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(小説で読み解く「女の一生」1⃣)「水やりはいつも深夜だけど」「アニバーサリー 」窪 美澄

kage

2016/06/01 (Wed)

女の一生1

女の生き方を題材にした注目作が、女性作家により近年多数刊行されている。

4つの側面に分けて、いま読むべき作家をご紹介。


アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika


1⃣として、として
結婚はゴールじゃない。 その後も人生の検索は続く・・・


生き苦しさを抱える人たちの味方・・・窪 美澄

現実社会のなかでもがきながら生きる人たちの心情をリアルに描きだす筆力は確か。

彼らが一歩踏み出す姿を描き、読者の背中をそっと押してくれるような作品群が魅力。






 水やりはいつも深夜だけど/窪 美澄(著)

水やりはいつも深夜だけど/KADOKAWA/角川書店

¥1,512
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結婚をし、有君を産み、幼稚園に入れてみてわかったのは、

私は再び、「女の世界」で生きなくちゃいけないということだった。


Arikaアイコン(小)1思い通りにならない毎日、言葉にできない本音。
それでも、一緒に歩んでいく――だって、家族だから。

同じ幼稚園に子供を通わせる親たちをおもな主人公とした短編集。「ちらめくポーチュラカ」ではママ友との関係に悩む母親が、「ゲンノショウコ」では過去の体験から自分の子供に先天的な問題がない不安を描く母親が登場するなど、親たちのさまざまな悩みを照らし出す。




 アニバーサリー /窪 美澄(著)

アニバーサリー (新潮文庫)/窪 美澄

¥724
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Arikaアイコン(小)1たった一人で出産を迎えようとする三十代の真菜。
七十歳を過ぎても、マタニティスイミングの指導員を続ける晶子。

75歳にして現役のマタニティスイミングのコーチ、晶子は、3月11日の震災があった日、以前の生徒だった妊婦、真菜を心配して訪ねる。シングルマザーになる予定の真菜は、料理研究家の母からの愛情に飢えて育った娘だった・・・。世代の異なる女性たちの人生の交錯。食べること、働くこと。子供を産み、育てること。世代の違う二人の物語を丁寧に紡ぎ出す。





窪 美澄(くぼ みすみ)

日本の女性小説家。

☑略歴
東京都稲城市生まれ。カリタス女子高等学校卒業。短大中退後、広告制作会社勤務を経て、出産後フリーランスの編集ライターとして働く。妊娠、出産、子育て、女性の体と健康を中心にすえ、占星術、漢方などをテーマに、書籍、雑誌、webの世界で活動。

2009年「ミクマリ」で第8回R-18文学賞大賞を受賞し小説家デビュー。
2011年、受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』(新潮社)で第24回山本周五郎賞受賞、第8回本屋大賞第2位。同作はタナダユキ監督により映画化され、第37回トロント国際映画祭に出品された。
2012年、『晴天の迷いクジラ』で第3回山田風太郎賞受賞。





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