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(僕が女性に見せたいアニメ-28)合身戦隊メカンダーロボ(1977年作品)

kage

2015/05/23 (Sat)

Arikaうさたく本2

Arika嬢から、「女性に読ませたいマンガや見てほしいアニメをテーマに書いてみませんか?」

その企画を聞いた時、僕は「書きたいです!」とふたつ返事した。

小説よりも、映画よりも、僕はマンガやアニメから学んだ事が多い。

そしてずっと、マンガやアニメと共に生きてきた。

僕にとって、マンガを読む、アニメを観ることは子どもの頃から生活の一部です。

という事でうさタクの企画(≧▽≦)☆


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(アニメ-28) 

地球全土を舞台にしたリアルな侵略戦争もの。

絶望的な状況から一縷の希望を託して立ち上がる戦士たち


合身戦隊メカンダーロボ(1977年作品)

原作:和光プロ企画室
企画:和光プロダクション、東急エージェンシー
制作:高橋澄夫
プロデューサー:新美隆雄・佐藤光雄(東京12チャンネル)、川畑克己(東急エージェンシー)
構成:本田毅、陶山智、海堂清彦
メカニックデザイン:メカマン、大河原邦男
キャラクターデザイン:岡迫亘弘
美術:宮本清司、西村邦子、小出秀男、他
原画:谷口守泰、小国一和、正延宏三、多賀かずひろ他
撮影監督:松原金太郎
編集:鈴木雅晴
音楽:渡辺宙明
録音監督:石田忠賢
音響効果:石田圭介(イシダサウンドプロ)(第1話 - 第13話)→スワラプロ(第14話 - 第35話)
製作:東京12チャンネル、和光プロダクション


回は僕が紹介するアニメは『合身戦隊メカンダーロボ』です。

1977年(昭和52年)3月3日から同年12月29日まで東京12チャンネル(現・テレビ東京)で、毎週木曜日の19:00 - 19:30(第5話まで)、毎週木曜日の19:30 - 20:00(第6話から)の放送枠にて全35話が放送された、和光プロ(現・ワコープロ)制作の初ロボットアニメ。地球から1500光年のかなた、オリオン星雲に属するガニメデ星のヘドロン皇帝は精鋭コンギスター軍団オズメル大将軍に地球征服を指令した。またたく間に地球全土は制圧され、最後の希望は日本だけだ。ジミー、小次郎、竜介の3人は敷島博士の開発した戦闘機メカンダー1、2、3に搭乗。合体してメカンダーマックスとなり、さらにメカンダーロボに合身してコンギスター軍団と戦う。キャラクターデザインは「宇宙戦艦ヤマト」「アンデス少年ペペロの冒険」の岡迫亘弘、演出は林政行、安濃高志、長谷川康雄らが担当した。

僕の中で80年代リアルロボットアニメという括りでは「ガンダム」と同じくらい評価しているアニメの1本です。

前回の『太陽の牙ダグラム』と同じく主人公らの父や母を敵に持ち、そのために起こる悲劇を乗り越えて成長していく展開にハマりました。

……怪生物ヘドロン皇帝の指令で突如地球に襲来したコンギスター軍団は、ヘドロボットを搭載したコンギスター円盤の圧倒的戦力でまず南北アメリカ大陸を制圧。そこに拠点を築き、アフリカ全土を席捲するやヨーロッパを制圧すると最後の拠点ロンドンを攻撃した。

「日本からの連絡はまだないか…たのむぞミスターX」。
 
謎の言葉を残してロンドンは壊滅。ついに地球全土の95%がコンギスター軍団の制圧下におかれ、急遽結成された地球防衛軍は総司令部を日本の浅間山麓地下数百メートルに移し、決戦に備えた。ついに日本にも襲来したコンギスター軍団の猛攻に、たちまち戦力の50%を喪失、東京は紅蓮の戦火につつまれた。だが、総司令官・山本勝幸にはたったひとつ、かすかな希望が残されていた。「ミスターXから連絡はないか…」こんなシビアな異色のイントロから第1話はスタートする。

これは地球全土を舞台にしたリアルな侵略戦争ものなのである。

宇宙からの侵略者だろうと、核兵器で対抗すれば良いではないか?と思いがちだが、そうはいかない。コンギスター軍団は静止軌道にミサイル衛星を配備。あらゆる原子力装置に反応して衛星高度から強烈な破壊力を持つオメガミサイルが射出され、原子力空母、原子力発電所、原子力潜水艦まで破壊しつくしてしまったのだ。ミスターXすなわち敷島博士が事態を打開すべく作った決戦兵器。それが、メカンダーロボというわけです。いや、何とも燃えるシチュエーションではないですか。日本人の作るロボットアニメたるもの、こうでなくてはいけません。日本を舞台に戦闘が展開し、地球側が弱いという設定に納得の行く理由を加えた点で、本作品は高く評価できるのではないかと思います。

絶望的な状況から一縷の希望を託して立ち上がる戦士たちという『泣けるシチュエーション』設定作りには、もとタツノコプロで活躍したライターと「宇宙戦艦ヤマト」の演出家がペンネームで参加していることから、なるほどと思えるハードなカラーである。特に注目したいのが、タツノコ色。もちろん「メカンダーロボ」の制作は和光プロなのだが、主役メカデザインがメカマン(大河原邦男)ということに始まり、タツノコ作品経験者が多く集まったこともあり、やはりどことなくタツノコっぽい作風。ことに人類側を敗色濃い中から必死で反攻する弱い立場から描く、という点はタツノコプロの「新造人間キャシャーン」(73年)から引き継がれ、敵オズメル大将軍の配下にいる女司令官メデューサ将軍は醜い容貌だが、実は捕らえられて洗脳されたガニメデ星の女王であり、メデューサは、主人公ジミーの母親でもあり、たまに正気に戻って味方を助けることがある、という設定などはいかにもです。また補給部隊のエピソードなどは戦争映画のムードを漂わせた大人の香りで演出をしており、マイナー作品ゆえ作画の仕上がりが決して良いとは言えない作品だけど、その分、内容的には従来のメジャー作品ではできなかったような挑戦ができたのではないだろうか。富野が総監督をつとめた後の「機動戦士ガンダム」で、マイナーな作品づくりの中から設定をリアルにし、戦記っぽく描こうとしたルーツは、意外に「メカンダーロボ」だったのかもしれません。
 
タイトルにもなっている「合身」はメインスポンサーのブルマァクが「ダイアポロン」のときに作った造語で、「合体」と「変身」を合わせたものだそうだ。

いまの目で見れば、まずその稚拙な作画に笑ってしまうであろうこと必定だが、しかし、こんな作品もあってこそアニメは進化して行ったという点で記憶にとどめたい1本なのではないかと思うのです。



ジミー・オリオン:神谷明
八島小次郎(やしま こじろう):曽我部和行
敷島竜介(しきしま りゅうすけ):野島昭生
敷島ミカ(しきしま ミカ):横沢啓子
山本勝之:岡田道郎
グワンダ・ギリ: 倉石一旺
ユータ:高橋ひろ子
団五郎兵衛:荒川保男
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