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(気分はいつでも少年探偵団っ♪-24)二十面相の呪い-少年探偵/江戸川乱歩

kage

2014/09/27 (Sat)

9月の特集Book第1弾!
Arika気分はいつでも少年探偵団

夏休みが過ぎた静かになった図書館に行くと子どもの頃に親しんだ全集ものが読みたくなります。夏休みに図書館に通いつめて夢中で読んだ頃を思い出し、懐かしくなるのかもしれません。江戸川乱歩さんの少年探偵団もそのひとつ。表紙のおどろおどろしさに胸を高ぶらせ、仮面の怪人に恐怖し、明智探偵から絶大なる信頼を勝ち取る小林少年を羨んだ日々。だけど悲しいかな、今となってはどれを既読でどれが未読か全く不明です。幸いなことに現在、ポプラ文庫クラッシックのシリーズから、表紙・挿絵もそのままに26巻が刊行されています。毎日1冊ずつ、刊行順にレビューしたいと思いますので、子ども気分に戻って、ちょっと単純で素朴な探偵や変装を楽しみたいと思います。文庫ならではの、巻末エッセイの執筆陣も豪華です♪


アイコンりす今回のBook案内人・・・・Arika

 二十面相の呪い-少年探偵/江戸川乱歩


二十面相の呪い (ポプラ文庫クラシック)二十面相の呪い (ポプラ文庫クラシック)
(2009/11/05)
江戸川 乱歩

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古代研究所の博士が、世界にたった一つしかないといわれるエジプトの巻き物を手に入れた。

しかし、その直後に、閉めきった研究所の一室から、ひとりの大学生が消える。

密室の謎解きに乗りだす明智探偵。

そして、部屋では異変が起こり始める!

「黄金の虎」を同時収録。

■もくじ
二十面相の呪い
 消えうせた大学生 ・・・・・・9
 小林少年の冒険 ・・・・・・17
 やみの中の手 ・・・・・・23
 白と黒 ・・・・・・26
 ドアの秘密 ・・・・・・34
 電話の声 ・・・・・・40
 電話の秘密 ・・・・・・46
 生きた手首 ・・・・・・51
 空中の声 ・・・・・・60
 宙に浮く花びん ・・・・・・66
 ふしぎな格闘 ・・・・・・72
 かわいい女の子 ・・・・・・79
 ふしぎな足跡 ・・・・・・86
 透明人間は家の中に ・・・・・・91
 午後十時 ・・・・・・98
 消えたゾウ ・・・・・・103
 きみが二十面相だ ・・・・・・111
 魔法の種 ・・・・・・117
 ふしぎな道具 ・・・・・・124
 さいごのなぞ ・・・・・・130
 おもいもよらぬ ・・・・・・136
 ポケット小僧 ・・・・・・142
 小国人 ・・・・・・148
 美術室 ・・・・・・152
 名探偵のおくの手 ・・・・・・156

黄金の虎
 あやしい人造人間 ・・・・・・165
 少女の悲鳴 ・・・・・・168
 消えるロボット ・・・・・・173
 知恵くらべ ・・・・・・177
 消えた黄金のトラ ・・・・・・186
 ふたりの一郎君 ・・・・・・194
 鍾乳洞 ・・・・・・198
 鍾乳洞の怪物 ・・・・・・206
 あっ、ひもが切れた ・・・・・・214
 飛びかかるトラ ・・・・・・220
 怪老人 ・・・・・・230
 トラのゆくえ ・・・・・・235
 午後四時 ・・・・・・238
 意外なトリック ・・・・・・244
 追跡 ・・・・・・249
 白いランチ ・・・・・・254
 海底から空へ ・・・・・・260
 あぶない、こじき少年 ・・・・・・268
 厳重なろうや ・・・・・・273
 知恵の勝利 ・・・・・・278

★巻末エッセイ 近藤史恵 ・・・・・・285

Arikaアイコン(小)1 「二十面相の呪い」は謎解きの醍醐味を…。
 「黄金の虎」はそれに加えて冒険のスリルを味わえる展開の二本立て!


本作は表題作と『黄金の虎』の二本立てとなっています。

表題作の『二十面相の呪い』は大まかにいって三部構成で、第一部は「古代エジプトの巻物」の争奪戦。第二部は「真珠のゾウ」の争奪戦。第三部は「二十面相の隠れ家」での戦いである。話が単純でなんとなく紙芝居みたいだったが、ミイラに変装する明智小五郎(笑)が、ある意味衝撃ですね(笑)もちろん最後は,明智側の勝利で幕を閉じます。

「黄金の虎」は二十面相は出て来ず、少年探偵団と自称「魔法博士」との知恵比べ(ゲーム)というストーリーになっています。ある意味、明智公認の推理合戦(笑)で少年探偵団員がいっぱい出てきたり雰囲気が初期三作っぽくていいなあと思った。この魔法博士はある意味二十面相よりヤバい人のような気が・・・(笑)

個人的には、表題作よりも、併録の『黄金の虎』の方が、非常に印象に残った。 怪盗として活躍するよりも、良家の美少年をいじめて楽しむ方に情熱を傾けているかのような二十面相の姿には、もう飽きたと感じていた時に、全く違う展開の短編に接したので、それだけ印象に残った。

マンネリ・換骨奪胎・翻案などのマイナス点を割り引いても、やはり乱歩の筆致は読者を魅了して止まないと思う。


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