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おすすめ帯買い文庫本(part・2)[殺人鬼フジコの衝動/身の上話/つむじ風食堂の夜]

kage

2014/03/30 (Sun)

Arika帯買い

手描きの帯の面白さに釘図気に…!

Book紹介案内担当:Arika

Arika報告書y0001おすすめ
殺人鬼フジコの衝動 /真梨幸子(著)

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殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)
(2011/05/07)
真梨幸子

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Arikaアイコン(小)1 「中身も帯もインパクト大で釘図気でした!!」
一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生は、いつしか狂い始め、少女はなぜ殺人鬼に変貌したのか? フジコの生涯を追うだけでも十分面白い作品でなんですが、ラストの「どんでん返し」によって、違った側面が見えてくる…この辺りが本当に著者は上手かった。彼女に限らず他人によく見られたい、ちやほやされたいという部分は、誰でも少しは持ち合わせていますよね。フジコは空っぽな自分を取り繕うためどんどん泥沼にハマってゆき、殺人を犯すことも何も思わなくなっていく、あまりに惨めで必死で痛々しい。いじめと殺人があまりに重く、思いっきりダークな作品なので、気力が失せている時にはお勧めできません。そして…帯にも書かれてるとおり、あとがきに至るまで、精緻に組み立てられた謎のタペストリの最後の一行を、読んだとき、著者が仕掛けたたくらみに、戦慄します!まずは勢いに任せてラストまで読み、その後にもう一度読み直すのがこの作品の楽しみ方だと思います。






身の上話/佐藤 正午(著)

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身の上話 (光文社文庫)身の上話 (光文社文庫)
(2012/12/21)
佐藤 正午

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Arikaアイコン(小)1 「人の口に戸は立てられぬ!」
国営放送でドラマ化して、知った本です。地方の書店に勤める23歳の平凡な女性・ミチルが主人公。流されやすいというか、ぼーっとした感じのミチルが、妻帯者のセールスマンとなりゆき任せの関係をもち、これまたなりゆきでそのセールスマンを追って東京に出る。その際に買った宝くじが一等の2億円に当選していたことからさまざまな波乱に遭遇していく物語。様々な登場人物がよく書き込まれていて、それぞれの打算や弱さがストーリーを左右するという予測のつかない展開の連続で最後まで一気に読んでしまいました。不倫相手と逃避行の後、宝くじが高額当選、巻き込まれ、流され続ける女が出合う災厄と恐怖はある意味、人が生きている中で遭遇する避けられない部分だと考えたほうがよいでしょう。



つむじ風食堂の夜/吉田 篤弘(著)

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つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)
(2005/11)
吉田 篤弘

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Arikaアイコン(小)1 「書店員さんのPOPが堂々、帯に…」
懐かしい町「月舟町」の十字路の一角にある、ちょっと風変わりなつむじ風食堂で登場人物たちが織り成す物語。あなたはまだこの面白い小説を知らない。書店スタッフさんのコメントが堂々POPの正式帯に採用されていたのは驚きました。それからは、コンスタントに売れ続けてロングセラーに。



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