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<全国妖怪文庫コラム③*時代で見る妖怪たちの変遷・1≪江戸時代に一大変革≫「時空旅人別冊 「妖怪と幽霊」 2013年 10月号(雑誌)」「大江戸妖怪かわら版 1 異界より落ち来る者あり/香月 日輪」

kage

2014/10/03 (Fri)

<全国妖怪文庫コラム③>
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日本人の妖怪愛は限りなく深い。

歴史を見れば、古代から連綿として、絵に物語にと妖怪を愛し続けてきたのである。

そんな妖怪ダイスキDNAを呼び覚ましてくれる

「時代で見る妖怪たちの変遷・1≪江戸時代に一大変革≫」を紹介しよう。




時代で見る妖怪たちの変遷・1≪江戸時代に一大変革≫

学が未発達だった時代、人間は身の周りで起こる災厄や不思議な自然現象を「人智を超えた存在の仕業」と考えました。

「神さび」という言葉に代表されるように、古いものや老いたものは、それだけで神聖であり神々しいとされてきた価値観も、九十九神が古い物や長く生きた物の憑き物という解釈も重なり、やがて、その存在に形や性質、そして名前が付けられ、複数の人々の間で情報として共有されるようになると、ひとつの化け物として認識されるようになります。

こうした「化け物」たちは恐怖の的であると同時に教訓であり、時には娯楽として各地域ごとに伝えられてきたが、江戸時代になると一大変革が起こります。

五街道など交通インフラが整備されることで人とともに情報が移動するようになり、上方や江戸で出版文化が発達したことで情報が消費される体制が整いました。その結果、化け物のキャラクター化が進み、現在のいわゆる「妖怪」が完成していったといわれています。

妖怪の存在を科学が未発達だった時代の呪術的思考の産物や迷信という人もいるが、日本人の心や思考のあり方を表す一つの事柄でもあると思うので、個人的には妖怪は実在すると信じている。




Arika報告書y0001おすすめ

時空旅人別冊 「妖怪と幽霊」 2013年 10月号 [雑誌]時空旅人別冊 「妖怪と幽霊」 2013年 10月号 [雑誌]
(2013/08/22)
不明

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Arikaアイコン(小)1 妖怪好き!というよりは、
妖怪に興味がある、という方にお薦めの一冊。


「妖怪と幽霊」ですが、幽霊の扱いはやや小さめです。カラフルかつユーモラスで題材も豊富な妖怪絵に比べると、幽霊画は絵面的に地味めなのでこの扱いの差は仕方ないのかな…。題名だけは聞いたことがある、「稲生物怪録」のダイジェストも載ってましたが、「1ヶ月妖怪ハーレム生活」な話だったのでちょっと笑った。 妖怪好き!というよりは、妖怪に興味がある、という方にお薦めの一冊。


大江戸妖怪かわら版 1 異界より落ち来る者あり (講談社文庫)大江戸妖怪かわら版 1 異界より落ち来る者あり (講談社文庫)
(2011/11/15)
香月 日輪

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Arikaアイコン(小)1 時代は江戸。
しかし、いるのは妖怪どものなかに、唯一の人間、雀。


三ッ目や化け狐達が暮らす、大江戸。かわら版屋の少年・雀はこの町に住むたった一人の人間。ある時、人間の童女が落ちてきた!さてさて雀や童女の運命はいかに!?

物語の始まりから中盤にかけては賑やかで楽しくてあっという間に読んでしまった。 そこから終盤にかけての切なさ、一抹の寂しさが何とも言えなくて、このまま読み終わりたくない気分になった。 まだまだ謎だらけの主人公と、周りの世界だけど、この世界観が好きだな 

大蛤のあくびの息が蜃気楼だなんて…なんだそれ!素敵すぎる!とグッと引き込まれた。個性的な妖怪たちも魅力的だけど、たった一人の人間、雀の過去が気になるから続きも読もうかな?


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