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恋愛小説文庫処方箋…失恋の悩み③『元カレのことが今も忘れられない』

kage

2014/06/19 (Thu)

Arika(恋愛小説)1

■失恋の悩み③

いつの時代も女性の悩みの多くは”恋愛”です。

恋に苦しみ、涙するとき、友のように寄り添い、その病を癒してくれるのは恋愛小説の数々。

そこで、Arikaがケース別にオススメの文庫を4~5冊ずつ処方させていただきました。



❤恋の悩みの中で、もっとも辛い「失恋」。 その悲しみを癒してくれる作品を集めました。

ずっと昔に別れた彼のことが、今も忘れられない。  

恋4



■そんなあなたに、おすすめする恋愛小説文庫処方箋は…。

Arika(くすり)一途に愛したのなら、彼をなかなか忘れられないのは確かです。

時間とともに後悔の念にさいなまれたり、思い出を美化したり。

でも、それは、過去から動こうとせず、今や未来の可能性を放棄していることと同じでは?

『デューク』『流れ星が消えないうちに』で愛された記憶を胸の奥にしまって、

『天切り松 闇がたり』シリーズで、カッコイイ男たちの活躍に胸躍らせる―――。

昔の彼よりステキな人もいっぱいいるはずです。


美しい思い出にひたるより、今この時と未来を大切に。


 デューク(『つめたいよるに』所収) /江國 香織(著)

つめたいよるに (新潮文庫)つめたいよるに (新潮文庫)
(1996/05/29)
江國 香織

商品詳細を見る


■内容紹介
デュークが死んだ。わたしのデュークが死んでしまった──。たまご料理と梨と落語が好きで、キスのうまい犬のデュークが死んだ翌日、乗った電車でわたしはハンサムな男の子にめぐりあった……。出会いと別れの不思議な一日を綴った『デューク』。コンビニでバイトする大学生のクリスマスイブを描いた『とくべつな早朝』。デビュー作『桃子』を含む21編を収録した初々しい短編集。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
Arikaアイコン(小)1 「出会いと別れの不思議な縁」
たった8ページでここまで感動できた短編を他に知らない。愛犬であり、恋人でもあったデュークが死んだ次の日、私は不思議な少年と出会う。その少年の正体は・・・。すべてを語ることなく真実を読者に伝える方法のうまさ。本からあふれてきそうななんとも言えない哀愁。5分たらずで読了可能でこの感動を味わえるのはなんと贅沢なことだろう。

【Arikaの処方箋】
『デューク』は、センター試験にも出題された名作。ドラマ化もしました。泣かれた方も多かったでしょう。姿を変えて会いに来てくれたデュークのように、気にかけてくれたら…。私は読み終えた後、妙に優しい気持ちになれます。






 ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶/大崎 善生(著)

ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶 (新潮文庫)ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶 (新潮文庫)
(2007/12/21)
大崎 善生

商品詳細を見る


■内容紹介
あの日、あそこで道は分かれていた。すれ違い、交わることはもうないのだろうか……離れても消えない、胸の痛みとときめき。切なく深く心を揺さぶる、彼女達の恋愛小説。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
Arikaアイコン(小)1 「忘れられない別れの記憶」

結婚を控えた今になって、彼のことを思い出すのはなぜ?

忘れられない恋と別れを描いた4編。

【Arikaの処方箋】
奥底に流れてるのは、過去をひきずっていること。自分が愛した人のことは、何年たっても決して色あせることはないのだろう。たとえ別れのときに心が傷ついたとしても、人はいつかその傷を淡い思い出に変えていく。さまざまな愛し方、さまざまな別れ方。4つの物語はまったく違う愛の物語だが、どれも辛い恋愛や、忘れられない恋愛に救いや癒しを与えるような作品集だと思う。思い出を大切にすることは悪いことではありません。





 流れ星が消えないうちに/橋本 紡(著)

流れ星が消えないうちに (新潮文庫)流れ星が消えないうちに (新潮文庫)
(2008/06/30)
橋本 紡

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■内容紹介
忘れない、忘れられない。あの笑顔を。一緒に過ごした時間の輝きを。そして流れ星にかけた願いを――。高校で出会った、加地君と巧君と奈緒子。けれど突然の事故が、恋人同士だった奈緒子と加地君を、永遠に引き離した。加地君の思い出を抱きしめて離さない奈緒子に、巧君はそっと手を差し伸べるが……。悲しみの果てで向かい合う心と心。せつなさあふれる、恋愛小説の新しい名作。

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Arikaアイコン(小)1 「死を介した三角関係」

奈緒子の恋人・加治君が突然の事故で死に、彼の親友の加地君が手をさしのべてくれたが・・・・・・・。

【Arikaの処方箋】
素敵な表現が有りました。「人間て誰かに頼らないと生きられないんだよな、だけど一人で生きられるようにならなきゃいけないと思っている。でないと、結局ただもたれ合うだけになってしまう・・・・・ちゃんと一人で立てる人間同士が、それをわかった上でもたれ合うからこそ意味が生まれるんだ・・・・・」。 普段気付いているようで、意外と気付いていないかもしれませんよ。 作中の彼と彼女は、きっと解っているのでしょうね!これを読んだら一歩足を踏み出す気持ちになれるはず。






 『天切り松 闇がたり』シリーズ/浅田次郎(著)

闇の花道―天切り松 闇がたり〈第1巻〉 (集英社文庫)闇の花道―天切り松 闇がたり〈第1巻〉 (集英社文庫)
(2002/06)
浅田 次郎

商品詳細を見る


■内容紹介
夜更けの留置場に現れた、その不思議な老人は六尺四方にしか聞こえないという夜盗の声音「闇がたり」で、遙かな昔を物語り始めた―。時は大正ロマン華やかなりし頃、帝都に名を馳せた義賊「目細の安吉」一家。盗られて困らぬ天下のお宝だけを狙い、貧しい人々には救いの手をさしのべる。義理と人情に命を賭けた、粋でいなせな怪盗たちの胸のすく大活躍を描く傑作悪漢小説シリーズ第一弾。

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Arikaアイコン(小)1 「粋な男の活躍に胸もスッキリ」

大正ロマンの時代を舞台に、粋でいなせな義賊「目細の安吉」一家の活躍を描いたシリーズ。

【Arikaの処方箋】
物事、筋が通ってる粋な物語。ある意味、禅問答のようなものなのだ。今の時代も忘れちゃいけない心粋というものがあるのだな、と目頭が熱くなります。ぐいぐい引き込まれる天切り松の闇がたり、実際に聞いてみたいもんです。 浅田次郎独特の、泣かせは浅いものの、つぼは抑えてあります。イイ男を知れば、昔の彼のことなんか忘れられます。




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