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ゾンビ映画感染拡大中!1980年代半場、様々なゾンビ映画や続編が続々世界中でピーク♪…Arika

kage

2014/10/27 (Mon)

『怖い映画』企画第1弾『ゾンビ』

ゾンビ2a3

これまで低予算B級ホラーの代名詞のように語られがちだったゾンビ映画。

しかし、近年は終末世界を描くSF要素とブレンドされ、一大人気ジャンルとして確立された感があります。

ゾンビ映画に興味あるけど、いっぱいありすぎてどれを見てよいのかわからない!

単にゾンビ映画といっても色々な種類があります。

名作ゾンビホラーだけでなくゾンビコメディーまで様々なゾンビ映画を年代別にご紹介!!

ポイントさえ押さえておけば、ゾンビ好きを公言しても大丈夫かも!? 



■1980年代後半

1980年代半場、様々なゾンビ映画や続編が続々世界中でピーク♪


ロメロの『ゾンビ』以後、影響されたゾンビ映画が世界中で作られていくことになります。それにはゾンビのキャラクターの魅力もさることながらゾンビ映画がホラー映画として低予算で製作でき、なおかつ暴力性や残酷性を盛り込みやすいという理由もあったでしょう。特に『ゾンビ』とのかかわりが深く世界で最初に『ゾンビ』を公開したイタリアでは、80年代を通して大量のゾンビ映画が製作されることになります。

もともとマカロニウエスタンやジャーロ映画の伝統があったイタリアでゾンビ映画はより過剰により淫靡なものになり、極上のエクスプロイテーション映画に変化します。
 
イタリアをはじめとしてゾンビ映画は世界のいたるところで作られ、それらの作品群は80年代のスプラッター映画ブームの中でちょっとしたゾンビ映画ブームを醸成し、それは本家ロメロの「リビング・デッド」シリーズ第三弾『死霊のえじき』が公開される80年代半ばにピークを迎えることになるのです。




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クリープス(86年)
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宇宙のかなた。宇宙船から1人のETが実験中の狂暴な生命体を放り出した。59年のカリフォルニア。女子大生のパム(アリス・カドガン)が男友達のジョニー(マン・ヘロン)と車の中でしゃべっていると、警官のキャメロンが「斧を持った狂人が逃走中だから気をつけろ」と注意する。キャメロンはパムの前の男友達だった。森に白く輝くものが墜落し、ジョニーが見に行く。中から約15センチほどのなめくじ状の物体クリープスが飛び・・・・

クリープス [Laser Disc]/ジェイソン・リブリー

¥価格不明
Amazon.co.jp

製作年:1986
製作国:アメリカ
監督:フレッド・デッカー
主演:ジェイソン・リブリー

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クリープスとは、宇宙からやって来たナメクジの様な、ヒルの様な黒い生き物。しゅるしゅると地面を素早く這いまわる。それは、人間の口から体内に入り込み、その脳の中に卵を産み付ける。クリープスに憑かれ脳を破壊された人間はそのままゾンビと化し、街を徘徊する。やがてそのゾンビの頭をブチ破って大量のクリープスが生まれ、また新たな宿主を求め暗闇に消えていく…なんか、書いててすごく気持ち悪いけど、実は映像で見るとたいして気持ち悪くないので大丈夫!この頃のホラーずきはこういう、いかにも作り物然としたゲロゲロを
悪趣味ながらも無邪気に楽しんでいたのだ。

宇宙の寄生虫(寄生生物ヒル型)による侵略。映画自体はゾンビ映画。奇想天外な設定や度肝を抜くSFX、派手なアクション、奇抜な台詞が飛び交い、極端な演技による面白可笑しさ、意表をつく展開の数々…。脳を乗っ取り増殖するナメクジ状の生命体と聞けばありきたり感全開ですが、ここに友情、非モテ系男子の恋心、入会儀礼、プロム、等々というさらにありきたりな要素が加わり、トム・アトキンスの絶妙な演技が色づけて生まれた奇跡。また本作は過去のSF/ホラー映画のパロディ・オマージュ満載のオタク・ホラーのうえ、登場人物の名もロメロ、カーペンター、フーパー、キャメロン、ランディス、クローネンバーグ、ライミ、そして猫の名までゴードン等々、歴代ホラー監督の名前だらけという少々問題作。当然B級C級。しかしながらDVD普及以前のレンタルビデオ店のホラーコーナーに存在した、いかがわしさ・バカバカしさ・ほんのわずかのドキドキ感が渾然一体となった『変なオーラ』がちらほらと映像に(磁気テープの劣化キズとともに)見える気がします。




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新・死霊のはらわた(86年)
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謎のウィルスにより蔓延するゾンビを殲滅するために結成された特殊部隊「ゾンビ・スクワッド」。リーダーのライミは、際限なく増殖していくゾンビと終わりなき戦いを繰り返す日々を送っていた。ある日ライミは、ボグ博士がゾンビを滅ぼす血清を研究していることを知り、博士のもとへと向かう。しかしすでにボグ博士の姿はなく、ライミはゾンビを神の使いと信じるカルト教団に狙われることに・・・。

新・死霊のはらわた<デジタル・リマスター版> The Dead Next Door [DVD]/発売&販売元:CURIOUSCOPE/販売代理:アルドゥール

¥3,024
Amazon.co.jp

製作年:1986
製作国:アメリカ
監督: J・R・ブックウォーター
製作総指揮:サム・ライミ
主演: ピート・フェリー、ボグダン・ペシック、マイケル・グロッシ、ジョリー・ジャックナス

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サムライミ製作総指揮のゾンビホラーです。カニバルシーンあり、喋るゾンビありの血飛沫満載な映画ですがあまり評判はよくないです。その原因とされているのが荒い画面で見にくいとか、ストーリーはイマイチとか、需要な役を劇中でまったく活かしきれてないとかありますが、その割にグロ描写が秀抜で、ゾンビにいたる過程も中々の出来だと思いますし、ゾンビが群れで来るカタルシス感も、それなりに味わえますし、グロいお食事シーンも結構頑張ってますし、 人間解体ショーや惨殺シーンには力を入れてそれなりの出来になっていて作り手の“ゾンビ愛”というモノが感じられる映画です。 B級ゾンビ映画が大量生産されていた80年代ならではの映画なので、このてが好きな人ならどこか懐かしく感じ気に入ってもらえると思いますよ。以前、ビデオがまだレンタル屋さんに置いてあった頃、『死霊のはらわた』の隣には必ずと言っていいほど、この作品と『続・死霊のはらわた』なるものがセットで並んでいたのを思い出します。




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デモンズ 2(86年)
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土曜の夜。ローマ郊外の高層マンション。オンエア中のホラー映画では、葬られたはずの悪魔<デモンズ>を無謀な若者たちが掘り返そうとしていた。そして甦った悪魔はあろうことかTV画面を突き破って現世に復活! マンションの住人たちは次々とデモンズ化していく……。

デモンズ 2 [DVD]/角川書店

¥3,024
Amazon.co.jp

製作年:1986
製作国:イタリア
監督:ランベルト・バーヴァ
主演:デビッド・ナイト、コラリーナ・カタルディ・タッソーニ、 ボビー・ローズ、アーシア・アルジェント、ナンシー・ブリッリ

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ダリオ・アルジェント製作・脚本によるオカルトホラーの傑作『デモンズ』の続編。舞台を映画館から高層マンションへと変えただけで、話の展開的には前作と全く一緒。どちらにしても閉鎖された空間というのがミソ! とあるホラームービーを見ていた女性に、テレビ画面を突き破って(!)出てきたデモンが取り憑き、彼女の誕生日パーティーに参加していた若者たちが次々と襲われ、彼らもデモンと化して他の住民たちを襲い始める・・。チンピラがヤクでラリってるシーンを意味無く挟むのも前作と一緒。それが本編に一切絡んでこないのも一緒・・・。

ところがドッコイ、私は前作よりこっちの方が意外に楽しめてしまったのである。閉じ込められたエレベータ内、デモンズたちの襲撃を食い止めようとする駐車場、妊婦や幼い男の子がいるアパートの部屋・・といったように舞台が並行してストーリーが進む点と特殊効果もパワーアップして、本作では、犬、子供といった、アメリカのホラーではあまり見られない被害者=取り憑かれた者も登場する。怖いなと思わせる描写は、目を光らせたデモンズの集団が階段を駆け下りてきたり、駆け上ってきたりするところ。物語終盤、ボディービルダー達が地下駐車場で、デモンズ相手に派手なドンパチを繰り広げるのだが、このシーンだけはゾンビ映画の面白さを見事に凝縮していた。娘を守るために奮闘していた親父が無残にも惨殺され、デモンズ化。やがて、車の中で泣き叫ぶ愛娘に襲いかかろうとするのである。その後の展開は一切描かれていないが、恐らく娘は惨殺されてしまったのだろう。この容赦無い展開はゾンビ映画の醍醐味であると言える。また、ザ・スミス、アート・オブ・ノイズなど、80年代後半のロック・シーンを彩った名曲が提供されているので懐かしいよ♪

≪裏コラム≫
世間での評価は甘くはなかった。本作の出来の悪さに映画会社もブチキレてしまい、ダリオ・アルジェントはランベルト・バーヴァに見切りを付けざるを得なかった。代わりに新人ミケーレ・ソアヴィを起用し、企画中だった「デモンズ3」を別内容に作り変えさせたのである。それが良い結果を生み、「デモンズ3」は見事な秀作となったのであります。2と3の間の経緯には、そんな裏字状もあるよも含めて楽しんでみて? ちなみにランベルト・バーヴァの方はその後も「グレイブ・ヤード」「デモンズ5」など怖くないホラー映画を撮り続け、現在に至る。




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霊幻道士2 キョンシーの息子たち!(86年)
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墓泥棒たちが親子3人のキョンシーを発見し、キョンシー一家をアジトに持ち帰る。しかし、少年キョンシーが目を覚まして逃走してしまう! 続いて両親キョンシーも蘇り、我が子を追って街に現れ大パニックに。一方、キョンシーが復活したことに気づいた漢方医ラムは、娘のチー、新米記者のヤンと共に、キョンシー退治に立ち上がる!

霊幻道士2 キョンシーの息子たち! デジタル・リマスター版〈日本語吹替収録版〉 [DVD]/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

¥1,543
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製作年:1986
製作国:香港
監督:リッキー・ラウ
製作:サモ・ハン・キンポー
主演:ラム・チェンイン、ユン・ピョウ,、ムーン・リー

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前作の時代から時代設定が現代に移され(パート2の法則と呼んでます)少しパワーダウンを感じますが、『E.T.』ともとれる少年少女たちと妖怪との交流がより子供うけしそうな秀作。主に子供向けに作られたものなので、人間の子供とキョンシーの子供のほのぼのとした場面が長いです。ラム・チェンイン扮する現代の道士(漢方医という設定)が出てくるのは、物語の中盤からですが、彼はキョンシーについて文献でしか知らないようで、シリーズ1作目と違い万能ではないですが、やっぱり頼りになる人です。また、吹き替えの青野武が本当にいいです。そして、物語も一夜の出来事として描かれています。特に桃剣が効果を上げるところが良いです(でも,やっぱり折れてしまいますが…。)。前作と比べればアクションシーンは控えめですが、これがリアルな現代版なのでしょう。1作目のティンティンは娘役として出ています。大人になった今でも十分楽しめる内容です。




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悪魔のゾンビ天国 (87年)
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舞台はメリーランドの田舎町。

廃棄された酒樽を発見した酔っ払いのおっさん達は、町の人間に安く売りつけ大金を得る。

しかし、その酒には軍の手により放射性廃棄物が誤って混入されていたのだった!

酒を飲んだ人間は、緑色のゲロを吐きながら、凶暴なゾンビに変身。

ゾンビと化した人間は街中へと溢れかえり、救援に駆けつけた軍隊と壮絶な戦いを迎える…

悪魔のゾンビ天国 [DVD]/DARK RABBIT

¥3,675
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製作年:1987
製作国:アメリカ
監督:ペリクレス・レウニス
主演:リサ・デヘイヴン、 ウィリアム・E・ベンソン、 ウィリアム・W・デッカー、 フランク・レンツ

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『悪魔の毒々モンスター』シリーズのスタッフが贈る、究極のゲテモノ・ゾンビ・ムービー。 内容は、軍が落としたドラム缶と知らず、ちょっと脳タリンな一家が、それで酒を蒸留して近所に配達してとんでもないことになる・・というものです。ストーリーは殆ど無く(というより破錠していますし、支離滅裂です)、ゆえに、普通の or 最近のアップテンポ&リアリティーさに馴れた映画ファンにとっては、とっても見ていられるものではなくつまらないと思います。さらに、ゾンビもトロマ特有の“汚い”ゾンビなのでご家族On恋人と見る映画では決してありません。しかし、ゾンビ映画ではありますがトロマ作品のご他聞にもれず、物凄く緩く、かつバカバカしさに溢れた内、そしていかにも金のかかっていない雑な仕上げ…。とにかく万人受けしないゲロゲロなスプラッタ大好き!、80年代のB級、C級、Z級ホラー好き、トロマ映画を愛してやまない人に是非。

最後にもう一度、申しあげますが・・・・・・・

絶対にご家族On彼女とはみないように、絶対ドン引きされますから…!?





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死霊のはらわたⅡ (87年)
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恋人のリンダと山小屋に出掛けたアッシュは、ひょんなことから700年間封印されていた太古の死霊を甦らせてしまう。

再び血の惨劇が幕を開ける…。

死霊のはらわた2 [DVD]/ジェネオン・ユニバーサル

¥1,543
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製作年:1987
製作国:アメリカ
監督:サム・ライミ
主演:ブルース・キャンベル、サラ・ベリー、 ダン・ヒックス、 キャシー・ウェスリー、 セオドア・ライミ

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『スパイダーマン』のサム・ライミ監督作、伝説の大ヒット・ホラー第2弾!前作では、無事朝日を迎える事が出来、死霊との闘いを制したかに思われたアッシュが森からハイスピードで忍び寄ってきた“邪悪なモノ”に襲われる所で映画は終了しました。今回はその続きからなのか? アッシュは生き延びる事が出来るのか?そんなドキドキの期待がバカらしくなるほど、『2』と銘打っているくせに『1』とは何にも繋がっていなかった(笑)。1作目は完全なホラーでしたが、2作目はホラー映画というよりも、コメディ色が強い作品です。後に3も出るのですが、続編に進めば進むほどコメディ色が強くなります。『1』を血もグロも特殊効果もスケールアップさせて、そしてなにより、何もかも吹っ切れた一作です。公開当時、観てぶっとんだ記憶ありましたが、今回、改めて観るとアッシュ役のブルース・キャンベルの名演技に脱帽です(笑)。まさに、アッシュ劇場。山小屋にある剥製の鹿や、本棚や、電気スタンド等と格闘したと思ったら、今度はアッシュの片手に取り憑いた死霊とのパントマイムによる死闘が始まります。アッシュに襲い掛かる、アッシュの片手。自由自在に操り、必死に片手と格闘するアッシュ。ついには厄介な片手を切り落として、勝利の雄叫びを上げるアッシュでしたが、なんと今度はその手が部屋中を逃げ回り、打倒アッシュに奔走します。て、これぜーんぶアッシュの一人芝居wwこりゃスゲー笑えるでしょ♪ で、ラスト佳境いきなりの急展開ワープin中世へ、めでたしめでたし。果たしてアッシュは次回無事、現代に帰れることが出来るのでしょうか? かなり唐突な結末ですが、全ては次回作に続く、サム・ライミ監督の計算通りなのでしょう! 計算といえば特撮もわざとらしい、お粗末なつくりで、何者にも束縛されない、自由な発想で、想像力の限界を突き破ったこういう独創的なはっちゃけぷりです。

≪裏コラム≫
ちなみに次回完結編のタイトル名は 『キャプテン・スーパーマーケット』。中世なのに、なぜ『スーパーマーケット』?!と言うか、3作目にして『死霊の・・』うんぬん関係ないタイトルとはこれいかに? 内容より、そっちの経緯が私、気になりますw




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ゾンビ・スクール1990(87年)
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一流校に入学を許された夢一杯の同級生達が、次々と生気を失っていく事に疑問を抱いた女子学生が、生徒の生血を利用して何百年も生き続ける学園組織の存在を知ることとなり・・


ゾンビ・スクール1990 [VHS]ゾンビ・スクール1990 [VHS]
(1990/03/02)
ヴァージニア・マドセン、リチャード・コックス 他

商品詳細を見る


製作年:1987
製作国:アメリカ
監督:ロン・リンク
主演:ヴァージニア・マドセン、リチャード・コックス、ケイ・E.クッター、ジェイムズ・ワイルダー

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これはいわゆるザ・デッドのゾンビ物ではなく、不死の秘技を実践する秘密結社を描いたサスペンス映画。ショック・シーンもほとんどなく、ヴァージニア・マドセン初期の主演作で初々しい魅力を披露しているが、作品自体の出来はあまり良くありません。ストーリー展開がスチャラカで緊張感に欠け、いっそコメディー・タッチの作品にしてしまったほうが良かった気がするくらいです。特にヒロインに惹かれていくファイロの感情の動きが描かれていないので、ストーリー全般に説得力が欠けていたのも残念!

タイトルが『ゾンビ・スクール』だけに、ゾンビの学園ものかと思い。いつゾンビが出てくるんだろうか?とワクワク&期待してたら、最後の最後までゾンビが出ない! ゾンビといってながらすごく長生きしただけの老人老婆だったというオチ!? しかも、ラストは何の見せ場もなくあっけなく皆死んでしまうというウルトラZ級ゾンビ映画!「不老不死の体=ゾンビ」という安易な解釈のもとに作られたタイトルと思われますので、ゾンビ映画が観たい方にはオススメできません。ちっとも恐ろしくないので、ランチを食べながらでも鑑賞出来ます。エロいシーンも皆無のうえ、ズバリ見所はありません。しいて言えば、まったく高校生には見えない高校生役のヴァージニア・マドセンを観たい方向け。



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バッド・テイスト(87年)
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ある日突然、ニュージーランドの田舎町カイホローが全滅した。その原因を探るため調査隊が町に入ると、人の皮を被ったエイリアンたちが突然襲撃してきた。頭を破壊しないと決して死なない奴ら。エイリアン対人間の、血で血を洗うバトルが展開する。そして遂に、人間が奴らのアジトに奇襲を仕掛けた。人類食肉化計画を目論むエイリアンと、人類の死闘を過激描写満載で描く。

バッド・テイスト [DVD]/ピーター・ジャクソン,ピート・オハーン,マイク・ミネット

¥2,880
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製作年:1987年
製作国:ニュージーランド
監督:ピーター・ジャクソン
主演:ピーター・ジャクソン、ピート・オハーン、マイク・ミネット、テリー・ポッター

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全編がギャグとスプラッターにまみれたB級映画。当時25歳のピーター・ジャクソンが、勤めていた仕事の合間を利用し、友人たちと4年半をかけて完成した自主制作のデビュー映画。その結果、登場人物の体格は微妙に変わり、髪の長さも微妙に変化し、映画界初の試み、家が宇宙までぶっとぶ空飛ぶ我家!、そのほかのシーンもお金が無いゆえのアイディア満載で、馬鹿は沢山いるが行き過ぎればカコイイ!の見本のような映画バカ、ピータージャクソン!主演から監督脚本、もといPJ節で月まで逝きそなテンション!で4年の歳月を掛けて、もとい駆け抜けて作り上げた宇宙1の手作りアクションホラー!ピータージャクソンの、熱過ぎで周りを溶かしかねない映画馬鹿っぷりは素敵過ぎ!と映画は理屈じゃぁないんだ!と、同じ時期、日本で同じ様に狂った自主映画を作っていた多くの8ミリ小僧が「ニュージーランドにも同じ発想のヤツがいる」と熱狂した。作品をみて「発想も同じだけど、レベルも同じだなあ」と想っていたのも今は昔、監督は着実にステップアップして後年の『ロード・オブ・ザ・リング』三部作で数々の記録を打ち立て歴史的大成功を収め、今や世界有数世界的な映画作家となった。万人向けではないけどスプラッタ好きで、馬鹿映画が好きで、アイディア勝負の映画が好きな人には文句無くレンタル屋にGoの一作!個人的には、いつかマジでセルフ・リメイクに期待したい一本です。 因みにこの映画の日本語版吹き替えがたけし軍団だった事は心持ち広い範囲で有名である。




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霊幻道士3 キョンシーの七不思議(87年)
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インチキ悪霊退治で荒稼ぎする半人前の道士ミン。ある日、腕利き道士ラムと出会った彼は、道士としてのあり方を諭され、すっかり改心してしまう。そして、ミンはラムと共に、女妖術師率いる盗賊団との戦いに参戦。激しい死闘の末、女妖術師にとどめをさすが、恨みを残して死んだ彼女がやがて恐るべき悪霊となって蘇る……!


霊幻道士3 キョンシーの七不思議 デジタル・リマスター版〈日本語吹替収録版〉 [DVD]/ラム・チェンイン,リチャード・ン,ルイ・フォン

¥1,543
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製作年:1987
製作国:香港
監督:リッキー・ラウ
製作総指揮:サモ・ハン・キンポー
主演:ラム・チェンイン、リチャード・ン、ルイ・フォン、 ホー・キンウェイ、 ビリー・ロウ

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霊幻道士シリーズと呼ばれる3作目の作品。前作がファミリー向けで興行的にはヒットしたが、アクション部分でのラム・チェンイン道士役の活躍が今一残念だったのに対し、本作「はラム・チェンインの本領発揮とばかりに、一作目を超える大活躍です。 彼のカンフー・アクションはいつ見てもカッコイイ、人間臭い演技も魅力的 物語設定も一、二作目の濃厚キョンシー色から新たな展開、女妖術師が率いる盗賊団との対決が主流であり、スプラッター色や残酷描写も
ちらほら見られる特殊メイクが効果的に生かされているのが特徴です。勿論、爆笑コメディ色は健在、発想高い馬鹿馬鹿しさで大いに楽しませてくれる。後半、霊的パワー・アップした妖術師との肉弾戦やら幽霊兄弟との人間ドラマ、天ぷら人間モンスター誕生場面、二人の道士の強弱差をつけたユニークな演出描写…等、見せ場てんこ盛り(!)。特に3はキョンシー物、コメディホラー物としても最高峰にあげたい作品です。本作をレンタルビデオ屋さんで借りる際は、「日本語吹き」版であることを確認のうえでレンタルすべし、これ絶対条件! ジャッキー・チェン=石丸博也のように、ラム・チェンイン=青野武というのが霊幻ファンには常識となっている。ギャグ要素の強い香港映画は、吹き替えの力量が何十倍も面白さを広げてくれる! ラム・チェンイン、青野武の、両故人に感謝!




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サンゲリア2 (88年)
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イタリアンホラーの巨匠ルチオ・フルチ監督を代表する伝説のゾンビホラー作「サンンゲリア」の続編。

有害ウィルスに汚染された動物に噛みつかれて死んだ男女が、ウィルスの影響でゾンビとなり人々を襲い始める。

サンゲリア2 [DVD]/クリエイティブアクザ

¥5,184
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製作年:1988
製作国:アメリカ
監督:ルチオ・フルチ、ヴィンセント・ドーン(ブルーノ・マッティ)
主演:: ディラン・セラフィアン、ベアトリス・リング、アレックス・マクブライド

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本作をサスペンス性やクオリティーを期待して見てはいけない!違った意味で、サスペンス性を感じて笑える映画。まず、ゾンビはアジア某国の現地人たちが完全な素人演技でゾンビ集団を演じており、皆カメラ目線なヒドイ演技で失笑。次に、「キッチンの戸棚」 「冷蔵庫」 「納屋の壁の中」 「わらの中」「水中」など あり得ない所から出現するゾンビたちも吃驚だが、ラストのしゃべりが達者なDJゾンビは腹抱えた、もう本当に全編わけの分からないゾンビだらけ(笑)。 透き通る様な青空の下 スチロール丸出しの角材でゾンビと「ぽかぽかドボン」に興じる登場人物。 「ゾンビ映画」というより「風雲たけし城」を観ている感じです。 ヒロインの可愛さは全ゾンビ映画中でも五指に入る程だと思うのですが、終始絶叫で潤いの欠片もなし。でも、ルチオ・フルチの世界観、グロは随所に健在です。またゾンビ映画ながら、環境破壊・環境汚染・地球温暖化なども訴えております。




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ゾンビ・コップ(88年)
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LAでは強盗事件が連続していた。ロス市警の刑事・ロジャーとダグたちは強盗団に襲われた宝石店に急行、2人組の犯人を相手に派手な銃撃戦を繰り広げる。しかし、犯人たちは撃たれてもひるむ様子もなく、息の根を止められるまで抵抗を続けるのだった。やがてロジャーとダグは検視に当った女医から、驚くべき事実を聞かされる。犯人たちは彼女が以前に検視をした遺体に違いないというのだ。死者が甦って強盗を?半信半疑のまま、2人は犯人の遺体から検出された薬品を手がかりに、ダンテ製薬へと捜査に向かう。社内を案内する広報担当者・リンディの目をかすめて、立ち入りを禁止された実験室に侵入するダグ―彼の前に異形の怪物が現れ…。

ゾンビ・コップ[DVD]/マクザム

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製作年:1988
製作国:アメリカ
監督:マーク・ゴールドブラット
主演:トリート・ウィリアムズ、 ジョー・ピスコポ、リンゼイ・フロスト、 ダーレン・マクギャビン、 ヴィンセント・プライス

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名編集者マーク・ゴールドブラットの長編映画監督デビュー作、ゾンビ物のSFアクション・コメディ・ホラー。犯人もゾンビなら刑事もゾンビという、80年代当時流行だったポリス・アクションとゾンビ映画を融合させた型破り(掟破り)のストーリーを軽妙なタッチで描いた1本。

冒頭から街中で景気のいい銃撃戦が勃発させ、軽快なストーリー展開の中に様々な見せ場を盛り込んだ娯楽作。人によって賛否はもちろんあると思います。まずこの映画はホラーじゃないし、全く怖くない。あえて言うなら、ゾンビアクションギャグ映画である。怖くもないし、やたら死んでることを強調するし(笑)設定もぶっ飛んでる!けど、それを覆す説得力がこの映画にはあるんです!特に中華料理店でのゾンビ再生シーンは、ゾンビ史?残る傑作だと思います。しかも、ただのB級ゾンビ映画では片づけられないくらい、この映画のテーマはハッキリしている。映画の中でも言っていますが、誰もが限られた時間の中を生きている。永遠の命を否定し、その限られた時間の中をどう生きるかが、大事だと・・・。そういう深いテーマを題材にしながら、コミカルなゾンビアクション映画に仕上げるなんて、極めてまれで上手くいった名作だと思う。

ホラーとかゾンビとかグロイのとか、好きじゃない人でも1回だけ試し観てみてよ!もし借りるなら、テレビ放送時の吹替音声を収録される、Blu-rayかDVDがお薦め




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ゾンビ伝説(88年)
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科学者のデニスはゾンビの研究のためにハイチを訪れ、死から蘇ったという男と接触する。そしてゾンビ化を引き起こす薬を探し始めるのだが、彼を監視していた黒魔術師たちによって拉致されてしまう。


ゾンビ伝説 [DVD]/ビル・プルマン,キャシー・タイソン

¥2,700
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製作年:1988
製作国:アメリカ
監督:ウェス・クレイヴン
主演:ビル・プルマン、キャシー・タイソン

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原作はハーバード大学の人類学者、ウェイド・デイヴィスが1985年に「実話」として売り出したベストセラー小説『蛇と虹-ゾンビの謎に挑む』の映画化。原作はゾンビという現象を解明しようとする過程を描いたもので、最後まで結論らしい結論が出ないという難点を考慮しても尚、読み物としては良く出来た作品でしたが、映画のほうは原作とは大幅に違い、一言でいえば「行動的に」簡略化されています。元々の原作が行動よりも仮定と理論に重点を置いているものなので、この映画版のストーリーも実にスロー・テンポで進行するのですが、結果的にはそのことが或る種のリアリティーを出すことに成功しています。正直、毒薬やブードゥ教をつかって人間を仮死状態にしたり(死んだと思って埋められてしまう)、死んだ人間の魂を自分のものにしたりと結構怖い。クライマックスのだめ押しはウエス・クレイブン節全開で楽しめる。




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ゾンビ4(88年)
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 傭兵たちとヒロインがバカンスの途中たどりついた孤島は、20年前に科学者グループがガン研究のため原住民を実験体に使っていた呪われた地であった。その時ブードゥーの司祭によって開かれた地獄の門からあふれ出したゾンビの群れが今も島を跋扈しているのだ……。

ゾンビ4 デラックス版 [DVD]/パイオニアLDC

¥4,104
Amazon.co.jp

製作年:1988
製作国:イタリア
監督:
クライド・アンダーソン(クラウディオ・フラガッソ)
主演:チャック・ペイトン、アレックス・マクブライド、クライド・アンダーソン

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またまたふざけた邦題が素敵です♪ 「ゾンビ3」ときたら、当然お次はゾンビ4みたいな~、 ちなみに元の邦題は「人喰い地獄!ゾンビ復活」でこっちの方がしっくり来るんではないかなと思います。怪しげな黒人の司祭が蝋燭をいっぱい焚いた洞窟の奥で何やら儀式めいたことをやっています。 この司祭はブードゥの秘技により、死者を甦らせたり、疫病を蔓延させたりしているらしい??! ダラダラとゾンビが現れ、ダラダラと銃撃戦を繰り広げ、緊張感を置き忘れたような演出は、正直面白いと言えない。でも、本作の魅力はラスト10分間に凝縮されている。この「10分間」のためだけに観たい!!!そう思える映画です。観客の神経を逆撫でするような後味の悪さです。ゾンビ映画好きなら、1度は通らなければならない道かもしれません。 とにかくラスト10分のシーンがホラー、いや映画史上に残る名シーン。この笑劇は見なきゃ損します!




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バタリアン2(88年)
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ゾンビ化させるガスを運送中の軍トラックが、誤ってドラム缶を1つ落として走り去った。それを見つけたジェシーら3人の少年がドラム缶を叩いているうちにガスが噴出し、ジェシー以外の少年たちはガスを吸い込んでしまう。そしてガスは雨によって地中へと流れ込み、墓場の死体が蘇った。

バタリアン 2 [DVD]/ワーナー・ホーム・ビデオ

¥3,218
Amazon.co.jp

製作年:1988
製作国:アメリカ
監督:ケン・ウィーダーホーン
主演:ジェームズ・カレン、トム・マシューズ、 マイケル・ケンワーシー

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ケン・ウィーダーホーン監督(兼脚本)による前作の焼き直し的な怪作。前作で爆笑を呼んだ名コンビ(ジェームズ・カレン&トム・マシューズ)を再び同じような役回りで出演させることに問題はない。登場人物が逃げ回りながら、噛まれた人がゾンビ化して、誰かが犠牲となり、最後に生き残った者がゾンビの群れと戦うという基本路線は押さえてある。ストーリー展開が想定の範囲内で進んでいくので、奇妙な安定感もある。奇怪な特殊メイク、凄惨すぎない適度な残酷描写も楽しめる。しかも本作は、思いっきりお馬鹿なコメディ路線であり、最初から最後まで笑いを狙った描写の連続である。全体的にお気楽ムードの漂うまったりした脱力感と安心感に満ちた作風であり、そこが好みの大きく分かれる脱力系ゾンビ映画の珍品。




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フライトハウス/ゾンビの生贄(88年)
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第一話「ゾンビの生贄」

第二話「呪いの美少女」

イタリア映画お得意の残酷ホラー2話で綴るスプラッタ・オムニバス。

血に飢えた悪魔が住む館を興味本位で訪れた若者たちが、血祭りにあげられる「ゾンビの生贄」。

アートスクールの地下にある開かずの間に、徐々に引きつけられてしまう少女の恐怖を描く「呪いの美少女」の2話で構成されている。


フレッシュイーター/ゾンビ群団 特別編 [DVD]/スティングレイ

¥5,076
Amazon.co.jp

製作年:1988
製作国:アメリカ
監督:レン・アンソニー
主演:アル・ルイス、デュアン・ジョーンズ 、ポール・ボージェス

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「ゾンビの生贄」と「呪いの美少女」の二話を収録したオムニバス映画。

第1話「ゾンビの生贄」は、若者の自殺者が多発する学園都市が舞台。自殺は実は見せかけで、地獄の門を開ける邪教集団による儀式の生け贄だった。ちなみに女性信者は全員オッパイ丸出しです(笑)で、そんなオッパイ儀式を目撃した刑事と若者らに、邪教集団の操るゾンビが襲い掛かります。さて、邪教集団を主催する司祭ですが、なんと主人公も良く知る意外な人物(ジャケ写でバレバレですが・・・)。そうだな、牙の生えた悪魔っぽいゾンビが登場するんだけど、特に暗闇からいきなり出てくる奴の皮膚のふやけ具合は絶妙なんだけど、ゾンビが身に迫って慌てふためく若者たちにあおる存在としてはパワー不足。肝心のお話も少々混乱気味で、短いお話の中にいろんな人がゴチャゴチャと出て来て、正直、何が何やら誰が誰やらです。だから、人肉喰いまくりの展開を期待するとがっかり大かもね・・・。

第2話「呪いの美少女」は、郊外の美術学校に開かずの間があり、そこに入り込むと恐ろしいめに会う!、という“学校の怪談”っぽいお話。学園の女性オーナーは若作りですが実はかなりのお年寄り。学校の地下に隠された変な装置の力で老化が止まってるらしいです。でその秘密を探ろうとする女子学生の若さを女性オーナーが奪おうとする、そんなストーリー。“開かずの間”という設定は興味深いのですが、そこで行われていた生体実験の具体的描写がないので、怪談っぽさを効果的にあおるなら演出的には損をしていると思う。昔のミイラ男みたいなゾンビっぽいのがちょこっとだけ登場はしますが、見せ場らしい見せ場はほとんど見当たらず、ただ地下室で寝てる包帯ぐるぐる巻きのミイラっぽいのがゆっくり起き上がるだけ。

1時間くらいのお話を2本くっつけてますが、2つのお話に関連はなく、オムニバスとして成立してません。また、この2本に共通して言えるのは、どちらも設定やお話の整理が不十分で、何が起きてるのか判りづらいことです。両作品とも、十分に不気味なゾンビを用意出来てるだけに、添え物程度の扱いに留まったのが勿体ない!せっかく化け物用意したんだから、B級ホラーの見せ場をちゃんと作らなきゃ損だし、本作で何をどう見せたいのかをハッキリさせることが肝心だと思う。



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霊幻道士・完結編/最後の霊戦 (88年)
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隣同士でありながら犬猿の仲の道士と和尚。

いつも騒動の絶えない彼らの前に凶暴なキョンシーが現れ、ふたりは協力してキョンシー退治に向かう・・・。

霊幻道士・完結編/最後の霊戦 <日本語吹替収録版> [DVD]/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

¥1,543
Amazon.co.jp

製作年:1988
製作国:香港
監督: リッキー・ラウ
製作:サモ・ハン・キンポー
主演:アンソニー・チェン

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中国版ゾンビ“キョンシー”と霊幻道士の死闘を描いたホラーコメディ第4弾。私は、35ミリ上映で本シリーズを観れたが、中でも本作は本当に怖かった!あの森の中であんなに恐ろしい形相の、しかも最強のジャンボキョンシーに遭遇したらと思うと心底恐怖を感じたのは、本作においてのみである。第4作は、当時キョンシーブーム下火の頃に公開され、もろに宮崎事件の影響を受け、ホラー映画がマスコミに排斥されていた時期に不運にもヒットはしなかった。しかし、ウーマも、陳友も、主役として申し分ないし、第一作で半人前であった陳友の道士としての成長ぶりもよい。リッキーラウ監督は、本シリーズを代表作とし、そのハリウッドに劣らぬ香港ジャンル映画の水準の高さを証明しており見応え十分だし、キョンシーは登場もインパクトあるし、歴代キョンシーの中でも強いので面白いです。もし、本作に問題があるならば、こちらがレンタルする際に霊幻シリーズは日本語版吹き替えを借り間違えないことぐらいです。




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ワックス・ワーク (88年)
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ある日突然開館した蝋人形館。招待状には真夜中12時に6名様ご招待、とある。そこで招待状をもらった学生6人組は面白半分に行ってみるが、そこにはまともな蝋人形はなく、人狼、ミイラ男、吸血鬼といった気味の悪いものばかり。あげくに、一緒に行った仲間が数人行方不明になってしまう。この蝋人形館の各コーナーは、異次元に続く本物だったのだ! 学生の一人、マークは警察に届け出るが、警察は何も見つけることができなかった。しかし彼は、そのとき応対に出た蝋人形館の主の顔に記憶があった。家に帰り天井裏を探し回り、とうとうマークは古い新聞記事のなかに、蝋人形館の主の姿を見つけた……。

ワックス・ワーク [VHS]/ザック・ガリガン

¥16,016
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製作年:1988
製作国:アメリカ
監督:アンソニー・ヒコックス
主演:ザック・ガリガン

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ナイトミュージアムのホラー版って感じかな? 蝋人形館という「古典的ネタ」で、ここまで魅せる手腕は、タダ者ではない。低予算ながら、この見応えは監督の、モンスター映画への愛情が、ヒシヒシと伝わって来ます。見所は、吸血鬼の世界に引きずり込まれた女の子が、純白のドレスを鮮血とワインで赤に染めながら逃げまどうシーン。汚水まみれフェチ必見! そしてクライマックスの魔物軍団VS戦うオヤジ集団。オヤジマニアも必見!むしろあれくらいカオスな戦いになった方が面白いんじゃないかと感じる。ドラキュラ、ミイラ男、狼男、フランケンシュタイン、そしてゾンビ・・・それぞれのキャラクターを、きっちり把握した演出力も光ります。ラストにかかるレスリー・ゴーアの「涙のパーティ」・・・・・・ニヤッとします。




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デッド・ホスピタル/血の実験室 (89年)
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とある精神病院の地下で、医者が人体実験を繰り返していた…。それを発見した同僚が狂気の医者を射殺…。射殺した医者は地下へと続く階段を壁で塗りつぶし、事態は収拾したかに思えたが…

20年後…

記憶を失った女がその精神病院に入院してくる…

女は狂気の医者の幻影と悪夢に苛まれる…

突如…地震が起こり、 地下へと続く階段の壁が壊れて

地下から人体実験の犠牲者たちが蘇り…


デッド・ホスピタル〜血の実験室 [VHS]/東映ビデオ

¥15,001
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製作年:1989
製作国:アメリカ
監督:ブレット・レナード
主演:シェリル・ローソン、ジェレミー・スレート、 ダニー・ゴッホナー、 スティーヴン・グレゴリー・フォスター

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20年前に死んだはずの医者がよみがえって、再び狂気の実験をするという映画。それにしても、このゾンビ達、みんな脳味噌剥き出しで血まみれ、解剖された死体みたいでとても不気味です。この姿に神経が麻痺したような動きが妙にマッチしていて、かなりおどろおどろしいです。次々に病院関係者を襲い、無理矢理脳味噌を取り出すゾンビ達。素手で頭頂部を引っぺがし、生きたまま脳味噌をつかみ出す、というかなり素敵な直接描写もあります。まあ、残酷描写は80年代スプラッターの平均レベルでしょう。多少は何でそうなるの?と思うところはありますが、そういう部分があるので返って悪夢を見ているような感じが味わえて、良かったと思います。最後にゾンビ医師はどろどろに溶けまくり一件落着なのですが、その後、なぜかヒロインの目があの医師みたいにピカピカ光ります気になりますが、まあいいや・・・・・・。




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ペット・セメタリー (89年)
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スティーヴン・キング原作のホラー小説を映画化した作品。

アメリカ・メイン州を舞台に、死者を蘇らせるといわれる墓場“ペット・セメタリー(動物の墓地)”で起こる惨劇を描く。

ペット・セメタリー [DVD]/Paramount Home Entertainment(Japan)Limited(CIC)(D)

¥1,500
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製作年:1989
製作国:アメリカ
監督:メアリー・ランバート
主演: ディル・ミッドキフ、フレッド・グウィン、デニーズ・クロスビー

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家族愛をテーマにしているだけに、子持ちの人が見たら独身の私とは違って応えるものがあるんだろうなぁの一作。”失ってしまった愛する家族が、もし生き返ったら…”、家族の死に直面した者誰もが頭をかすめる事だろうと思う。あんなに幸せだったのに、明るい未来があったのに、どうしてこうなってしまうのだろうか…。それはガラガラと音をたてるように崩れていく、あまりにも切なく残酷で悲しいお話です。ホラー映画なので、血が飛び散ったりする残忍なシーンもありますが、本当に怖いと思ったのは、自分が主人公と同じ立場になったとき、 もし、その『手段』があるとしたなら、それが恐ろく危険な罪であったとしても、自分が絶対に『それ』を使わないと言い切れるだろうかと、そんな事を考えさせられてしまう。ホラーなんだけどホラーじゃない。愛する者が死んだとき、誰しもが抱くであろう「生き返ってほしい」という感情。そのアンサーとなり、「死のリセット」という禁忌に触れているのが本作なんだけど・・・うーん、重い。とにかく重いと唸る。愛が強ければ強いほどそれに比例して悲劇を生んでしまうっていうどうしようもないスパイラル。圧巻だったのは、やはりラストのキスシーン。濃厚なキスだけど、見ないほうがいい、絶対後悔するから…。




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霊幻道士5 ベビーキョンシー対空飛ぶドラキュラ!(89年)
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霊幻道士5 ベビーキョンシー 対 空飛ぶドラキュラ (吹替) [VHS]/ポニーキャニオン

¥17,064
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製作年:1989
製作国:香港
監督・主演:ラム・チェンイン

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原題は「一眉道人」。初めに言っておくとダイナマイトを投げつけようとはするが、ドラキュラとベビーキョンシーは対決しません…。過去4作品と同じくゴールデンハーベスト製の作品だが、洪金寶(サモ・ハン・キンポー)は関わっておらず、林正英自身が監督を兼任している。監督=主役の為か、道士の描き方は中々に秀逸で、序盤の除霊でその実力の高さを見せたり、村長と共に水脈について風水の相談を受け、弟子達に金銭でがめつい部分を見せる…など、プロットは霊幻道士と同じといえるが、道士の性格をよく表しているといえる。一方で本作で登場するドラキュラも過去に登場した強敵キョンシーと一線を画す形で道士の強力な相手として描かれている。とは言え、その為にドラキュラは途方も無い凶暴な化け物として描かれてしまっている。ただ、ドラキュラが最後退治されきれず底なし沼に沈んでいったのは、いささか納得できない中途半端感はあるものの、総じて安定した作風だったと思います。

 
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ゾンビ映画感染拡大中!1980年代半場、様々なゾンビ映画や続編が続々世界中でピーク♪…Arika : 本とアニメと音楽とエトセトラ

2016.12.29 (Thu) | http://whilelimitless.com/limitless-pill/is-it-real/