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(時代小説・歴史小説)馬琴の嫁/群ようこ

kage

2015/11/07 (Sat)

2015年11月のテーマ特集本
Arika時代小説

時代小説といえば「江戸時代」。

鎖国された社会でありながら文化に富み、循環社会でもあったことから環境面でも注目されています。

漢字や侍にあこがれを抱くのは欧米の若者というイメージでしたが、日本人も江戸にさまざまな思いを馳せているのです。

凛としながら温かい江戸人情・・・・・・・作家にもご注目ください。


アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika


『八犬伝』を残した女の奮闘記!
感想、「江戸バージョン渡鬼」なので橋田センセイ次はこれで是非お願いします(笑)

 馬琴の嫁/群ようこ

馬琴の嫁 (講談社文庫)/講談社

¥580
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Arikaアイコン(小)1琴の妻の話ではありません。馬琴の息子に嫁いだ土岐村てつの話です。てつは裕福な官医の末娘で、物見遊山、芝居見物と日々を楽しみ、歌舞音曲を好む明るい家に育ちました。その娘が全く家風の異なる瀧澤馬琴の一人息子に嫁入りしたてつ。結婚早々みちの改名させられ、苦行の毎日が始まった。病弱な夫と癇性持ちの姑、そして何事にも厳格な舅。「一難去ってまた一難、いや二難、三難・・・・・」いつも誰かが病気で寝込む、暗く息苦しい家の話です。しかし、そこで頑張るみちに目が離せません。作者の共感が読み手に伝わって、ぐんぐん読み進んでしまう。読み先にしあわせの答えがあるような感じさえしてきます。優しそうに見えた夫は癇性持ちで、舅は何でも仕切らないと気がすまない。心の休まる日はないが、苦労させられながらも、持ち前の明るさと芯の強さで、次第に瀧澤家になくてはならない存在になっていく。晩年失明した瀧澤馬琴の目になり『南総里見八犬伝』を代筆を務めるまでになる。その抄録の編者として尽力する馬琴の嫁「曲亭琴童」の実話を元にした話です。


南総里見八犬伝 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス (SP90))/角川学芸出版

¥864
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ちなみに私なら、絶対に無理!こんな人達に一生を捧げるなんていや!・・・いや、ほんと、「みち、あなた本当に良くやったよ、頑張ったよ」と言って肩を抱いてやりたくなります。持ち前の明るさがあるからこんなに頑張れたんだろうけど・・・私には本当に無理!だけど・・・こういう強さのある女性にはいいな憧れるなぁはあります。世の中の女性達よ、我慢せよといっているわけではないですが、心構え一つであなたの人生変わるかも知れません。感想としては「江戸バージョン渡鬼」なので橋田センセイ次はこれで是非お願いしますの気持ちで渦巻いています(笑)。




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