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ゾンビ映画感染拡大中!1970年代!社会派ホラー(?)ならロメロ!化け物B級ホラーならフルチ!…★Arika

kage

2014/10/24 (Fri)

『怖い映画』企画第1弾『ゾンビ』

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これまで低予算B級ホラーの代名詞のように語られがちだったゾンビ映画。

しかし、近年は終末世界を描くSF要素とブレンドされ、一大人気ジャンルとして確立された感があります。

ゾンビ映画に興味あるけど、いっぱいありすぎてどれを見てよいのかわからない!

単にゾンビ映画といっても色々な種類があります。

名作ゾンビホラーだけでなくゾンビコメディーまで様々なゾンビ映画を年代別にご紹介!!

ポイントさえ押さえておけば、ゾンビ好きを公言しても大丈夫かも!? 



■1970年代

社会派ホラー(?)ならロメロ!

単にお化け屋敷的なB級ホラーを観たいならフルチ!




1970年代のゾンビ映画の特徴を解説しようと思ったのですが、社会派ホラー(?)ならロメロと化け物B級ホラーのフルチ以外かなり地味な顔ぶれなので、今回は思考を変えていかに1970年代のカルト・ムービーの金字塔にまで至ったかをという切り口でまとめられた一本をご紹介します。

2005年のアメリカ映画『ミッドナイトムービー』

ドキュメンタリー映画です。アメリカでカリスマ的な人気を誇った深夜上映の映画を通して、なぜこれらの作品がブレイクしたのか?求められたのか?を知ることができます。だから1970年代の映画というものを知るのに、とても優れた作品です。


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アレハンドロ・ホドロフスキー、ジョージ・A・ロメロ 他

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1970年代のアメリカで、深夜上映の形態で一部に熱狂的なファンを生み出し、カルト・ムービーとして後の映画シーンに無視できない影響を与えた作品群に着目、そのムーブメントの深層に迫るドキュメンタリー。

取り上げる作品は、アレハンドロ・ホドロフスキー監督「エル・トポ」(70)、ジョージ・A・ロメロ監督「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」(68)、ペリー・ヘンゼル監督「ハーダー・ゼイ・カム」(72)、ジョン・ウォーターズ監督「ピンク・フラミンゴ」(72)、リチャード・オブライエン脚本・出演「ロッキー・ホラー・ショー」(75)、デヴィッド・リンチ監督「イレイザーヘッド」(77)の計6本。

これらの作品がどのような過程を経て“カルト・ムービーの金字塔”にまで至ったかを、劇場主や観客、監督らの証言をもとに探っていく。

・・・・・という内容です。

今回はゾンビ映画特集なので、その中で、ロメロ監督「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」だけに触れておきます。

ロメロ監督曰く「ホラー映画も政治思想を持ってもいい、怒りを表現したい」ということで、この作品ができたそうです。

テーマはズバリ「新社会」。

今までの社会を、新しいムーブメント=ゾンビが飲み込んでいくという思いが込めた作品だったと。

イジワルおじさんと、そのおじさんに呆れる妻というクーパー夫婦ですが、この人たちは実は音響スタッフだったそうで、ここは一番驚いた!!!また「プロデューサーはチェス勝負で勝ち、音入れを無料でやってもらった」とか「主人公を演じた俳優のデュアンが黒人だったのはたまたま。ただ彼は台本を渡して5分席を外し、戻ってきたらすべてのセリフを入れていた。彼が最適だったから、彼を選んだ」という話も出てきました。

つまり、黒人なのは意図的なのかと思っていたのですが、たまたまだったみたいですね!

そして、ラストのロメロ監督の名言。

「成功の秘訣。執念と決意は嘘をつかない」



■1970年代の主なゾンビ映画


エル・ゾンビ 死霊騎士団の誕生(71年)

親友たちとの汽車旅行の途中、ふとした仲違いから列車を飛び降りてしまったヴァージニア。一夜の宿にと、荒れ果てた遺跡に足を踏み入れた彼女は、そこが死霊の住処だとは知るよしもなかった。真夜中、墓地から這い上がってきたのは、腐り果てた体にローブをまとった騎士の一団! 荒野に彼女の断末魔の絶叫がこだまする──。

世界中のカルト・ファンから絶大な支持を集めるスパニッシュ・ホラーの金字塔、ブラインド・デッド・シリーズの記念すべき第1弾。テンプル騎士団の亡霊が馬を駆り、犠牲者を追いつめる幻想的なイメージは、大ヒット作『ロード・オブ・ザ・リング』に登場する“黒衣の騎士”の原型とも言われる。きわどいレズシーンやショッキングな殺戮描写を含むオリジナル版のほか、アメリカ公開版、豪華映像特典を収録した待望の決定盤!

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ローン・フレミング、チェサー・バーナー 他

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製作年:1971
製作国:スペイン
監督:アマンド・デ・オッソリオ
主演: ローン・フレミング, チェサー・バーナー, マリア・エレナ・アーポン, マリア・シルヴァ

『エル・ゾンビ』シリーズ第1作。主人公たちが死体安置所で遺体の確認を行う場面がありますが、これがほとんど懐かしの『オレたちひょうきん族』のコントのようです。是非ご覧になって大いに脱力されることをお勧めいたします。また、何も知らずに作品を鑑賞していると、突然ブブゼラばりの大音量で恐怖の効果音が鳴り響いたり、唐突に女優さんの絶叫シーンがアップされたりして『あビックリしたあ、もうw』となることがあります。





呪われたジェシカ(71年)

精神病院から退院したばかりの、明らかに"危うい"感じのするジェシカ(ゾーラ・ランバート)とその夫ダンカン(バートン・ヘイマン)、さらになぜか二人に付いてきている男友達ウッディー(ケヴィン・オコナー)の仲良し3人組。ジェシカの療養のために田舎に家を買い、中古の霊柩車(!)に荷物を積んで引っ越してくる。到着早々勝手に住み着いていたヒッピーみたいな女エミリー(マリクレア・コステロ)に驚かされるが、彼女を気に入った3人は同居を許す。さらに森で怪しい少女を見かけたり、湖の中の亡霊のような女に驚いて溺れかけたりと不思議なことが頻発し、男二人はジェシカの病気がぶり返したのかと疑う。町の老人たちはなぜか全員首や腕に包帯を巻いていて新参者の3人には冷たい態度だ。唯一フレンドリーな骨董屋の主から、家の元の持ち主ビショップ家やその妻アピゲイルの話を聞かされる。 ビショップ家の花嫁は嫁いですぐ近くの池で溺死したが今も生きていて歩き回っていると。帰宅後、再度現れた謎の少女に導かれた先には、先ほどの骨董店主人の血まみれの死体があった・・・。

呪われたジェシカ呪われたジェシカ
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ゾーラ・ランパート、バートン・ヘイマン 他

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製作年:1971
製作国:アメリカ
監督:ジョン・ハンコック
主演:ゾーラ・ランパート,、バートン・ヘイマン

全般的に地味目な映画だが、ジワジワ来る感じに捨てがたい味がある。印象に残ったのは、夫婦が町に買い物に出かけて車に戻ろうとすると老人たちが待ち伏せのようにその周りを取り囲んでいるシーン。掻き分けて車に乗り込もうとすると、一人の老人がダンカンの頭を「ペチッ」と叩く。「何をする!」と気色ばむが、それ以上は何事も無く、そのまま車を走らせる。軽く叩くだけだが、実にいや~な感じのするシーンで、ちょっと気味が悪い。ラストシーンにもあまり派手なアクションはなく、全体的に抑えた演出である。昨今のドギツイホラーとは一線を画した70年代の独特のムードの漂う作品。ラストをすべてが現実だったのか、精神を蝕まれたジェシカの脳内幻想だったのかというオチにしてぼかしているのは、「付け足し」という感じなので議論の分かれるところだろう。まぁどちらにしても冒頭とラストの一人きりでボートに乗ったジェシカの姿には哀しいものがあり、いつまでも忘れがたい印象を残す。ちなみにジャケットに映っている崖に立つ少女は実はジェシカではなく、どちらかというとチョイ役。ホラー映画に限らずこういう肩透かしはよくあります。





死体と遊ぶな子どもたち(72年)

黒魔術にかぶれた鬚の小男が、墓場に仲間を呼んで屍体蘇生の儀式を始める。ところが一向に蘇らない。業を煮やした連中は屍体を冒涜し始める。それがピークに達した時にようやく屍体は蘇り、彼らに制裁を与えるのであった.....というただそれだけの物語。

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(1985/01/25)
アラン・オームスビィ、ジェーン・ダリイ 他

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製作年:1972
製作国:アメリカ
監督:ベンジャミン・クラーク
主演:アラン・オームズビー、ジャン・ダリイ、アニア・オームズビ

こんなタイトルなものだから、てっきり無邪気な子供たちが墓を暴いて悪さする『禁じられた遊び』ブラック版かと思っていた。ところが、蓋を開ければゾンビもの。しかも、悪さをするのはいい年をした大学生くらいの年齢です(精神年齢的には子供っぽいですけど)。一応ゾンビ物なわけですが、実際に出てくるまで1時間以上かかります。その間はかなり退屈ですが、ゾンビの出来自体はまあまあなので登場してからは割と楽しめます。とは言っても、ゾンビが出てる時間はそれ程長くないので、見る場合はそこんとこを理解しておきましょう。とにかく、屍体が蘇るまでが長いこと、長いこと。屍体をいぢめていぢめていぢめ抜いて、その挙げ句にようやく印篭の登場、という、いわば水戸黄門ゾンビ版である。いわゆる自主製作の学生映画で、 監督のベンジャミン・クラークは後のボブ・クラーク。『ポーキーズ』や『暗闇にベルが鳴る』で知られる監督だ!彼にはもう1本、『デッド・オブ・ナイト』というゾンビものがあって、これの脚本を書いてるのがアラン・オームズビー。本作の鬚男である。特殊メイクも担当している。






ゾンビの怒り(72年)

名家の娘グロリア・アービングが何者かによって殺害される。ある男女がグロリアと一緒に埋葬された指輪欲しさに墓場泥棒を企てる。2人が侵入した墓地で、死んだはずのグロリアがゾンビとなって甦り、2人を殺害する。 エルヴァイアは従姉妹グロリアの死を不安に思うあまりに心を閉ざしてしまい、ヒンドゥー導師クリシュナの信仰儀式にのめり込んでしまう。ある夜、彼女の父と執事が謎の仮面の男とゾンビに襲われ、惨殺される。この事件がきっかけで、ラングェルにまで引っ越したクリシュナに会うべく旅に出る決意するエルヴァイアだが、恋人で精神科医のローレンズは賛成しない。しかしエルヴァイアは旅立ってしまう。ラングウェルでエルヴァイアを待つのは、決して『癒し』なんていう生易しいモノではなかった・・・。


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(2008/04/11)
ポール・ナッシー、ミルタ・ミラー 他

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製作年:1972
製作国:スペイン
監督: レオン・クリモフスキー
主演:ポール・ナッシー/ミルタ・ミラー/マリア・コスティ/オーロラ・ド・アルバ/ロミー/ルイス・シヘス/アントニオ・ピカ

トラッシュ・ムービーの大御所ポール・ナッチーが贈る本格的ゾンビ・ムービー。ちなみにハシント・モリナとはポール・ナッチーの別名。つまり、脚本と出演の両方をこなしている事になる。ポール・ナッチーはとにかくモンスターが大好きな様で「ザ・ゾンビ 黒騎士のえじき」(1973)や「Dr.ジキルvs.狼男」(1973)、フランケンシュタイン博士と怪物、吸血鬼ドラキュラ、狼男、ミイラ男までモンスター勢揃いの「モンスター・パニック/怪奇作戦」(1970)なんていうトンでもない映画を次々撮っています。そんな彼が全盛だった1973年に撮ったのが本作。今観ると確かにあまりの適当さに驚く点もありますが、次々にゾンビや殺人が繰り返されるストーリー展開は我々をグングン引き込んでしまう事でしょう。主演には「Dr.ジキルvs.狼男」でも共演しているミルタ・ミラー。また「エル・ゾンビ IV 呪われた死霊海岸」(1975)のマリア・コスティ等が脇を固めます。一度観たら止められないナッチー・ワールドにあなたもハマってみては?





エル・ゾンビII 死霊復活祭(73年)

悪名高きテンプル騎士団の殲滅を祝う祭りで湧き上がる町。墓の番人であるせむし男は、日頃から自分を蔑む町の人々に復讐するため、美女を生贄に捧げてテンプル騎士団を甦らせる。夜の町を襲うゾンビの騎士団。狂乱の中、次々に惨殺されていく人々。主人公一行は命からがら教会に避難し、各々打開策を講じるのだが――。

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(2008/02/23)
トニー・ケンドール、フェルナンド・サンチョ 他

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製作年:1972
製作国:スペイン
監督:アマンド・デ・オッソリオ
主演: トニー・ケンドール, フェルナンド・サンチョ, エスペランサ・ロイ, ホセ・カナレハズ

世界中のカルトファンから圧倒的な人気を誇るスパニッシュホラーの金字塔“ブラインド・デッド・シリーズ”第2弾。中世の暗黒時代に異端として処刑されたテンプル騎士団がゾンビとなって現代に甦り、人々を惨殺していく……というシリーズのコンセプトは踏襲しながらも、前作とは舞台も設定もガラっと異なり、独立したストーリーとなっている。 久しぶりに帰郷した花火職人の主人公と、そのかつての恋人で今は村長の愛人であるヒロイン。用心棒をけしかけて二人の仲を引き裂こうとする狡猾な村長。その右腕でヒロインに横恋慕する男。幼い一人娘を守ることを何よりも願う若い夫婦。せむし男と、彼をいつもかばっていたことから好意を寄せられる女性……こうした複雑な人間関係を絡めることで、ゾンビ襲来の恐怖を描くパニック・ムービーに留まらず、濃厚な群像劇をも織り成している。 特に、いかにも江戸川乱歩の小説に出てきそうなせむし男は、アウトサイダーのみがもちうる「悪の美学」を体現していて、じゅうぶん“カッコいい”。
画面が暗すぎて何が映っているのかわからないシーンが多かったり、静止した状態のゾンビがたんなる人形にしか見えなかったりと、全体的にチープな作りではあるものの、ホラー映画としてはじつに正統派志向。良くも悪くも露悪的な趣向ばかりが鼻についた前作より、グッと洗練された印象を受ける。 ゾンビの設定も前作とは異なり、朝陽を浴びたとたん死体に戻るのだが、それがかえって儚げで、幻想的なムードを醸し出す。魔力が解け、地面に倒れ込んでいくゾンビ騎士団と、
ゴースト・タウンと化した町を背にして、実の親子のように手を取りながら歩き去っていく生存者たちのコントラストが、惨劇の後の悲壮感を高めている。





メサイア・オブ・デッド (73年)

画家である父の行方を探す為に、アトリエのある海辺の街に来たオーレッティ。やっと見つけた手がかりの日記には、
100年前のゾンビ伝説が記されていた。オーレッティは町で知り合ったトムとその仲間二人を家に招くが、その頃、町では
恐るべき事件が起こり始めていた。それは、新しいゾンビ伝説の誕生であった!!


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(2007/03/31)
マイケル・グリーア、マリアンナ・ヒル 他

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製作年:1973
製作国:アメリカ
監督:ウィラード・ハイク、グロリア・カッツ
主演: マイケル・グリーア、マリアンナ・ヒル、 ジョイ・バン,、エリシャ・クック・Jr,、アニトラ・フォード

とにかく不気味な作品。どうして町にゾンビが溢れ返っているのか?物語の根底とも言える重要な部分の説明を省き、ひたすら不条理で不愉快なシーンが垂れ流される。ゾンビが内臓を引き摺りだすような陳腐なゴアシーン等は一切無く、どこか日本の怪談話を彷彿とさせるような、背筋にゾゾッと来る恐怖を感じさせるものが多いのもゾンビ映画にしては珍しい。この映画を語る上で外せないシーンがふたつあるが、その1つが肉売り場に群がるゾンビのシーン。ガツガツと生肉を貪るゾンビ集団が、スーパーマーケットに逃げ込んできた女性を視認すると、一斉に食うのをやめて無言でダッシュしてくる。これは本気で怖い!もう1つ印象的なのが、映画館でゾンビに襲われる一連のシークエンスだ。無人の映画館で少女が映画鑑賞をしていると、一人、また一人と観客が遅れて入場してくる。何かオカシイなぁ~と振り向いてみたら、席がゾンビで埋め尽くされていた。その後、やはりゾンビ達は無言で立ち上がり、少女を追っかけ回して惨殺するのだ。スクリーンからゾンビが飛び出して襲ってくるバカ映画とはエライ違いである。他にも、ネズミを生きたまま齧る男が登場したり、山積みの死体を運ぶトラックが出てきたり、ヒロインの口から突然ゴキブリが出てきたりと、意味なんて無いのだろうが、やたらと記憶に残る厭なシーンが満載。滅多にお目にかかれない斬新な演出でガチで怖くて観る者すべてを恐怖に震え上がらせる。監督・製作・脚本を手がけたウィラード・ハイクとグロリア・カッツは、後に「アメリカン・グラフィティ」や「インディー・ジョーンズ/魔宮の伝説」の脚本家として有名になるが、その才能は本作でも遺憾なく発揮されている。特に、壁面一杯に描かれた絵画は映像の美しさだけではなく、恐怖シーンの効果として巧みに利用されている。主演のマリアンナ・ヒルは「荒野のストレンジャー」 「ゴッドファーザーPART II」等に出演している美女で、本作でもその美貌を堪能できる。




悪魔の墓場(74年)

休日を田舎町で過ごそうとバイクを走らせるジョージ。その途中、たまたま立ち寄ったスタンドで姉夫婦の家を訪ねてきたという若い女性エドナの運転する車にぶつけられてしまい…。バイクが壊れ途方に暮れるジョージにエドナは事故のお詫びに自分を姉の家に届けた後、この車を使って構わないと提案。他に手がないジョージはエドナと共に出発する途中、道を尋ねるためジョージが車から降り住民を探して牧場へと向かうとそこでは新型の“超音波害虫駆除装置”の実験中で・・・。一方、車で待つエドナの前にずぶ濡れの男が現われ怯えて逃げる彼女に襲い掛かってくる!

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(2002/11/22)
レイ・ラヴロック、クリスティーヌ・ガルボ 他

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製作年:1974
製作国:イタリア/スペイン
監督:ホルヘ・グロウ
主演:レイ・ラヴロック, クリスティーヌ・ガルボ

かつては「最も怖いゾンビ映画」と呼ばれたり『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』に先駆け「日本で初めて公開されたゾンビ映画」だったりと実は超有名なゾンビ映画(・ω・)/害虫駆除用の音波に反応した死体が次々と甦り、人々を襲う恐怖を描いている。画像を観ていただいて分かると思いますが1974年の作品なので映像的にはチョッと古臭いです。ただ、それが逆にゾンビの不気味な雰囲気を引き出し色を塗ったり血糊をつける程度のメイクとやけにリアルな臓物などのグロ映像が融合して・・・・・・嫌なリアリティをかもし出しているんです。ただ、うやむやのまま終わるラストシーンやダラダラと無駄な映像を垂れ流す前半などストーリー的には色々難があります。色んな要素が凝縮された本作です。





ゾンビ(78年)

突然、原因不明のまま死者達が蘇り、次々と人間を襲って生肉を貪り始めた。パニックに陥った人々は秩序もモラルも失い、無益な殺し合いを繰り返すばかり。テレビ局員のスティーブンは、修羅場と化した街に見切りをつけ、恋人のフラン、SWAT隊員ロジャーとピーターと共にヘリで夜空に飛び立ち、巨大なショッピング・センターへと辿り着くが…。生者と死者の、生き残りを賭けた死闘が今、始まる!


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製作年:1978
製作国:アメリカ/イタリア
監督:ジョージ・A・ロメロ
主演:デヴィッド・エムゲ

言わずと知れた大傑作。すでに映画の内容は皆さんご存知なので、改めて語る必要も無いけど、 遅く弱いが確実に勢力を拡大し、緩やかだが大きな絶望を与えるゾンビ。それによってやはり緩やかに自滅していく人々。序盤でのなんの怪我もしてないのに自殺するスワット、意味なく延々放送されるテレビの中でキレる出演者や持ち場を放棄するスタッフの描写だけでもう震えてくる。ショッピングモールという天国を見つけた主人公達。そして本能的にモールに群がるゾンビ。無軌道に行動し死んでいくバイカー達。ゾンビ映画というジャンルはこの映画なくしては確立しなかったであろう普及の名作。 屑のように人の肉体を扱いながら、極めて明瞭に人間の「生」を描いていることは痛快この上ない。人の欲望、弱さがポイントで利いてくる痛さ。更に個性的な登場人物、その人間関係の変遷。終末感。的確なBGMや画面、編集・・・よくぞと思える傑出した出来!




サンゲリア(79年)

ニューヨークの沿岸に不審なヨットが漂着した。調査に乗り込んだ沿岸警備隊員の前に現れたのは発狂した謎の男! その男は、突然、隊員に向かって噛み付いてきた! 一人が負傷するも他の隊員が拳銃を発砲し、男は湾の藻屑へと消えていった・・・。そのヨットのオーナーの娘アンは、行方不明の父親の身を案じていた。彼は三ヶ月前にアンチル列島のマツール島に出かけたまま消息を絶っていたのだ。アンは事件の真相を探る新聞記者のピーターと共に島へ向かう。途中で知り合ったバカンス中のカップルと共にマツール島に降り立った二人だったが、そこでは世にも奇妙な疫病が蔓延し、不穏な空気が漂っていた。病気の解明に情熱を捧げる島の医師メナードによると、疫病にかかった者は死ぬと二日後に甦り、人肉を食らうゾンビになるというのだ!?彼の事を狂人扱いして信用しないピーターたちであったが、島の全域で発生したゾンビは、遂に彼らの居住区まで押し寄せて来た! 古い礼拝堂に立てこもったメナードとピーターたちは、銃や火炎瓶で武装して、迫り来るゾンビの大群を迎え撃つが・・・


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(2001/01/19)
イアン・マカロック、ティサ・ファロー 他

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製作年:1979
製作国:アメリカ/イタリア
監督: ルチオ・フルチ
主演: イアン・マッカロク,、ティサ・ファロー,、リチャード・ジョンソン, 、オルガ・カルラトス,、アウレッタ・ゲイ

イタリアン・ホラーの巨匠・ルチオ・フルチの出世作。社会風刺やゾンビ化を世界崩壊の一要因とし、ゾンビの恐怖よりも人間の隠れた残虐性・野蛮性の恐ろしさ、愚かさを描いているロメロ映画とは違いこちらは純粋に"ゾンビという気味の悪い化物"を描く事のみに重点を置いた作品です。汚くグロくて、メッセージ性は皆無ですがゾンビの気味の悪さではフルチ作品に適うものはないでしょう。社会派ホラー(?)ならロメロ、単にお化け屋敷的なB級ホラーを観たいならフルチです。サメ vs ゾンビ世紀の異種海中戦、サービスシーン(エロ)効果はバツグンのインパクト大!




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製作年:1979
製作国:イタリア
監督:ジョー・ダマト
主演:ラウラ・ジェムサー、ジョージ・イーストマン、ダース・フナリ、マーク・シャノン

とっくに淘汰されてしまった映画である。なにしろ監督がイタリアの超娯楽B級監督ジョーダマトだもん。基本ゾンビものですが、ストーリーはたいしてなく金持ちが島を買ったらゾンビ島だった、調査に行ったら食われた・・・・・それだけの内容です。あと、特徴としてはエロシーンが意味なく豊富(かなりポルノより)で、ゆえにモザイクも多様。けど、けっこいい音楽とあいまってゾンビシーンがけっこういい味出してます(見た目ボロ布まとった原住民ですけど…)。チープながらも一応ゴアシーンありますがB級エロ+少しゾンビと、いった具合で、恐さを、求めている方には、あまりおすすめできません。





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