリューム(作)


セーラーとペッカは似た者どうしセーラーとペッカは似た者どうし
(2007/07)
ヨックム ノードストリューム

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セーラーとペッカの運だめしセーラーとペッカの運だめし
(2007/06)
ヨックム ノードストリューム

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セーラーとペッカ、町へいくセーラーとペッカ、町へいく
(2007/04/10)
ヨックム・ノードストリューム

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セーラーとペッカの日曜日セーラーとペッカの日曜日
(2007/05)
ヨックム ノードストリューム

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いったいどうした?セーラーとペッカいったいどうした?セーラーとペッカ
(2007/04)
ヨックム ノードストリューム

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Arikaアイコン(小)1 ゆるゆるした雰囲気を日本語でも醸し出しています
港のはずれに暮らす、元船乗りのセーラーと犬のベッカ。ふたりの不思議で愛すべき日常が、ユーモラスに綴られています。スウェーデンで活躍する現代美術家の手によってつくられた、一目見たら忘れがたい印象を残す作品です。著者のヨックムさんは、コラージュなど、さまざまな表現手法を使った独創的な画風で、世界的に活躍する現代美術作家です。このシリーズは、二人の息子さんが小さいときに、一緒に楽しみながらつくった作品で、彼の唯一の絵本作品。翻訳は、原書のニュアンスを大切に、ゆるゆるした雰囲気を日本語でも醸し出していますし、それぞれのキャラクターの性格がセリフに滲み出ています。訳者の作品への愛情が心地よく伝わってくる絵本シリーズです。『セーラーとベッカの運だめし』は、子どもの本に贈られる名誉ある賞・エルサ・べスコフ賞とヘッファクルン賞受賞。 




ニルスのふしぎな旅(上・下)/セルマ・ラーゲルレーヴ(作)

ニルスのふしぎな旅〈上〉 (福音館古典童話シリーズ 39)ニルスのふしぎな旅〈上〉 (福音館古典童話シリーズ 39)
(2007/06/20)
セルマ ラーゲルレーヴ

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ニルスのふしぎな旅〈下〉 (福音館古典童話シリーズ 40)ニルスのふしぎな旅〈下〉 (福音館古典童話シリーズ 40)
(2007/06/20)
セルマ ラーゲルレーヴ

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Arikaアイコン(小)1 幅広い世代に読んでもらいたい古典のへの愛情を感じる!
妖精にいたずらをして小人にされたニルスは、ガチョウのモルテンやガンのアッカたちとスウェーデンの空へ旅立ちます。仲間の命を助けたりするうちに、いたずら好きだった男の子が、仲間から信頼される少年に成長する冒険物語です。

『ニルスのふしぎな旅』が書かれたのは今から100年以上前。日本ではアニメや絵本で見た記憶がある人も多いのではないでしょうか? 当時教育熱が高まっていたスウェーデンでは、「子どもたちがスウェーデンの地理を楽しく学べる本」の出版が望まれていました。作者として指名されたのが、教職に就いた後、小説家として注目されていたセルマ・ラーゲルレ―ヴでした。地理の本としてだけではなく、物語として完成度の高い作品を目指して書き上げられた名作です。また著者は、1909年、女性として初めてノーベル文学賞を受賞した方としても知られています。

翻訳を依頼された新訳は、160枚の挿絵が入った1931年版を原書にした、1000ページ以上ある力作。資料を徹底的に調べ、推敲を重ねて訳された新訳は、子どもの物語として、日本の子どもが途中で投げ出さずに読めるように読みやすい日本語で仕上げられています。冒険物語であり、成長物語である本書は、児童文学の面白さがぎっしり詰まっているが、それと同時に、作者の深いメッセージも胸に響いてきます。著者の死生観や、自然との共存の考え方など、物事の捉え方がとても大きくて、懐が広くて、知性があふれていて、凄い作家を生み出すスウェーデンの児童文学の奥深さを日本語で翻訳された菱木さんのキャパの広さを感じさせます。

昔、アニメや絵本で見た記憶がある大人が読んでも新たな児童文学の面白味がある上巻き下巻です。




Profile 菱木晃子(ひしきあきらこ)

1960年東京生まれ。

翻訳家。

慶応義塾大学卒業後、スウェーデンのウプサラでスウェーデン語を学ぶ。

スウェーデンを中心に北欧児童図書の翻訳、紹介に活躍。

主な翻書に、『マイがいた夏』

マイがいた夏マイがいた夏
(2004/05/18)
マッツ・ヴォール

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『ぼうしのおうち』

ぼうしのおうち (世界傑作絵本シリーズ・スウェーデンの絵本)ぼうしのおうち (世界傑作絵本シリーズ・スウェーデンの絵本)
(2001/05/25)
エルサ ベスコフ

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『おじいちゃんの口笛』

おじいちゃんの口笛おじいちゃんの口笛
(1995/02)
ウルフ スタルク

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『おじいちゃんがおばけになったわけ』

おじいちゃんがおばけになったわけおじいちゃんがおばけになったわけ
(2005/06)
キム・フォップス オーカソン

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・・・など多数。




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