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(時代小説・歴史小説)輪違屋糸里(上・ 下)/浅田次郎

kage

2015/11/06 (Fri)

2015年11月のテーマ特集本
Arika時代小説

時代小説といえば「江戸時代」。

鎖国された社会でありながら文化に富み、循環社会でもあったことから環境面でも注目されています。

漢字や侍にあこがれを抱くのは欧米の若者というイメージでしたが、日本人も江戸にさまざまな思いを馳せているのです。

凛としながら温かい江戸人情・・・・・・・作家にもご注目ください。



アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika



すべてが終わったそのあとには、夢かと見粉う一輪の赤いろうずが咲いていた!
 輪違屋糸里(上・ 下)/浅田次郎

輪違屋糸里 上 (文春文庫)/文藝春秋

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輪違屋糸里 下 (文春文庫)/文藝春秋

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Arikaアイコン(小)1名から、たとえば宮尾登美子の廓ものを連想したならば、肩透かしを感じるかもしれません。ここに描かれるは新撰組の物語です。幕末の京の町の治安を守るために集められた浪士たちが、それぞれの思惑でそれぞれの生き方を探り、やがて近藤勇・土方歳三らが、巨頭芹沢を斬って新撰組を確立するまでを描く。ではあるのですが、確かに女の物語でもあります。花魁道中に始まり花魁道中に終わる起と結は、自分の運命を受け入れ、しかしそれに翻弄されることなく、血を吐きつつ己のなすべきことをなし、凛と頭を高く上げている女たちを象徴する。世の中を身据え因果を噛み分けた女たちの口説きの物語でもあります。

「神さんってのは妙なものさね。親切なんだか意地悪なんだかわかりゃしない。」

金も夢も、人の情けもなくしても、一人の男と一緒に毀れることができるのであれば、神も信じてみようというもの。これもまた、眦(まなじり)を決した花魁道中といえましょう。たとえ誰一人、褒め称えて見る者はいなくとも・・・。



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