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恋愛小説文庫処方箋…夫婦の悩み④『夫の浮気』

kage

2014/06/24 (Tue)

Arika(恋愛小説)1

■夫婦の悩み④

いつの時代も女性の悩みの多くは”恋愛”です。

恋に苦しみ、涙するとき、友のように寄り添い、その病を癒してくれるのは恋愛小説の数々。

そこで、Arikaがケース別にオススメの文庫を4~5冊ずつ処方させていただきました。



★結婚は恋愛のゴールではありません。 悩みを放置しないで、解決策を探す努力を…・…

夫の浮気の証拠を発見!

さあ、どうしよう。
 
 
恋3



■そんなあなたに、おすすめする恋愛小説文庫処方箋は…。

Arika(くすり)男はそもそも浮気する生き物。

それはもう、本能なのでしょう。

『誰よりも美しい妻』で、そのあたりの心理を理解しておいたほうがいいかもしれません。

浮気されると自分を否定されたような失望やジェラシーに悩まされますが、別れたくないから『氷の華』のような復讐は考えず、何も言わないのが賢い対応法かも。

その分のストレスは『恋の骨折り損』で発散しましょう。


浮気なのか本気なのかを見極めて、対応の方法を熟考しましょう。



 誰よりも美しい妻/井上 荒野(著)

誰よりも美しい妻 (新潮文庫)誰よりも美しい妻 (新潮文庫)
(2009/03/02)
井上 荒野

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■内容紹介
誰よりも美しい妻は、幸福なのだろうか、不幸なのだろうか。

今、注目の作家、井上荒野(あれの)の最新作。昨年、『潤一』で第11回島清恋愛文学賞を受賞し、その後『だりや荘』『しかたのない水』とたてつづけに秀作を発表してきた著者が、満を持して世に問うのがこの長篇恋愛小説です。マガジ
ンハウスのリトル・マガジン「ウフ.」に連載(13回)された作品を、全面的に改稿、完璧な作品に仕上がりました。

主人公の安海園子(33歳)は美しい。その美しさは同性の女性によってこのように描写される。「園子はここにいる誰よりも美しいが、その美しさは、なんというか、あまりにも野放図で、傍若無人だ。たとえば、ビルとビルの隙間につぶれた箱みたいにがんばっている古い民家の窓辺の、繁り放題に繁った野バラを、女は思い浮かべる。大型トラックの埃をかぶりながら、蔦に侵食されながら、しゃあしゃあと美しい野バラ」。夫の惣介は著名なヴァイオリニストだ。年齢は園子のひまわり上。「園子を失ったらおれは生きたまま死んでしまう」と信じているのと、若い女との関係に情熱的なことは自然に両立している(しかも園子は夫の恋を知っている!)。そして息子の深(12歳)がいる。彼も初めての恋――クラスメートの可愛い岩崎みくに夢中だ。物語はこの一家と、惣介の先妻・みちる、惣介の親友・広渡(チェリストの彼は、ひそかに園子に想いを寄せている)、さらに惣介の若い恋人・鰐淵十和子をめぐってまるで官能的な円舞曲のように展開す
る。しかし、この小説には恋愛に特有の「嫉妬」という感情が一切描かれていない。それで恋愛小説は成立するのか――その疑問には、「ともかくこの小説をお読みください」と答えるしかない。

園子のこんな独白はどうだろう――「私が夫を愛することをやめたら、夫は廃人のようになってしまうだろう。少なくとも、ヴァイオリンは弾き続けられないだろう。それは、それほど夫が私を愛しているからではない。私が夫を愛しているか
らだ。私が自分を愛し続けることを、惣介は信じているからだ。宗教のように。そういえば彼はよく言う。『あんたは俺の神様だ』と」 〈新しい形の恋愛小説〉をお届けします。

出版社からのコメント
誰よりも美しい妻、園子を中心に、夫と愛人、息子と恋人たちがからみあう。不思議な恋の円舞曲が展開する長編恋愛小説。

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Arikaアイコン(小)1 「夫の本心は聞かぬが花?」

美貌の妻を自慢しつつ、若い女との恋愛もやめられない惣介。次々と愛人を作る夫に嫉妬せず、家に連れて来れば感じ良く接待もする妻。もちろん浮気を繰り返す夫を、妻は全てわかっている。夫と妻という立場は、何者にも侵すことができない領域なのかもしれないと思った。妻というものに、憧れ、見習い、嫉妬した物語だった。そして 登場人物たちの行動や感情にも描かれたその「意外性」は、本作品の大きな魅力のひとつでもある。

【Arikaの処方箋】
美しい妻がいるのに次々とたに目がいく男って? そんな夫をまるで息子を溺愛しすべてを受け入れ甘やかす母親みたい妻。ほとんどの女性にとっては理想でも何でもない生き方だと思うし共感はしにくいけれど、レアなサンプルとして興味深い。男の滑稽さ、可愛らしさを感じます。





 氷の華/天野 節子(著)

氷の華 (幻冬舎文庫)氷の華 (幻冬舎文庫)
(2008/06)
天野 節子

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■内容紹介
専業主婦の恭子は、夫の子供を身篭ったという不倫相手を毒殺する。だが、何日過ぎても被害者が妊娠していたという事実は報道されない。殺したのは本当に夫の愛人だったのか。嵌められたのではないかと疑心暗鬼になる恭子は、自らが殺めた女の正体を探り始める。そして、彼女を執拗に追うベテラン刑事・戸田との壮絶な闘いが始まる。長編ミステリ。


著者略歴 ・・・・天野/節子
1946年千葉県生まれ。『氷の華』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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Arikaアイコン(小)1 「プライドかジェラシーか」

セレブ妻の恭子は、夫の子を身ごもったという不倫相手を毒殺する。でも恭子がそれほど子供を欲しかったという記述もあまりないのが気になる。彼女ほどお金も地位もある頭の好い女性なら、自分に得な生き方を選ぶと思うんだけれど・・・。

【Arikaの処方箋】
誰かに渡すくらいなら相手を殺してしまうというのも女の心理。こうなる前に別の方法を考えて・・・・。





  恋の骨折り損 /W. シェイクスピア(著)

恋の骨折り損 シェイクスピア全集 16 (ちくま文庫 し 10-16)恋の骨折り損 シェイクスピア全集 16 (ちくま文庫 し 10-16)
(2008/05/08)
W. シェイクスピア

商品詳細を見る


■内容紹介
ナヴァール王国(現在のスペイン東北部)の若き王ファーディナンドは、宮廷を学問芸術の華たるアカデミーにしようと決意し、3人の青年貴族とともに女性との交際を絶ち学問に励む誓約を立てる。ところがその直後、フランス王女が3人の美しい侍女を引き連れて外交使節として到着する。4人の若者は4人の美女にそれぞれ恋心を抱くのだが…。小気味よい恋愛劇。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
■シェイクスピア,W.
1564‐1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている

■松岡 和子
1942年、旧満州新京生まれ。東京女子大学英文科卒業。東京大学大学院修士課程修了。翻訳家・演劇評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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Arikaアイコン(小)1 「言葉は女の武器だけど…」
禁欲の誓いをたてた王の前に、美しい王女と待女たちが外交使節として到着し・・・・・・。

【Arikaの処方箋】
言葉の応酬で男性をやり込める女性陣の姿は痛快です。



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