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2014年中にチェックしておきたい、大注目の新人18/18人の作家たち

kage

2014/11/27 (Thu)

Arikaシネマ2014b1

Arika賞をとった本

賞をとって話題になった本には、人を惹きつける魅力がある。

いつか読もうと思っていた賞をとった作品を

この機会に手に取って読んでみませんか?

ペンギンアイコン3 『2014年中にチェックしておきたい、大注目の新人18/18人の作家たち』

まだ1~2冊しか単行本が刊行されていない新人作家の中から、大プッシュの18人を選びました。

3人ずつ計6回に分けての更新6回目。


D23-f002.gifD23-f007.gif第8回小説現代長編新人賞受賞作!
 お父さんと伊藤さん/中澤日菜子(著)

お父さんと伊藤さんお父さんと伊藤さん
(2014/01/08)
中澤 日菜子

商品詳細を見る


著:中澤日菜子
ジャンル:文芸小説現代長編新人賞
レーベル:――
出版社名: 講談社
配信開始日:2014年02月28日

あらすじ・内容
34歳の彩は「伊藤さん」という男性と暮している。彼はアルバイト生活をする54歳。夏のある日、彩のもとに兄から「お父さんを引き取ってくれないか」との連絡が。同棲中の彩は申し出を拒むが、74歳の父は荷物を持って、部屋にやってきてしまった。「伊藤さん」の存在を知り驚く父。だが「この家に住む」と譲らない。その日から狭いボロアパートでぎこちない共同生活が始まった。ところが父にはある重大な秘密が……。 
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Arikaアイコン(小)1「主人公の娘34歳,同棲相手の伊藤さん54歳,頑固元教師の父74歳。
脚本家らしい、お芝居を見ているように楽しい本」

彩34歳、伊藤さん54歳が同居するアパートに74歳のお父さんが突然「ここにす住む」と言って突然やって来たという話。テンポのいい会話がとっても愉快で面白かった。照れ屋で毒舌なのに口下手なお父さんと、のんびりとしてるけど芯のしっかりした伊藤さんと、素直になれない彩とがぎこちないながらも暮らしていたけど、お父さんのある秘密が発覚してからはどう展開するのかわからなかった。伊藤さんのなんとも言えない人柄がいいね。のほほんとしてるけど、芯がビシッとしてて、彩のお父さんの出現にも動じない。彩とバイト先の上馬庭(カンマニワ)さんとの関係、理々子と父のハードなスパイスもあり、飽きさせない。行き場のない老人の重いテーマがベースだけど、色々なエピソードが散りばめられ、すらすらと読めた。 お父さんが、行く場所が無くて図書館などをウロウロしているシーンはせつなくてたまらなかった。年をとって上手に枯れていくのは、とても難しいことだ。 脚本家らしい、お芝居を見ているように楽しい本だった。

中澤日菜子
1969年、東京都生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。出版社勤務の後、劇作家として活動。
小説執筆にも取り組み、本作で第8回小説現代長編新人賞を受賞した。
また戯曲では、2007年に「ミチユキ→キサラギ」で「第3回仙台劇のまち戯曲賞」大賞、2012年に「春昼遊戯」で「第4回泉鏡花記念金沢戯曲大賞」優秀賞などの受賞歴がある。






D23-f002.gifD23-f008.gif第50回メフィスト賞受賞作
 ○○○○○○○○殺人事件/早坂吝(著)

○○○○○○○○殺人事件 (講談社ノベルス)○○○○○○○○殺人事件 (講談社ノベルス)
(2014/09/04)
早坂 吝

商品詳細を見る


著:早坂吝
ジャンル:文芸メフィスト賞
レーベル:講談社ノベルス
出版社名 :講談社
配信開始日:2014年09月12日

あらすじ・内容
アウトドアが趣味の公務員・沖らは、ライター・成瀬のブログで知り合い、仮面の男・黒沼が所有する孤島でオフ会を行っていた。沖は今年こそ大学院生・渚と両想いになりたいと思っていたが、成瀬が若い恋人を勝手に連れてくるなど波乱の予感。孤島に着いた翌朝、参加者の二人が失踪、続いて殺人事件が! さらには意図不明の密室が連続し…。果たして犯人は? そしてこの作品のタイトルとは?(※タイトルと真相が分かっても人には話さないで下さい)
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Arikaアイコン(小)1「第50回メフィスト賞受賞作は前代未聞の「タイトル当て」!!
――必ず騙される。これぞ究極の本格ミステリー!」

「まさかこいつ、クローズドサークル慣れしている!?」 ブログのオフ会で、孤島を訪れた8人の男女。アウトドアを楽しんだ翌日、彼らを運んできたクルーザーと、参加者二人が突然消失してしまう。そして発見される遺体と密室。犯人は?動機は?方法は?この作品の『タイトル』は?どれか一つでも、当ててみろ。 メフィスト賞受賞作。本格ミステリを謳ったアンチミステリでありバカミスでもある。色々とギリギリだけど色々とスカッとするのは確かな作品。は、は~~~~ん。そうきましたか・・・・・・タイトルも、ストーリーも、犯人も、トリックも、そうきましたか・・・・・・すごい、すごいおもしろいのに、なぜかおススメできないこの感じ。そうきましたか・・・・・ あはは。笑撃の真相で楽しませていただきました。 タイトルはちょっとずれていましたが笑えました。 一作目?でこんなの出して二作目が書けるのか心配ですね(笑)。

早くも話題沸騰!カリスマ書店員が驚愕! 喝采!!

えっ!? えっっ!? えーっ!!??  何だこのミステリー!! ・・・ジュンク堂書店西宮店 水口真佐美さん

あまりの騙されっぷりに晴れ渡る南国の空のように爽快だ! ・・・文教堂書店西葛西店 水野知博さん

全てが伏線でした。もう一度読みたくなる「読み直しミステリー」の誕生です! ・・・MARUZEN名古屋栄店 竹腰香里さん

ちゃんと「本格」なのにちゃんと「メフィスト」な快作。どうやって売り込めばいいんだ!!  ・・・紀伊國屋書店渋谷店 竹村真志さん

本格ミステリーでありながら、ところどころに笑いがあり、そしてまさかまさかの結末。騙されたと思って読んだ甲斐がありました! ・・・・SHIBUYA TSUTAYA  内山はるかさん

閉塞感を覚える今のような時代に必要とされる本なのだ! ・・・さわや書店フェザン店 松本大介さん

早坂吝
1988年、大阪府生まれ。京都大学文学部卒業。2014年、『○○○○○○○○殺人事件』で第50回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)





D23-f002.gifD23-f009.gif第5回小説現代長編新人賞受賞作
  盤上のアルファ/塩田武士(著)

盤上のアルファ (講談社文庫)盤上のアルファ (講談社文庫)
(2014/02/14)
塩田 武士

商品詳細を見る


著:塩田武士
ジャンル:文芸日本文学小説現代長編新人賞
レーベル:講談社文庫
出版社名: 講談社
配信開始日:2014年05月09日

あらすじ・内容
「おまえは嫌われてる」。神戸新報県警担当記者・秋葉隼介は、たった一言で文化部に左遷され、将棋担当を命じられる。そんな秋葉の家に、突然転がり込んだのは、やけ酒の席で大喧嘩をした同い年の不遜な男・真田信繁だった。背水の陣でプロ棋士を志す男が巻き起こす熱い感動の物語。小説現代長編新人賞受賞作
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Arikaアイコン(小)1「将棋小説。プロ棋士を目指す熱き男とそれを見届ける新聞記者の物語。」
今作は一度はプロ棋士を諦めた男の再起の話。もちろん、棋譜の事は全くチンプンカンプンなんだけど楽しく読めた。秋葉と真田が邂逅した辺りの緊張感に満ちていてしかるべきなのにおかしみしか湧かない展開とか読んでて顔の周りがピクピクしてやばかった。関西弁の会話がリズミカルでスイスイ読め、めんどくさくて少し「イイ」男たちの話を面白く読めました。 実に、この先が気になる本ではありますが、ここで終えといた方が良いような気もします。

塩田武士

1979年4月21日、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。大学在学中から創作活動をはじめる。卒業後、神戸新聞社に入社。2010年『盤上のアルファ』で第五回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




■小説現代長編新人賞
講談社が主催し、講談社発行の小説誌『小説現代』において募集、発表される公募新人文学賞である。小説現代新人賞(1963年 - 2005年、短編の公募新人賞)をリニューアルし、2006年より開始された。
作品のジャンルは問われない。受賞者には賞状、及び300万円が贈られる。

■メフィスト賞
講談社発行の小説雑誌『メフィスト』から生まれた賞である。新人の作家に与えられる。受賞した作家の特徴として、何らかの職に就きながらデビューするケース[9]や、地方に在住したまま活動を続けるケースが挙げられる。

2012年までの最年少受賞者は浦賀和宏の19歳。他にも20歳で受賞した佐藤友哉、西尾維新、岡崎隼人、21歳で受賞した清涼院流水や、22歳で受賞した北山猛邦、高里椎奈など、20代でデビューも多い。逆に最高年齢は丸山天寿の56歳。また、森博嗣の38歳、高田崇史の40歳でのデビューなど、比較的遅咲きの作家がいる。この賞の創設には、持ち込みによってデビューした京極夏彦(1994年5月に原稿持ち込み、同年9月デビュー)の存在が大きい。

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