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(7月のBook特集②)うろこが太鼓判! これから読んでほしい新作・名作怖オモロイ絵本はコレ。

kage

2014/07/24 (Thu)

7月の特集Book第2弾!
Arikaおばけ1b

懐かしの名作だけでなく、新しい作家や作品でも怖オモシロイ作品があります。というわけで、比較的最近の新作と名作の怖オモシロイお勧め絵本&児童書を4冊推薦させていただきます。


うろこが太鼓判!
これから読んでほしい新作・名作怖オモロイ絵本はコレ。



 おめでとうおばけ/あらい ゆきこ

おめでとうおばけおめでとうおばけ
(2012/08)
あらい ゆきこ

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ArikaかぜちゃんPC3 とぐらを巻くオバケたちに悪寒。
たろうちゃんの家に、誕生日でもないのに勝手に祝いに来るオバケたち。表紙からしてかなりのインパクトがありますが、あんまり怖くないな、と思いながら読み進めていったら、途中なぜ「おめでとう」なのか気が付いてしまうのですが、それが怖っ! ページをいっぱい埋め尽くしたオバケがどれも不気味なんですが、一番怖かったのは実はママだったというオチが笑えます。母は強し。ですね。





 しでむし/舘野 鴻

しでむししでむし
(2009/04)
舘野 鴻

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ArikaかぜちゃんPC3 自然界の掟を冷徹な視点で描く。
死んだアカネズミに群がり、その肉を丸めて肉団子にして、エサ兼住宅にしてしまう昆虫の一生を追ったもの。割とリアルな絵で幼虫(白いうごうご)とか出てくるので昆虫が苦手な人は閲覧注意!でも美しいから見てほしい・・・。死体が土に還る、ということを漠然と知っていても、ネズミの死体が皮を剥がされ肉団子になり土に埋まって…なんて流れを見ると目が点&びびる。自分たちだって肉魚食べるくせに。でも、シデムシの生き方はそんな私の偏見を一息でぶっ飛ばしてくれました。死者を、亡骸を冒涜するような生態ではまるでなく、無駄なく自分たちの命に繋げ、生かしていた。そして、土に還してくれていた。シデムシはむしろ、命を終えたものを大切に扱うむしだったのです。図鑑などで精密な生物画を描く館野さんが初めて手がけた絵本で、大自然の生老病死を淡々と、精密な筆致で描いていて、静かな怖さを感じさせます。





 ちょうつがいのえほん/井上 洋介

ちょうつがいのえほんちょうつがいのえほん
(2008/07)
井上 洋介

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ArikaかぜちゃんPC3 全てにちょうつがいがついた世界。
犬や男の子、腰が曲がったおばあちゃん、はてはビルや地球にまで、ちょうつがいがついた世界を描いた、シュールな一冊。独特の絵力を持つ井上洋介さんは、シュールな作風の含めて、怖オモシロイ絵本の代表格です。まさに井上さんの世界で人や生き物、物に、ちょうつがいを当て嵌めて見ていくと、こうなるなぁ、確かに…。斬新な目。シュールなセンス。井上さんならではの独特のグレーの色使いが立っている。 30年近く前の絵本の復刻版ですが、ナンセンス度抜群で楽しい絵本ですがどこか怖い名作です。





 ウシバス /スズキ コージ

ウシバス (あかねピクチャーブックス)ウシバス (あかねピクチャーブックス)
(1995/04)
スズキ コージ

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ArikaかぜちゃんPC3 乗客を振り落としてしまう!
ウシバスを待つ人々のところにウシバスがやって来て次の停留所まで行くだけの単純なストーリーだが、クル、ルク、シウ、グルなどと鳴く見開きのウシバスの表情といい、書き文字といい、ウシバスの言葉が飛び交い、不思議な迫力がスゴイ。最終的には、ウシバスを待っていたすべての乗客が振り落とされてしまうなど、不条理な怖さと奇妙なテンションに、見入ってしまいますね。また暴走気味なテイストも飽きずに眺められます。

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