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【特集】池井戸潤作品★現代社会でひもとく池井戸作品≪2006~2010≫

kage

2015/11/29 (Sun)

テープ1


ペンギン読む現代社会でひもとく池井戸作品≪2006~2010≫

芸能=【芸】 スポーツ=【ス】

■2006年の事象
01月

≪池井戸作品≫

ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪…!?
 シャイロックの子供たち

シャイロックの子供たち (文春文庫)/文藝春秋

¥680
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職業とは。人とは。小説の試金石


住宅街にある銀行の一支店で起こった小さな事件を発端に、行員たち、彼らを取り巻く人々が抱える事情が明らかになっていく。繊細に張り巡らされた関係性の向こうに、非情の金貸し=シャイロックになりきれない人間の弱さや良心が浮かび上がる傑作群像劇で登場人物へのリスペクトを前面に立てたエンタメ、それを目指して書いた連作。


池井戸作品の秘密のグルメ<その4>

・『ヒーローの食卓』に登場する「カツカレー」

ある決意を秘めた男が家で妻の作るカレーを食すのだが、人生の哀切さを温かな家カレーが優しく包み込む、涙腺も食欲もこのうえなく刺激される一編。




シャイロックの子供たち(2006年1月 文藝春秋 / 2008年11月 文春文庫)


└──────────────────────────────────
08月01日-アメリカ内でトヨタが月間新車販売でフォードを抜いて初めて2位
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09月26日-安部晋三内閣発足

≪池井戸作品≫

その事故は事件だった!直木賞候補の話題作 ・・・・ ! 
 空飛ぶタイヤ(上・下)

空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)/講談社

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空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)/講談社

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命の尊厳を巡る一大群像劇


脱落したタイヤが、通りがかりの母子を襲った――人身事故を契機に、零細運送会社と巨大企業の、生き残りとプライドを賭けた闘いが始まる。総勢70人もの登場人物が繰り広げる人間模様の壮観さに圧倒されつつも、悲しみから立ち上がる人の強さに打たれる傑作長編。

空飛ぶタイヤ(2006年9月 実業之日本社 / 2008年8月 実業之日本社ジェイノベル・コレクション / 2009年9月 講談社文庫)


└──────────────────────────────────
10月09日-グーグルがYou Tubeを約1950億円で買収
10月17日-アメリカの人工が3億人突破
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■2007年の事象
01月01日 -ブルガリア、ルーマニアがヨーロッパ連合に加盟。EU加盟国は27ヶ国になる。
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03月03日 - インドネシア・スマトラ島中部でマグニチュード6.3の地震。多くの建造物が倒壊し死者多数
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9月26日
・安倍晋三首相が辞任。福田康夫内閣発足
・サブプライム問題
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■2008年の事象
05月12日-中国・四川大震災(4万人死亡)
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06月08日-秋葉原通り魔事件

≪池井戸作品≫

「バブル入社組」世代の苦悩と闘いを鮮やかに描く「半沢直樹」シリーズ第2弾!
 オレたち花のバブル組

オレたち花のバブル組 (文春文庫)/文藝春秋

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ふて腐れているだけ、時間の無駄だ。 前を見よう。歩き出せ!!


ご存知、池井戸作品を日本中に知らしめたドラマ『半沢直樹』の原作。歯に衣着せぬどころか、羊の皮をかなぐり捨てて銀行員の本根?を世に問うた半沢は、もはや日本のサラリーマンの代弁者。ドラマよりさらにダークでビターな半沢の”毒気”に痺れよう。銀行という組織を否定的に捉えず、明るく(?)元気なキャラクターで皆が痛快になれるものに方向転換。『花バブ』は、よりチャンバラ色を強め、ただただ、楽しく書かれている。

オレたち花のバブル組(2008年6月 文藝春秋 / 2010年12月 文春文庫)


└──────────────────────────────────
09月15日 -リーマン・ブラザーズ破綻
09月24日-麻生太郎内閣発足
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10月13日 - NYダウ平均株価が史上最大の上げ幅、前日比936ドル上昇
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11月04日 -アメリカ大統領にバクラ・オバマ選出
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■2009年の事象
06月01日 - アメリカ大手自動車GM破綻、負債総額16兆4000億円
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08月30日 -自民党が初めて第一党を失う
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09月16日-鳩山由紀夫内閣発足
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10月

≪池井戸作品≫

会社がヤバい。彼女とヤバい。

次の地下鉄工事、何としても取って来い。――「談合」してもいいんですか?! 

 鉄の骨

鉄の骨 (講談社文庫)/講談社

¥940
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若者よ、大志で、世の中を変えよう!


建設現場から、突如として”大人の事情”のただ中へ放り込まれた若きゼネコンマン・平太。談合は罪か? それとも必要悪か? 業界に根強く残る因習への是非を問いつつ、社会に、人生に立ち向かう若者の背中を、まるで息子や弟を見守るように応援したくなる。著者が、『談合はなぜなくならないんだろう?』、そんな素朴な疑問からスタートした小説。これから成長する人の視点で書いたことで、読者も同じ目線で読めたのは成功だったと思います。

鉄の骨(2009年10月 講談社 / 2011年11月 講談社文庫)


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■2010年の事象
05月

≪池井戸作品≫

夢かうつつか、新手のテロか? 総理と息子の非常事態が発生――。 
 民王

民王 (文春文庫)/文藝春秋

¥670
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総理がムスコで、息子がソーリ?


総理大臣の父親と大学生のドラ息子、その中身がそっくり入れ替わった? 奇想天外な事件を発端に巻き起こる。政界、財界、一般社会を巻き込んで展開する、つい「あの人」を思い浮かべてしまう父・秦山のリアルな造形が絶妙。著者曰く、発端はあの人は「どうして漢字が読めないんだろう?」という素朴な疑問から。ある日、「そうか、あれは息子なんだ」と真相に気づいたので、小説家らしく小説でお知らせしてみました(笑)とのこと。

民王(2010年4月 ポプラ社 / 2013年6月 文春文庫)


└──────────────────────────────────
06月08日 - 官直人内閣発足
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11月

≪池井戸作品≫

その事故は事件だった!直木賞候補の話題作 ・・・・ ! 
 下町ロケット

下町ロケット (小学館文庫)/小学館

¥778
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佃製作所の偉業はお蔵入り寸前だった?


町工業から、宇宙へ―― ものづくりの魂に触れ、企業の良心に打たれる。思う存分心の汗をかける直木賞受賞作は、インタビューの通り、一度は挫折しかけた結果生まれた、ロケット級の奇跡の産物。医療分野への進出も予定しているという佃製作所の今後に期待。

下町ロケット(2010年11月 小学館 / 2013年12月 小学館文庫)


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