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(2014☆春)6月に映画化される原作・コミック[捨てがたき人々/スイートプールサイド/春を背負って/私の男/ノ・ゾ・キ・ア・ナ]

kage

2014/06/05 (Thu)

Arika2014春


2014年春(4月~6月)に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
■ 映 画 化 作 品(6月公開)

6月6日公開
・捨てがたき人々

6月14日公開
・スイートプールサイド
・春を背負って

6月15日公開
・私の男

6月28日公開
・ノ・ゾ・キ・ア・ナ


映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!



捨てがたき人々【6/6公開】

捨てがたき人々 上 (幻冬舎文庫)捨てがたき人々 上 (幻冬舎文庫)
(2013/02/07)
ジョージ 秋山

商品詳細を見る


捨てがたき人々 下 (幻冬舎文庫)捨てがたき人々 下 (幻冬舎文庫)
(2013/02/07)
ジョージ 秋山

商品詳細を見る


内容紹介
「なんだか生きてんの飽きちゃったなあ」。職を失い、生まれ故郷に帰ってきた狸穴(まみあな)勇介。不細工で金も仕事も夢もなく、考えるのはセックスのことばかり。ある時、勇介は微笑みの宗教「神我の湖」に傾倒する京子と出逢い、執拗なストーキングの末にレイプする。二人は互いを嫌悪しながらも離れることができずに姦通を繰り返すようになるが……。
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■感想
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Arikaアイコン(小)1その出生と容貌で生きることが嫌になった狸穴勇介と京子の異常な出会いの物語。ジョージ秋山さんは人間の煩悩や哀しい性をかなりデフォルメして描いているのだが、あながちこれが人間の真の姿なのかも知れないと思わされてしまう。『銭ゲバ』や『アシュラ』もすごかったですが、やっぱり同じ作者だと納得さずにはいられない。地を這う男女の強烈な生命の匂いを漂わせながら、何とも言えずうつくしい姿がそこにありました。限りない人間の欲望と煩悩… 生きる限り、永遠に悩み続けるのかも知れない。 人々の醜い部分を、ただただ暗く救いようがないように描きつつも、タイトルに『捨てがたき人々』とつけたことに、作者の人間への想いが溢れ出ていてたまらない。




監督: 榊英雄
キャスト:大森南朋、 三輪ひとみ、美保純、田口トモロヲ、滝藤賢一



スイートプールサイド【6/14公開】

スイートプールサイド (少年マガジンコミックス)スイートプールサイド (少年マガジンコミックス)
(2011/08/09)
押見 修造

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内容説明
毛が生えないことに悩む中学1年生の太田年彦は、同じ水泳部の毛深い女子、後藤綾子がちょっとうらやましい。ある日、放課後のプールで後藤に呼び止められた太田は、後藤にとんでもないお願いをされてしまった! 「太田くん‥あたしの毛を剃ってくれない‥?」

著者:押見 修造について
★漫画家。2002年、講談社ちばてつや賞ヤング部門の優秀新人賞を受賞。翌年、別冊ヤングマガジン掲載の『スーパーフライ』にてデビュー。同年より同誌に『アバンギャルド夢子』を連載した後、ヤンマガ本誌にて『デビルエクスタシー』などを連載。2008年より漫画アクションに連載した『漂流ネットカフェ』は、テレビドラマ化された。翌2009年より別冊少年マガジンにて『惡の華』を開始し、大好評連載中。
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■感想
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Arikaアイコン(小)1表紙の絵に妙に色気があって一目で押見修造の漫画だと分かる絵はこの頃既に完成んだと妙に納得しつつ…。それにしても、なんちゅー話やねん!、剃毛マンガ?という新ジャンルか? ・・・いやいや、そんなジャンルは無いからね!! でも、これを純粋な青春恋愛モノとカテゴライズしてよいのだろうかという疑問も? ”思春期と毛”という一見くだらんけど、でも小中学生にとったら身体の変化の悩みは大問題でくだらない訳がないで、さすが押見先生は着眼点が違います。主人公の男の子が無毛でコンプレックスを持つ一方で、毛深くてコンプレックスになっている女の子がいる。その女の子が、男の子に「毛を剃って欲しい」と・…マジですか!?毛を剃って欲しいと言われるんですか? 思春期の少年少女の、『毛』に対する真剣な思い、悩みが伝わってきます。しかも、笑えるように描いているのが素晴らしい。自分にはないものを持っている人に惹かれるとはいいまづが、そうきたか!?です(笑)。少年誌でアソコの毛を描いてしまう人はなかなかいませんので、むしろ尊敬に値します(笑)。全体的に、良い意味でアホらしくて、ある意味で健康的(?)で笑える青春漫画です。で、結局2人はくっつくのかどうかなのですが、読みきりで読者の想像にゆだねるという終わり方だったので、そこだけはちょっとモヤモヤが残りましたね。


監督:松居大悟
キャスト:須賀健太、刈谷友衣子、落合モトキ、 荒井萌、 太賀三村崇




春を背負って【6/14公開】

春を背負って (文春文庫)春を背負って (文春文庫)
(2014/03/07)
笹本 稜平

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内容紹介
先端技術者としての仕事に挫折した長嶺亨は、山小屋を営む父の訃報に接し、脱サラをして後を継ぐことを決意する。そんな亨の小屋を訪れるのは、ホームレスのゴロさん、自殺願望のOL、妻を亡くした老クライマー…。美しい自然に囲まれたその小屋には、悩める人々を再生する不思議な力があった。心癒される山岳小説の新境地。
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■感想
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Arikaアイコン(小)1山岳小説というと命をかけた自己との闘い的な本が多いが、この本は山小屋を舞台にほのぼのとした短編が一つのストーリーを構成している山岳小説です。今までの作品では、「登山を通した主人公たちの成長」に重点がおかれていたのだが、今回は「登山を通した人と人との触れ合い」が中心だったので、過去の作品とは違った意味で楽しめた。山小屋の生活は過酷ですが、下界とは違った人間ドラマがあります。山の四季毎の移り変わり、厳しさ、やさしさ、そのままでの美しさ。いろんな場面をそれぞれの登場人物の心の機微や変化に沿って感じられる、そんな作品でした。


監督:木村大作
キャスト:松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ






私の男【6/15公開】

私の男 (文春文庫)私の男 (文春文庫)
(2012/09/20)
桜庭 一樹

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受賞歴
第138回(平成19年度下半期) 直木賞受賞

内容紹介
落ちぶれた貴族のように、惨めでどこか優雅な男・淳悟は、腐野花の養父。孤児となった10歳の花を、若い淳悟が引き取り、親子となった。そして、物語は、アルバムを逆から捲るように、花の結婚から2人の過去へと遡る。内なる空虚を抱え、愛に飢えた親子が超えた禁忌を圧倒的な筆力で描く。
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■感想
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Arikaアイコン(小)1かなりアンモラルで強烈な恋愛小説なので好き嫌いが分かれる作品です。前に進むことは望めず、底に向かって深く沈んで行くしかない背徳的な関係は世間の常識からすればおぞましいけれど、愛情に恵まれず居場所がなかった2人が求め合ってしまうのは必然で、善悪の線を引くことは難しい。近親相姦も話題になっていますが、2人は実際には遠縁の親類なので、戸籍上は親子でも、実質的な血の濃さ、繋がりはそこまで問題にすることではないように思えますし、何よりその事が読んでいて救いだったように感じます。そして、暗く、重苦しく、醜い世界を生々しく描ききっている、著者の描写力の高さは認めざるを得ません。ここでは直接的な行為、心理描写だけでなく、背景描写1つとっても、ネトネトとまとわり付くような不快感を与え、また、例えば「お父さん」でなく「おとうさぁん」と表記させたことにより、花の淳悟に対する「欲望」を、より強く感じさせるなど、隅々まで手抜かりなく描ききった観があります。さらに、嫌悪感を持たせながらも、その世界に巻き込み、最後まで読ませてしまう、著者の筆力の高さも認めざるを得ません。ただ、花が淳悟から離れ、美郎と結婚するまで至った、その心理の変化をもう少し詳しく描いて頂ければもっと深みが増して伝わったと思います。

監督:熊切和嘉
キャスト:浅野忠信 、二階堂ふみ 、高良健吾、藤竜也 、モロ師岡






ノ・ゾ・キ・ア・ナ【6月28日公開】

ノ・ゾ・キ・ア・ナ 1 (ビッグコミックス)ノ・ゾ・キ・ア・ナ 1 (ビッグコミックス)
(2009/11/30)
本名 ワコウ

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内容紹介
アパートの隣室との間に穴が開いてて、その向こうにはカワイイ女の子が!
しかも、その子が「自分見せあいっこ」しませんかと言ってきて…?

「相手を覗く権利は一日交替」「それ以外ではなるべく関わりをもたない」…めくるめく奇妙な新生活を送ることになった城戸龍彦・18歳の運命は?
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■感想
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Arikaアイコン(小)1一人暮らしを始めた引越し先の壁に穴が開いていて、そこを覗くと美女が…。青年向けマンガでよくある使い古された設定ですが、この作者はありふれた素材で極上のマンガをつくりだしてしまう。絵がキレイで性の描写がかなりエロい。というか上手い。そこも重要だけど、このマンガはストーリーも秀逸で、ケータイ小説に通じるようなカゲキな表現と衝撃の展開が連発で最後まで一気に読ませてしまう。主人公とえみるの距離感のとり方が絶妙にうまく、双方向の覗き(覗く・覗かれる)から展開させるストーリーが豊富。
そして、読み進めていくとわかるけどえみるのキャラがすごくいいです。前半は設定の部分で続きが気になり、後半は主人公とヒロインの心が気になっていくと思います。


監督:植田中
キャスト:池田ショコラ、篤海、 伊東紅、 緒川凛、 栗林里莉




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