〈ようこそ ファンタジーの世界へ〉偉大なワンドゥードル 最後の一匹/ジュリー アンドリュース (作) 青柳 祐美子 (訳)

2016/04/06 (Wed)
4月の特集〈ようこそ ファンタジーの世界へ〉
子どものころは夢の世界が大好きで、妖精や小人や魔法の世界へ行ってみたいと願っていました。
でも、ちょっと待てよ!
物語の主人公たちのように勇気も知恵もない私が行ったところで、勇敢な冒険はできそうにないと気づいたのでした。
ファンタジーは本の世界で十分。
だって、思う存分想像の羽は広げられるんですもの。
ゆっくりじっくり腰を落ち着けて、どっぷりあちらの世界へ誘ってくれるファンタジーをいろいろご紹介。
ワクワクしていた子供心を思い出す本を集めてみました。

有名作品から有名作家の知られざる作品まで
世界のファンタジー
偉大なワンドゥードル最後の一匹/小学館

¥1,728
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映画『サウンド・オブ・ミュージック』で知られる女優、ジュリー アンドリュースが40年ほど前に発表した名作ファンタジー。3人兄弟が近所に住む教授と知り合い、一緒に別世界を旅する話です。その別世界ではワンドゥードルという生き物が国王で、またそこに住む生き物もとてもユニークなものばかり。しかしそこには人間がその世界に足を踏み入れるのをよしとしない者もいて、彼らの行く手をさえぎろうとします。3兄弟の末っ子を巧みに誘拐し、この国に行くのをやめるように脅すのです。残る兄弟は教授とともに妹を救い出し、伝説の生き物ワンドゥードルに会うことを目標に冒険に出かける! 幸せな結末がどのような形であったのかは秘密にしておきますが、安心して子どもに読ませられる話でした。
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