≪結婚の形はいろいろ、こんな結婚あり!?な映画5≫洋画:ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト

2015/06/29 (Mon)
2015年6月のDVD特集!!
6月といえばジューンブライド。
そこで今月は結婚式や花嫁を描いた作新をピックアップ

さまざまな結婚の描き方に注目しながらいろいろな結婚の形をお楽しみあれ。
物語:2/配役:3/演出:2/映像:3/音楽:2
総合評価 :★★☆ 5点満点評価=2.4点
GHOSTS OF GIRLFRIENDS PAST 劇場未公開
★作品情報
製作国:アメリカ
製作年:2009年
上映時間:100分
監督:マーク・ウォーターズ
配給:劇場未公開
★声の出演
マシュー・マコノヒー
ジェニファー・ガーナー
マイケル・ダグラス
ブレッキン・メイヤー
レイシー・シャベール
他
★内容
超モテ男(有名カメラマン)の主人公が、弟の結婚式に参加することになって、そのリハーサルのために実家?に行ったら、初恋の幼馴染と再会。二人は昔一夜を共にしたけど、最悪な別れ方をしてしまっていて、、、そんな時、過去・現在・未来のゴーストが現れて、男に色々な真実を見せつける。

恋愛指南は亡霊におまかせ♪
口の巧い男が本心を喋ると胸に響きます。
超
プレイボーイの兄コナーが弟の結婚式にやってくる。
とっかえひっかえ女性と遊んでいくが、そこに叔父の亡霊が現れて、「このままではお前の人生、寂しすぎるぞ!」と改心させようとする。
さらにはコナーが振った女性が生霊となって現れ、過去や未来の姿を見せ反省するよう促すという物語。
本作は勿論、お金ではなく、愛がテーマです。
マシュー・マコノヒーの軽さがフィットしているのか、極めて柔らかい演出によって進んでいきます。
主人公がここまでこんな性格になってしまった、その理由が”過去”を旅する場面でしっかり描かれていることが要です。
純粋な子供だった主人公は、初恋の相手に心を引き裂かれ、両親の突然の事故死も背負い、女性を取っかえ引っかえ人生を謳歌している叔父に憧れてしまう。そして、もう傷付きたくない、こんな思いは二度としたくない、とクールな叔父を慕い、ひたすらプレイボーイの道を闊歩していく兄・・・。
兄は女性に不自由なく華やかに生きてきたように見えますが、実のところ、歩んでいたのは茨の道だったとしる弟。
大事な成長期に両親が他界した、そんな兄弟が愛する女性と結ばれて幸せを掴むまでの物語。
ずっと昔に心に住み着いた一人の女性のみに恋焦がれ続けていた、そんなプレイボーイが織り成す切ない現代版『クリスマス・キャロル』。
女性はHの相手としかみていないプレイボーイが改心して、本当に愛する女性とうまくいくっていうわりとありがちな内容ですが、”家族愛”とか”友情”とか”コメディー”要素とかしっかりあっておもしろかった。
冒頭でこの叔父ゴーストが「俺みたいになってはいかん」と兄に助言するのですが、考えてみると、この叔父も女性関係で何か辛い思い出を抱えていたのかもしれませんね。
基本はコメディなんでかる~い気持ちで観れるし、そこそこ楽しめるんじゃないかと・・・
ただ、プレイボーイの手ほどきを教える叔父というのが、マイケル・ダグラスというのは些か嵌り過ぎなのでは(笑)
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