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(マンガ家を知るマンガ家マンガ…15)え!?絵が下手なのに漫画家に? /施川ユウキ…Arika

kage

2015/06/27 (Sat)

2015年6月後半のBOOK特集★
マンガ家2

ここ数年、マンガ家を主人公にした作品、“マンガ家マンガ”が増えている。

マンガ家の生き様や仕事ぶりが題材のマンガ家マンガは、アツい作品が多いと思います。

読むと舞台裏の様子がわかるようになるので、マンガを読む楽しさも増すはずです。

マンガ家を目指す人はもちろん、そうじゃない人も、マンガ家さん達のリアルを知ることで、マンガを読むのがもっと面白くなるはず。また、ほかに夢を持って生きてる人にもおすすめです。

そこで、今回はマンガ家たちが作品を完成させるために努力する姿や、挫折から立ち上がっていく様子から、勇気をもらえるマンガ家マンガ”をPick Up!


Arikaブック1a
①うろこ→②うさタク→③Arika→④うろこ→⑤うさタク→⑥Arikaと毎日一冊ずつ3人でバトン形式でリレーレビュー★



【おすすめ人:Arika

Arika報告書v1アイコン施川先生の過去が分かる、なんか妙に刺さったエッセイ漫画・・・。
 え!?絵が下手なのに漫画家に? /施川ユウキ

え!?絵が下手なのに漫画家に? (ヤングチャンピオンコミックス)/秋田書店

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施川ユウキによる日本のギャグエッセイ漫画作品。

デビュー前の施川が漫画家業に興味を持ち、作品を投稿しデビューするまでを描く。

掲載ページ数は毎回4ページ。

いわゆるエッセイ漫画なんだけど施川版「まんが道」って感じ。

絵が下手なのに描き続けられたのが正直凄いと思う。

福満しげゆき著「僕の小規模な失敗」と似た鬱屈した自意識の鬱積した印象を受けるものの、この鬱積が淡々と進むためにサクサク読める進む分、読み終わったらいつの間にか精神がささくれ立ってしまう。

だから、私にとっては精神衛生上よろしくない漫画でもある。

最後の最後のエッセイの言葉が突き刺さった。

”『もう二度と会う事は無いだろうけどな』ってなんで言ったんだろう?」とずっと後悔している。”

人生そんなことばかりじゃない、と思いたいけれど、先生のようにやはり思ってしまう。

「なんで言ったんだろう?」

共感しすぎて苦しい。

「ホームレスを見て彼の過去を思い、ストリートミュージシャンを見て彼の未来を思った。そして切なくなった。どちらも自分と重ねていた」

「顔と顔の非日常的距離感が新鮮だった。そしてそれを心地よく感じるコトがなんだか奇妙に思えた」

面白くないのではなくあんまりにも共感する部分がありすぎて自分じゃないかと思いつつ絶望してしまうのだ!!

そして、こんな人生もありじゃないかと思って妙に安心しようとしたら自分の現実の矮小さに涙が滲み出る。

日常が地味過ぎて、途中から作者がネタに困るエッセイ漫画だけど、そこがちょうどいいどうでもよさでもある。

施川先生の過去が分かる一冊、特に恋愛方面のネガティブさが切なくなる。

考え方が独特。確かに絵は上手いとは感じないけれどもそれをカバー、むしろ必要としない所に先生の面白さがある。

特に説教というのは「「諭す側」「諭られる側」の関係を強固にするための交流儀式」という考え方はなるほどなと思わされた。


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著者について
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施川 ユウキ(しかわ ユウキ)

1977年11月28日生まれ。 漫画家、漫画原作者。男性。

静岡県浜松市出身。

1998年6月、竹書房が公募していた「竹書房漫画新人賞」(第5回)[1]に投稿した「明日はもっと好き!」が5月期の奨励賞を受賞。

同年7月、秋田書店が公募している「月例フレッシュまんが賞」(第202回)[2]に投稿した「Last wards from…」が期待賞を受賞。

同年11月には、同じく秋田書店が公募している「週刊少年チャンピオン新人まんが賞」(第51回)に投稿した「水吐き女房とジャマ乳首」が佳作を受賞。この受賞により『週刊少年チャンピオン』でのデビュー権(原稿掲載権)を獲得した。

自他ともに画力が低いことは認識しているが、結果として絵の美醜に関わらずネタでの巧拙を際立たせているとの批評もある。4コマ漫画を中心に、日常に潜む不思議なシュール感やほのぼの感を織り交ぜた独特のギャグ漫画を描く。近年はシュールギャグの要素は含みつつも、作風にハートフル感や恋愛などヒューマニティを強調する作品も描いている。

ファンが『THE IDOLM@STER』に登場するキャラクターを『サナギさん』タッチで描いた動画を「ニコニコ動画」に投稿したところ、施川本人がその動画の話題をブログで取り上げた。その後、動画作者と施川がメールを交わし、動画作者に対し施川が動画作成を容認した。

デビュー当初は一部からは高評価を得るものの一般には知られていないという程度の知名度だったが、『サナギさん』の連載から徐々に認知度が高くなっていった。現在では多くの雑誌に作品のレビューが載ったり各界の人物から言及されたり各種企画・イベントに招かれたりと一程の知名度を持つに至っている。

デビュー以降、サイン会や漫画家出演企画など人前に出るイベントは完全に絶ってきたがお笑いコンビ「天津」の向清太朗がホストを務める「天津向の4コマトーク」にゲスト出演(第1回および第10回)し、施川ユウキとして初めて姿を現した。


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