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恋愛小説文庫処方箋…夫婦の悩み①『マンネリ化の夫婦生活』

kage

2014/06/20 (Fri)

Arika(恋愛小説)1

■夫婦の悩み①

いつの時代も女性の悩みの多くは”恋愛”です。

恋に苦しみ、涙するとき、友のように寄り添い、その病を癒してくれるのは恋愛小説の数々。

そこで、Arikaがケース別にオススメの文庫を4~5冊ずつ処方させていただきました。



★結婚は恋愛のゴールではありません。 悩みを放置しないで、解決策を探す努力を…・…

結婚3年目。

マンネリの夫婦生活がだんだん退屈に・・・。
 

 
恋3



■そんなあなたに、おすすめする恋愛小説文庫処方箋は…。

Arika(くすり)3年も一緒にいると、だんだん会話やセックスがワンパタンになってきて、退屈に感じることも多いようです。

だからといって、『葡萄物語』のように、お互いに外に目を向けるのはどうなんでしょう?

小さな不満も心の中に溜め込むと、いつか爆発してしまうことに。

『待つ』のように吐き出すか、

『停電の夜に』の夫婦に倣って、非日常の中でお互いを見つめ直すのもいい方法かもしれません。


退屈なのは波風が立たないから。不満が爆発する前に改善策を。



 待つ /太宰治(著)

待つ待つ
(2012/09/12)
太宰 治

商品詳細を見る


■内容紹介
「無頼派」「新戯作派」の破滅型作家を代表する昭和初期の小説家、太宰治の短編小説。初出は「女性」[1942(昭和17)年]。二十歳の娘である「私」が、毎日自分自身にもわからない誰かを小さな省線の駅のホームで待っているという話。終始、「私」の一人称による独白で語られるが、とりわけ常に前言撤回を繰り返しては巧みに読者を籠絡する。

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Arikaアイコン(小)1 「自分を見つめる時間をもつ」

女性の告白体の手法で描かれた作品。

【Arikaの処方箋】
4ページの超短編に込められたのは、暮らしに退屈した女性の思い。一息に吐き出せば、きっと楽になります。





 100万回の言い訳/唯川 恵(著)

100万回の言い訳 (新潮文庫)100万回の言い訳 (新潮文庫)
(2006/05/30)
唯川 恵

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■内容紹介
知り合った頃、この人と恋人になりたいと思った。恋人になったら、結婚したいと思った。夫婦になった今、次はどうすればいいのだろう―。士郎と結子は結婚七年。平穏な生活で仲は悪くない、だけど何か足りない。ところが思いがけない事による別居生活が始まって、ふたりは…。離れて、恋をして、再び問う夫婦の意味。結婚に悩めるあなたの胸に、静かな波紋を呼び起こす長篇小説。

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Arikaアイコン(小)1 「夫婦のあり方に正解はない」

「恋愛をすると結婚したくなり、結婚すると恋愛したくなる」というキャッチコピー。

夫婦になったら、次はどうすればいい?

士郎と結子は結婚して7年、思わぬ出来事で別居することになり……。

【Arikaの処方箋】
別居生活では、それぞれが別の異性に惹かれていきながらも、結局は…。二人は常に夫婦のあり方を考えているけど「言い訳」を繰り返すことにより、無意識のうちに結論をださない道を歩んでいるように思えた。ただそういう歩み方もまた夫婦のありかたであると。仕事はある、お金もある。仲も悪くない。でも、生活に違和感を感じる。恵まれた環境の中でさえ生じる男女の不具合を1つの夫婦とそれを取り巻く環境から描き出される内容は、当たり前、だけどよくわかっていない問題を読者に突きつけてくる結構考えさせられる内容。夫婦の意味を問い直す作品です。





 葡萄物語/林真理子(著)

葡萄物語 (集英社文庫)葡萄物語 (集英社文庫)
(2002/11/20)
林 真理子

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■内容紹介
ワイン工場と葡萄園を経営する夫と平凡な暮らしを送る映子だが、子どもができない負い目から夫婦の関係は次第にすれ違っていく。そしてお互い別の相手に思いを寄せ始める。優しい夫に愛されている女はいくらでもいるが、夫以外の男から激しく思われている女はどれだけいるのだろうか。結婚生活の苦さと、不倫の甘さ。大人のための恋愛小説。

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Arikaアイコン(小)1 「結婚は苦く、恋愛は甘い」

舞台は山梨、34歳主婦の婚外恋愛の話です。

洋一と映子は結婚6年目だが、子どもを授からない負い目から、しだいに心が離れて………。

【Arikaの処方箋】
平凡な生活に、今まで感じたことのない刺激。罪悪感はあっても、抑えられない衝動。夜の生活が少なくなり、横柄な態度も取る夫。小言が絶えない姑。あまり関係が良くない兄嫁。噂が広まりやすい田舎町etc.…どれもリアリティがあり、よく主婦の内面を表している。平凡過ぎると刺激を求めてしまうものなのでしょうか? でも帰るところがあるっていいなと思いました。






 娼年/石田 衣良(著)

娼年 (集英社文庫)娼年 (集英社文庫)
(2004/05/20)
石田 衣良

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■内容紹介
恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事をはじめる。やがてリョウは、さまざまな女性のなかにひそむ、欲望の不思議に魅せられていく……。いくつものベッドで過ごした、ひと夏の光と影を鮮烈に描きだす、長編恋愛小説。

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Arikaアイコン(小)1 「欲望のはけ口を求める女たち」

セックスに関心のない大学生のリョウは、バイト先で知り合った女性に誘われ「娼夫」の仕事を始める。

【Arikaの処方箋】
主人公の大学生リョウは、娼夫となり、色々な女性の欲望に向かい合っていきます。それはセックスであったり、それとは違うかたちであったり…。リョウが映し出すそれぞれの女性の姿はリアルで美しく、リョウ自身も、経験を重ねて、ただ欲望の果てを見てみたいと快楽ではなく娼夫という仕事にはまっていく彼の先に待ちうけるものは何でしょう…。ラストの「どこまでも正しいメグミは強制をやめないのに法や常識の外にいる咲良は最後の瞬間までぼくの自由を大切にしてくれる。」はすごく頭に残る。「正しい」ってことは人を思いやる時には「間違い」になることもあるよなと最近感じることが多い。自分の欲求が普通だと思っている人もいるし、異常だと自覚している人もいる。今の時代、こういう解決策もありではないかと提案はしておきます。ただし責任は取れませんが・・・。






 停電の夜に/ジュンパ ラヒリ(著)

停電の夜に (新潮文庫)停電の夜に (新潮文庫)
(2003/02/28)
ジュンパ ラヒリ

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■内容紹介
毎夜1時間の停電の夜に、ロウソクの灯りのもとで隠し事を打ち明けあう若夫婦──「停電の夜に」。観光で訪れたインドで、なぜか夫への内緒事をタクシー運転手に打ち明ける妻──「病気の通訳」。夫婦、家族など親しい関係の中に存在する亀裂を、みずみずしい感性と端麗な文章で表す9編。ピュリツァー賞など著名な文学賞を総なめにした、インド系新人作家の鮮烈なデビュー短編集。

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Arikaアイコン(小)1 「闇の中で本当の心が見える」

日常の中で、すれ違う人たちの心の変化を丁寧に描いた秀作9編。

【Arikaの処方箋】
タイトルになった『停電の夜に』。場所はボストン。結婚3年目のインド系夫婦。毎夜、1時間の臨時の停電の夜に、これまでお互いに知らなかった秘密を告白しあう。しゃべってよいのか、しゃべらぬほうがよいのかの葛藤。そして最後の妻の告白は・・・・。夫婦でも、お互い話したことのない話をしてみよう。もしかしたら相手の本当の心が見えてくるかもしれない。


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