海辺のカフカ(上・下)/村上春樹(著)

2015/09/02 (Wed)
(2015年9月のBOOK特集★)出会い、運命、ドラマのそばにはいつも本がある
本がある場所が紡ぐ文庫物語

いま、書店や図書館、出版社など本にまつわる場所が舞台の小説が人気を博している。
出会い、運命、ドラマのそばにはいつも本がある。
なぜ、人は「本」のなかにも「本」にまつわる物語に惹かれ、また求めるのか?
なぜ、作家はそれを書くのだろうか・・・。

読者を「本」の世界へ蠱惑する必読の2/6冊
海辺のカフカ (上) (新潮文庫)/新潮社

¥767
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「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」――15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。
海辺のカフカ (下) (新潮文庫)/新潮社

¥810
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四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女――。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。〈入り口の石〉を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか? 海外でも高い評価を受ける傑作長篇小説。
村上春樹が描く、少年のひと夏と不思議な図書館!

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