FC2ブログ
2020 06 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2020 08

(この春、新社会人に薦めたい文庫)藁のハンドル /ヘンリー・フォード・・・Arika

kage

2015/04/17 (Fri)

img003b.jpg

Arikaが「この春、新社会人に薦めたい文庫」2冊目


Arika報告書y0001おすすめ
 藁のハンドル /ヘンリー・フォード

藁のハンドル (中公文庫―BIBLIO20世紀)藁のハンドル (中公文庫―BIBLIO20世紀)
(2002/03)
ヘンリー・フォード

商品詳細を見る



ファードの経営者としての考え方はとてもシンプルかつ王道!
「企業の歩むべき真の道は、大衆へのサービスを追及することにある」という真理。

Arikaアイコン(小)1いて分類すれば自己啓発本になるでしょうかが、軽く読めるエッセイであると同時に優れた経済書、それが自動車王フォードの書いた『藁のハンドル』です。表題はフォード社が所有していた農場から毎年多量に出る麦藁から硬質ゴムに似た素材を開発し、ハンドルその他車の部品に実用化した例から来ています。この話にはフォードの哲学が良く現わされている。不用品である麦藁に目をつけ商品開発を実現させる。もちろん経費削減の面もあったが、若き頃エジソンの元で学んだ新たなものを創造する精神が生み出したのだろう。昨今の言い方でいえば価値のないものから価値を生み出すということ。その発想はすべてのビジネスに対応できます。賃金を高くして精進価値を安くするという思想が全編通じて何度も出てきますが、100年近く前に書かれているのに、今の日本の現状にも当てはまる考え方を持っている。 内容的に少し難しいところもあったけど、ファードの経営者としての考え方はとてもシンプルかつ王道。「企業の歩むべき真の道は、大衆へのサービスを追及することにある」という言葉にも表れている。 しかもこの時代の人はわかりやすい言葉を用いていて、煙を巻いてごまかすことがないのですごく伝わります。ただの経営者ではなく、哲学・思想として経営を語っている。『世の中には2通りの人間がいる。開拓する者とゆっくり進む者だ』『企業の規模を制約するものがあるとすれば、それは大衆に対するサービスの規模だ』というのが今も変わらない名言ではないだろうか。 こういう良書が埋もれてしまうのはもったいない。いや、埋もれさせてしまうのは問題だとすら思うので、これから新社会で世の中で働いていく皆さんに私の2冊目のお薦め本として紹介しました。


関連記事
スポンサーサイト



コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック