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シェル・コレクター/アンソニー ドーア(著)、岩本 正恵 (翻訳)

kage

2015/07/04 (Sat)

2015年7月前半のBOOK特集★
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陽光きらめく春の海。穏やかで親しげな夏の海。センチメンタルな秋の海。冷たく厳しい冬の海。

四季それぞれに表現を変え、味方であり、脅威でもある海はまさに自然そのもの。

そんな海の近くで、海を糧に暮らす人々の、さまざまな海辺のくらしの物語を毎日一冊ずつご紹介。



アイコンりす総合的書籍構成編集人・・・・Arika*


 シェル・コレクター/アンソニー ドーア(著)、岩本 正恵 (翻訳)

シェル・コレクター (新潮クレスト・ブックス)/新潮社

¥1,944
Amazon.co.jp

Anthony Doerr (原著)




O.ヘンリー賞受賞を含む、驚きのデビュー短編集

Arikaアイコン(小)1の毒でマラリアを治癒しされた盲目の貝類学者、眠れる人の夢や命をなくしたものの意識の行方を見る事ができるハンターの妻、18歳で金物喰いと出奔した姉とその妹、獲物を狙うけもののようにタンザニアの尾根道を走る女など、異能に人や荒唐無稽な話の短編集。スピリチュアルで幻想的な作品であるにも関わらず違和感なく受け入れてしまうのは、そこに神秘で偉大な自然描写の美しさがあり、こんこんと湧き出る泉のように清らかな愛情を感じられるから。人はみな孤独で、だからこそ誰かを愛さずにはいられない。たとえそれが報われなくても、それも人生。それが生きるということ、個性豊かにきらめく貝殻のような世界に魅了され、人間の思う常識などほんの些細なことだと思えてきます。


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